令和6年度 平和学習および慰霊祭清掃活動
戦後100年を迎えるにあたり、私たちができることについて考えました
2024年6月21日(金)、沖高とILC沖縄の合同学校行事「平和学習および慰霊祭清掃活動」が行われました。第1部に「平和学習(講話)」として、 嘉手納町教育委員会指導主事の宮城美律様と琉球大学2年次の玉城小梅様を講師に迎え、「これからの平和」について学びました。グループワークを通じて、「平和とは何か」「私たちにできることは何か」をテーマにディスカッションを行い、未来について考える有意義な時間となりました。沖高2年生徒会長の照屋悠希さんは、「過去を振り返るだけでなく、現在の私たちができることを考え、ICT技術を活用して語り継ごうと思いました」と感謝の言葉を述べました。第2部として「清掃活動」を実施。 グループに分かれて栄光校舎内やくすのき通りの清掃を行いました。梅雨明けの暑い中、生徒たちは感謝の気持ちを持ちながら一生懸命取り組み、清々しい表情や充実感に溢れた表情を見せていました。
☆参加生徒の声☆
Aさん
「戦後100年」という言葉がとても印象に残っている。毎年当たり前に増えていく数字なのであまり意識した事がなく、2045年に本当に戦後100年たったと言えるようになっていると良いなと思った。
Bさん
正しい情報を知り、今平和な現在だけでなく過去のこともしっかり知った上で未来のことを考えていきたい。
Cさん
「何か少しずつでも良いから残す」、何かするべきだと思いながらなかなか行動に移せなかったが、日頃の感謝を言葉にしたり、沖縄戦だけでなく世界で起こる様々な戦争について調べるなど出来ることから始めようと思った。
Dさん
自分も慰霊の日を休みの日と捉えていた部分があったが、今回の講習で自分が沖縄戦について知らないことが多いと知った。なので、自分が今できることを精一杯頑張っていきたいと思った。
Eさん
この平和学習を受けてほんと良かったと思います。自分も沖縄ですが、今沖縄戦の事を知らない人も沢山いると思います。それを知ってもらうためにもっと沖縄戦の事を「昔はこんなことがあったんだな」とそういう意識じゃなく、こんなこと(沖縄戦)があって今がある。それを知ってもらうために平和学習は沖縄だけではなく全国で行い沖縄戦の事を知ってもらいたいです。