【推薦入試】
 
 
技能開発コース
東北工業大学 ライフデザイン学部
クリエイティブデザイン学科
指定校推薦で合格


平成26年3月技能開発コース卒 
向臺くん(蒲町中出身)
 

イラストレーターという
目標を部活動で
見つけました

授業を真面目に受けたら
生活すべてが変わりました


 技能開発コース(卒業時はフレックスコース II 類)の授業は先生が基礎レベルから丁寧に説明してくれる、理解しやすい内容です。でも、私はわかりやすい授業が逆につまらなくて、学校をさぼっては昔の友だちと遊びまわり、だらだら過ごしていました。その間アルバイトもしましたが、仕事を覚える前に面倒になってやめてしまう繰り返しで長続きしません。高2になって、「こんなに何もかも中途半端な情けない人生でいいのか?」と初めて危機感を抱きました。唯一、自分が続けられたのはアニメ・イラスト部の部活動です。絵をひたすら描いているときだけは心から喜びを感じ、何時間でも熱中できました。描くのが好きなだけでイラストレーターになれるような甘い世の中ではないとわかっていますが、大学の専門学科で勉強すれば将来が見えてくるのではないかと思い、進学を目指して本気で生活を立て直す決心がついたのです。それからは毎日きちんと登校して授業に集中し、先生の話を真面目に聞きました。遅れていた分を追いつくと教科書がわかってきて勉強が面白くなり、いつの間にかクラスに話をする友だちが増え、テストでも良い点数が取れるようになりました。何事も逃げずに真面目に取り組むことが大切なのだと身に染みて感じています。


良い先生と友人に恵まれ
新しい道へ踏み出します


 3年の育英祭ではアニメ・イラスト部全員で一冊のイラスト本を作り、一般客へ販売しました。全員の個性が詰まった作品を仕上げた達成感と、本を手にとってくれた人への感謝の気持ちで胸が熱くなって……やっぱり自分は描くことをずっと続けていこう、と再認識した忘れられないイベントです。部の顧問は担任でもある三浦先生で、私が進路の悩みを相談すると芸術系の大学情報をいろいろ教えてくれた上で、指定校推薦に挑戦してはどうかと勧めてくださいました。東北工業大学ライフデザイン学部は1年次に幅広い科目を選択し、2年次に方向を絞って煮詰めていくカリキュラムで、まだどんなジャンルの絵を描くかも決めていない自分に向いています。大学では何かひとつでもいいから、これが私の作品ですと自信を持って言えるものを完成させるつもりです。
 学校なんかつまらない、と不満だらけだった自分が技能開発コースに来てアニメ・イラスト部に入り、三浦先生と出会い、友だちができて将来の目標を見つけ、困難から逃げずに頑張り抜く心の強さを手に入れました。夢があれば、人は絶対に変われるのです。

 
 *平成26年度より、フレックスコース II 類は『技能開発コース』となります。