カナダという国は、日本の小・中・高生の授業では少ししか出てこずテレビで見てもあまり「ピン」ときません。そこで少しでも興味を持ってもらえるよう今回の研修旅行で知ったことを紹介したいと思います。
1.カナダ
etc…
国名:カナダ(Canada)
由来:フランスの探検家カルティエという人がインディアンの言葉kanada(村の意)を間違って書き記したことから由来するらしい。その他2〜3違う説がある。
面積:997.1万平方km・世界第2位
・日本の27倍
言語:英語・フランス語が公用語 宗教:ローマカトリック教(カナダ国民の半分近く)
建国:1867年7月1日英領北アメリカ条例よりカナダ自治成立。
首相:ポール・マーティン首相第27代
外相:ウィリアム・グレアム外相
議会:二院政(上院105、下院301)
在カナダ邦人数37,955人(2003年10月)
「建国までのだいたいの歴史」
?億年前 恐竜がいたらしい
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約3万年前 先住民族がアジアからシベリア・アラスカの間の陸地を通りやってきたと考えられており、その中の一部がカナダに定着。
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約1000年前 先住民族とヨーロッパ人との最初の接触
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17世紀初頭 フランスとイギリスの定住植民地建設
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1759年 イギリス・フランスの抗争の激化 北アメリカ不可避的に焦点 ケベック陥落フランス・ミシシッピ以東全植民地イギリスに割譲。
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1776年 アメリカ合衆国独立 英国王に忠誠を誓う英語系植民者大勢がカナダに逃げる。
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1791年 アッパーカナダ(現在のオンタリオ州)とローワーカナダ(ケベック州)の2つを創設 それぞれ代議・統治制度を持つことを認められた。
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1837〜38年 両カナダで何度か反乱 イギリス政府は両植民地を統合、カナダ州とした。
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1848年 合併されたカナダは外交権を除いて自ら責任政府を持つことを認められた。
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1867年7月1日 カナダイースト・カナダウェスト・ノバスコシア・ニューブランズウィックの各植民地、イギリス領北アメリカ法の下に統一、建国
カナダに生棲している動物:
熊、洗い熊、ネズミ、スカンク、リス、ビーバー、シャチ、アザラシ
2.研修旅行で行った場所について
(1)6/29
グランビルアイランド(Granville
Island)
この島にはおもちゃ屋・ガラス細工専門店・ビール工場その他スポーツ用品店まであるとてもにぎやかな場所で、パンフレットを読んで知ったことですがパブリックマーケットというでかい食品店は倉庫街を改造して作ったらしく、そういえば近くに工場らしき建物があった気がします。
(2)6/30
サイエンスワールド(Science
World)
この日の午前の授業に1時間以上遅刻してしまった。授業が終わり、サイエンスワールドへ。サイエンスワールドの係員から説明を受け、手にチケット代わりのスタンプを皆おしてもらい中へ。入口にアスレチックのような形をした鐘がいろんな音を発していた。中にはイベントのボンドカーが何台か展示してあった。1階には2〜3台のボンドカーの他に知恵の輪みたいな物で頭や目を使うものがあった。ステージで係員の人達がステージショーをしていた。
2階には体のしくみなどが説明されたボードやアトラクションが何個か設置されていた。奥は右:生物コーナー、左:力学などの体験コーナーに分かれていた。書ききれないほどいっぱい興味深いものがあった。銀色の丸いドームは世界で一番でかいスクリーンドームで、4つの映画を上映していた。
(3)7/1
ビクトリア(Victoria)
アメリカの国境近くの高速を通り、風と日ざし、海の音の気持ちいいフェリーに乗りビクトリアへ。7/1は建国記念日なのでとてもにぎやかで見ているだけでも笑いのこみあげてくる場所だった。
ブッチャートガーデン(The Butchart Gardens)
昔は15mも切り下げられた石狩場だったという。その荒廃した土地が1904年から数年の間に広大な美しい庭園に姿を変えた。ブッチャート夫妻は庭園の為の鳥捜しの旅行、石狩場のひびを植物で修復作業、深い石狩場跡をきれいにもともとあったかのような湖にする作業等々、それはもう「プロジェクトX」のような根気のいる作業をこなして今の庭園があるのです。もうなんだかあの庭園を見ると感謝したいです。
−編集後記−
研修旅行を終えはや9日、あの国での生活が嘘のようです。あのゴミのない海・森、元気な人達。もう一度あの国へ行きたいと心から思うことが多くなりました。今回紹介した場所は今回の研修旅行の1/4くらいしか紹介できませんでした。もっと紹介したいですが、この私のレポートでカナダに興味を、憧れを少しでも持ってくれたらうれしいです。
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