スクールポリシー
秀光中学校・秀光コース
概要
「秀でた知性、光り輝く感性」をテーマに1996年に秀光中学校として開校した。その後2003年に東北初の中高一貫校に改編された秀光中等教育学校(以下、秀光という。)となり、2021年4月に秀光中等教育学校(前期課程)を秀光中学校へ組織改編の上、秀光中学校・仙台育英学園高等学校の併設型中高一貫校となった。2025年度は30周年となる。
育成を目指す資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)
教育目的(=スクールミッション)が反映された教育目標の達成に向け、本学園のIB生として求める態度(=3BE)を備えた生徒を育てることを目的に、中高6年間で引き出す資質(生徒の視点では体現)と育成する能力(生徒の視点では習得)を下記のとおり設定する。
3BE
- 誠実で自信を持ち、グローバルな視点で意見を発信できること。
- 学びに対して責任を持つこと。
- 地域社会と国際社会における諸問題の解決に革新的態度で取り組むこと。
資質
- 生活信条七か条:切磋、奉仕、互譲、寛容、感謝、練磨、規律
- IBの学習者像:探究する人、知識のある人、考える人、振り返りができる人、思いやりのある人、挑戦する人、コミュニケーションができる人、心を開く人、バランスのとれた人、信念をもつ人
能力
- コミュニケーション、社会性、思考、自己管理、リサーチ
教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
人間性と学びに向かう力を育むべく、下記のとおり教育課程を編成する。
- Launguage, Music & Scienceを教育の柱とし、学習の方法としてMYP・DPを採用する。DPは日本語と英語によるDLDP(Dual Language Diploma Programme)、国語以外全て英語によるELDP(English Language Diploma Programme)を実施する。
- LanguageではCEFR B1レベル(英検2級程度・GTEC 1000 程度・TOEFL iBT 55 程度)以上の英語力を身に付けるために到達度別のクラス編成を行う。
- Musicでは一人一楽器卒業時までに演奏できるように、 教育課程上で音楽教育の時間を加配する。
- Scienceは中学校課程でサイエンス・チャレンジ(岩手医科大学との連携講座など) 、高校課程でのサイエンス・コ・ラボ(東北大学との高大連携講座)を行う。
- 特別進学コースと合同クラス編成でMAP(Medical Academic Programme)を、外国語コースと合同クラス編成でELDP(English Language Diploma Programme)を実施する。よって、秀光コースの第2年次以降はDLDP・ELDP・MAPの3つのクラスのいずれかを選択できる。
- 外部機関主催の各種コンクール・大会への応募作品作成やIB教育の学習課題の作成への十分な時間確保のために定期考査は第1学期と第3学期のみ行う。
評価方法は下記のとおりとする
- MYP対象学年である中学1年生から高校1年生までは、学習指導要領に基づく3つの評価観点(【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】)とMYPの評価観点を連動させることで評価を行う。
- 高校2年生から高校3年生では、学習指導要領に基づく3つの評価観点(【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】)とDPの評価観点を連動させることで評価を行う。
- 生徒の自己評価・他者評価、教員の評価など多面的に人間性と学びに向かう力の評価を行う。
入学者の受け入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)
建学精神、教育目標、進路指導目標に共感し、資質・能力の体現と習得を目指そうとする入学者について、求める資質・能力に基づいて募集する。秀光中学校の募集にあたっては、適性検査型入試、教科型入試、秀光PA(Potential Admission)入試、Shukoh IB Rolling Admission(SIRA)を実施し、受験生の適性や潜在的な資質・能力を多面的かつ総合的に評価する。秀光コースの募集にあたっては、内部進学選考、特待生採用選考、一般入試を実施し、DPへの適性や潜在的な資質・能力を多面的かつ総合的に評価する。
秀光中学校募集で求める資質・能力
- 3BEで掲げる生徒像や生活信条七か条・IBの学者像に向けて努力する姿勢がみられること。
- 小学校で学習する基本的知識を有すること。加えて、その基本的知識を応用できる能力もしくはLanguage, Music & Scienceや諸活動での秀でた能力を有すること。
