BUKATSU! 大会・試合レポート
硬式野球部
- 2023.06.11 (Sun)
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硬式野球部第70回春季東北地区高等学校野球大会
盛岡きたぎんボールパーク決勝敗北、準優勝八戸学院光星高等学校(青森県第2位)2-3 敗北
本日は決勝戦にふさわしい好ゲームとなりました。一進一退の攻防が続く展開となりました。その試合を戦ったのが、青森県第2位校の八戸学院光星高等学校。現在の代の初めての練習試合の相手も八学光星高校でした。今シーズン、公式戦で当たるのは初めてでした。
本日の仙台育英の先発は湯田統真(3年)。前日6人パーフェクト投球を見せており、センバツ以降最も成長し伸びている選手です。打撃力が高い八学光星高校をどう抑えるのか。
しかし、先頭打者に右中間を破られる3ベースヒットを放たれるなど序盤は甘く入ったボールを痛打。2回には相手先発の2年生選手にホームランを打たれ先制点を許す。しかし、その以降立ち直り7回を1失点の好投を見せました。修正力と力を見せてくれました。その後8回から田中優飛が登板するも相手4番打者へ2点タイムリーツーベースヒットを放たれ2点差人にされてしまう。その後はなんとか髙橋煌稀(3年)が試合を締めました。対する打線は相手先発の2年生投手を前になかなか得点が奪えない。5回2アウト満塁のチャンスは濱田大輔(2年)が投手前内野安打で1点を返す。8回裏も4番齋藤陽(3年)のライト前タイムリーヒットで1点差に詰め寄る。最終回、2アウトから代打齋藤敏哉(3年)が左中間を破る2ベースヒットを放つも次打者が倒れゲームセット。優勝を逃し準優勝という結果になりました。
次の大会はついに夏の県予選。夏の県予選突破を果たし甲子園に戻って借りを返すということを生徒たちは強く思いながら毎日を懸命にやています。負けたら終わりの夏が始まろうとしている。新たな戦力の台頭、レギュラー陣の圧倒的な成績を出していけるような残りの準備期間としていけるように。全員でこの悔しさを晴らしていこう。
皆様の期待に応えられず誠に申し訳ございません。
次大会が3年生にとってラストです。宮城県の中でただ1校が夏の続きを描くことが出来ます。一戦必勝。足元を見つめて謙虚な気持ちで、だれにも負けない強い心をもって日々の練習に臨んでいきます。
応援の程ありがとうございました!
- 2023.06.09 (Fri)
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硬式野球部第70回春季東北地区高等学校野球大会
盛岡きたぎんボールパーク準決勝進出!一関学院高等学校(岩手県2位)8対0 勝利
第75回春季東北地区高等学校野球大会が6月6日に開会式を迎え、熱戦が繰り広げられております。仙台育英学園高等学校は6月8日に登場しました。春季岩手県大会を準優勝しております一関学院高等学校と試合をしました。
先発は、春季宮城県大会決勝で好投した3年田中優飛(3年)がマウンドへあがりました。1回にヒットとエラーでピンチを招くが、後続を討ち取って無失点。その後はMAX145キロを記録した直球と変化球を組み合わせ、安定した投球を披露。5回を無失点に抑える。6回から登板の3年仁田陽翔(3年)が後を繋ぐ。圧巻の投球で試合を締めくくりました。
打線は010安打8得点。多くの選手にヒットが出るなど、打撃陣が好調のの様子。先発の田中はライトへ先生の2点タイムリースリーベースで自演後を見せるなど終始、仙台育英ペースで試合が進み試合終了。
仙台育英高校が準決勝に進出を決めました。
準決勝の相手は岩手県3位での出場となっている盛岡第三高等学校。自分たちの野球ができるように次戦に備えようと思います。
この度は、ご声援誠にありがとうございました。
- 2023.05.28 (Sun)
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硬式野球部第70回春季東北地区高等学校野球宮城県大会
石巻市民球場4年連続春季県大会優勝!仙台商業高等学校7-1 勝利
春季宮城県大会決勝戦。4年連続優勝を勝ち取り、東北大会へ向けてよい流れで持っていきたいこの試合。仙台商業高校と対戦いたしました。
序盤から打線がつながり11安打7得点。2回裏に本日誕生日を迎えた湯浅桜翼(2年)がハッピーバースデーが流れる中センター前タイムリーヒットを放ち一気に3点を取り逆転。序盤中盤終盤と小刻みに得点を重ねました。対して先発田中優飛(3年)は味方エラーから先制を許す形となりましたが、終始自分のペースで試合を進め、7回1失点の好投。2番手仁田陽翔(3年)も無失点で繋ぎ3年生リレーで試合を締めました。
4年連続の春季大会優勝を達成しました。先輩たちが繋げてきた歴史を継続できたこと。後輩たちも継続できるように良い姿を今の3年生は見せていってくれることを願うばかりです。
春季東北大会出場が決まっております。夏に向けて、この大会に臨む姿勢が非常に大事になっていきます。優勝を目指すとともに夏の大会にチームとして良い状態で臨めるように準備期間を大切に過ごしてまいります。
今大会中、応援していただいた全ての皆様に大変感謝申し上げます。
今年の代も終わりが近づいてきておりますが、日本一を達成するべく生徒と共になって戦ってまいります。
この度はありがとうございました。引き続き、応援していただければ幸いでございます。
- 2023.05.27 (Sat)
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硬式野球部第70回春季東北地区高等学校野球宮城県大会
石巻市民球場決勝進出&東北大会(岩手開催)出場決定!!東陵高等学校9対2 勝利
準決勝を迎えた仙台育英。ここまでの2試合多くの課題や修正点と向き合いながら準決勝を迎えました。本日の対戦校は東陵高等学校。日頃より練習試合等で大変お世話になっております。勝者が東北大会出場の1戦。試合は序盤から動きます。
仙台育英の先発は今大会初登板の佐々木広太郎(2年)。北海道出身の大型投手です。しかし、この日は試合序盤から制球が定まらず、持ち味の直球に威力がなかなか出ず。苦しい登板でしたが、何とか踏ん張り必死に投げました。毎回走者を背負う苦しい投球でしたが5回2失点とゲームは崩さず。仙台育英打線は初回から爆発。鈴木拓斗(2年)、濱田大輔(2年)、湯浅桜翼(2年)の2年生トリオが初回から全員タイムリーの活躍で4点先制。3回に2点、6回に2点、7回に1点サヨナラと小刻みに点を重ねました。6回からは佐々木から武藤陽世(2年)にスイッチし2回無失点。2年生の投手陣もハイレベルな競争を経てより成長を願うばかりです。最終的に7回コールドゲームでの勝利となりました。
決勝進出を決めたと同時に東北大会への出場も決まりました。皆様の応援があってこそです。残り1戦、気を緩めることなく、今まで積み重ねてきた準備をやり切って明日の試合を迎えます。
