栄光への軌跡2003
大学合格体験手記自己推薦・AO入試-2》

 
 

東北学院大学
工学部環境土木工学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
多賀城第二中出身

第一次選抜の結果 が
合否の大きな比重を占める


 最初からAO入試を受験するつもりではありませんでした。指定校推薦の校内選抜から外れ迷っていたときに、夏休みに行ったオープンキャンパスのことを思い出しました。その際、大学の先生からAO入試のことをとても丁寧に説明していただき、勧められたのです。そこで、AO入試で受験することに決めました。
 東北学院大学のAO入試は第一次選抜の面接と第二次選抜の小論文、面接とがあります。最初の面 接は30分と長いのですが、私が受けたときは、事前に書いて提出していおく申請書からほとんど質問されたので、落ち着いて答えることができました。申請書の内容と物理の基本的な公式をよく理解して覚えていけば大丈夫だと思います。

■C評価でも、最後まであきらめずに
 最善を尽くす


 第一次選抜の後に結果がA〜Dの4段階評価で返ってきます。その結果 でCまでの人が第二次選抜を受けることができます。第二次選抜の小論文は、あらかじめテーマが四つほど決まっているので、それについて練習し、本番でも緊張しないで書けるようにすれば大丈夫だと思います。その後にある面 接は第一次選抜のときの面接と違って、5分ほどの確認程度の内容なので、緊張しないで答えられると思います。
 合否は第一次選抜の結果が大きな比重を占めると思いますが、C評価だった人でも小論文、面 接を一生懸命やって最後まで諦めなければ、合格する可能性は十分あると思います。頑張ってください。


 

 

東北学院大学
工学部環境土木工学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
向洋中出身

AO入試は人と違ったやり方で
熱意を見せよう


 私は最初、AO入試ではなく、指定校推薦で受験しようと考えていました。ところが、指定校推薦で失敗し、気落ちしていたとき、三者面 談で担任の先生からAO入試を勧められたのです。

■精いっぱいのアピールが
 評価された一次試験


 今度はAO入試で頑張ろうと決意した私は、まず大学のオープンキャンパスに行き、その大学でどのようなことが学べるのか、実際に見たり聞いたりしてきました。そして、そのときの経験をAO入試の願書に書きました。この願書は国語の先生に見ていただき、OKが出るまで何度も書き直しました。どうしても納得のいくように書けないときは、国語の先生にアドバイスをいただきました。この願書には、室長をやっていたこともアピール材料の一つとして書き込みました。
 AO入試では、できるだけ他の人と違ったことをして、入りたいという熱意と意欲を見せなければと思っていました。そこで、オープンキャンパスで志望する学科の研究成果 を説明されたとき、写真を撮り、それに自分なりの説明を添えたレポートの形に完成させて、一次試験の面 接官に見せました。私なりに考えた精いっぱいのアピールが評価されたのか、この一次では評定Aをいただくことができ、努力したかいがあったと思いました。
 二次試験は小論文なので、当日まで毎日小論文の練習に励みました。小論文は書けば書くほど上達するものなので、できるかぎり書く時間を取りました。そのお陰で、試験当日は焦ることもなく書くことができ、合格できました。
 私が合格できたのは、まずAO入試を勧めてくださった担任の先生のおかげと、自分の努力の成果 だと思っています。受験は最後までくじけずにやることが大事だと痛感しました。皆さんも最後まで頑張ってください。



 

 

東北学院大学
工学部環境土木工学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
多賀城中出身

安易な考えを反省、
努力して合格を勝ち取る


 私は小学校のときにボーイスカウトに入っていたことと、高校で鮭孵化クラブに入っていたことで、環境問題に興味を持ちました。そして、東北学院大学工学部環境土木工学科のAO入試を受験しました。AO入試を受験した理由は、一般 入試を受験しても合格できる確率がほとんどなかったからです。


■面 接は事前の練習を繰り返し、
 十分な資料を用意


 面接と小論文で受験するAO入試のことを知ったとき、これで受かったらラッキー。ダメモトで受けてみようという気持ちで受験しました。しかし、第一次試験を通 ったとき、こんな気持ちでは第二次は落ちてしまうと反省し、心を入れ替えて面 接と小論文の勉強をしました。面接は、先生や親戚の人にお願いして何度も繰り返し練習し、第一次面 接で聞かれることについて、すぐに答えられるようにしました。私の場合は川のことについて聞かれることになっていたので、家の近くの川や湖に行って写 真を撮ったり、水質を調べたりしました。

■小論文は制限時間を決めて、
 本番のような環境で練習

 小論文対策としてはまず参考書を買い、そこに出ているテーマについて小論文を書きました。その際時間を決めて試験のような環境の中で何度も何度も繰り返して書き、完璧になるまで先生のものとに通 い添削をしていただきました。さらにその小論文を伯父に見せて仕上げました。
 小論文は一日一回書くようにして、書いたものは一人だけでなく、いろいろな人に見ていただき、たくさんの意見を聞いてまとめた方が、良い論文ができると思います。
 このように努力したことは二次試験でとても役立ちました。水質汚染について聞かれたので、自分でまとめていたことを話すことができて良かったです。また小論文を練習したこともとても役立ち、制限字数を余すことなく書くことができました。面 接官に「なかなか面白い内容だね」と言われ、努力した甲斐がありました。
 これから大学に行きたいと思っている皆さんは、その大学にAO入試があるかを調べ、ダメモトで受けてみるといいと思います。もちろん、そのための努力を忘れないで頑張ってください。


 

 

東北学院大学
工学部環境土木工学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
白川中出身

強い志望動機があれば
誰にでもチャンスが!


