お知らせ

第65回記念 全国川開書道展

部員一同で取り組んできた過程を大切に、
さらなる高みを目指します!

 2017年11月24日、例年全国の小中高生からの作品が集まる第65回全国川開書道展表彰式において、本校書道部が優秀団体賞を受賞しました。また148団体・計3500点以上の出品がある中で、個人でも『65回記念大賞』に加藤さんが、『毎日新聞社賞』に中島さんが選ばれました。受賞生徒からのメッセージをそれぞれ紹介します。写真はせんだいメディアテークでの授賞式の様子です。

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受賞した生徒からのメッセージ

団体:優秀団体賞

今まで取り組んできたことへの自信と
まだまだだという気持ちの両方を実感

 
平成29年度書道部主将 加藤 美月 特別進学コース3年 青葉中出身

 この展覧会では、本校書道部初の優秀団体賞を頂けたこと、大変うれしく思っています。
 また、今年一年、部員全員で取り組んできた過程を自信に感じつつも、広島の呉高校さんが団体優勝をした事で、「私たちはまだまだである」と実感できた大会でもありました。これからもさらなる精進をし、部員全員で協力し合いながら頑張っていきます。

65回記念大賞

小学生の頃から出品していた展覧会で
かなりの思い入れがありました

 
加藤 美月 特別進学コース3年 青葉中出身

 今回の記念大会において、記念大賞という素晴らしい賞を頂けたこと、とても光栄に思っています。「様々な経験をしたい!」という思いで書道部に入部しました。そして、なかなか思う様に書けず、苦しんだりもしました。この書道展は小学生の頃から出品して、また高校であることから今年が最後の出品となるため、他の書道展とはかなり違う思い入れがありました。小学5年生の時が第59回大会でした。当時、滅多に見る機会のない都会の街並みと席上揮毫の素晴らしさに心を打たれたのを意識しています。その頃からの思い出などが重なり、今年も席上揮毫する事が出来て、本当に良かったです。

毎日新聞社賞

古典から熟語を選び、作品にするため
原本をしっかりと見て取り組みました

 
中島 結衣 特別進学コース2年 仙台第二中出身

 私はこの書道展では、行草体で「宇宙」と書いて出品しました。川開書道展に出品する作品は、毎回古典から熟語を選んで書きます。そのため、原本をしっかり見て、古典の特徴を捉えた作品を心掛ける必要があります。普段は隷書の細字を中心に書いているので、中字で書くこの作品には少し苦労しました。しかし、原本を良くみて特徴を理解した上で作品を書くという、細字にも共通する注意点を意識して書けたことが、この様な結果につながったのだと思い、とても嬉しかったです。