【推薦入試】
 
 
特別進学コース

宮城教育大学 教育学部
初等教育教員養成課程
公募制推薦で合格

平成26年3月特別進学コース卒 
新沼さん(将監東中出身)

 

宿泊研修で
学習意欲がいっそう
高まりました

分からない事は
その日のうちに解決


 小学校の担任の先生は誰にでも分け隔てなく接してくれる明るい先生で、私の憧れでした。いつしか、同じような先生になりたいと夢見るようになりました。特進には受験に関する知識が豊富な先生がたくさんいらっしゃいます。特進で勉強すれば夢に近づく可能性が高いという期待がありました。
 入学して間もなく行われた宿泊研修「プラン2000」は驚きの3日間でした。一日中勉強漬け。こんなに勉強したのは初めてで、「このぐらいの意気込みじゃないと受験は厳しい」と認識させられました。第一志望の高校を失敗した人も多く「大学受験では逆転しよう」という仲間の強い意思も感じられました。
 2年になって東大選抜クラスに選ばれました。みんな一生懸命勉強する人ばかりで、授業のスピードも雰囲気も全然違いました。自分には慣れない環境でしたが、それが良い刺激になって頑張ることができました。
 学校の勉強で意識したのは「分からない部分を明日まで持ち越さない」ことでした。特に苦手な数学は、納得するまで先生に教えていただきました。放課後学習では英語と国語を勉強しましたが、授業で分からなかった部分をカバーできてありがたかったです。

貴重な体験を
面接でアピール


 勉強以外に積極的に課外活動に取り組んだ体験が、推薦入試では生きたような気がします。その一つが、東日本大震災の被災地域の高校生を対象に行われたソフトバンクのリーダーシッププログラムです。夏休みの3週間を利用し、カリフォルニア大学バークレー校で地域貢献などについて学びました。オープン形式の講義スタイルで、アメリカと日本の授業の違いが分かってためになりました。また、同じような教育支援事業「ビヨンドトゥモロー」のディスカッション大会にも参加し、グループで水問題について話し合い、最優秀賞をいただきました。宮教大の面接では、これの貴重な体験を全面にアピールしました。
 大学では子どもの目線から考えた心理学を学び、誰でも分け隔てなく接し、誰からも相談されるような先生になりたいと思います。