決勝戦の相手は、仙台商業高等学校。新チーム開始後の秋の県大会でも対戦をしています。1戦必勝の想いで戦ってきたこの大会を良い形で締めくくれるよう明日も頑張ります。
本日も多くのご声援を賜りまして誠にありがとうございました。
明日も何卒よろしくお願い申し上げます。
- 2023.05.25 (Thu)
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硬式野球部第70回春季東北地区高等学校野球宮城県大会
仙台市民球場準決勝進出!古川学園高等学校3-1 勝利
本日は準々決勝、古川学園高等学校と対戦させていただきました。勝てばベスト4という試合はどのような展開になったのか。
この試合の先発は湯田統真(3年)。序盤から力強い直球と切れ味鋭いスライダーで古川学園打線を抑え込んでいきます。しかし、対する私たちの打線も古川学園投手陣に序盤は抑えられてしまいます。
そのような投手戦の展開の中、5回表に試合が動きます。1番橋本航河(3年)が四球で出塁、盗塁で2アウト2塁。ここで主将の2番山田脩也(3年)の鋭いレフト前タイムリーで仙台育英が1点を先制する。その後7回に2点を追加する。投手陣は湯田から髙橋煌稀(3年)に6回からチェンジし無失点で繋いでいく。3-0のまま最終回へ。
最終9回2アウト2塁でサードゴロ。試合終了かと思われたがここで悪送球。その後タイムリーを打たれ失点。ここで田中優飛(3年)にスイッチ。後続1人を空振にし試合終了。苦しみながらもベスト4進出を決めました。
多くのミスやうまくいかないことが出た試合でしたが、勝ち切れたことで次戦へ反省をし繋げていくことができます。しっかりと次戦に生かして勝ちを掴みに行きたいと思います。
本日も応援ありがとうございました。皆様の声援や拍手が選手の希望や勇気に繋がっております。次戦も一生懸命にプレーをします。何卒よろしくお願い申し上げます。
- 2023.05.21 (Sun)
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硬式野球部第70回春季東北地区高等学校野球宮城県大会
石巻市民球場準々決勝進出!大崎中央高等学校7-0 勝利
ついに春の宮城県大会が始まりました。3年生にとってここから先全てが最後の大会となります。県大会は2回戦からの登場となり、対戦校は大崎中央高等学校です。
本日の先発は髙橋煌稀(3年)。直球を中心に5回まで危なげない投球。6回からは湯田統真(3年)にスイッチをし、こちらも7回終了まで良い投球を見せました。
打線は爆発力はないもののチャンスを確実に得点へつなげ7-0で勝利。7回コールドゲームとなりました。得点を重ねる中で残塁も多くありました。点に結びついていればなお違った展開になっていたと思います。次回までに課題を修正していければと思います。
次戦は5月25日10時~、仙台市民球場にて古川学園高等学校と対戦いたします。
夏に向けてさらに経験を積んでいけるように部員一同頑張ってまいります。この度は応援ありがとうございました。
次戦も何卒よろしくお願い申し上げます。
- 2023.03.29 (Wed)
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硬式野球部第95回記念選抜高等学校野球大会
阪神甲子園球場ベスト8敗退報徳学園高等学校(兵庫)4-5 サヨナラ負け
昨日の龍谷大平安戦に勝利し、2年ぶりにセンバツの準々決勝へと進みました。本日も第4試合ということでナイターでの試合。対戦校は地元兵庫の報徳学園高等学校。3回戦で東海王者の東邦高校とのタイブレークを制して勝ち上がってきています。今日も名門校との勝負。戦いが始まります。
試合は初回、0アウト1.2塁と先頭から連続出塁するもバントで送れず結局無得点。逆に裏の報徳学園高校は2アウトから先発の仁田陽翔(3年)を攻め2点先制。慶應戦の雪辱を果たすべくマウンドに上がった仁田ですが、初回に先制を許します。2回先頭を出塁させたところでエースの髙橋煌稀(3年)にスイッチ。1点を失うもこの回を何とか終えます。対する仙台育英はなかなか自分達の攻撃をさせてもらえず苦しい試合展開。反撃の糸口を掴めないまま前半5回を0-3でリードを許す。非常に苦しい場面の連続でしたがなんとか3点のリードで抑えています。
6回なんとか1点でも返したい仙台育英はチャンスを迎え、打者は濱田大輔(2年)。食らいつくも三振、しかし捕手が捕球できず振り逃げ。欲しかった1点を返す。ここからお互いに多くのチャンスを作るも何とか粘る展開が続く。しかし、点差は変わらず最終9回へ。
9回の表、簡単に2アウト取られ万事休す。しかしここからドラマが待っていた。2番橋本航河(3年)の四球で出塁し、3番代打永田一心(3年)。初球を打ち上げる。誰もが試合は終わったと思ったところセンターがフライをとれずに後方へ落球。1塁走者の橋本は一気にホームへ。ついに1点差。2アウト2塁で打者は4番齋藤陽(3年)。外の変化球をレフトへヒット。2塁走者一気に生還、同点。なんと9回2アウトから2点差を追いつきました。「井口の応援歌」に乗せてスタンド中が今まで経験のないほど盛り上がっておりました。その景色は忘れられません。
何とか同点に追いつき、10回タイブレークへ。
10回表、湯浅桜翼(2年)がバントで送り、濱田大輔(2年)が打席へ。外のボールに食らいつきライト前へ。ついにこの試合初めてのリードを奪いました。しかし追加点は上げられず。1点リードで10回裏へ。9回裏から登板の田中優飛(3年)がそのままマウンドへ。エラーもあったが、何とか踏ん張り2アウト満塁。カウント2-2、追い込んでから投じた高めのボールにうまく合わせレフト前へ。何とか粘り続けていた仙台育英でしたが、ここで試合終了。4-5で報徳学園高校に敗れベスト8敗退です。
整列の際は、打たれた投手、主将、エースと多くの人間が涙しました。春の大会で悔しい、情けないという思いから出る涙を流せること。心の底から春の王者を目指してやってきましたがかなうことはありませんでした。しかし、この涙はきっとグラウンドに立っていた18名だけでなく2.3年生51名をさらに大きくしてくれるはずです。
3年生は残り半年もありません。秋はベスト4、春はベスト8。まだまだ日本一は届かない、それでも諦めない。成し遂げるんだという想いが目標達成へ導くと信じています。
昨夏に見た日本一の景色をもう一度、この学年で。
やれることを100%で。この敗戦を糧にして子どもたちとともにまた汗を流していこうと思います。新入生含め3学年体制で「二度目の初優勝」を目指して日々精進してまいります。
今大会で、現地にいらっしゃって共に応援していただいた方々、テレビやラジオで前でご声援を送ってくださっていた方々、多大なるご声援を賜りまして誠にありがとうございました!