 大学とは、今まで見出せなかった自分の新たな可能性を見つける場所であり、自分が伸ばしたい力を十分に伸ばせる所だと思います。

■一次審査後は一日一題小論文を書き、
 直して力を付けた


 私はAO入試で受験しましたが、これは、この大学にどうしても入りたいという気持ちの人なら、誰でも受けることができる試験です。最初はどんなものかと少々戸惑いもありましたが、チャンスは一つでも多く活用するべきだと思い、挑戦してみました。東北学院大の場合、一次審査と二次審査があり、一次では書類審査と面 接、二次では小論文と面接でした。
 さて、勉強法ですが、小論文は本や新聞をできるだけ多く読むことと、ニュースを見てなるべくいろいろな情報を収集することが大切です。また、早いうちから何度も書くことです。私の場合、AO入試の一次審査の結果 が出てから、一日一題の割合で書くようにしました。そして、毎日国語の先生に直していただき、また書くとということを繰り返して力を付けました。
 今思えば、私が合格できたのは、高校生活が毎日充実していたからだと思います。私は野球が好きだったので、高校では軟式野球部に所属し、副キャプテンを務めました。そして、全国優勝をすることができました。部活を3年間続けることが、皆勤賞にもつながり、お陰でとても充実した日々を過ごすことができたのです。

■多くの学校を比較し、
 自分に合っている所を選ぶ

 これから大学進学を目指す後輩たちにアドバイスできることは、次の三つです。
1.大学を決める時は、できるだけ多くの学校を比較し、自分に合った所を選ぶこと。
2.無遅刻、無欠席を心がける。
3.自分の力を信じる。
 あとは絶対に受かってやるという気持ちを忘れずに勉強してください。その気持ちがやる気に結びつくと思います。皆さんが栄光をつかめることを願っています。頑張れ!


 

 

東北学院大学
工学部環境土木学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
矢本第ニ中出身

中間、期末のテストでは
ある程度の点数を取ること


 大学受験をするにあたって自分がしたことは、まず遅刻や早退をなるべくしないようにする。毎日の授業はまじめに受ける。中間、期末のテストではある程度の点数を取り、評定平均値をなるべく上げるようにする。以上の点です。

■面 接官の質問には、間を開けずはっきり答えよう

 次に、大学のオープンキャンパスには積極的に行き、情報をなるべく多く集めた方が良いと思います。自分が受験したのはアドミッションズ・オフィスでした。第一次の面 接の対策としては、面接官の質問に間を開けず、はっきりと答えた方が良いと思います。
 第二次の小論文の対策をどのようにしたかというと、小論文の本を読み、何回か練習しました。数を重ねていけば、なんとかなると思います。
 皆さんも希望する大学に合格できるように頑張ってください。


 

 

東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
中山中出身

推薦入試では、面 接が重要。
事前に十分練習を


 私が受けた大学は、小論文と面 接がありました。私が受かったのは、先生にお願いした面接の練習が大きかったと思います。面 接はどこの大学でもあるので、とても重要です。よく練習した方が良いと思います。小論文は選択の授業で習ったので、そんなに苦労しませんでした。


 

 

東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
田子中出身

自らの持つ能力を、
自信を持って自己表現する


 3年になって大学の資料を取り寄せ、オープンキャンパスを見学し、ようやく自分の勉強したいことが見つかり、AO(アドミッションオフィス)入試での受験を決めました。皆さんも各大学が行うオープンキャンパスを見学し、教職員の皆さんに疑問、質問を納得がいくまでぶつけてみるといいと思います。
 自分の希望した総合政策学部は経済、経営、法律など、いろいろな分野が満遍なく勉強できる学部なので、自己表現のテーマを「日本の経済の現象と原因分析」について絞り込みました。

■毎日の新聞やテレビの
 ニュースに関心を持つ


 AO入試では、自分の熱意を伝えることができるかどうかがカギを握っています。何を聞かれるかそのときまで全く分からないのですが、とりあえず自分で考えられるパターンを全てノートにメモをして書き写 し、それに対する意見を出来る限り多く書いてみることです。専門的な言葉や表現はこれから勉強することなので、あえて質問形式にし、問いかけ的な練習をしてもいいでしょう。毎日の新聞やテレビニュースの報道なども関心を持って見ることが重要です。
 それから大切なことは、積極的な学習意欲と目的意識、そして自らの持つ能力を自信を持って自己表現することが一番大切なことです。


 

 

東北文化学園大学
科学技術学部応用情報工学科1年

平成15年3月教養コース卒
七ヶ浜中出身

長所や特技を生かして
受験できるのがAOの魅力


 私が、大学進学を考えるようになったのは3年生になってからでした。それまでは、私は何をしたいのか、大学とは何をするところなのかがよく分からず、ただただ卒業後の進路に大きな不安を抱いていました。