- 進路目標が仙台育英学園高等学校の各コースの進路指導目標と一致していること。
秀光コース募集で求める資質・能力
- 3BEで掲げる生徒像や生活信条七か条・IB の学者像に向けて努力する姿勢がみられること。
- MYPで学習する基本的知識・スキルを有すること。加えて、その基本的知識・スキルを応用できる能力もしくはLanguage, Music & Scienceでの秀でた能力を有すること。
- 進路目標が秀光コースの進路指導目標と一致していること。
特別進学コース
概要
1984年に設置された特別進学コースは、本学園創立期における「英育会」・「育英塾」の精神に則り、将来、トップリーダーとして活躍する人財を養成するために、真摯に学問に取り組む姿勢を学ばせ、大学入試に向けた徹底した指導を行う。そのために、東大選抜クラスの設置をはじめ、学問に係わる多様な機会を設定することで個に応じた指導を充実させる。
育成を目指す資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)
教育目的(=スクールミッション)が反映された教育目標の達成に向け、高校3年間で育む人間性と進路を切り拓く力を下記のとおり設定する。
人間性
生活信条七か条(互譲、切磋、練磨、規律、寛容、感謝、奉仕)を体現し、3つの資質を身に付ける。
- 学問に対する誠実性と絶え間ない探究心を持つ。
- 生活規律の遵守と社会生活上の自治意識を持つ。
- 学術による社会変革を起こす進取の意気を持つ。
進路を切り拓く力
Approaches to Learning(コミュニケーション、社会性、思考、自己管理、リサーチ)の修得に努め、3つの能力を身に付ける。
- 学術による社会変革を視野に入れた高い志を立て、高等教育機関進学に係わる意志決定力を身に付ける。
- 教科横断的な知的視野と高い知的能力を身に付ける。
- 国内外高等教育機関における英語による教養科目に対応するため、CEFR B1レベル(英検2級程度・GTEC 1000程度・TOEFL iBT 55程度)以上の英語力を身に付ける。
教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
人間性、進路を切り拓く力を育むべく、下記のとおり教育課程を編成する。
- 1年次においては同一の教育課程が組まれているが、生徒個々人の状況に応じてそれぞれに基礎的・発展的学力が培われるよう、東大選抜・一般に分けたクラス編成のもとで効果的学習プログラムや課外講習体制を組む。
- 2・3年次においては、各自の進路志望に即した理科系・文科系(3年次には一部学際系が加わる)と東大選抜・一般を組み合わせたクラス・授業編成とする。
- 医学・歯学・薬学部および国公立大学医療・医科学系への進学を志望する特別進学コースおよび秀光コースの生徒を対象とした MAP では、東大選抜クラスの教育課程に加えて専門的分野での知見や実力を育成するための独自のプログラムが組まれる。
- 教科横断的な知的視野、課題設定力と探究力を養うため、総合的な探究の時間としてTAP(Tokushin Active Program)を実施し、DPのコア科目であるTOKで授業の一部を展開する。
- アカデミックなキャリア意識を養うため、高等教育機関との連携講座を充実させる。
- CEFR B1レベル(英検2 級程度・GTEC 1000 程度・TOEFL iBT 55 程度)以上の英語力を身に付けるため、英語4技能をバランスよく向上できるようにする。
- アカデミックな探究や成果発表に必要な ICT スキルを身に付けるため、ICT の活用機会を充実させる。
評価方法については下記のとおりとする
- 学習指導要領で定める【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】の「観点別評価」で評価を行う。
- 学習における目標・内容と評価の一致のために、「シラバス」、「総括的評価に用いる課題の評価観点・ルーブリックを明示した資料」、 を単元・授業・評価の実施前に生徒に対して事前に公表する。単元・授業・評価の実施後には「振り返り」を行う。
- 評価観点における評価項目を作成する際には IB の学習方法スキルである「Approaches to Learning」を参考とする。
- 「総合的な探究の時間」および「特別活動の時間」では、目標・内容と評価観点を一致させながら、個々のポートフォリオに基づく評価の実施やエピソード記述による指導要録への記載を行う。
入学者の受け入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)
建学精神、教育目標、進路指導目標に共感し、「人間性」「進路を切り拓く力」に掲げる資質・能力を目指そうとする入学者について、求める資質・能力に基づいて募集する。特別進学コースでは内部進学選抜、特待生選抜試験、一般入学試験を実施し、受験生の適性や潜在的な資質・能力を多面的かつ総合的に評価する。
