お知らせ

外国語コース IB生徒がCAS活動で布マスクを作製しました

CASプログラムの一環として
誰かのためにできることを

 国際バカロレアDPのCASプログラムの一環として、外国語コースのDP受講者の希望者23名が布マスクを作成し、仙台市榴岡児童館に寄付を行いました。作成した布マスクはおよそ300枚。子どもたちに、そして職員の皆さんにぴったり合うサイズがあるようにと3つのサイズを作成し、マスクは6月に児童館へ届けられました。
 代表としてプロジェクトの中心であった外国語コース3年生の遠藤さんの話をご紹介します。

外国語コース3年・遠藤さん(宮城野中出身)から

 もともとIB CASの一環として3名で園児に英語を教える予定だったのですが、コロナウイルスの影響でイベントそのものが中止になってしまいました。そこで何かできないかと3人で話し合って。今必要になっているものを考えた時、そしてプロジェクトとして考えたときにマスクが良いと思ったのです。布マスクをつくるということに他のIB生にも呼びかけて、結果23名が参加してくれました。
 榴岡児童館は私がお世話になった施設で、当時の恩返しができたらという気持ちがありました。館長さんにプロジェクトについて事前にご連絡したとき「良い卒業生になってくれて嬉しい」と言葉をかけてくださって、いっそう頑張ろうと思えました。職員の方30名と児童館の子どもたちの274人分ということで、大・中・小と3サイズ分を用意しました。
 製作当時は品薄状態のものもあって、材料集めには苦労しました。休校期間中、家での個人作業だったので、布やカーテンなどを清潔な状態にして使ったり…工夫をして色々な柄のマスクが完成しました。布マスクのプロジェクトの後も、感染症の予防のための紙芝居を作って、児童館や小学校に寄付できたらと考えています。