秀光『在卒懇』在校生と卒業生との懇談会2024
大学に合格した先輩たちから
受験に関する貴重なアドバイスも
在校生と卒業生との懇談会「在卒懇」が、6月8日(土)に行われました。毎年恒例となっている在卒懇は在校生にとって、受験勉強や大学での生活などについて先輩たちの生きた情報が得られる貴重な機会です。この日は、2024年度卒業生の皆さんが後輩たちのために集まってくれました。
まず、秀光の全学年を対象に行われる全体会をゼルコバホールで実施。中学1年生から高校3年生までの生徒全員が参加しました。今年は3人の先輩たちが、大学での近況報告や大学入試に関するアドバイス、秀光での学校生活などを一人ずつスピーチしました。
この春、筑波大学に入学した青木さんは、秀光での学校生活を振り返って「関心を持つのは最大のチャンス。積極的にやったことが今後の学習や、大学入試・入学後にも役立つはずです」と、全力で挑戦することの重要性をお話してくれました。
続いて、東京外国語大学に入学した稲岡さんは「私は、“将来は通訳になりたい”という夢をゴールに設定し、そこからどうするかを逆算して計画を立てました」と話します。そして、IBを学ぶ後輩に「IBをやり切ることで強いメンタルと、課題をやり切る力を身につけることができます。IBを乗り切った経験があれば、大学入試の厳しい面接や、講義のレポート課題が複数重なったりしたときも“難しくない”と思えるはずです」と激励してくれました 。
最後は、奈良女子大学に入学した渡邊さんが工学部で学んでいる授業の様子を説明し、プログラミングや電子工学の課題を具体的に紹介してくれました。「私は外国語コースに入学して、さらに高校2年生からIBDPを学びたいと考え秀光コースを選びました。ラクロス部にも所属していたので、IBの課題をこなす時間を捻出することに苦労しましたが、努力を重ねてやり抜きました」と、忙しくも充実した学校生活を振り返りました。
後半は在校生からの質問タイム。勉強法や大学生活についての質問が積極的に飛び交いました。先輩のエピソードから学ぶことも多く、在校生たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
続く分科会は、引き続きゼルコバホールでグループに分かれて行われました。校内模試の対策をどうしたらよいか、勉強中のスマートフォンの管理、面接や大学選び、勉強に集中して取り組むにはどうしたら良いか…大学入試本番に向けて悩みが尽きない中、先輩たちは後輩の質問に丁寧に答えてくれました。時には留学生から英語で質問があり、先輩も全て英語で答える場面も。在校生たちは先輩方の貴重なアドバイスに耳を傾け、熱心にメモを記していました。秀光で一緒に学校生活を送っていた先輩からの温かいメッセージが、在校生にしっかりと届けられたようです。
- ▼分科会の様子
在卒懇(全体会)に出席した卒業生の在籍大学
■筑波大学 人間学群 心理学類 青木さん
■東京外国語大学 言語文化学部 言語文化学科 インドネシア語専攻 稲岡さん
■奈良女子大学 工学部 工学科 渡邊さん