お知らせ

第66回大正大学全国書道展

団体奨励賞を受賞!
書道展を訪れ、今後の作品作りへのパワーに

 第66回大正大学全国書道展で本校書道部が団体奨励賞を受賞しました! 個人でも豊島区長賞、四宝堂賞、笠井劫榮麓賞と3名が入賞。作品は2017年11月4日(土)、5日(日)の2日間、大正大学で展示され、表彰式は5日に同会場で開催されました。代表3名がそれぞれ賞状を受け取り、表彰式後は銀座画廊など合わせて6展覧会を訪れて、書道の勉強も。今後の作品作りへの力になる、充実した時間を過ごしました。

受賞した生徒からのメッセージ

団体:団体奨励賞

10年ぶりとなる団体奨励賞を受賞!
部全体が気合いを入れて挑戦しました

 
平成29年度書道部主将 加藤 美月 特別進学コース3年 青葉中出身

 今年は、テーマとして「深化」を掲げてきましたが、その他に、「部員全員で目指せるところまで目指そう!!」という意気込みで、各種展覧会に挑戦してきました。その事もあり、第66回大正大学全国書道展で、10年ぶりになる団体奨励賞を受賞することができ、大変光栄に思っています。これからも、自分たちの取り組んでいる事に甘んじない様、部員全員で取り組んでいきたいと思っています。

豊島区長賞

初の特別賞受賞!
自分自身の成長を感じることができました

 
渡辺 帆南 特別進学コース3年 利府中出身

 今回、大正大学主催の全国書道展で、「豊島区長賞」という賞を頂きました。当展覧会では、初めての特別賞を受賞をすることができ、結果を聞いた時には大変驚き、嬉しさと共に自分自身が成長してきた事を感じることができました。今回は孫過庭の「書譜」を半切(条幅)サイズで臨書作品にて出品しました。草書の滑らかな筆運びを意識し、緩急や強弱をつけるといった作品の見せ場を工夫する事で、作品を通して表現したい部分が伝わる様に努力しました。賞をいただき、自分の表現を観て頂いた方々に、「少しでも表現したものを伝える事の大切さ」を改めて学んだと思います。

四宝堂賞

以前の悔しさを乗り越えた、
完成した時点で満足のいく仕上がりでした

 
阿部 莉奈 外国語コース3年 日吉台中出身

 今回、大正大学全図書道展で、四宝堂賞を受賞することができ、とても嬉しく思います。
 この大会では、条幅サイズの紙に、44印を押印しました。昨年も出品し、思うような作品に仕上がらず、悔しい思いをしていました。今年も私は篆刻に取り組んで60印は作っていたのですが、印の布置、作品構成等には悩みましたが、厳選して押印する事ができ、作品を作り上げた時点で満足した仕上がりとなりました。

笠井劫榮麓賞

仮名作品を美術館で鑑賞し
勉強したことを思い出しました

 
千葉 綾乃 英進進学コース3年 東華中出身

 今回、大正大学全国書道展で受賞でき、とてもうれしく思っております。昨年、丁度、この時期に五島美術館で仮名作品展をしており、本物を観たいという気持ちと、高校生活最後となる今年の大正大学全国書道展で活躍したい事から、昨年の表彰式の時に表彰される部員と共に、東京まで勉強しに行きました。仮名は書くその時々の気持ちが素直に繊細な線に表現される芸術です。そのため、作品を制作するのには、精神力や集中力がとても必要になります。つまり、書く以上にその時々のコンディションも重要になります。それらの点にも意識しながら書く事は大変ではありましたが、この様な賞をいただけたこともあり、取り組んできた過程が自信につながりました。