2017年度は、本校のスローガンともなっている「逆転の仙台育英」をテーマに、
部活動や授業風景を通して生徒ひとり一人が持っている熱いマインドを映像化しました。
転んでもただでは起きない。挫折しても、それを乗り越えて結果を出す。そんな仙台育英のDNAを独自の世界観で描きました。
本年は、その世界感を一層深めようと、建学の精神である「至誠」をテーマにしました。
人間として持つべき真心を、心身を研磨する「質実剛健」と
限界を定めずに挑戦する「自治進取」で支える。
その創立以来の精神を、今の生徒たちの言葉や表情で表現することをめざしました。
辛いことや思うようにいかないことは日々あたりまえのようにあります。
しかし、そんな時でも逃げたり怠けたりせずに「全部にまっすぐ」に向き合っている。
それが先輩たちから代々受け継がれている、仙台育英のスピリッツです。
自然体でおっとりしたように見える長谷川萌花さんは、特別進学コースの有志で構成される“よさこい”チーム「仙台育英学園Team若獅子」や生徒会でアクティブな高校生活を送ってきた3年生。クラスメイトと食べるお弁当も放課後の自習風景も普段の学校生活をそのまま切り取って撮影しています。仕上がった映像には、はじめての撮影にも動じない芯の強さが表れています。
陸上競技部の佐藤伸太郎君は、宮城県高校総体の直前にも関わらず撮影に協力してくれました。撮影中のクラスメイトとの会話で大会の目標を熱く語るチャレンジ精神はまさに自治進取。そして、大会の結果は男子100M、4×100mリレー、4×400mリレーで優勝し、見事3冠を達成。撮影クルーへの気遣いや対応に責任感の強さが表れていました。
ライフル射撃部で副主将を務める遠藤朱梨さんは、多賀城校舎英進進学コースでの授業を終えた放課後に宮城野校舎の射撃練習場で部活動に励んでいます。人なつっこい明るさと射撃姿勢に入って集中しているクールな表情のギャップが魅力的でした。国体出場を賭けて負けられない試合が続く中、集中力を発揮して短時間の撮影に協力してくれました。
＜ 出 演 ＞
- 遠藤 朱梨（英進進学コース3年）
- 佐藤 伸太郎（情報科学コース3年）
- 長谷川 萌花（特別進学コース3年）
- 仙台育英学園高等学校の皆さん
＜ スタッフ ＞
- 製作総指揮
加藤雄彦（仙台育英学園高等学校） - エグゼクティブプロデューサー
加藤聖一（仙台育英学園高等学校） - 製作サポート
澤田敏明、佐々木豊、渥美 啄、及川まり、菅原 新、日野 彰
（仙台育英学園高等学校）
- 企画・監督：及川謙一
- 撮影：石塚 淳（CAP）
- 照明：佐々木博昭（CAP）
- 撮影助手：森谷 遼太郎、山田 徹、鎌田成真
- 音楽：村上辰大（UGcrapht）
- サウンドエンジニア：吉田正広（イトオン）
- ナレーション：皆川理乃
- スチル撮影：鈴木寛司
- Webデザイン：塚原雅紀
- プロデューサー：川名まこと
- 制作：リバーナ