特別進学コース募集で求める資質・能力
- 「人間性」「進路を切り拓く力」に掲げる資質・能力に向けて努力する姿勢や意欲がみられること。
- 5教科(数学、国語、英語、社会、理科)における中学校既習内容の基本的知識のみならずそれを応用できる知識・能力を有すること。
- 進路目標が特別進学コースの進路指導目標と一致していること。
情報科学コース
概要
情報科学コースは、専門的な情報処理に係る資格取得を推進することで情報技術に関わる生涯学習者としての自覚・感性・能力を養う。そのために、在学中には技能・資格取得だけでなく、社会に対する成果の披露や実演を学内外の多様な組織と連携しながら積極的に実施する。加えて、「情報」以外の学習は数学・理科が中心であるが、進路目標に応じた選択を可能にする。これらのことを通じて情報技術のエキスパートを育成し、ICT 関連の大学(専門職大学を含む)・専門学校などに進学できるよう指導する。
育成を目指す資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)
教育目的(=スクールミッション)が反映された教育目標の達成に向け、高校3 年間で育む人間性と情報技術に支えられた実行力(=ICT 実行力)を育むために下記のとおり設定する。
人間性
生活信条七か条(互譲、切磋、練磨、規律、寛容、感謝、奉仕)を体現し、3つの資質を身に付ける。
- 情報技術に係る生涯学習者としての自覚・感性・探究心を持つ。
- 生活規律の遵守と社会生活上の自治意識を持つ。
- 情報技術によって地域振興に寄与する進取の意気を持つ。
ICT実行力
Approaches to Learning(コミュニケーション、社会性、思考、自己管理、リサーチ)の修得に努め、3つの能力を身に付ける。
- ICTによるキャリア形成や地域振興を視野に入れた高い志を立て、ICT 関連の高等教育機関進学に係わる意志決定力を身に付ける。
- 高等教育機関進学に必要な基礎的な知的能力を身に付ける。
- MOS、プログラミング(ruby、java、c++)、情報処理検定試験(ビジネス情報・プログラミング)、ITパスポート、AI活用(python) 、eスポーツ、Google Playストアでのアプリ販売に関連するICTスキルを身に付ける。
教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
人間性、ICT実行力を育むべく、下記の教育課程を編成する
- 全学年次において、情報科以外の教科目としては数学・理科を主とした教育課程が組まれているが、普通科教育として進路目標に応じた選択を可能にする。
- 情報科としては、情報教育プロジェクトとして①MOS試験、②情報処理検定、③最先端メディア系ソフト運用・プログラミングを3本柱にし、基礎的なPCの操作技術からAIを活用するプログラミングまで、地域への貢献を目標とした社会に役立つ技術力を身に着けられるような幅広い学習内容とする。
- 総合的な探究の時間では、プロジェクト学習等を通じ、協働の取り組みによる課題解決型の実践やアプリケーションの販売を行う。
- 学校設定科目では、情報科の専門科目を重点的に学ぶとともに、選択で国語や数学などの基礎力を確実にする科目を学ぶ。さらに、eスポーツ講座や海外研修でより視野を広げる学びの機会を設ける。
- ICTに関連するキャリア意識を養うため、高等教育機関や企業との連携講座を充実させる。
評価方法については下記のとおりとする。
- 2022年度入学生から学習指導要領で定める【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】の「観点別評価」で評価を行う。
- 学習における目標・内容と評価の一致のために、「シラバス」、「総括的評価に用いる課題の評価観点・ルーブリックを明示した資料」、を単元・授業・評価の実施前に生徒に対して事前に公表する。単元・授業・評価の実施後には「振り返り」を行う。
- 評価観点における評価項目を作成する際には IB の学習方法スキルである「Approaches to Learning」を参考とする。
- 「総合的な探究の時間」および「特別活動の時間」では、目標・内容と評価観点を一致させながら、個々のポートフォリオに基づく評価の実施やエピソード記述による指導要録への記載を行う。
入学者の受け入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)
建学精神、教育目標、進路指導目標に共感し、「人間性」「ICT 実行力」に掲げる資質・能力を目指そうとする入学者について、 求める資質・能力に基づいて募集する。情報科学コースでは内部進学選抜、特待生選抜試験、自己推薦選抜試験、一般入学試験を実施し、受験生の適性や潜在的な資質・能力を多面的かつ総合的に評価する。
