お知らせ

秀光 キャリアアップガイダンス 2019

社会人として活躍する先輩の話から
それぞれの“自分の将来”について真剣に向き合います

 社会人として活躍する秀光の先輩方からお話を聞くことができる『キャリアアップガイダンス』。今年で8年目となる同行事は、先輩方のお話を聞いた生徒たちが、中学校1年生から毎年6つの同じ質問に対して自分なりの答えを考えることになっています。1年で自分の将来への意識がどう変わっているのかを把握するきっかけとなる、大事な行事です。
 9月14日(土)、秀光中等教育学校 前期課程1〜3年生と仙台育英学園高等学校 秀光コース1・2年生の生徒がゼルコバホールに集合し、全体会に参加しました。今回講話をしてくださったのは、千葉さん(第10期生)、武田さん(第11期生)の2名です。先輩方は自分たちの進路を決めたきっかけや、現在の仕事の様子、秀光時代のエピソードなどを後輩たちに話してくれました。

 
全体会の講演内容(一部抜粋)
  • 「起業への挑戦」

  •  
  • ▲千葉さん(第10期生) IT系の会社を設立
  • 大事な瞬間で力を発揮するために、普段から意識しましょう

     私は自分でWebサイト制作やセキュリティコンサルティングなどをする会社を設立しました。プログラミングの経験は全くなかったのですが、大学2年生の時に書店でスマホアプリの作り方について書かれた本を偶然見つけて、やってみたいと思ったのがきっかけです。日本はITエンジニアの地位が低く、きちんと地位がある会社を自分で作りたいと考えました。
     今後皆さんがさまざまな経験・体験をしていく先には、きっと「自分がやりたいのはこれだ」と、使命感を感じる瞬間があるはずです。大事なのはそのときのために、普段から“努力をするための体力(習慣)“をつけておくことです。私の“努力をするための体力”は、秀光時代につけることができたと思います。

  •  

    「命を支えるエンジニア」

  •  
  • ▲武田さん(第11期生) 大学病院勤務
  • 大学進学には情報収集が大事になってきます

     私は臨床工学技士という人工心肺装置などを操作する仕事をしています。人工心肺装置は患者さんが手術している間、心臓や肺の代わりをしてくれる、とても重要な機器です。臨床工学技士は患者さんの命を左右する、非常に責任の重い職業であり、医療機器のスペシャリストでなければなりません。
     後輩、特に前期課程の皆さんへのアドバイスは、自分の進路についての情報収集が大切であるということです。今は情報が溢れていて、どれが大事な情報なのかを見極めるのは難しいですが、後から「知らなかった」ということにならないようにすべきです。情報を集めるうちに自分のやりたいことが見えてくるはずです。応援しています。

     
 
分科会の様子
  •  
  •  全体会の後には分科会も行われました。前期課程3年生と秀光コース1・2年生が、ゼルコバホール・オークルームに分かれて参加しました。全体会よりもさらに近い距離で、先輩の仕事内容や秀光時代のお話を聞くことができました。生徒からも質問が飛び交い、大変貴重な時間を過ごすことができました。