■剣道を通 して人間的に成長

 そんな中、自己分析をし、自分はコンピュータ関係に興味があるということを改めて知ることができ、もっと専門分野を勉強してみたいと思いました。数ある大学の中で、東北文化学園大学の受験を決めたのは、基本情報処理技術者の資格取得と同時に、開学から間もない創造力あふれるキャンパスで、最新の科学技術の基礎知識を幅広く学習していきたいと思ったからです。
 私は、中学1年の時から続けている剣道という特技を生かして、AO入試での受験を決めました。なぜなら、学生生活の態度や成績はもちろんのことですが、何よりも自分の長所や特技をアピールできるという点に魅力を感じたからです。私自身、剣道というスポーツを通 して剣士としての強さや礼儀作法、相手を尊重する心などを学び、それが人間的に成長する糧となりました。今後もさらなる高みを目指して努力していくつもりです。
 推薦入試は、その人の表面的な部分、一瞬の力しか伝えることができません。その一瞬に自分は何を伝えたいのか、何を理解してもらいたいのかを考えている皆さん、まずは自分自身を分析してみてください。きっと、あなたにしかない長所が見えてくるはずです。
 最後に、校長先生をはじめ、私の受験を陰ながら支えてくださった先生方、家族、友人に心から感謝したいと思います。ありがとうございました。


 

 

東北文化学園大学
科学技術学部応用情報工学科1年

平成15年3月教養コース卒
西山中出身

オープンキャンパスで
志望校が決まることもある


 私が東北文化学園の応用情報工学科に決めたのは、コンピュータの勉強をしたかったからです。

■夏休みや放課後の演習に
 積極的に参加しよう


 そして、入学するためにいろいろ頑張り、AO入試で合格できました。これは3年間、大学を目指して頑張ってきた結果 だと思っています。
 主に頑張ってきたのは次のことです。一つ目は学校を休まないことでした。自分は3年間、無遅刻、無欠席でした。このことは面 接でも聞かれたので、無遅刻、無欠席という点を十分に評価してもらえたのだなと思いました。だから、休まず学校へ行くのはとても大切なことだと思います。
 二つ目は夏休みなどにある演習に、自分から積極的に参加することです。休み中や放課後に参加するとなると、確かに迷うかもしれません。しかし、演習に参加し勉強を頑張れば、必ず自分にとってプラスになります。ですから、演習には参加するべきだと思います。

■志望校のオープンキャンパスには
 必ず行こう

 また、AO入試では面接試験があったので、そこで気になったことや大切だと思うことを紹介したいと思います。
 一つ目はオープンキャンパスです。志望校のオープンキャンパスには、必ず参加するべきだと思います。一度でも校内を見ておけば、面 接のときにその大学について聞かれてもきちんと答えることができると思います。また、時間があれば他の学校のオープンキャンパスにも参加し、いろいろ比べてみるのもいいと思います。志望校が決まっていない人もオープンキャンパスに参加することで、志望校を決めることができることもあるので、ぜひ参加しましょう。
 二つ目は面接についてです。まず、何があるか分からないので、面接会場には時間にゆとりをもって行くといいと思います。そして、面 接のときは、試験官の目を見てはっきりとした声で答えるといいでしょう。その際、しっかりとした志望動機を持っておくことも大切だと思います。  面接は落ち着いて答えれば、必ずいい結果を出すことが出来ると思います。自分の目標に向かってこれから頑張ってください。


 

 

東北文化学園大学
科学技術学部応用情報工学科1年

平成15年3月教養コース卒
将監東中出身

休まず学校に行っていれば、
良いことがある


 私は高校入学当初から大学進学を考えていましたが、どのようにすれば良いか分からないまま、とりあえず3年間で一度は精勤賞を取りたいという夢を持ちました。ある先生から「毎日学校に来ていれば、良いことがある」と言われたことがあります。最初はその意味がよく分かりませんでしたが、高校3年生になったと同時に、その意味を理解することができました。

■自分だけでは何もできない、
 気の合う友人をつくろう


 その答えは、大学進学にあったのです。私はAO入試で東北文化学園大学化学技術学部に合格することができました。合格できたのは、自分だけの力ではありません。担任の先生をはじめ多くの先生方、友人の助けがなかったら合格できなかっただろうと思います。自分だけでは何もできないことを早く理解し、気の合う友人をつくってみてはいかがでしょうか。私は多くの素晴らしい先生方や友人に巡り会えたことが、何よりも幸せだと思っています。

■自分という人間を理解し、
 相手に伝える努力が大事

 すべての大学の推薦入試では、志望理由書、自己PRなどという書類が必要です。そのような書類は、一度自分で書いてから先生に見ていただいた方が良いと思います。私は文章があまりうまく書けず、担任の先生を困らせてしまいましたが、とても熱心に教えてくださいました。私もそれにこたえて早く上手に書けるようになろうと、土曜日は午前9時30分から午後4時まで一生懸命文章を書き続けました。その甲斐あって、今の自分があると思います。
 AO入試で合格するという保証はどこにもありません。AO入試で受験しようと考えている人は、ある程度自分という人間を理解していなければだめだと思います。その大学に自分がどれだけふさわしいか。そして目標をきちんと持ち、面 接時に話すことができるように考えておいた方が良いでしょう。頑張ってください。努力すれば、必ず実現します。


 

 