- 2023.03.28 (Tue)
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硬式野球部第95回記念選抜高等学校野球大会
阪神甲子園球場ベスト8進出!龍谷大平安高等学校6-1 勝利
本日は3回戦となりました。慶應義塾との熱戦を乗り越えて3回戦へと駒を進めてきました。
本日の対戦相手は京都の名門校である龍谷大平安高等学校です。個人的に非常に楽しみなカードでございます。また、私にとっても初めての甲子園のナイターでした。
試合は序盤から仙台育英のペース。先頭の主将、山田脩也(3年)がレフトへの安打で出塁。盗塁、パスボールで進塁し、3番寺田賢生(3年)のファーストゴロの間に先制。4回にも湯浅桜翼(2年)のレフト前タイムリーで1点を追加。7、8回に2点ずつ加点するなど、序盤中盤終盤と小刻みに加点。投げては先発の湯田統真(3年)が7回を投げ2安打無失点の好投。2回戦延長10回タイブレークで最後空振り三振に仕留めたことで一皮むけたように思えるほど、甲子園で成長を示しています。8回を田中優飛(3年)、9回に佐々木広太郎(2年)のリレー。佐々木が先頭打者にHRを浴びるも後続を断ちゲームセット。6-1で2年ぶりのベスト8進出を決めました。
この試合はミスはあったものの比較的我々のペースで試合運びが出来ました。昨夏の甲子園優勝を経験したメンバーが7名ベンチ入りしております。やはり経験を多く積んでいることがどれだけプレーに安定をもたらせるのか。それを大いに感じる慶應戦、平安戦となりました。
現大学1年生の世代、島貫丞世代以来のベスト8進出です。2年前はベスト8で天理高校に敗戦しました。今回はベスト8の壁を越えられるのか。しっかりと準備してまいりたいと思います。
次戦は明日29日第4試合、兵庫の報徳学園高等学校です。
応援の程何卒よろしくお願い申し上げます。
- 2023.03.21 (Tue)
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硬式野球部第95回記念選抜高等学校野球大会
阪神甲子園球場3回戦進出!慶應義塾高等学校(神奈川・関東ベスト4)2対1 サヨナラ勝利
待ちに待ったセンバツが幕を開きました。
阪神甲子園球場にて大会4日目第3試合、対慶應義塾高等学校との初戦を迎えました。
本学園は非常に慶應義塾高等学校と縁が深く、毎年定期戦を行うほどの関係性です。また、本学園の理事長・校長先生の母校でもあるため、対戦が決まった日から学園全体で非常に楽しみにしていた一戦でございました。
対戦校の慶應義塾高等学校は出場校で2番目のチーム打率、秋は15本塁打を放つ超攻撃型のチームです。そして大技だけでなく小技や堅い守備にも定評があり、隙のないチームです。我々は投手力を生かした守りのチームを自負しております。少ないチャンスをものにし、最少失点で守り切るそんな戦いが出来ればと思います。
さて、試合ですが、まず驚いたのが慶應義塾高等学校の応援です。今大会から声出し応援が正式に認められました。慶應大応援団の迫力ある応援にとても感動しました。少しずつ大人たちが学生の時に経験した、当たり前だった世の中へ戻っていってるのだなと感慨深くなりました。
試合は初回から常にランナーを背負い続ける苦しい試合でした。各選手の振りが鋭く、甘い球は簡単にヒットにされるなどしましたが、投手陣が何とか踏ん張って無失点で繋ぐ。2回1死満塁から登板したエースの髙橋煌稀(新3年)が9回先頭を出塁させるまで粘り強い投球でチームを鼓舞します。対する仙台育英は序盤良い当たりは出る者のなかなかランナーが出塁せず淡々とした攻撃。しかし、5回に4番の齋藤陽(新3年)のレフト前出塁を皮切りに2アウト1.3塁のチャンス。ここで好投続ける髙橋がレフトへしぶとくヒット。仙台育英が5回に先制をした。
この1点を何とか守り切り1-0で最終回へ。しかしここから慶應義塾高校の反撃。髙橋が先頭を出塁させると、湯田統真(新3年)へバトンタッチ。同店のタイムリーを浴びますが、湯田も何とか踏ん張ります。9回裏チャンス作るも無得点。大会初のタイブレークへと進みます。
10回表、慶應義塾高校の先頭打者がバントを決め、1アウト2.3塁となる。ここで湯田ギアを上げる。4番打者をキャッチャーファールフライに打ちとり、5番打者を空振り三振に仕留める。なんと無失点で切り抜けた。裏の攻撃も先頭打者がバントを決め、1アウト2.3塁。その後2アウト満塁とすると、最後決めたのは主将であるこの男、山田脩也(新3年)。初球をレフト前に鋭くはじき返しゲームセット。サヨナラ勝ちで2年ぶりのセンバツ、初戦突破を果たしました。
甲子園球場で野球ができる喜び、ひしひしと感じました。その中でなかなか上手くいかない試合展開ではありましたが、何とか勝ち切りました。
ここまで多くの方に支えられ、協力していただきながら初戦を迎えることが出来ました。皆様、ありがとうございました。
皆様の期待を背に、声援や応援を背に、グラウンド上で選手たちは頑張ってくれることでしょう。
部員総勢51名の力を一つに、皆様の声援に力や勇気をいただきながらなんとか一戦必勝で戦ってまいります。
次戦は京都府の名門校である竜谷大平安高等学校との3回戦です。
皆様、応援の程何卒よろしくお願い申し上げます!!