情報科学コース募集で求める資質・能力
- 「人間性」「ICT 実行力」に掲げる資質・能力に向けて努力する姿勢や意欲がみられること。
- 特に数学科、理科における中学校既習内容の基本的知識もしくはICT に関わる知識・能力を有すること。
- 進路目標が情報科学コースの進路指導目標と一致していること。
外国語コース
概要
1986年に設立され、本学園男女共学制開始の先駆けとなった外国語コースは、女性の国際社会進出のための基盤づくりを目的にこれまで展開している。しかしながら「女性」と「国際社会進出」の意味するところは設立時から現在にかけて多様になってきていることを踏まえ、ジェンダー論を超えた再定義を2025年度に行う。具体的には、「文化の発信・比較・受容」をテーマに、自他の文化を発信できる人(= 言語能力 【高度な能力】)、自他の文化を比較できる人(= 思考能力 【高度な能力】)、自他の文化を受容できる人(= 文化理解 【高度な資質】として、多文化共生にむけて至誠ある振舞いをすることが外国語コースにおける「国際社会進出」の意味するところとする。
これらのことを踏まえて国際人(cosmopolitan)を育成し、海外大学・難関私立大学(文系)などに進学できるよう指導する。
育成を目指す資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)
教育目的(=スクールミッション)が反映された教育目標の達成に向け、高校3年間で引き出す資質と育成する能力を下記のとおり設定する。
資質
【基礎的な資質】
生活信条七か条(互譲、切磋、練磨、規律、寛容、感謝、奉仕)を体現する。
【高度な資質】
ケンブリッジ国際学習者の5属性を通じて、自他の文化を受容できる人として文化理解を体現する。
能力
【基礎的な能力】
コミュニケーション、社会性、思考、自己管理、リサーチを習得する。
【高度な能力】
自他の文化を発信できる人として言語能力を習得する。
自他の文化を比較できる人として思考能力を習得する。
教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
資質、能力を育むべく、下記の教育課程を編成する。
- ケンブリッジ国際認定校となり、Cambridge International IGCSE, AS and A Levelにおける「English Language」、「Thinking Skills」、「Global Perspectives & Research」の3科目を導入する。
- 「English Language」を通じて言語能力の育成を行い、成果としては能力測定を行い、2025年度における測定方法は英語の外部試験(卒業年次ではIELTS)とする。
- 「Thinking Skills」を通じて思考能力の育成を行い、成果としては能力測定を行い、2025年度における測定方法は河合塾の「学びみらいPASS」によるリテラシー・コンピテンシー測定とする。
- 「Global Perspectives & Research」を通じて文化理解を涵養し、成果としては大学進学にむけた英文での志望理由書の作成に加え、大学進学後における英文での研究計画書(A4で1枚程度)の作成を検討する。
- 言語能力の育成のために、日本語と英語による複数教科でのイマ―ジョン教育、多言語教育(韓国語・中国語・スペイン語)を中心とした教育課程を編成する。
- 自文化理解の経験として日本伝統文化(華道・茶道)、シジュウカラガン復活プロジェクト、異文化理解の経験として海外研修、留学、海外大学との高大連携講座(Stanford e-Sendaiikuei)を組み込む。
- 海外高等教育機関進学に関連するキャリア意識を養うため、高等教育機関や企業との連携講座をはじめ海外大学進学アドバイザーを中心に企画する説明会・イベントを充実させる。
評価方法については下記のとおりとする
- 学習指導要領で定める【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】の「観点別評価」で評価を行う。
- 学習における目標・内容と評価の一致のために、「シラバス」、「総括的評価に用いる課題の評価観点・ルーブリックを明示した資料」、を単元・授業・評価の実施前に生徒に対して事前に公表する。単元・授業・評価の実施後には「振り返り」を行う。
- 「総合的な探究の時間」および「特別活動の時間」では、目標・内容と評価観点を一致させながら、個々のポートフォリオに基づく評価の実施やエピソード記述による指導要録への記載を行う。
入学者の受け入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)