東北文化学園大学
科学技術学部環境計画工学科1年

平成15年3月教養コース出身
北仙台中出身

地元や世界の建設業界で
役に立つ人間を目指して


 私の父は建設会社に勤めており、ベトナムでさまざまな開発に携っています。夏、私はベトナムに行き、働く父の姿を見て、建設の仕事に興味を持ちました。また、県内で勉強したいと思っていたところ、東北文化大学に環境計画工学科という学科があるのを知り、ぜひそこで知識や技術を身に付けたいと考えました。

■辛くても投げ出さず、
 努力すること


 私が大学に合格できたのは、ボクシング部に入り、必死にやってきたことが大きいと思います。部活ではボクシングそのものだけでなく、礼儀作法も教えてもらいました。お陰で面 接のとき、恥ずかしい思いをしなくてすみました。
 自己アピールの文章では、なぜこの大学に入りたいのか、高校で何を頑張ってきたかを書きました。また、面 接の際には、相手の目を見てはっきりした声で答えるよう気を付けました。
 また、日々の勉強の中心は、授業のノートを見て、復習することでした。
 結局、毎日の勉強の積み重ねと、部活を一生懸命やったこと、まじめな生活態度などの全てが、大学合格につながっていったのだと思います。一番大事なことは、辛くても物事を投げ出さず、努力することです。結果 というのは、頑張った分だけついてくるものだと思います。

■有意義な高校3年間を過ごし、
 目標というゴールへ

 私にとっての高校生活は、勉強がなかなかできなかったり、部活で苦しく辛いこともあり大変でしたが、とても有意義だったと思います。その結果 、大学に合格することができました。大学では高校3年間で身に付けたことを存分に発揮し、将来、地元や日本、世界でも役に立つ人間になりたいと思います。
 皆さんも学校生活を無駄に過ごすことなく、目標というゴールにたどり着くことができるよう頑張ってほしいと思います。


 

 

東北文化学園大学
医療福祉学部保健福祉学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
東向陽台中出身

勉強すればするほど、
その見返りがある


 私が推薦を受けるにあたって苦労したことは、成績の評定値と出席率です。高校1年生のときは、大学を推薦で受けるとは全く考えていなかったので、たいして勉強をしようとはせず、好き勝手に遊んだりしていました。少し面 倒くさくなると遅刻したり、欠席するなど、とにかくダラダラした生活をしていました。

■面 接を乗り切るには、
 普段から生活態度に気を付ける


 2年生になり、自分の進路を考え始めたときに、仙台育英学園は大学への推薦の数が多いことを知りました。私はもともと面 倒くさがり屋だったので、皆が一生懸命受験勉強をしているときに楽をしたいと思い、推薦を考えて学校での勉強を始めました。  それまで勉強はつまらないと思っていましたが、勉強すればするほどその見返りがあったので、いつの間にか勉強が楽しくなっていました。
 しかし、成績が良ければいい大学に推薦で入れるとも限りません。大学の推薦には、小論文や面 接があります。いくら勉強が出来ても、面接では役に立ちません。きちんとやろうとしても、普段の言葉遣いが出てしまったり、必ず失敗をしてしまいます。ですから、友達などと話すときは普通 でいいのですが、先生や先輩など年上の人と会話するときは、きちんとした敬語で話すようにした方がいいと思います。
 言葉遣いや人間性を学びたいなら、私が3年のときに担任だった『加藤晃孝先生』が見本になると思います。先生は、私が知っている先生の中で、No.1です。私が大学に推薦で合格できたのも、先生が担任だったおかげだと言えます。
 まだ大学受験など頭にないかもしれませんが、何事も早め早めで考えた方がいいと思います。それでは皆さんが無事に大学に合格できることを祈っていますので、頑張って下さい。


 

 

東北文化学園大学
医療福祉学部保健福祉学科1年

平成15年3英進進学コース卒
秋保中出身

多くの経験を積みながら
自分をよく見つめて


 私がAO入試で合格することができたのは、早い段階で自分の夢を見つけることができたからだと思います。

■AO入試を機に、自分自身と
 しっかり向き合って


 私の夢は「保健福祉士」になることです。そう考え始めたのは中学3年生の頃でした。介護の分野に興味を持ち、高校生になってからは、多くのボランティア活動に参加し、いろいろな経験をさせていただきました。楽しいこと、辛いこと、本当に大変な時もありましたが、今は全ていい経験だったと思えるようになりました。それらの経験があったからこそ、今の自分があるのだと思います。
 私はさまざまな経験を生かし、AO入試を受けることにしました。これは自分を売り込む入試とも言え、自分で自分を評価するなんて滅多にないことなので、とても大変でしたが、この機会に自分自身としっかり向き合うことができました。そして、この大変さを乗り越え、合格をつかみとることができました。
 大学入試を考えている人は、まず自分の夢や目標に一番合っている大学を選び、合格するために多くの経験を積みながら、自分をよく見つめることです。そして、自分を信じ、最後まで諦めずに何事にも挑戦していってほしいと思います。


 

 

東北福祉大学
総合福祉学部産業福祉学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
唐桑中出身

野球部のマネージャーとして、
大役を果たす


 私が仙台育英に入学した理由は、小学生の頃に夢見ていた甲子園という大舞台でプレーしたいという思いからでした。しかし、甲子園のグラウンドに入ることができませんでした。でも、甲子園に行くことができただけでも嬉しく思いました。3年間で3回も行けたことは仙台育英学園だからこそできたことで、高校生活で一番の思い出となりました。

