「省エネ型屋内農場システムPUTFARM」が多賀城校舎教室内に設置されます
先端農業教育について
取り組みを開始しました
学校法人仙台育英学園(宮城県仙台市、理事長 加藤雄彦、以下「仙台育英学園」)はプランツラボラトリー株式会社(東京都中央区、代表取締役 湯川敦之、以下「プランツラボラトリー」)が開発した「省エネ型屋内農場システムPUTFARM」を多賀城校舎教室内に設置し、サステナブル農業を活用した教育プログラムを開始します。
近年、農業は「従事者の減少・高齢化」「自然災害の激甚化」「気候変動による影響(不安定な生産量や品質)」など、持続可能性に係る課題が顕在化しています。
こうした課題解決に向けて、プランツラボラトリーはサステナブル農業の実現を目指し屋内で天候に左右されずに誰でも容易に農業を行うことができるPUTFARMを開発。2021年より東北地区での展開を本格化しています。
仙台育英学園は、建学精神「至誠・質実剛健・自治進取」のもと、民主的文化国家の形成に貢献し世界平和と人類の福祉増進に寄与するため、家庭人・社会人・国民・世界人として能く其の本務を尽くし得る人物を養成して参りました。現在、創立125年を迎える2030年にむけ、SDGsのエッセンスを含む中期経営計画としてI-Challenge125を策定し、その実践に取り組んでおります。I-Challenge125には、SDGsの目標12「持続可能な生産消費形態を確保する」に該当するKPIが設定されており、この度、その達成にむけてPUTFARM活用を2023年度より開始することとしました。
今後は、プランツラボラトリーによるPUTFARMを活用した作物の栽培講座を秀光中学校と仙台育英学園高等学校の生徒が受講した上で、生徒が栽培した収穫物を生徒・職員が利用する食堂で提供します。また、生徒が運営するオンラインショッピングモール「せんだいまなびや」で販売することも検討しています。これらの教育活動を通じ、日本の農業が抱える課題、引いては持続可能な社会の形成に向けた今後の展望について理解を深める機会を提供して参ります。
本件に関するお問い合わせ先
仙 台 育 英 学 園 : 仙台育英学園多賀城校舎多賀城事務局 TEL022-368-4111
プランツラボラトリー: 事業推進部 info@plantslaboratory.com