建学精神、教育目標、進路指導目標に共感し、資質・能力の体現と習得を目指そうとする入学者について、求める資質・能力に基づいて募集する。外国語コースでは内部進学選抜、特待生選抜試験、自己推薦選抜試験、一般入学試験を実施し、受験生の適性や潜在的な資質・能力を多面的かつ総合的に評価する。
外国語コース募集で求める資質・能力
- 資質・能力の体現と習得に向けて努力する姿勢や意欲がみられること。
- 特に英語科、国語科における中学校既習内容の基本的知識とその応用力もしくは日本語以外の言語に関する4技能(聞く、話す、読む、書く)を有すること。
- 進路目標が外国語コースの進路指導目標と一致していること。
英進進学コース
概要
英進進学コースは、教育課程内外の活動で生活信条七箇条に即した人間性を養うとともに、自身の適性を見出す活動とその適性を踏まえた意思決定能力を高める活動に注力することで、在校中から学内外の諸活動を通して組織内外でアントレプレナーシップを発揮できることを目指す。そのため、アントレプレナーシップの理解と実践、英語によるコミュニケーション、特別選抜クラス(AJ)の設置、進学系統別クラス編成、国内初のBTECプログラム導入を行う。これらのことを通じ、グローバル(地球規模)の視野をもってローカル(地域)で行動ができ、コミュニティー(社会)に欠かせない人物であるグローカル・キーパーソン(Glocal Key Person)を育成し、各自の適性に合った高等教育機関に進学できるよう指導する。
※アントレプレナーシップ
… 様々な困難や変化に対し、与えられた環境のみならず、自ら枠を超えて行動を起こし、新たな価値を生み出していく精神 (文部科学省 全国アントレプレナーシップ人材育成プログラムHPより)
資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)
教育目的(=スクールミッション)が反映された教育目標の達成に向け、高校3年間で引き出す資質と育成する能力を下記のとおり設定する。
資質
【基礎的な資質】
生活信条七か条(互譲、切磋、練磨、規律、寛容、感謝、奉仕)を体現する。
【高度な資質】
グローカル・キーパーソンとしてのアントレプレナーシップを体現する。
能力
【基礎的な能力】
コミュニケーション、社会性、思考、自己管理、リサーチを習得する。
【高度な能力】
自身の適性を踏まえた意思決定能力を習得する。
国際社会と地域社会の橋渡しに必要な言語能力と問題解決能力を習得する。
教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
資質・能力を育むべく、下記の教育課程を編成する。
- 全学年次において特別選抜クラス(AJ)を設置する。
- 1年次は各自の適性を見出すことを目的とした個に応じた指導を徹底するために英語Ⅰ・数学Ⅰで習熟度別クラスを編成する。
- 2年次以降は進路希望に合わせた指導ができるように、文Ⅰ系(私立大系)、文Ⅱ系(国公立大系)、理Ⅰ系(国公立大系)、理Ⅱ系(私立大系)での教育課程を編成する。
- 総合的な探究の時間では、建学精神に即した探究学習・アントレプレナーシップ教育に係る学習プログラムを編成する。
- 学校設定科目では言語能力(英語力)、問題解決能力を育むために「英語4技能」「英語演習」、「ハーバード式リーダーシップ養成プログラム」、「スタディサプリ探究講座(興味研究型・課題研究型)」を設定する。
- 高等教育機関や企業との連携講座を充実させる。
- 希望者がBTECやIB教育(DLDP・ELDP)を受講しやすいように教育課程を編成する。
評価方法については下記のとおりとする
- 学習指導要領で定める【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】の「観点別評価」で評価を行う。
- 学習における目標・内容と評価の一致のために、「シラバス」、「総括的評価に用いる課題の評価観点・ルーブリックを明示した資料」、を単元・授業・評価の実施前に生徒に対して事前に公表する。単元・授業・評価の実施後には「振り返り」を行う。
- 評価観点における評価項目を作成する際には IB の学習方法スキルである「Approaches to Learning」を参考とする。
- 「総合的な探究の時間」および「特別活動の時間」では、目標・内容と評価観点を一致させながら、個々のポートフォリオに基づく評価の実施やエピソード記述による指導要録への記載を行う。
- BTEC受講生はBTECの評価観点と【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】の双方を取り入れて観点別評価を行う。
入学者の受け入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)