■引き受け手のなかった仕事を
 自ら買って出る


 私の硬式野球部での仕事はマネージャーという大きな役目でした。でも入部するまでは、自分がその役目をすることになるとは思ってもいないことでした。それは1年生の夏の甲子園が終わった9月頃のことでした。3年生のマネージャーが引退するため、私たちの中から1人、マネージャーを選ばなければなりませんでした。誰もが選手でいたいと言い、なかなか決まりませんでした。話し合いを始めてから4カ月が過ぎて年が明けました。しかし私は、誰かがやらなければ野球部が成り立たないと思い決心しました。両親からは反対されましたが、自分の気持ちを納得してもらいました。

■高校生活は、将来の進む道を
 決める重要な時期

 最初は自分にできるか心配もありましたが、先生方や先輩、友達からの励ましがあり、2年間マネージャーを務めることができました。この仕事を経験することによりいろいろなことが分かりました。本当にマネージャーをやって、とても良かったと思いました。
 硬式野球部では不祥事もあり、人生上での経験もしたので、これから生きる上で何が一番大事なのかを学びました。それは「感謝の気持ち」です。一番感謝しなければならないのは両親だと思います。誰よりも私のことを大切に育て、心配してくれる。自分に最も身近だからこそ「ありがとう」と伝えたいです。また、不祥事に、部員をかげで支えてくださった人達に感謝したいと思いました。
 私は学園生活をほぼ部活で終えましたが、日常の勉強面では、文武両道を日課にしてきたので、部活動をやりながら、勉強もしっかり身に付けることができました。
 後輩へ一言。高校生活は自分の道を決める重要な時期です。計画を自分で立て、将来何になりたいかを自分で見つけ、その職業につながるための大学、専門学校を決めることが一番だと思います。また、友達は宝物です。一生の友達を見つけ、大切にしてほしいと思います。


 

 

東北福祉大学
総合福祉学部社会福祉学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
高崎中出身

AO入試では、 面接の
善し悪しがカギを握る


 私が東北福祉大学のAO入試を受けようと思ったのは「絶対にこの大学に入るんだ」という強い意志を持っていたからです。一般 入試での学力面では自信を持つことはできませんでしたが、この大学を志望する意志と理由には、他の誰にも負けないという自信がありました。
 AO入試では「なぜ自分はこの大学でなければならないのか」、また「自分がこの大学に入ることができたら、こんなことをしたい」などという具体的な志望理由、目標、適性などを確実に伝えなければなりません。

■面 接では、意地悪な質問にも
 正直に笑顔でハキハキと


 AO入試の一次審査は講義受講後に、リポート作りと面 接がありました。二次審査は一泊二日の現場実習と面接でした。東北福祉大学のAO入試はとても厳しいと聞いていたので、自分の考えをまとめ、面 接時に困らないようにしました。その甲斐あって、それまでリポートをうまく書くことができなかった私が、面 接で高い評価をいただくことができました。二次審査の現場実習は評価とは関係なく実際は面 接重視で、これも良い結果を出すことができました。
 私は面接で失敗しないように、面接対策の本を読み、質問されそうなものを予想し、本番では言葉に詰まらないよう、努力しました。また、第一印象を良くするため、動作や言葉遣いなどにも気を付け、意地悪な質問にも正直に笑顔でハキハキ答えるよう心掛けました。
 AO入試では、面接の善し悪しが合否のカギを握っています。いかに面接官に自分の良いところを売り込めるか、また自分の意志や考えをどれだけ伝えることができるかが問題です。AO入試を考えている方は、自分に自信を持ち、どんどん自分をアピールしていく練習をして頑張ってください。


 

 

東北福祉大学
総合福祉学部社会教育学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
蒲町中出身

受験のチャンスは
一つでも多いほうがいい


 東北福祉大学のAO入試を受験した理由は二つあります。一つは福祉大学の入試は、AO、推薦、一般 受験の3種類があり、1回でも多く受験しておこうと考えたからです。もう一つは、もしAO入試で失敗したとしても、一般 推薦でいくらか有利になると聞いたからです。だから福祉大学に限ったことではありませんが、一つでも多く受験することを勧めます。
 AO入試では一次試験と二次試験に分かれていて、一次試験はビデオを見てそのリポートを書きます。その後は面 接があります。面接ではAO入試を受験した理由、東北福祉大学の入学を希望した理由などを聞かれました。二次試験は大学側から出される課題図書を読み、それを要約して面 接官とディスカッションをします。

■部活は3年間続けることに
 意味がある


 AO入試に限ったことではありませんが、受験で有利になることをいくつかアドバイスしたいと思います。一つは皆勤賞を取れとまでは言いませんが、できるだけ多くの出席日数を確保しておくことです。二つ目として、平均評定で最低でも4.2は取った方が良いでしょう。部活動はやるべきです。部活動で優秀な成績を残せなくとも、3年間続けるということが重要なのです。
 大学側は成績も見ますが、それ以上に面接や内申などを重視して、合否を決めます。


 

 