- 2023.03.11 (Sat)
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硬式野球部2023.3.11 「震災教育」
荒浜小学校、名取伝承館、閖上中学校3.11。
12年前の今日、岩手県・宮城県・福島県を中心とした東日本大震災が発生し、多くの尊い命が犠牲となりました。東北人にとって忘れてはならない一日である今日。仙台育英学園高等学校硬式野球部は「震災教育」を例年続けております。宮城県出身、東北地方出身の選手だけでなく関東や関西、遠いところで九州地方の部員も在籍しております。
発生当時、幼かった彼らが成長し、各地から縁があって宮城県の地に集まり同じ目標を持ち、切磋琢磨している。当たり前の日常のようで本当に奇跡的な瞬間であることを本日はより実感することでしょう。全部員が東北人にとって、宮城県民にとって「東日本大震災」とはどのような出来事であったか、学ぶべきであり感じるべきことだと考えております。
本日は、「震災教育」ということで各訪問場所で語り部の方から、当時の状況や東日本大震災とはについて部員一同、学ばせていただきました。語り部の方から離されるお話は、一言一句に重みを感じるとともに自然災害の恐ろしさやそれに伴う悲しみなどを学ばせていただき、感じさせていただきました。
選抜大会を前に、生きていること、好きな野球が出来ていることが本当に当たり前ではなく、奇跡であること。感謝をして毎日を懸命に生きていかないといけない決意を部に関わるすべての人間が決意をしたところでございます。
そして11時46分。黙祷をさせていただきました。
私たち硬式野球部にできることは何か。宮城県を、東北地方を代表してセンバツ大会に出場します。結果はどうなるかわかりませんが、1球に全ての想いをのせて、諦めずに、一生懸命にプレーするのみだと思います。その姿をご覧になった方々が少しでも笑顔になっていただければ、毎日の生活への活力に少しでもなることが出来たならば幸いでございます。
東北人にとって、宮城県民にとって大切な今日という日を決意の日として、センバツ大会へ向かってまいりたいと思います。
- 2022.11.21 (Mon)
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硬式野球部第53回明治神宮野球大会
明治神宮球場ベスト4敗退大阪桐蔭高等学校(近畿地区代表)5対4 敗戦
本日、準決勝を迎えました。先日は辛くもサヨナラ勝ちを収め、準決勝へと駒を進めました。
準決勝の相手は近畿地区王者の大阪桐蔭高等学校。平成、令和を代表する高校野球界屈指の名門が対戦相手でした。
現在の日本をリードするチームと全国大会の舞台で対戦することができました。
序盤は相手のミス等も重なりリードを奪う展開。5回終了時点で2対1。先発の仁田陽翔(2年)の好投もありました。
しかし、6回裏に一挙3点を奪われると終盤にも失点。9回時点で5対2と万事休す。ただ今大会は9回に試合が動きます。湯浅桜翼(1年)の2点タイムリーで1点差に詰め寄る。なおもチャンスを迎えましたが、大阪桐蔭高校の絶対的エースの前にあと1本が出ず。準決勝で敗れました。
日本一のチームと試合が出来たこと、負けた悔しさ以上の経験を選手たちは得ることが出来たのではないかと思います。
今シーズンの公式戦は今大会で終了となりました。
山あり谷ありのシーズンではございましたが、皆様のご声援のお陰様で生徒たちも一生懸命にプレーをできたと思います。
皆様、ご声援誠にありがとうございました。
ここから冬へと突入してまいります。日本一の競争をこの冬でも体現していき、全選手があらゆる面で上達したと個々で感じられるような熱い冬にしてまいります。
本年は皆様大変お世話になりました。
来年のシーズン開幕後も仙台育英学園高等学校硬式野球部を何卒よろしくお願い申し上げます!
- 2022.11.19 (Sat)
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硬式野球部第53回明治神宮大会
明治神宮球場初戦突破 準決勝進出!沖縄尚学高等学校(九州地区代表)5-4 勝利
11月17日の開会式により火ぶたが切って落とされました第53回明治神宮大会。仙台育英学園高等学校は3年ぶりの出場となりました。
51名の部員たちは、新チーム結成後、この大会へ出場することを目標としました。秋季宮城県大会では決勝戦で敗戦、自分たちの現状を見つめなおすきっかけとなり、東北大会では苦しみながらも投手陣の踏ん張りもあり東北大会を制することが出来ました。
東北地方を代表して今大会を戦います。
本日の対戦校は九州地区代表校の沖縄尚学高等学校。沖縄県、九州地区を代表する強豪校とこのような場で戦うことが出来ることに感謝させていただきながら部員たちは戦いに向かいました。
この試合は、投手陣がなかなか粘れない展開。要所で失点を重ね8回終了までに4失点。野手陣も走塁のミスも出て攻撃もなかなかつながらない。そんな苦しい展開で試合が進んでいきました。8回終了時点で4対0。万事休すのところまで追い込まれましたが、最終回にドラマが待っていました。
先頭打者の濱田大輔(1年)のレフト前、1アウト後に尾形樹人(2年)のレフト越えツーベースで1アウト2.3塁のチャンス。ここで打席には1番橋本航河(2年)。ファーストへ鋭い当たり、処理に手間取っている間に内野安打。1点を返しなおも1アウト1.3塁で主将の山田脩也(2年)が右中間へのツーベースでさらに1点。2.3塁から3番湯浅桜翼(1年)のセンター前ヒットでついに同点。1アウト2塁、一打サヨナラの場面で打席に立つのは4番齋藤陽(2年)。この試合、ここまで4打席0安打。らしくない打席が続いていました。しかし、前チームより4番を張る男のここぞと迷いのない一振り。打球はセンター横へ落ち、2塁ランナーの湯浅桜翼が生還。9回裏、4点ビハインドをひっくり返し逆転サヨナラ。5対4で準決勝へと駒を進めました。
多くの修羅場を乗り越え、人は成長する。秋の段階でこのような経験が出来ていること。そして部員51名で日々練習に励んできた成果が土壇場で発揮されたのかなと思います。控え組のスタンドでのとびっきりの笑顔、グラウンドに立つ選ばれた代表たちの安堵も混じった笑顔。次戦も51名で粘って粘って勝利を手繰り寄せられればと思います。
次戦は11月21日(月)、クラーク記念国際高等学校(北海道地区代表)と大阪桐蔭高等学校(近畿地区代表校)の勝者と対戦いたします。
神宮球場まで足を運んでいただき、応援していただいた皆様。画面上で応援していただいた皆様。誠にありがとうございました。
次戦も部員たちは一生懸命に戦ってくれます。私は勝利を信じてスタンドから、心の中から控え部員とともに声援を送ろうと思います。
次戦も何卒よろしくお願い申し上げます。
- 2022.10.16 (Sun)
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硬式野球部第75回秋季東北地区高等学校野球大会
荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた2年ぶり優勝、明治神宮大会出場決定東北高等学校(宮城県1位)6-3 勝利
秋季東北大会もいよいよ決勝戦。ここまでロースコアの戦いを制してきましたが、とても苦しい道のりでした。この試合は明治神宮大会出場もかかっておりました。重要な1戦。
対戦校は秋季宮城県大会決勝で敗れた東北高等学校。宮城県勢同士の戦いです。
先発は湯田統真(2年)。
試合は2回2アウト満塁から3番住石孝雄(2年)が2点ツーベース。先制することが出来ました。4回にも4番齋藤陽(2年)のライトフェンス直撃の2点スリーベース。7回にも着実に加点をしていきます。対する東北高校も4回に代打の選手の2点タイムリーが飛び出すなど一時は1点差に詰められるもその後突き放し終了。
2年ぶりの東北大会優勝と3年ぶりの明治神宮大会出場を決めました。
夏の大会を終え、始動は遅かったですが、新チームの生徒たちが立てた目標を達成することが出来たことにホッとしております。
ただ、過程や中身が非常に重要で、良かった点や悪かった点を客観的に反省し次につなげていく必要があると思います。
勝ったからこそ反省を丁寧にする。その積み重ねしかないと思います。
この度は山形県高校野球連盟の皆様、運営をしていただいた皆様、応援していただいた皆様誠ににありがとうございました。
今後も日々生徒とともに精進してまいります。
様々ご支援、ご声援を賜りまして誠にありがとうございました!
