英進進学コースで「対人VR英会話レッスン」を試験的に導入し始めました
教育機関としては“世界初”!
リアルタイムの英会話をVRで体験します
本校英進進学コースで、Immerse, inc.(イマース)*による“教育機関として世界初”の「対人VR英会話レッスン」を試験的に導入しています。(詳しくはこちら)
9月からのレッスンに参加しているのは、英進進学コース AJ(特別選抜)クラスの2年生5人です。希望者の中から岡さん(稲井中出身)、菊地さん(古川中出身)、木村さん(稲井中出身)、三阪さん(富沢中出身)、相馬さん(志波姫中出身)が選抜されました。
5人は第1回のレッスンが始まる前に『TOEIC Speaking Test』を受けています。この先約3ヶ月間レッスンが続き、その後もう一度テストを受験します。そしてTOEICを客観的なデータとして効果を測定し、正式に導入するかを検討していく予定です。
実際のレッスンの様子
実際に英語を使うシーンをVRで体験しながら
“生きた英話”を学びます
レッスン中は空港、会議室、レストランなど、実際に英語を使いそうな場面がVRゴーグルに表示され、リアルタイムに英会話を学ぶことができます。毎回の授業でシチュエーションが全く異なるのは、VR英会話ならではの面白さだと言えます。
第1回目のレッスンの様子を紹介しましょう。今回のシチュエーションは家(部屋)で家族旅行に行く計画を立てるという内容。生徒と外国人講師の先生の計6名が、オンライン上で同じ画面を共有し行われました。自分以外はお互いの画面上で「アバター」として登場し、自分のアバターは手元のコントローラーで動かすことができます。どこに行くかなどを話し合いながら、約45分のレクチャーを受けました。その日は笑い声の絶えない和やかな雰囲気の中、全員で話し合ってハワイ旅行に行く、ということが決まったようです。
初めてのレッスンを終えた感想を聞いてみると、「自分の言いたいことが英語ではすぐ出てこなくて、そこが難しいですが、楽しいです。将来観光系の職業に就きたいので、英語の力をもっとアップさせたくて参加しました」と話す岡さん。もう一人、菊地さんも「実を言うと英語はニガテなのですが、いい機会なので新しいことに挑戦してみようと思って。今はまだ聞き取りが精一杯ですが、もっと先生の言ったことを正確に理解して、スラスラ英語で返せるようになりたいと思えました」と話してくれました。
5名それぞれが楽しみながらも、レッスンの第一歩に手応えを感じられたようです。
2020年度から大学入試センター試験が「大学共通テスト」に変わることで、英語は4技能(読む、聞く、話す、書く)として、バランスよく重視されるようになります。今回のVR英会話レッスンは、話す機会を作ることで、英語をコミュニケーションツールとしてより意識するきっかけになればと期待されています。*Immerse.Inc(イマース)とは…日本向けにVR英会話サービスを提供するアメリカカリフォルニアのスタートアップ「Immerse.Inc(イマース)」