東北工業大学
工学部通信工学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
加茂中出身

情報収集も課題文対策も
オープンキャンパスを活用


 私は東北工業大学工学部通 信工学科を志望し、AOVA入試という調査書、小論文、面接などの総合点で合否を決める自己推薦方法により合格することができました。

■指定校推薦の
 失敗から奮起して


 私が本気になって大学進学のことを考え始めたのは7月頃でした。推薦入試で合格したいと思い、東北工業大学の指定校推薦を志望しました。しかし、推定校推薦の枠に入ることができませんでした。しかし、このことが私を奮起させ、何としてでもAOVA入試で受かってやるという気持ちになりました。
 AOVA入試を受けるにあたり、私は東北工業大学の情報を集めようと思いました。8月のオープンキャンパスに参加して、学びたい学科の研究内容を見たり聞いたりするのも良いですし、大学の良い面 などを探してみたりすれば、面接時にも役立てると思います。それからインターネットで大学のホームページにアクセスすれば、学部、学科ごとに分かれていて、詳しい講義内容、研究内容、授業風景などが載っているので、さまざまな情報を得ることができます。その大学に関する情報を知っておくことは重要だと思います。

■小論文は前年の課題文を
 
参考にして練習

 次に、AOVA入試の対策を紹介したいと思います。面 接は自分の考えを落ち着いて伝えることが大切です。実際の面接であがらないように、誰かに手伝ってもらい、事前に練習しておくといいでしょう。小論文に関してですが、東北工業大学のAOVA入試は、三つの課題から一つ選んで書く形式でした。オープンキャンパスで前年の課題文がもらえると思うので、その課題文を参考にして、小論文の練習をした方がいいと思います。
 それから、推薦入試で合格した人は一般入試で入った人より勉強ができないという声も聞くので、合格しても気を抜かずに勉強しなければなりません。
 最後になりましたが、大学進学に協力してくださった先生方、どうもありがとうございました。


 

 

東北工業大学
工学部電子工学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
南小泉中出身

数学の評定平均5を目標に、
自分なりに努力


 私が大学進学を本気で考えたのは3年になってからでした。それまでは部活動の硬式テニスに力を入れていて、勉強が少々疎かになっていました。しかし、どんなに部活に力を入れていても、目標にしていた数学の評定平均5を達成させるため、頑張りました。特に進学を考えるようになってからは、自分なりに努力をしたつもりです。

■面 接の時は、はっきり
 答えて自分をアピール


 AO入試で受験することになった私は、小論文をかなり練習しました。最初に小論文の本を買い、何度も読んで書きました。ただ、面 接の練習をしなかったことは後悔しました。
 面接を受けるときは緊張して上がってしまいましたが、質問にははっきり答えました。答えられない質問があったら、分からないことをはっきり伝えることも大切です。私は面 接官に、自分がそれまで頑張ってきた部活をアピールしました。  後輩の皆さん、合格できるように頑張ってください。


 

 

東北工業大学
工学部電子工学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
富沢中出身

初心忘れるべからず、
人生貧乏になるな!


 先に言っておきます。僕の書くことは極めてまれなことですので、あまり参考にはならないと思います。 どこから話すべきか悩んでいるのですが、まず中学生からの話をしようと思います。僕は人並みに中3の後半から勉強を始めました。成績は中の下ぐらいなのに、公立高校の判定ランクの一つ上を受験し、見事に撃沈していまいました。僕は、ここである経験をしました。公立高校を受験する前に滑り止めで受けたのが母校となった仙台育英学園でした。そして僕は、とあるミスをしてしまいました。自分の実力を、たった一回のテストで過信してしまったのです。当時、塾にも通 って必死で勉強していたはずの僕が、「私立受験がこんなに簡単なら、公立も余裕だぜ」という無謀な考えに至って、だらけてしまったのです。

■自分の意志を、面 接、小論文を通して
 素直に伝える


 大きな失敗をしたにもかかわらず、大学受験に際しても、その経験を生かし切れない自分がいました。何をやっても無駄 じゃないか、どうせ勉強をやっても高校受験の二の舞いになるのではないかという思いがあり、学力テストの前日にも勉強することをあきらめていました。そして、あっとい言う間に1年、2年、3年の月日が流れていったのです。テストに力を出せないということは、学校にも行く気がしないということで、当然のように、遅刻をしました。1年生のときは進級の危機すらありました。
 では、こんな僕がなぜ大学に、しかもAO入試に受かったのでしょう? それは、「自分の意志をなんらかの形で伝えて、それが偽りではなかった」ことを、面 接、小論文で伝えられたことに尽きると思います。

■面接は初歩的なミスで
 失敗することがある

 前置きが長くなってしまいましたが、僕が皆さんに言いたいことは「汝、初心忘れるべからず」ということです。こういうことを書くと、「あんたは教師か、何度もこんなこと聞いている」と言われそうなので柔らかく書きます。
 例えば、面接の際の部屋の入り方やノックの仕方にしても、初歩的なミスで失敗している人がほとんどだからです。こんな初歩的なことで間違うようでは、部屋の中に入ってからの面 接だって目も向けられないに違いありません。こんなことは、既に高校受験の際に修正しておくべきたったはずなのに、すっかり初心を忘れています。初歩的なことで損をしている人が多いと僕は推測します。
 もう一つ言いたいことは、他人の人生に責任を持てない他人の話を100%信じるなということです。友達に、「お前の受ける大学はFランクだから、勉強しなくても受かる」と言われて真に受けた人が本当に勉強をしなくなって、落ちてしまった例もあります。Fランクの学校だって、数が集まれば当然選抜はあります。だから油断は禁物です。そのとき僕が一番哀れに感じたのは、「この人は、今までの人生で何を学んだのだろう?」ということです。そういう人は「人生貧乏だな」と思います。長い話でしたが、皆さんの人生の中で生かしてくれれば幸いです。


