■Report-6
 

研修旅行に行って

英進進学コース2年
さん

 
私は、今回ヨーロッパ研修に行き、遺跡や美術館などを見て来ました。ポンペイの遺跡は、灰によって埋まっていた所なので、建造物が結構きれいに残っていて、私は昔のものがあんなにもきれいに残っていることに驚きました。そこには灰に埋まって亡くなってしまった人も残されていて、逃げていた時の状態のままだったのを見て、建物としてはすごくきれいに残っているので良かったけど、当時の人にとっては大変残酷であったことを感じました。美術館はとても広く有名な絵がたくさんありましたが、私達が今回見てきたものの中にはCMで使われていたり、教科書に載っていたものもあり、実際に見てこれてとても感動しました。本当に貴重な体験でした。他にも色々とまわってきて、日本では見られなかったり、体験できないことができて本当に良かったです。

 その中でも一番良かったと思ったことは、現地の人と触れ合うことができたことです。 イタリアに到着してから毎日のようにバスの運転手をしてくれたドミニコさんとは、イタリア語を教えてもらったり、日本語を教えたり歌を歌ったりと、知っている単語だけの会話ではありましたが、コミュニケーションがとれてすごく嬉しかったです。

 他にベル作りの時に教えてもらったイザベラさんにも「ベリッシィモ(とても素晴らしい)」などの言葉を教えてもらったり、色々と話をしました。その時に、息子の名前を日本語で書いてほしいと言われて、皆で当て字を考えたら、すごく喜んでくれ、他の人の名前も考えたら皆本当に喜び、その紙を大事に持ってくれて、それであんなにも喜んでくれたことが、本当に自分にとっても嬉しかったです。少しでも現地の人から言葉を教えてもらえて、とても楽しかったです。

 今回イタリアに行って気づいたことは、日本はとても便利な所であるということです。食べ物屋に行けば水も出てくるし、少し歩いた所にはどこにでもコンビにがあり、24時間欲しい物が買えます。でもイタリアでは、食べ物屋に行っても水は頼まなければ出てこないし、トイレも有料だったりと、日本にいる時は全部が当たり前だと思っていたことが、当たり前ではなかったので、ビックリしました。しかし、日本は裕福で便利になりすぎているのだと感じました。日本に戻ってからは、前までは当たり前だったことに感謝するようになりました。

 今回ヨーロッパ研修に行き、たくさんの物を自分の目で見て、普段ではできないことを体験できて、自分にとってすごく良いものになったと思うので、行けて本当に良かったです。