- 2022.10.14 (Fri)
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硬式野球部第75回秋季東北地区高等学校野球大会
荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた能代松陽高等学校(秋田県第1位)2-1 勝利
本日は準決勝を迎えました。昨日、鶴岡東高校に3-0と勝利をし、連戦ですが準決勝を戦います。
相手は秋田県第1位の能代松陽高等学校。準々決勝では延長12回サヨナラで福島県の学法石川高等学校に勝利を収めております。
準決勝を突破すればセンバツがぐっと近づく一戦。
本日の先発は仁田陽翔(2年)。2回戦青森山田戦でも先発をしました。中2日での登板です。
試合は早速動きます。能代松陽高校は1回表に死球で出たランナーがけん制悪送球で3塁へ。1アウト3塁の場面で3番打者のセカンドゴロの間に先制。いきなりリードされる展開に。しかし、3回にチャンスを作り1番橋本航河(2年)の犠牲フライで同点に追いつく。4回表にピンチを迎えた場面で髙橋煌稀(2年)へスイッチ。乗り切ると最終回まで粘投。打線は6回に湯浅桜翼(1年)のセンター前へのタイムリーで勝ち越し。
1点を守り切り勝利。決勝進出を果たしました。
決勝で対戦するのは宮城県1位で県大会決勝で2-1で敗戦をした東北高等学校。中1日で迎えます。しっかりと準備をして試合に臨みます。
本日も応援ありがとうございました。皆様の声援が力となっております。
決勝戦も何卒よろしくお願い申し上げます。
- 2022.10.13 (Thu)
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硬式野球部第75回秋季東北地区高等学校野球大会
きらやかスタジアム準決勝進出!鶴岡東高等学校(山形県2位)3-0 勝利
本日、準々決勝を迎えました。2回戦から中1日でしたが、しっかりと準備を整えてきました。本日勝利をすればセンバツへぐっと近づいていける一戦となりました。
本日対戦させていただきましたのは山形県2位突破の鶴岡東高等学校。
練習試合でも試合をさせていただいております。本日は勝利なるか。
本日の先発は湯田統真(2年)。前の試合では9回途中からの好リリーフ。
先発で役目を果たします。
立ち上がりから直球、スライダーを中心に素晴らしい投球。9回完封、魂の投球で準決勝進出へと導きました。
打線では4回裏、チャンスで濱田大輔(1年)がライト線へタイムリー3塁打で先制。6回裏には、4番齋藤陽(2年)のセンター越えタイムリー2塁打、代打下山健太(2年)の右中間を割るタイムリー2塁打で2点を追加。投打がかみ合い3-0で勝利を収めました。
準決勝進出です。昨年の秋季東北地区野球大会は準々決勝で敗退。壁にぶつかりました。今年はロースコアながらも粘り切って、つなぎきって突破できました。
謙虚に自分たちが出来る野球を。丁寧にやり切ってまいります。
次戦は明日14日(金)の第2試合、秋田県1位校の能代松陽高等学校と対戦させていただきます。一戦必勝、最後まで貫いてまいります。
本日は応援ありがとうございました。次戦も何卒よろしくお願い申し上げます。
- 2022.10.11 (Tue)
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硬式野球部第75回秋季東北地区高等学校野球大会
きらやかスタジアム準々決勝進出!青森山田高等学校2対1 勝利
本日、第75回秋季東北地区高等学校野球大会の初戦を迎えました。
秋季宮城県大会では、決勝戦で敗れました。その悔しさを胸にしっかりと準備をしてまいりました。本日、その成果を出すことを目指して戦いました。
初戦の相手は青森山田高等学校(青森県1位)との対戦でした。
試合は2回、仁田陽翔(2年)のレフト線へのタイムリー2ベースで1点を先制。しかし、4回に一点を返される。その後は両校の投手の力投もあり1-1で迎えた9回表、1アウト満塁で7番尾形樹人(2年)が勝ち越しスクイズを決め1点リードで9回裏へ。ピンチを迎え、髙橋煌稀(2年)-湯田統真(2年)と1イニング2投手が登板するなど総力戦。
最後は湯田統真(2年)がセンターフライに打ち取ってゲームセット。2-1で辛くも勝利を収めました。
次戦は10月13日(木)で鶴岡東高等学校と準々決勝を戦います。
苦しい試合となりましたが、何とか勝ち切ったことで次につながりました。試合で出た反省を生かして準備をして次戦に臨みたいと思います。
次戦も応援の程何卒よろしくお願い申し上げます!