 

 

東北工業大学
工学部建築学科1年

平成15年3月教養コース卒 石川 
野田中出身

プロの技とやさしさに触れ
建築学科への進学を決意


 自分が東北工業大学の建築学科を選んだきっかけは、幼い頃から祖父に、「誰でもいいから自分の仕事をついでほしい」と聞かされていたからです。祖父は建築ではなく、土木の仕事をしていました。そのため、よく祖父が設計に携わったトンネルや橋などを見につれて行ってもらいました。

■テレビのリフォーム番組に心を打たれて

 でも、なぜ建築、しかも東北工業大にしたか。実際、高3の8月まで、そこにしようなんて思っていませんでした。本当のことをいえば、土木、建築、電子工学など、やってみたいことがありすぎたのと、部活に一生懸命だったからです。まあ部活に一生懸命だったのがAO入試に役立ったのはありがたいことでした。
 では、なぜ建築にしたのかというと、そのきっかけはテレビ番組でした。所ジョージがやっている番組で、いろいろな家をリフォームしていくという内容なのですが、これがすごいのなんの、「匠」の技とアイディアで、まるで新築をしたようになり、それに心打たれたのが一つのきっかけです。
 もう一つは、高1の時に家を建て、そのとき業者の人にやさしく家のことについて、いろいろと教えていただいたことがあげられます。この二つが、建築学科にした理由です。それから、なぜ工大なのかですが、それはただ県内で建築科があり、家から通 えて唯一自分の学力でも入れそうだと思ったからです。

■面接対策のためにも、
 日頃から年配の方と話す習慣を

 ここで今後の後輩のためにアドバイスを何点か。まず、何でもいいから資格を持っているといいでしょう。また、自分の長所や短所も分かっているといいでしょう。入試でなくても、将来的に必要なときがくるし、その性格に合わせて大学を選んでもいいしね。そして、本や新聞を読むこと。小論文を書くにしても面 接にしても、大切ですから。それから面接は基本通りにやれば大丈夫。面接に慣れるためには、日頃から年配の方とよく話をすれば良いでしょう。
 大学を決めるのは3年生になってからでも大丈夫ですが、進みたい学科は決めておいた方がいいでしょう。あとはその人の努力次第です。


 

 

仙台大学
体育学部体育学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
大河原中出身

最も頑張ったことなら
自信を持って話せるはずだ


 私はAO入試により大学に合格しました。AO入試では、自己アピールが一番大切なものになることは、自分自身では分かりきっていましたが、いざ自己アピールをするとなると、どんなことを自分なりに話せばいいのか、よく分からなくなってしまいました。

■10分間で今の自分を
 伝えるという課題


 自分のことをどう言葉に表現して相手に伝えればいいのか? 考えるとよけいにわからなくなってしまったもの でした。しかし、私の場合、今までやってきたことの中で、一番自己アピールできることは、硬式野球部に所属し、3年間一生懸命頑張ってやってきたことでした。私が高校生活の中で自信をもって話ができることは、これしかないと思っていました。
 自分の体験を元にした話ですから、相手に対してもとても心が伝わるといいますか、より現実味のある話になると思いました。しかし、大学によっては、いろいろなテーマが設けられていると思います。私のときは三つのテーマがありました。それについて10分間の中で自己アピールをするわけです。
 そのテーマは高校生活で努力したこと、大学に入学したらしたいこと、将来のことについてでした。順番に話しても構わないし、まとめて話してもいいということでした。いかに10分間という時間で、今の自分を相手に伝えられるかということです。やはり、どんなテーマであったとしても、自分が一番努力したこと、また、自信があることは相手に伝えたいものの一つだと思います。
 AO入試を受けたいと思っている人がいたら、自分は高校生活の中で何を一番頑張ったか、何で一番力を出し切れたかをよく思い出し、自信をもって自己アピールをできるようなものを一つでもいいから確立してください。これについては何を聞かれても答えられるというものを持って、入試に臨んでほしいと思います。そうすれ自然と自分を表現できると思います。


 

 

筑波技術短期大学
鍼灸学科1年

平成15年3月教養コース卒 福島 
新地尚英中出身

迷ったときは生徒を
理解してくれる先生方に相談


 僕は2年生の時、欠課時数がオーバーするかどうかの瀬戸際で、単位 が習得できないまま留年となるところでしたが、担任の水ノ江先生をはじめ、簿記の坂爪先生らが、忙しい時間を割いて補習の指導にあたってくださったので、何とか3年に進級することができました。

■進路指導の先生のアドバイスで
受験校を決定


 しかし、3年に進級するということは、同時に、卒業後の進路を決定しなければならないのでした。
 僕は大学進学を希望していることもあって、いろいろ悩んでいましたが、2年の時に進路指導の今野先生から国立の短大を進められたことがあったので、その短大に決めました。そして、AO選抜入試で受験し、10月下旬に大学から合格通 知が送られてきたので安心しました。
 後輩の皆さん、卒業するまでさまざまな試練がありますが、この学校には、生徒一人ひとりを理解し、力を発揮させてくださる先生方がたくさんいらっしゃいます。困ったときや、迷ったときは一人で悩まず、先生方に相談してみてください。必ず光が見えてくるはずです。
 最後に、私は3年間県外からの通学をしてきました。途中、学校が遠くて嫌になったこともありました。しかし、この仙台育英学園で学んだことを誇りに思い、そして、その気持ちを大学での勉学にも生かして、全力で頑張ろうと思っています。
 いろいろお世話になった先生方、本当にありがとうございました。


