|
 |
齋藤 くん
平成22年3月
M-フレックスコース卒
大衡中出身
|
|
剣道も勉強も全力投球!
強い選手と試合することで
大きく成長できました
■M-フレックスコースなら
文武両道を目指せます
剣道を始めたのは7歳の時、兄と一緒に地元のスポーツ少年団に入ったのがきっかけです。頑張って練習に励んだものの、中学生になっても上位まで勝ち進むことはできませんでした。そんな時、高校総体で仙台育英の試合を見て、選手たちの堂々とした戦いぶりに目を奪われたのです。すぐに監督にお願いして練習を見学に行きました。整った施設、2時間半で効率優先の濃いメニューにも驚きましたが、何より意外だったのは選手たちのオンとオフが明確で、試合では研ぎ澄まされた集中度を見せるのに、休憩時間はものすごくリラックスしていること。練習がどんなに厳しくても、この雰囲気なら自分も楽しく続けられるんじゃないか、と心惹かれました。
監督から「剣道と勉強を両立させるならフレックス」とアドバイスをいただいたとおり、M-フレックスコースは授業内容とスケジュールが工夫されているので、勉強で締め付けられずにのびのびと部活ができます。私は剣道だけでなく学校の成績も上位を目指していたので、真面目に授業を受け、わからないところは先生や友達に聞いて疑問点を翌日に持ち越さないよう心がけました。
■試合もリハビリも
気迫で乗り越えました
最大のスランプは1年の時で、膝を傷めて思うような剣道ができなくなり、悩んだ末に膝の手術を受けました。2年生の4月、ようやく試合ができるまでに回復。つらいリハビリを克服できたのは、剣道が好きで、もっともっと強くなりたい、絶対負けるものかという熱い思いがあったからです。部活と毎日地道に続けた自主練習が実を結び、3年の高校総体東北大会では団体2位という好成績を修め、仙台育英から一人だけミニ国体の代表選手に選ばれました。
剣道は一瞬で勝敗が決する武道。わずかでも気迫が鈍れば、相手の隙を狙って飛び込むことはできません。自分は中学で目立った戦績を残せなかったけれど、仙台育英に来て強い選手たちと試合をすることで精神的にも技術的にも磨かれました。剣道は人の数だけタイプがあり、試合を百も二百も重ね、戦うことで経験を積んでいきます。私はこれからも剣道を続け、強い精神力を持ち、礼の心も兼ね備えた立派な大人になりたいと思います。
|