- 2022.09.28 (Wed)
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硬式野球部第75回秋季東北地区高等学校野球宮城県大会
仙台市民球場11連覇ならず、準優勝!東北高校1-2 敗北
本日は75回を数える秋季宮城県大会の決勝戦でした。
仙台育英学園高校としては11連覇を、東北高校としては12年ぶりの優勝を目指す試合となりました。
近年、決勝戦で複数回対戦をさせていただいております。この秋も相まみえました。
両校とも東北大会出場は決まっておりますが、宮城の頂点へ立つために、懸命に戦ってまいります。
この試合の先発は髙橋煌稀(2年)。今大会初先発。この大会でもエースとして何度もチームを救ってきました。
試合は3回に東北高校に先制を許す展開。東北高校先発投手の切れのあるスライダーとインコースに決まるストレート。序盤はチャンスは作るものの得点を奪えず。スコアボードに0を続けます。両校の先発投手が踏ん張りを見せ投手戦へ。次の点を取った方に流れは大きく傾くと感じました。
次に得点を奪ったのは東北高校でした。8回裏に1得点。2対0と引き離されました。それでも最終回に意地を見せました。今大会初打席を迎えた代打下山健太(2年)がレフト前へ1点差に迫るタイムリー。なかなか出場機会に恵まれませんでしたが、代打起用に一発回答。
ただし、反撃もここまで。2対1で東北高校に敗れました。
序盤に作戦系が決まらず、自分たちの流れで野球がやれませんでした。しかし、この敗戦を東北大会に繋げていきます。
某漫画の中にこんなセリフがあります。
”「負けたことがある」というのがいつか大きな財産となる。”
私たちは力不足ではありますが、まだまだ成長できる。高校生の可能性は無限大だと思うので、ともに成長してまいりたいと思います。
今大会、球場で多くの方々が仙台育英学園のタオルを巻いて一投一打に拍手を送ってくださる姿を見ておりました。
東北地方、宮城県内の多くの方々に応援されていることを改めて感じた大会でした。ご声援誠にありがとうございました!
次は東北大会です。センバツ出場をかけて残り2週間しっかりと準備をしてまいります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました!
- 2022.09.25 (Sun)
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硬式野球部第75回秋季東北地区高等学校野球宮城県大会
仙台市民球場決勝進出!仙台第三高等学校9対0 勝利
本日は準決勝が行われました。
この試合は東北大会出場を確定させるために非常に重要な一戦でした。
対戦校は仙台第三高等学校。同じ中部地区であり、公立校ではありますが近年多くの大会でベスト4以上の結果を残している強力なチームです。
この試合の先発は湯田統真(2年)。仙台商業高校戦では2回途中で降板と悔しい結果に終わっておりました。修正を重ね、本日に向けて調整してきました。
試合が始まると湯田は5回を11奪三振と好投。投球フォームやグラブ手の使い方を修正してきましたが、見事な投球でした。その後は田中優飛(2年)がつなぎ無失点リレーで試合を終えました。
打線は2回に2点を先制、5回には一挙6得点。最終的には9対0で勝利。投打に嚙み合い勝利を収めることが出来ました。
次戦はいよいよ決勝戦。対戦校は東北高校。長い宮城県高校野球の歴史においてライバル関係が続く両校。明日も自分達の野球を謙虚に実直に取り組んで、その先に結果がついてくるように準備してまいります。
本日は日曜日ということもあり多くの方に球場に足を運んでいただきまして、ご声援を賜りました。誠にありがとうございました。
明日も生徒たちは精一杯プレーをいたします。
- 2022.09.21 (Wed)
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硬式野球部第75回秋季東北地区高等学校野球宮城県大会
仙台市民球場準決勝進出!石巻工業高等学校13対0 勝利
本日準々決勝、ベスト8をかけた試合となりました。
対戦校は石巻工業高校。練習試合も年間通してさせていただくなど普段から交流があるチームでした。公式戦で対戦させていただけることにとてもワクワクした気持ちでした。
試合は序盤から仙台育英ペース。初回は齋藤陽(2年)の犠牲フライ、湯浅桜翼(1年)の2塁打で2点を先制。その後も加点を続けました。守備では投手陣が奮闘。仁田陽翔(2年)-湯田統真(2年)-田中優飛(2年)の2年生リレーで完封。13対0で勝利を収めました。
この試合では4回裏満塁のチャンスで新たな選手が結果を残しました。代打で登場した濱田大輔(1年)がレフトスタンドへの満塁ホームラン。一振りでチャンスをつかみ、結果を出しました。濱田は今大会からベンチ入り、背番号は20番。日本一の熾烈な競争を勝ち抜いた選手が結果を残したことが非常に嬉しいと思うと同時にベンチに入れなかった選手にもさらに火が付き、日常の競争がより一層激しくなることと思いました。
準決勝に進出をすることが出来ました。皆様の声援のお陰様で、宮城の頂点まであと2つとなりました。
自分たちの野球を丁寧に、謙虚に、やれることをやりきるということを念頭に置きながら準備をしてまいります。
本日もご声援、誠にありがとうございました。
- 2022.09.19 (Mon)
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硬式野球部第75回秋季東北地区高等学校野球宮城県大会
仙台市民球場準々決勝!仙台商業高等学校7対3 勝利
9月16日に新チーム初公式戦の勝利とあげ、センバツを目指す戦いが始まりました。
本日は3回戦を迎えました。対戦校は仙台商業高等学校。今夏も対戦させていただきました。また、昨夏には4回戦で敗北を喫した相手です。
近年、苦しめられている高校でした。なかなか難しい試合になるかもしれないとスタンドから感じておりました。
先発は右腕の湯田統真(2年)。
初回、ヒットや四死球でピンチを背負う。ここで仙台商業の4番にタイムリー三塁打を浴び、初回に2点を失う。
2回にも0アウト満塁のピントを背負う。ここで投手交代しエース髙橋煌稀にスイッチ。後続を3人を切り抜けチームを救いました。攻撃は序盤3回無得点と抑えられましたが、4回に打線爆発。一挙5得点で試合をひっくり返しました。7回にも2点を追加、8回に1点を失うもそのまま逃げ切り。7対3で勝利し準々決勝進出を決めました。
一筋縄ではいかない、自分たちの良さも序盤でないなど反省点はあるものの勝ち続けることで反省が出来る。そうプラスに考えて次戦までに修正していきます。
応援していただいた皆様ありがとうございました。皆様の声援が生徒たちに届き、それが力となっております。
応援、誠にありがとうございました!
