授業に集中して
IT関連の資格を
着実に取得しました
普段の授業を受けているだけで
検定試験が簡単に感じます
中学生のころからパソコンに興味があって、両親のパソコンをいじりながらキーボード操作を覚え、インターネットのサイトや動画を閲覧していました。これからのIT社会では、大学に進学するにしても就職するにしても情報処理関連の資格が大きな武器になると考え、IT授業のコマ数が多い情報科学コース(当時は英進進学コース Ⅱ 類)を選びました。授業は資格試験合格を目的にした内容で決して簡単ではありませんが、先生が基礎レベルから丁寧に解説してくれます。私は授業で間違った問題を自宅で反復練習、定期テストは友だちと情報交換して教科ごとに出題傾向を予想し、テスト直前で一気に詰め込みました。定期テストの点数は評定に影響するので、一夜漬けをしてでも点数を多く取りたかったのです。もちろん資格試験で一夜漬けは通用しませんが、授業内容を把握できていれば大丈夫です。情報処理検定3級に合格したとき、「検定試験より、むしろ普段の授業のほうが難しいんじゃないか?」と思ったほどですから。その後も、ワープロ検定3級、MOSのパワーポイント、情報処理検定2級を順調に取得しました。情報科学コースの授業は資格取得の流れに沿って進むため、まるで授業の延長のように落ち着いて検定試験に臨めるのがメリットです。
IT知識を悪用する
サイバー犯罪は許せません
検定試験の勉強中、他人のパソコンに不正アクセスして遠隔操作した事件をニュースで知り、その悪質さに怒りを覚えると同時に、日本のセキュリティ対策の遅れとユーザーの認識の甘さを痛感しました。ますます進化するIT分野でサイバー犯罪を防ぐ高度なスキルを身につけたいと思い、情報と通信を同時に学べる東北工業大学を志望大学に定めたのです。
授業を真面目に受けて3年まで無遅刻無欠席を続け、定期テストも平均して高い点数を取っていた自分には、評定が高いほど有利な指定校推薦が向いているはず、と推薦へのチャレンジを決めました。定期テストに比べて出題範囲の広い校内模試では順位が低かったので、教科の穴のカバーするために放課後講習も受講しました。放課後講習は短時間で内容が濃く、集中できる分だけ弱点補強に効果があったと思います。校内選抜を通り、推薦を受けられると決まった瞬間が一番ほっとしました。私が志望大学や指定校推薦を決めたのは3年になってからで、もう少し早い時期に目標を絞っていたらもっと楽に勉強できたのに、と反省点はあります。でも、欲しかった情報処理の資格やパソコン関連の資格を得られ、夢に一歩近づきました。東北工業大学ではさらに上の資格を取得し、セキュリティ分野での社会貢献を目指して勉強を続けていきます。
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