【一般入試】
 
 
特別進学コース

東北大学 医学部医学科合格


平成26年3月特別進学コース卒 
柿沼くん(みどり台中出身)

 

勉強に前向きな級友たちと
教えあい、支えあう…、
これが特進の魅力です

■「医学部を目指すなら絶対に仙台育英!」
 父の強い勧めで特進へ  


 大学の医学部に入る目的で、特進を選びました。父は循環器を専門とする医者です。小さい頃から、医者の仕事に力をそそぐ父の姿を見て尊敬していました。医者は、人の命と関わる、とても重要で、それゆえにやりがいがあると確信できる仕事です。今は開業医をしている父の仕事を継ぐのが目標。その思いで医学部を目指す決意をしました。
 高校の進学先を決める際、本当は友人たちと一緒に公立高校に進もうと思っていましたが、父は反対。「医学部を目指すなら絶対に仙台育英」と強く勧められました。兄も仙台育英出身なのですが、兄の入学式のとき、校長先生のスピーチを聞いて父は「大学進学を考えるなら育英しかない」と確信したとのことでした。父のいう通り仙台育英特進へ。今思えば、父に従って大正解でした。

■難解な英語の長文も
 食らいついて得意教科に


 特進の授業はとても充実したものでした。特に、仙台育英特進ならではと思ったのは加藤欽子先生の英語でした。授業や宿題で出される長文がとにかくすごい。よくこんな難解な文章を先生は見つけてきたなという感じです。次の日の授業では、みごとに解説してくださる。感動しました。いつも「お手上げ」では悔しいので、必死に食らいつきました。すると、初めはとっかかりさえもつかめなかった文章が読めるようになってきます。その積み重ねで、英語が得意になってきました。諦めてしまったらそれまで。食らいついたから克服できたのだと思います。このへんが特進の面白いところなのだと思います。
 なによりも良かったのは、素晴らしいクラスメイトと3年間を過ごせたことです。特に同じ東北大医学部に合格した志賀くん。彼には数学でとてもお世話になりました。わからない問題を彼に聞いてみると、必ず明確な答えがかえってくる。僕が合格できたのは志賀君のおかげです。それに社会や国語などの得意な友達にも助けてもらいました。彼らは本当に尊敬に値するクラスメイト。勉強することに対してマイナスの方向を向く級友は一人もいませんでした。これはとても大切なこと。特進のいちばんの魅力だと思います。
 勉強はハードで少々しんどいところもありましたが、本当にすてきな仲間たちに囲まれて、最高に楽しくて充実した3年間でした。