- 2022.09.16 (Fri)
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硬式野球部第75回秋季東北地区高等学校野球宮城県大会
仙台市民球場3回戦進出!!宮城県登米総合産業高等学校10対0 勝利
第104回全国高等学校野球選手権大会大会におきましては、東北地方の皆様、全国の皆様から多大なるご声援を賜り、「日本一からの招待」がなされました。
皆様の声援が生徒たちの勇気へとつながり、一生懸命にプレーをすることが出来ました。皆様、誠にありがとうございました。
さて、いよいよ新チームの初戦を迎えました。代が変わればまた新たなスタートです。
一戦必勝、この気持ちで試合に臨みました。
相手校は登米総合産業高校。練習試合を年に複数回していただいておりました。公式戦で対戦は初めてだったかと思います。
初回、3つの四死球で満塁のチャンスを作ると4番齋藤陽(2年)がライトの頭上を越える走者一掃の三塁打を放つ。甲子園で多くを経験してきた2年生4番が新チームでも存在感を示しました。その後も攻撃陣は加点をしていき10得点。投げては仁田陽翔ー田中優飛(ともに2年)で無失点リレー。初戦を10対0で勝利。
3回戦進出を決めました。
秋は非常に難しい戦いになります。それでも一戦必勝で、まずは宮城県の頂点、11連覇を達成できるように、謙虚に自分たちの野球の精度を高めていってまいります。
応援していただいた方誠にありがとうございました。次戦も何卒よろしくお願いいたします。
- 2022.08.22 (Mon)
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硬式野球部第104回全国高等学校野球選手権大会
阪神甲子園球場東北勢初、本校初優勝下関国際高等学校8対1 初優勝
本日、第104回全国高等学校野球選手権大会の決勝戦が行われました。
仙台育英学園高校にとって、春夏合わせて4回目の白河の関越えへの挑戦でした。
春夏過去3度の決勝はすべて敗北。東北勢も長い歴史の中で12回挑戦しすべて夢破れております。
決勝戦の相手は下関国際高等学校です。準々決勝でセンバツ優勝の大阪桐蔭高等学校、準決勝でセンバツ準優勝の近江高等学校を破るなど確かな実力を持ったチームです。
序盤は下関国際高校の古賀君に翻弄され得点があげられない。
今大会2度目の先発の3年生、斎藤蓉も奮闘しました。
序盤は緊迫感のある投手戦。このまま両投手の好投で進むのかと思われた4回、ついに均衡が破れました。
8番斎藤蓉のライト前ヒットを皮切りに先制、5回に2点のダメ押し。
6回に1点を返されるも、7回に一挙5得点。
この回、今大会初アーチを3年岩崎生弥がレフトスタンドへ。
今大会、岩崎生弥の活躍が目立ちました。
昨年6月に病気で2か月の自宅療養、完全復帰は本年6月。
宮城県大会はメンバー漏れ。多くの困難、壁が立ちはだかりましたが、不屈の男はあきらめることなく、逆境に打ち勝ち、甲子園のメンバー入りを果たしました。
甲子園では序盤の代打から活躍を続け、スタメンにまで。そして決勝戦に満塁アーチ。
全ての困難や苦しいことが報われた瞬間だったと思います。
そして、多くの方々へ勇気と感動を感じていただけたアーチでした。
最終的には、8対1で勝利。
104回の歴史ある夏の甲子園大会。過去12度の東北勢の挑戦は夢破れてきましたが、重い扉を仙台育英ナインがこじ開けてくれました。
本日のコメントは3年の福田虎太郎です。
「今日は宮城県代表・東北代表として、そして全国の高校野球ファンの想いを持ち、7年ぶりの決勝戦に挑みました。下関国際高等学校は大阪桐蔭高校や近江高校に勝ってきた力のあるチームでした。
試合では簡単に点が入らず厳しい展開になりながらも自分達の出来ることを100%を出した結果、優勝することが出来ました。
東北だけが優勝したことがないという中で多くの期待やプレッシャーがありながらも、その壁を乗り越えて新しい栄光の扉を開けたと思います。
これからは東北6県が野球のレベルや高校野球を盛り上げていけるように頑張っていきたいです。
そして、現地で応援された方、テレビの前で応援された方など多くの力が集まっての優勝だと思います。
本当にありがとうございました。
そして、これからも応援よろしくお願いします。」
この度、東北勢の初優勝を達成することが出来ました。
そして、チームスローガンの「日本一からの招待」も達成することが出来ました。
しかし、我々の力だけでは達成できませんでした。
しのぎを削りあった宮城県の高等学校、東北地方の高等学校のチーム。
多くのご支援をいただいた学校関係者の皆様。
日頃から応援していただいている地域の皆様。
東北地方の皆様全員の結果です。
須江先生のお言葉をお借りさせていただきます。
「東北地方の皆様、おめでとうございます!」
皆様と喜びを共有させていただければと思います!
そして、この3年生の代はコロナウイルス感染症に翻弄された学生生活を送った世代です。今までのように、マスクなしで大勢で声をあげながら楽しむ青春は彼らにはありませんでした。
多くの思い出を作る機会を失い、そして閉塞的な高校生活となりました。
大人として力のなさを痛感しました。
しかし、私たちが思っている以上に生徒たちは大人でした。
感染症対策を実行しながらも自分たちなりの思い出をたくさん作っておりました。
その思い出の1ページに甲子園大会優勝という歴史を塗り替えた、偉業を加えたのでした。
優勝した瞬間、マウンドに集まる生徒たちだけでなく、スタンドにいた生徒、そして応援しに来てくださったOB、地域の方々のはじける笑顔を見ることが出来ました。
その光景はコロナウイルス以前の光景と何ら遜色ない景色でした。
日本一の景色を皆さんと共有させていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも仙台育英学園高校硬式野球部は歩みを進めてまいります。
二度目の「日本一からの招待」を達成すべく、精進してまいります。
ご支援・ご声援を賜りまして誠にありがとうございました。
皆様の声援が生徒の大きな力となりました。
地域の皆様と感動を分かち合うために、我々も頑張ってまいります!
今後とも応援の程よろしくお願い申し上げます!!