建学精神、教育目標、進路指導目標に共感し、資質・能力の体現と習得を目指そうとする入学者について、求める資質・能力に基づいて募集する。英進進学コースでは内部進学選抜、特待生選抜試験、自己推薦選抜試験、一般入学試験を実施し、受験生の適性や潜在的な資質・能力を多面的かつ総合的に評価する。
英進進学コース募集で求める資質・能力
- 資質・能力の体現と習得に向けて努力する姿勢や意欲がみられること。
- 5教科(数学、国語、英語、社会、理科)における中学校既習内容の基本的知識 ・思考力もしくは学業以外の得意分野への高い向上心を有すること。
- 進路目標が英進進学コースの進路指導目標と一致していること。
フレックスコース
概要
フレックスコースは、教育課程内外の活動で生活信条七箇条にある規範意識を基盤とした生活・学習習慣を養い、様々な分野で応用できるようにその定着を図るとともに、得意分野を中心に自身の才を磨き、国際的に高度なパフォーマンスを発揮できることを目指す。そのため、全国レベルの教育課程外活動(部活動など)にも集中できるカリキュラム設定・環境整備や、必履修教科・科目の他に多くの学校設定科目の中から自分の進路や個性に応じた講座を希望選択できる環境を整える。これらのことを通じて各分野におけるトッププレイヤーを育成し、4年制大学(専門職大学含む)・2年制大学・大学校・専門学校などに進学できるよう指導する。
育成を目指す資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)
教育目的(=スクールミッション)が反映された教育目標の達成に向け、高校3 年間で育む人間性と追求する力を下記のとおり設定する。
人間性
生活信条七か条(互譲、切磋、練磨、規律、寛容、感謝、奉仕)を体現し、3つの資質を身に付ける。
- 得意分野に係るトップレベルでの視野と自らがプレイヤーである自覚を持つ。
- 他の模範となる道徳性によって生活規律の遵守と社会生活上の自治意識を持つ。
- 一つの分野を徹底して追求し続ける素養と進取の意気を持つ。
追求する力
Approaches to Learning(コミュニケーション、社会性、思考、自己管理、リサーチ)の修得に努め、3つの能力を身に付ける。
- 自らの得意を最大限活かすキャリア形成を視野に入れた高い志を立て、得意分野を活用した進路達成に係わる意志決定力を身に付ける。
- 高等教育機関進学に必要な基礎的学力を身に付ける。
- 得意分野に関する高等教育機関・社会人レベルの初歩的な【知識・技能】、【思考力・判断力・表現力】、【主体的に学習に取り組む態度】を身に付ける。
教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
人間性、追求する力を育むべく、下記の教育課程を編成する。
- 全学次において全国レベルの教育課程外活動(部活動など)にも集中できるような教育課程編成ならびに時間割設定をきめ細かく行う。
- 中学校レベルにおける英語の基礎的学力を確実に定着させるため個別最適学習を行う。
- 2年次以降は、多様な学校設定科目の中から各自の進路に応じた講座を選択することで、教育課程外の活動とバランスの取れた効率的な学習を進める。
- 総合的な探究の時間や学校設定科目では、外部機関との連携を積極的に行うことで、キャリア教育と絡めながら、生徒の進路、興味関心、得意分野に応じた質の高い講座を自由に選択できるように進める。
評価方法については下記のとおりとする
- 半期ごとに単位認定を行うことで、フォローアップ体制を円滑にする。
- 学習指導要領で定める【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】の「観点別評価」で評価を行う。
- 学習における目標・内容と評価の一致のために、「シラバス」、「総括的評価に用いる課題の評価観点・ルーブリックを明示した資料」を単元・授業・評価の実施前に生徒に対して事前に公表する。単元・授業・評価の実施後には「振り返り」を行う。
- 評価観点における評価項目を作成する際には IB の学習方法スキルである「Approaches to Learning」を参考とする。
- 「総合的な探究の時間」および「特別活動の時間」では、目標・内容と評価観点を一致させながら、個々のポートフォリオに基づく評価の実施やエピソード記述による指導要録への記載を行う。また、本校在学中の教育課程内外の活動を幅広く評価するためにポートフォリオ評価を重視する。
- 生活信条七か条に係る生徒の定着度合について定性的な評価を行う。
入学者の受け入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)
