*フレックスコース
筑波大学 体育専門学群スポーツ推薦で合格
大森 くん
2008年3月
フレックスコース卒
秀光中等教育学校
出身

 

全国トップを目指す
仲間との交流で
人間的に成長しました


高校で叶わなかった
 全国優勝を狙います


 大学で目指すのは、全日本大学対抗卓球選手権大会での優勝です。シングルスでもダブルスでも団体でも、とにかく全国優勝を狙うため、チームに勢いのある筑波大学を志望しました。高校の卓球部に在籍した3年間は、岡山国体も翌年のインターハイも2位に甘んじ、悲願を達成できませんでしたが、筑波大学は高度な体育理論も履修できるので、技術を磨き上げるだけでなく、理論に基づいた科学的トレーニングを学んでレベルを上げたいと思っています。
 私は茨城県出身で、小学生の頃から卓球で全国大会上位の成績をおさめてきました。家を離れて仙台の秀光中等教育学校、そして仙台育英に進学したのは、優秀な選手がひしめく厳しい環境で自分の力を試したかったからです。フレックスコースの授業カリキュラムは、部活の時間が十分に取れる上に、先生方が授業をわかりやすく教えてくださって試験前の指導もていねいなので、成績が下がる心配はありません。それから、寮生活によって自分のことは自分でするたくましさも身につきました。


硬式野球部の団結力に
 感銘を受けました


 卓球部の主将に任命された時、橋津監督から「主将がしっかりしていないと、チームはついてこないぞ」と言われ、初めて「強さ」だけではダメだ、信頼感や統率力が伴わなければ部員を引っ張っていけないと気づきました。後輩は、先輩の姿を見て成長します。自分は主将としてふさわしいのか、後輩の手本になれるだろうか、と悩みました。
 同じ頃、硬式野球部員と話していて、野球部が実行している生活リズムや精神訓などを知り、部全体がひとつにまとまっていることに感銘を受けました。卓球は団体戦でも試合自体は個人競技ですが、野球はすべてがチームワーク。全員で気持ちを高め合う団結力を見習わなければならないと思いました。フレックスコースには、全国トップを目指す強い選手がたくさんいます。他のクラブの選手との交流は大きな励みになり、精神面でも成長しました。大学の面接で緊張せずに堂々と受け答えができたのも、大勢の人間と出会う機会に恵まれたおかげです。
 卓球の楽しさは、相手との駆け引きです。戦型やラケット・ラバーによって戦い方や技術はいくらでも変わる。気を抜くとすぐゲームの流れが傾き、隙を見せれば相手に攻め込まれる難しい競技ですが、練習がどんなにつらくても、卓球をやめたいと思ったことは一度もありません。やっぱり卓球が好きです。筑波大でも人との出会いを大切にしながら、心・技・体、すべて兼ね備えたオールラウンドプレーヤーを目指します。
 
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法政大学 人間環境学部人間環境学科指定校推薦で合格
武子 くん
2008年3月
フレックスコース卒
茨城 見川中出身

 

社会性や幅広い知識も
野球部で身につけました


この高校なら頑張れると確信して

 仙台育英硬式野球部では、主将をつとめ、甲子園出場という貴重な経験もして思い出深い3年間でした。
 野球は小2のときから続けています。高校に進学するにあたって考えたのは、野球の名門で勉強もできる文武両道の高校に進みたいということ。そこで浮かんできたのが仙台育英でした。小学生のとき、甲子園での紳士的なプレーをテレビで観て憧れていたこともあり、興味を持ちました。そして多賀城校舎を見学に行ったところ、校舎が立派でグラウンドも広い。野球部も自由で楽しそうに練習している。この高校ならやりがいがありそうだと確信しました。
 入部した当初は、不安でいっぱいでした。何しろ集まってきていたのはリトルリーグの世界大会に出場した経験があるなどといった実力ある選手たちばかり。かなり戸惑いましたが、それでも、少しでもチームに貢献できるように努力しました。その成果か、次第にレギュラーに起用されることが多くなりました。頑張れば、結果は必ずついてきます。


大学野球も今から楽しみです

 野球部の佐々木監督の教育方針は、野球一辺倒でなく社会性や幅広い知識を持つことが大事、というものでした。例えば、週に一度、部員一人ひとりが読んだ本について発表する時間があったり、練習の反省や関心を持ったニュースについて書く「野球ノート」をつけることが義務づけられたりしていました。おかげで一般教養が身につき、大学入試の面接でも成果を発揮できました。
 大学では、野球で仲間たちと協力して日本のトップに立つことが目標です。また素晴らしいメンバーたちにめぐり会えることを、今から期待しています。

 
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宮城学院女子大学 学芸学部心理行動科学科公募制推薦で合格
角田 さん
2008年3月
フレックスコース卒
中野中出身
「受験小論文講座」での
成果を入試本番で発揮!


カウンセリングに興味を持って

 「すべては努力することから始まります。努力することを、かっこ悪いと思わないでください」。私が高校3年間で得た経験から、後輩に伝えたい言葉です。
 「単位制で選択授業もあり、自分の学びたい科目を勉強できる」というポイントにひかれ、仙台育英フレックスコースに入学しました。そのころは進学ではなく就職を考えていましたが、2年次に進路別にクラス分けをするとき先生に大学進学を勧められ、気持ちが大きく動きました。進路についてもう一度考えたとき中学のころにカウンセリングの先生と話したことを思い出し、自分も大学で同じような勉強をしたいと考えるようになりました。それからは、推薦を受けるため成績を維持したいという気持ちが強くなり、部活もせず、ひたすら勉強に励みました。


努力は結果に必ずつながります

 宮城学院女子大学の公募制推薦は小論文と面接で合格が決まります。私は「受験小論文講座」を選択していたので、直前になって慌てることはありませんでした。授業では、毎回いろいろなテーマで練習し、先生に添削をしていただきながら、小論文の形を覚えました。入試の課題になった「少子化」のテーマは、授業で一度練習したことがあり、余裕を持って書くことができました。
 高校3年間を振り返ると、大自然の素晴らしさを体験しながら、掘りたてのジャガイモやバラのアイスを味わった北海道学研修旅行など、いろいろなことが浮かんできます。でも、一番の思い出はと聞かれたら、「努力したこと」と答えると思います。努力すれば結果につながることを信じて、これから先いろいろなことに挑戦していきたいと思います。
 
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