- 2022.08.20 (Sat)
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硬式野球部第104回全国高等学校野球選手権大会
阪神甲子園球場7年ぶりの決勝進出!聖光学院高等学校18対4 勝利
7年ぶりの準決勝を本日戦いました。
相手校は福島県の聖光学院高等学校。毎年1,2回練習試合をさせていただき、Bチームも本当によくお世話になっている高校です。104回の歴史を数える本大会で初の準決勝東北対決でした。
試合は初回、チャンスを作るも得点ならず。その裏に先制を許します。
この試合も苦しい試合になるような幕開けでした。しかし、2回に11得点のビッグイニング。その後も追加点を効果的にあげ、18対4と勝利を収めることが出来ました。
少しのボタンの掛け違いで大きく試合が動く甲子園。それを実感した試合でした。
聖光学院さんの想いも背負い、東北初の日本一へ挑戦します。
本日の試合のコメントは3年清水友棋です。
「今日は同じ東北勢の戦いを制し、決勝戦進出を決めることが出来てよかったです。地区大会から一戦必勝で1つ1つ試合を勝ち抜いてきました。
決勝戦も今まで自分達が取り組んできたことを発揮し、チームとして、東北地方としても初となる、甲子園大会優勝を成し遂げます。
そして、仲間と最高の思い出を作り、全国の方々に感動を届けます。」
なかなか勝てなかった代ですが、日本一への挑戦をするところまで来ました。
「日本一からの招待」このスローガンを掲げ、1年間戦ってきました。
しかし、昨年の夏の県大会・秋・春東北大会は敗戦。全国の挑戦権すら得ることが出来ず、目標の壁の高さを痛感する日々を過ごしました。
しかし、誰一人として諦めていませんでした。常にグラウンドやミーティングでは日本一になるには、招待されるにはを考えてきました。
その想いが今実を結ぶところまで来ています。
104回目の甲子園。その長い歴史で白河の関を超えたことはありません。
東北地方の数多くの高校が挑戦し夢破れてきました。
今度こそ、我々が白河の関を超え、東北初の日本一を達成します。
全国で最も長い夏。仙台育英は過去3度の春夏準優勝。
何度も跳ね返されている最も高い壁を全部員82名、スタッフ陣、ご支援いただいている学校関係者の方々、そして長年応援していただいた地域の方々で。皆様の想い、夢を叶えるべく、一気に頂点を掴みたいと思います。
我々にできることは、自分たちがやってきたことに誇りと自信を持ち、丁寧に抜かりなく準備をし、決勝の望むことです。
多くの方々に勇気と感動を感じていただけるように、コロナウイルスが流行する閉塞する世の中に笑顔を届けられるように。
精一杯プレーをさせていただき、部員82名で掴み取ります!
応援の程よろしくお願い申し上げます!
- 2022.08.18 (Thu)
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硬式野球部第104回全国高等学校野球選手権大会
阪神甲子園球場7年ぶりのベスト4進出!愛工大名電高等学校6対2 勝利
本日は準々決勝を迎えました。
相手校は愛工大名電高等学校。工藤公康さんやイチローさんなど多くのプロ野球選手を輩出されている愛知県の名門校との試合でした。
序盤より我々がこの1年間かけて目指してきた理想の野球をすることができました。序盤から効果的に得点を重ね、自分たちのペースに。
先発の3年斎藤蓉、6回から3年古川翼と3年生2人の継投で本日の試合、勝利することが出来ました。
2年生が多くスタメンやベンチに入る今年の18名のメンバーですが、ベンチを外れた生徒を含む3年生29名のチームです。
本日は3年生の素晴らしい活躍が至る場面で光りました。
今年のチームはなかなか勝ち切ることが出来ず、うまく成績を上げられない時期がありました。
多くの困難や壁、課題を抱えながらも3年生29名を中心に部員82名で乗り越えてきました。
試合を見ていて思うことは、甲子園の舞台というのは生徒の成長をより加速させるということです。
グラウンドで躍動する選手たちは今までやってきたことに対する自信を胸に堂々とプレーをしてくれています。
本日のコメントは3年佐々木碧生です。
「今日は、愛知県の名門校である愛工大名電高校さんとの試合ということで厳しい試合になることを予想しておりました。初回から主導権を握った状況を作り、自分たちのペースで試合を展開することが出来ました。ベスト4ということでどのチームが来ても力の強いチームが残っているので、気を抜かずに戦っていきたいです。」
さて、本日勝利をすることができ、7年ぶりのベスト4へ進出を果たしました。
7年前というと、OBである平沢大河さんや佐藤世那さんを擁して準優勝を果たした世代でした。
その世代にはまだまだ力及ばないと思いますが、この世代も多くを経験しそして甲子園で成長している最中です。
我々のチームスローガンは「日本一からの招待」。
日本一を目指した1年間も残り2試合となりました。我々の目標を達成すべくしっかりと準備をし準決勝に臨みたいと思います。
準決勝の相手は聖光学院高校と九州学院高校の勝者と戦います。
泣いても笑っても残り2試合。すべての想いをこの瞬間に。
頑張ってまいります。
甲子園球場へ足を運んでいただき応援に来ていただいた皆様、宮城県から多くの声援を送ってくださるファンの方々。皆様と感動を共にさせていただけたらと思います。
我々のプレーでコロナウイルスが流行する閉塞する世の中の、皆様の希望や明日を生きる活力へ少しでもなることができればと思います。
日本一から招待されるまであと2勝。精一杯頑張ってまいります。
応援の程、よろしくお願いいたします。
- 2022.08.15 (Mon)
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硬式野球部第104回全国高等学校野球選手権大会
阪神甲子園球場3年ぶりのベスト8進出明秀学園日立高等学校5対4 勝利
第104回全国高等学校野球選手権大会3回戦を迎えることが出来ました。
対する相手は明秀学園日立高等学校。
試合展開は明秀日立高校の強力な攻撃陣を前に序盤から小刻みに加点をされ、我々も食らいつき点を取るが追いつけず。
なかなか同点、勝ち越しができない非常に苦しい前半戦でした。
後半戦開始の6回、さらに1点を追加され2点差に。
しかし、7回に2つの押し出し四球、そして代打で追加点のタイムリーを放っていた3年岩崎生弥が勝ち越しの犠牲フライ。ついに逆転をしそのままゲームセット。
明秀日立高校の強力打線の圧を感じながら、ワンチャンスをものにし逆転勝利。3年ぶりのベスト8をつかみ取りました。
勝ち越しヒットの3年の岩崎生弥はこの1年間多くの困難や壁にぶつかりました。その姿を傍でみていた私にとって、彼の活躍は心の底から嬉しく、また部員全員、そして指導者の誇りとなっております。彼の活躍が本日の勝利を手繰り寄せました。
本日のコメントは3年冨士原優斗です。
「夏の甲子園3回戦となった明秀日立戦。先制点を取られなかなか追いつけない中、終盤の逆転から勝った時の盛り上がりは最高でした。これから厳しくなる戦いに今日の試合の経験を活かせるように頑張っていきたいです。」
皆様の応援や多くの方々のご尽力のお陰様でベスト8に進出を果たすことが出来ました。誠にありがとうございます。
我々のチームスローガンは「日本一からの招待」です。
目標である日本一。その達成にまた一歩、歩みを進めました。
簡単な試合はありません。我々は粘り強く一戦必勝で次戦も戦ってまいります。
次戦は8月18日第1試合、愛工大名電高校です。
次戦も粘り強く、そして自分たちが学んできた野球に誇りを持ち全部員82名で戦ってまいります。
甲子園にお越しいただいている皆様だけでなく、宮城県から熱い声援を送ってくださっている方々の想いにこたえられるように戦ってまいります。
応援の程、よろしくお願い申し上げます。