お知らせ

『平成30年度 税に関する高校生の作文』で 仙台国税局長賞を受賞

毎日の生活の中で
モチベーションを高めることに
つねに挑戦していきたい

 『平成30年度 税に関する高校生の作文』(国税庁主催)で、秀光コース1年生の小山有美華さん(榴岡小出身)が仙台国税局長賞を受賞。11月12日、仙台国税局の方々が賞状と記念品を携えて本校を訪れ、小山さんに賞状を授与してくださいました。
 
 「日本の税負担は大きいのか。妥当なのか。」の問いかけから、小山さんの作文は始まります。そして、「私は、『公』の文字に重みを感じる。それは、国民が一生懸命働いて得たお金を税金として納めているからだ。」と続きます。
 小山さんは「消費税は、私たち学生にとって身近な税負担である。」とし、日常生活の中、さまざまなところで税が関わっていること、小山さんが今いる“教育を受ける場”でもそれは同じであると述べます。作文の終わりには、「『公』の重みは、税金のあり方をも考えさせられる。税金によって、安心・安全に私たちの生活は支えられている。」と述べ、「私も、納税の義務をしっかり果たせる大人になりたい。」と結びます。(作文全文

 「この作文募集のことを知った時、インターネットで税についての基本的なことを調べ、“私にとって税とはなに?”と考え、周りの人たちに尋ねてみたりしました。それで気づいたのが、消費税のことです。私自身も、日々、しっかり税にかかわっているのだということに気付きました」
 そこであらためて世の中を見回してみると、いたるところに“税金を通して考え直してみるべき”ことがあると思えてきて、そこから作文のテーマが浮かび上がってきたといいます。

 今回、作文で受賞した小山さんは、作文以外でもすでにいくつかの賞を手にしています。『統計グラフコンクール』で宮城県代表に、『家庭の日』ポスターコンクールで入選、全国硬筆コンクールでは特選に選ばれています。
 なぜ、ざまざまなコンクールに挑戦するのか、聞いてみると「毎日の学習に加えて、プラスアルファのモチベーションをつねに高めていきたいと思っているからです」との答えが返ってきました。さらにクラブ活動にも精一杯取り組んでおり、秀光オーケストラ部で副部長を務め、入学してから始めたクラリネットの練習に励んでいます。
 「それから、もうひとつ。国際バカロレアのMYP(Middle Years Programme)がもうすぐ終了します。来年からはいよいよ、IB資格取得のための2年間のDP(Diploma Programme)に挑戦していきたいと考えています」 
 秀光6年間を経ての成果が、今から楽しみです。