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ライフル射撃部 えひめ国体で入賞! 中島くん・加納さんインタビュー

“スポーツの祭典”国体で
ライフル射撃部2名それぞれが入賞しました!

  • ▲えひめ国体の賞状を手にした加納さん(左)と中島くん(右)【宮城野校舎 ライフル射撃部練習場にて】

 日本のスポーツの祭典と言われる国体。今年度は第72回国民体育大会『愛顔(えがお)つなぐえひめ国体』(愛媛県)として2017年9月30日(土)~10月10日(火)の期間に開催されました。本校ライフル射撃部は数々の大会で好成績を残しています。今回の国体でも、中島くんはビームピストルで全国第8位、加納さんはビームライフルで全国第6位という快挙を成し遂げました!
 試合や部活動、射撃についてのエピソードなどを2人に聞かせてもらいました。

大会結果はこちら(ページ下へ)

 

中島くん、加納さんインタビュー

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  • 中島くん
    特別進学コース3年(米山中出身)
  • 加納さん
    特別進学コース2年(船岡中出身)
 

仙台育英に入学して初めて知った“ビームライフル”!

中島「入学するまでビームライフルの存在は知りませんでした。ビームライフルは高校から始める人が多いと聞き、自分も1からスタートできると思い挑戦しました。集中力を養えるので、勉強など他のことにも活かせるスポーツ。やって後悔することはないはずです。特別進学コースで授業をこなしてから部活もやるのは忙しかったですが、でもそのおかげで充実していました。高校を決めるときも、普通は大学進学に重点を置いたコースだと、部活に所属するのは難しいという学校が多い。そんな中、柔軟に対応できるのは仙台育英ならではだと思って入学しました」

加納「私も入学するまでは知らなくて。体験入部でビームライフルを撃ってみたら、次々に10点が出て『楽しい!』と入部を決意しました。今では部活が毎日楽しみで! ビームライフル部があるのは宮城県で4校だけ。仙台育英に入学して、射撃に出会えて良かったと思っています。また、大会で全国をまわるので人脈とライフルの輪が広がるのが嬉しいです」

中島「僕は2年生のとき、ビームライフル以外の種目も挑戦してみたいとビーム“ピストル”を始めました。ライフルと比較するとピストルは銃のサイズ感(ライフルは約5kg,ピストルは約1kg)や、片腕の筋肉で支えるといった部分が違いました。でも、的を狙うということは同じ。ライフルの経験も活かせましたし、国体の県予選でも手応えを感じることができました」

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えひめ国体の強化合宿に参加。憧れの選手や先輩からの直接指導が!

加納「えひめ国体はすごく緊張していたのですが、試合前に尊敬しているオリンピック選手候補の先輩方からメッセージを書いてもらったことが嬉しくて…。私は後半に調子が出るタイプで、いつも最初20発くらいは緊張してしまうのですが、10発前後で気が楽になり、結果、全国大会自己ベストを出すことができました」

中島「国体前に開催した強化合宿で、オリンピックにも出場されている秋山輝吉選手に教えていただく機会がありました。とくにメンタル面についての教えは、今まで自分で“10点を当てること”を難しく考えすぎていたのだと気付かせてくれました。国体では練習の成果を発揮し、当たるようになりました」

加納「私も強化合宿で、仙台育英OGのオリンピック選手にメンタルの切り替えについて教えていただき、その直後に全国大会自己ベストを更新! 決勝だと緊張していつもの点数が出なかったりするので…射撃は精神力も大事な要素です。一発撃つ瞬間だけ集中して、撃ったら気を緩める。その繰り返しで、ペースをつくることが大事です」

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「射撃」をスポーツとして、もっとたくさんの人に知ってほしい

加納「射撃はオリンピック競技にもなっていますが、まだ知名度が低いように感じます。射撃は運動が苦手という人も、年齢も性別も関係なくできるスポーツです。とくにビームは特別な資格もいらないので、多くの人に体験して欲しいと思っています」

中島「やはり銃と聞くと怖いイメージを持ってしまう人もいると思いますが、スポーツ競技として確立しているのだということをもっと知ってほしいですね。部活でも普通の運動部のように、スコアの結果で競争したりします。普段は仲が良い部員同士でも、大会が始まればみんな良いライバルに。近いスコア同士であれば、先輩後輩の垣根を飛び越えて、お互いに点数を競い合っています」

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長くできるスポーツなので、将来も付き合っていきたいです

中島「ビームライフル部としての試合は次の福井プレ国体()が最後なので、お世話になった方に感謝して、一発一発を撃ちたいと思います。大学進学希望で、大学では射撃を一度お休みする予定ですが、射撃は長くできるスポーツ。また始めて一生付き合っていきたいです」

加納「私は次への目標として、えひめ国体での全国大会自己ベストをさらに更新すること。試合遠征でできた友人との『大会で一緒に表彰台に上がる』という約束もあるので、絶対に負けないぞという気持ちで頑張ります!」



取材時は大会開催前。中島くんは10/19~10/22に開催された「福井しあわせ元気国体プレ大会」においてビームピストル少年男子60発競技で第4位。全国大会自己ベストを更新しました。
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▼えひめ国体 結果

中島くん 特別進学コース3年
男子ビームピストル40発競技(少年男子ビームピストル)
全国第8位

本戦     7位通過 (359点)
ファイナル  8位 (105.2点)

加納さん 特別進学コース2年
女子ビームライフル立射40発競技
全国第6位

本戦    4位通過(418.2点)
ファイナル 6位(165.4点)

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