■Report-4
相手の表情を見て話すことの
大切さに気づかされました。
 
英進進学コース2年 松本さん(増田中出身)
 
   

 7月2日に私は日本に帰ってきた。カナダから日本へ。

 私は、カナダに11日間(日本時間にして約12日間位かな)滞在してきました。そして、よく覚えていないが、数多くの体験をして、そのつど多くのことを学びました。

 まず、カナダで何をしてきたか。短く言うと、3日間の観光と1週間のホームステイをしてきました。

 観光の方は、普通の観光だったので何も語ることは無いと思いますが、ホームステイは、ものすごく重要なものでした。

 一体、ホームステイでは何をしてきたのか。 本当のことを言いますと、特別 な事はしていません。ただ、あちらの日常生活をしてきただけです。

 でも、当然の如く私は日本人。カナダの人にしては普通でも、こっちにしてみれば、変な事ばかり。どう、対応し良いか分からず、何か聞こうにも英語が上手く話せないで、四苦八苦(汗)。

 でも、ホストファミリーの人がとても親切で、何とかなりましたが。他にもいろいろと助けられたり、教えられたりと、非常に助かりました。感謝しても足りないくらい。

 帰ってきてみると、大変な11日間でしたが、今まで気づかなかったことに気づかされました。 勿論、英語やカナダの文化、生活様式については色々と学びましたが、それ以外の事です。

 どんな事か。コミュニケーションの重要さに。コミュニケーションと言っても、言語の事ではなくて、もっと原始的なこと。顔や表情等の、目に見えるコミュニケーション。今まで、気づきもしなかったこと。

 何故気づいたか。向こうでは、日本語が通じるわけが無い。おまけに、英語が下手な私。

 その様な状況で過ごしてきたので、相手が何か話す時は、ちやんと相手の顔を見て聞くようにしていました。

 そして、次第に顔の表情で何が言いたいのか、だんだん分かるようになって来ました。

 日本に居た頃は、日本語が通じるから、話す時耳だけで、十分話したい事が分かりますが、あちらでは、そうも言ってられないのでそうしていただけなのですが……。 だから、相手をちゃんと見て、話を聞くことの大切さに気づけました。