建学精神、教育目標、進路指導目標に共感し、「人間性」「追求する力」に掲げる資質・能力を目指そうとする入学者について、求める資質・能力に基づいて募集する。フレックスコースでは、特待生選抜試験、自己推薦選抜試験、一般入学試験を実施し、受験生の適性や潜在的な資質・能力を多面的かつ総合的に評価する。
フレックスコース募集で求める資質・能力
- 「人間性」「追求する力」に掲げる資質・能力に向けて努力する姿勢や意欲がみられること。
- 5教科(数学、国語、英語、社会、理科)の中学校既習内容の基本的知識・思考力もしくは学業以外の得意分野への高い向上心を有すること。
- 進路目標がフレックスコースの進路指導目標と一致していること。
技能開発コース
概要
技能開発コースは、教育課程内外の活動を通し、自己管理スキル(目標設定・継続・感情コントロール)および職業技能といった能力を習得する中で、生活信条七箇条にある互譲・切磋の体現によって自信を得て、その自信をもとにした挑戦として奉仕の体現へ結びつけるといった資質の引き出しを目指す。そのため、学外組織(企業など)と連携した活動もできるカリキュラム設定・環境整備や、資格取得にも対応した多くの学校設定科目の中から自分の進路に応じた講座を希望選択できる環境を整える。これらのことを通じて主体的である人を育成し、技能適性のある業界へ就職や4年制大学(専門職大学含む)・2年制大学・大学校・専門学校への進学ができるよう指導する。
※「主体的である」:自ら選択し、選択したことの責任を引き受けること
『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー
育成を目指す資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)
教育目的(=スクールミッション)が反映された教育目標の達成に向け、高校3年間で引き出す資質と育成する能力を下記のとおり設定する。
資質
【基礎的な資質】
生活信条七箇条の互譲・切磋の体現
【高度な資質】
生活信条七箇条の奉仕の体現
能力
【基礎的な能力】
自己管理スキル(目標設定・継続・感情コントロール)の習得
【高度な能力】
職業技能の習得
教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
資質・能力を育むべく、下記の教育課程を編成する。
- 全学次において教育課程外活動にも集中できるような教育課程編成と時間割設定を行う。
- 数学の基礎的学力を確実に定着させるため個別最適学習でAIを活用して行う。
- 2年次以降は、外部人材を数多く活用し、資格試験にも対応した多様な学校設定科目の中から進路に応じた講座を希望選択することで、技能人としてキャリアアップを図る意欲を育てる。
- 総合的な探究の時間や学校設定科目では、外部機関との連携を積極的に行うことで、キャリア教育と絡めながら、生徒の進路、興味関心、得意分野に応じた質の高い講座を自由に選択できるように進める。
評価方法については下記のとおりとする
- 半期ごとに単位認定を行うことで、フォローアップ体制を円滑にする。
- 学習指導要領で定める【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】の「観点別評価」で評価を行う。
- 学習における目標・内容と評価の一致のために、「シラバス」、「総括的評価に用いる課題の評価観点・ルーブリックを明示した資料」、を単元・授業・評価の実施前に生徒に対して事前に公表する。単元・授業・評価の実施後には「振り返り」を行う。
- 「総合的な探究の時間」および「特別活動の時間」では、目標・内容と評価観点を一致させながら、個々のポートフォリオに基づく評価の実施やエピソード記述による指導要録への記載を行う。また、本校在学中の教育課程内外の活動を幅広く評価するためにポートフォリオ評価を重視する。
- 生活信条七か条に係る生徒の定着度合について定性的な評価を行う。
- 【主体的に学習に取り組む態度】の評価課題に応じた観点別評価にあたっては、その評価項目に自己管理スキル(目標設定・継続・感情コントロール)を全教科で以下のとおり設定する。
入学者の受け入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)
建学精神、教育目標、進路指導目標に共感し、資質・能力の体現と習得を目指そうとする入学者について、求める資質・能力に基づいて募集する。技能開発コースでは内部進学選抜、特待生選抜試験、自己推薦選抜試験、一般入学試験を実施し、受験生の適性や潜在的な資質・能力を多面的かつ総合的に評価する。
技能開発コース募集で求める資質・能力
- 資質・能力の体現とその習得に向けて努力する姿勢や意欲がみられること。
- 5教科(数学、国語、英語、社会、理科)の中学校既習内容の基本的知識・思考力もしくは学業以外の得意分野への高い向上心を有すること。
- 進路目標が技能開発コースの進路指導目標と一致していること。