『宮城野萩だより』Vol.3 -News-
 
■News-1
新コース、フレックスコース誕生!!
ゆとりと自由…の新コース、
第1期生142名が入学。

 4月12日(土)、宮城野校舎体育館「鵬翼」を会場に、仙台育英学園高等学校フレックスコースと通 信制課程の入学式が挙行されました。
 フレックスコースはこの4月から新しくスタートしたコースで、「鵬翼」に並んだ入学生たちはその第1期生。式場では142名すべての名前が1人ずつ読み上げられ、続く通 信制課程の入学生たち66名も同じように1人ずつの名前が読み上げられました。加藤雄彦校長先生の式辞では「フレックスコースに入学してきた皆さんは、仙台育英学園にとってパイオニア的な存在。皆さんの活動・活躍が、そのまま学園の歴史の中に学園の新しい出来事のひとつとして刻まれていくことになり、皆さんの活動の実績があとに続く後輩たちにとっての“将来への指針”になることを自覚してください」との言葉が。さらに式場に並んだ入学生全員に対して「皆さんはこれから仙台育英学園のシンボルマーク、ライオンマークのもとに学園生活をおくることになります。同じ学園の仲間としてプライドを持ち、学園の“生活信条7ヵ条”を実践しながら、ライオンのように堂々、生き生きと学園生活を送って欲しい」との言葉がありました。

   
■News-2 部活動紹介
県内の高校で唯一の
和太鼓クラブ、
仙台育英獅子太鼓

 運動部の壮行会や一日体験学習、育英祭などの行事の際、勇壮な和太鼓で華を添えてくれるグループがあります。彼らの名は仙台育英学園の学芸部・仙台育英獅子太鼓。県内で和太鼓の部活がある高校は仙台育英だけ。現在男子7名、女子4名が所属していますが、新入生も続々と入部している様子。獅子太鼓に入部したくて仙台育英学園に入学したという新入生もいるほどです。   編成は大・中・小の和太鼓に、横笛、木琴 、獅子舞などさまざま。各自担当の楽器は決まっているものの、ひととおりの楽器は演奏できるように日々練習を重ねています。   彼らの最大の目標は仙台大観音での「全国観音太鼓コンクール」。全国からさまざまな年齢層の和太鼓のグループが参加する大会です。去年は準優勝という好成績。今年の目標はもちろん「優勝」! さらに上をめざして、彼らの練習は続きます。

■平成14年度の活動内容

  平成14年度入学式【4月6日】
 部活紹介【4月17日】
  第1回和太鼓研修会【4月28日/南郷町南郷小】
 南光台東児童センター「センター祭り」
       【6月29日/泉区南光台東児童センター】
  ラブリバー梅田川フェスティバル【7月7日/梅田川扇町河川敷】
 NHKふるさと対抗「千人の力」本番収録【7月17日/グローリーホール】
  一日体験学習会【8月1日】
  中野栄町内夏祭り【8月24日/中野栄4丁目栄公園】
  育英祭【8月31日】
  第3回全国観音太鼓コンクール【9月1日/泉区実沢南中山 観音広場】
  一日体験学習会【10月12日】
  進学フェスティバル【11月3日/仙台市福祉プラザ】
  第1回みやぎ和太鼓フェスティバル【11月24日/古川市おおさきパレット】
  サッカー・ラグビー・駅伝・すもう激励会【12月13日】
  リハビリパークみやび新年会【1月12日/リハビリパークみやび】
  合格者ガイダンス【2月9日】
  高森響き太鼓旗揚げフェスティバル【3月21日/高森中】


   
■News-3
世界でいちばん
素敵なお父さまと
仙台育英学園高校
 平成15年3月1日に行われた仙台育英学園高等学校第55回卒業証書授与式で、元仙台育英学園軟式野球部父母会会長の佐々木隆敏さんが謝辞を述べられました。このことが、佐々木さんの地元の新聞「あぶくま新報」で取り上げられ、大きな話題に。4月28日と7月18日の二度にわたって掲載された記事を紹介します。

あぶくま新報 
平成15年4月28日(月)掲載記事より

「世界で一番素敵な父親」


 原町市大町の佐々木隆敏さんは仙台育英学園高枚の卒業式に卒業生の保護者代表で謝辞をのべた。卒業生だけで千五百人もいる。卒業生の保護者も大勢いる。宮城県外の保護者が謝辞というのは珍しい。内容は自分で考えて書いた原稿を読んだが、緊張のあまり手がガタガタと震えた。いつも挨拶は原稿を見ないで即興でするため、読み上げるのは緊張したと言う。一人息子の智洋(ともひろ)さんは卒業式で、特別 功労賞を受賞した。大学進学も決まっている。佐々木さんは「息子は親許を離れてたくましく成長をとげた。良い高校です。私を保護者代表謝辞に指名してくれた仙台育英学園高校には感謝しています。将来孫が生まれたら仙台育英学園高校に進ませたい」と感謝していた。佐々木さんの家にはカナダから仙台育英学園高校に来た留学生がホームステイした。

■あぶくま新報
 平成15年7月18日(金)掲載記事より

「世界で一番素晴らしい高校」


 原町市大町の佐々木隆敏さんは、仙台育英学園高校の卒業式に、卒業生の保護者代表で謝辞をのべた。本紙の四月二十八日号で記事にしたが、この記事を読んだ仙台育英学園高校の校長の加藤雄彦さんが「素朴で人間味のあふれる記事で、大変嬉しかった」と佐々木さんに話したと言う。宮城野校舎と多賀城校舎の両方の掲示板すべてに記事を貼り出した。校長から「良い記事だから読みなさい」と先生や生徒にも読んでもらった。先生から「佐々木さん、あぶくま新報読みましたよ」と佐々木さんは声をかけられた。佐々木さんは「仙台育英学園高校は先生方が人情味がある。積極的に子供に対して情熱を燃やしてやってくれる。校内の環境も進学の環境の中で毎日すごす事ができる。全国でもトップクラスの部活ばかり。全生徒が誇りが持てる。先生が素晴らしい。平成十七年に百周年を迎える。私立だから転勤が無い。素晴らしい先生が多い」と誉めていた。
   
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