 

 

尚絅学院大学女子短期
生活創造学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
名取第一中出身

面 接を何度か経験すると
堂々と答えられるように


 私はB日程で受験し合格しました。なぜB日程受験になったのかというと、第一志望の結果 を待っていたのですが、残念ながら落ちたからです。無理して受験したので落ちることは覚悟していましたが、どうしても挑戦したくて受けました。

■面 接で必要なのは
 たくさん練習すること


 落ちたら尚絅短大に行こうと初めから考えていました。なぜなら、校風も良く、家からも近いという利点があり、それならば部活動にも思う存分参加できると考えたからです。短大にした理由は、進路変更が可能だからです。
 受験を終えて感じたのは、部活やその他の校内活動など、何か打ち込んだものがないのは、やはりまずいということでした。調査書や大学のアンケートに書くことがないからです。家が遠くても、行きたくないと思うことがあったとしても、部活に入ってマイナスになることはないと思います。
 面接で必要なのはたくさん練習することです。数回練習しただけでは、うまく言葉で表現できないことがあるからです。先生に練習をやっていただき、それから本番に臨みましょう。早くから行われるAO入試で本物の面 接官に慣れ、第一志望の受験に挑むのもいいかもしれません。何度か経験すると、ちょっとひねった問いにも、堂々と答えていくことができると思います。


 

 

山野美容芸術短期大学
美容保健学科1年

平成15年3月英進進学コース卒
湊中出身

自分の夢をきちんと
持っていれば大丈夫


 私がAO入試で受験しようと思ったのは、夏休みに行われたオープンキャンパスで進路相談を受けた時に、担当してくださった先生に勧められたことがきっかけでした。

■集団面 接では自分に
 自信を持って自己PRを


 私には将来、自分の美容サロンを持ち、美容と健康のカウンセリングができる美容師になりたいという夢がありました。「将来の自分の夢をきちんと持っていれば大丈夫」という、その先生の言葉に、私はAO入試でやってみようという気になったのです。
 AO入試は、まず第一次が書類審査、二次が面接、最後が調査書の審査でした。面 接は集団面接と個人面接に分かれていました。周りに惑わされず、自分に自信を持って自己PRすることが大切だと思います。集団面 接は、全員が自己紹介をした後、その受験者同士で質問し合うという方法で、私は緊張して何も質問できなかったのですが、焦らずに後の個人面 接でしっかり伝えるよう頑張れば大丈夫でしょう。それから、いくら美容学校だといって目立てばいいというものではなく、髪はきちんと黒くしていった方がいいと思います。
 パンフレットやその大学についてしっかりと情報を集め、知り、なぜこの学科に進みたいと思ったのかを言えることが大切だと思います。将来、自分がやりたいことに合った大学選びをし、諦めず目標を持って頑張ってください!!


 

 

レイクランド大学
英語研修課程1年

平成15年3月英進進学コース卒
幸町中出身

楽しい英語から、
もっと知りたい英語へ


 僕が大学に入ろうと意識し出したのは高校1年生の中頃でした。その頃の僕はとことん勉強が苦手で、テストの平均点数が40点そこそこと、大学どころか2年生に上がれるかどうか分からないほど、先が見えない状態でした。そんな状態の中でも唯一好きな科目が英語でした。特に点数が良いわけでもなかったのですが、どんな教科よりもやりがいがあり、何よりもやっていて楽しいと思える科目だったのです。

■復習に重点を置いてから、
 テストの点数が上がった


 しかし、ある本を見たときから、ただ楽しいと思っていただけの英語が、もっと知りたい英語へと変わったのです。このことがきっかけで、英語を学べる大学に行きたいと考え始めました。そして2年生の夏、進路がはっきり見えました。それがレイクランド大学だったのです。
 進路が決まった頃を境に、テストの点数がだんだんと上がり始めたのです。それにはきちんとした理由があります。ノートをまじめに取り始め、分からないことがあったら友達に聞いたり、それでも分からない場合は先生に聞いたりしました。
  しかし一番大きかったのは復習に重点を置き、いかに理解するかということに力を入れた点です。僕は持続力がある方ではなかったので、毎日勉強していたわけではありません。時にはテレビを見たり本を読んだり、疲れたら休めばいいのです。毎日3時間も4時間も勉強していたなら、僕は途中で間違いなくくじけていたでしょう。僕が言いたいのは、人には勉強できる許容範囲があると思うのです。だから疲れたときには無理しないで、体を休ませることが大事だと思います。

■小論文は、数多く書いて
 練習するほか手立はない

 やっておいて損はないと思うのが、小論文の練習だと思います。小論文だけは、だれもが書き慣れていないと思います。これだけは、紙に書いて練習するしか手立てがないと思います。書き慣れてくると、コツがつかめてきます。そうすれば、合格に一歩近づいたと確信していいと思います。これが、僕が大学に合格したポイントだと思っています。