現役大学進学者による大学合格体験記
AO入試
 

 

東北大学
工学部建築・社会環境工学科1年

平成17年3月特別進学コース卒
岩手花泉南中出身

担任の先生に励まされ
東北大AO入試を突破!


■「東北大に入りたい…!」
 熱意を伝えるためAO入試を選択


 都市計画に興味を持つようになったのは,建築の仕事をしている両親の影響が大きかったと思います。東北大学工学部で建築を学ぼうと考えたのは,海外の学校と提携を結んでいて共同プロジェクトでこれからの地方都市のあり方を研究している,ということに強く興味をひかれたからです。私は日頃から,地方都市は近代化してきて小さな東京のようになってしまっていることに疑問を持っていました。地方の伝統的な町並みを残していくということに力を注いでみたい,そのためには感覚的に「きれいだな」と思うだけではなく,専門的な知識も身に付けなくては,と強く思うようになりました。「どうしても東北大に入りたい…!」その気持ちは日増しに強くなり,AO入試で受験することを決意しました。AO入試なら志望理由書や面 接などで,自分がどれだけ建築を勉強したいか存分にアピールできると思ったからです。

■勉強するのに適した環境,
 先生と友達にも恵まれました


 私の決意は強かったものの,AO入試で東北大に合格するのはかなり難しい,というのが周囲の反応でした。これまでに特進から東北大にAO入試で合格した生徒が出たことはなかったからです。それでもあきらめきれずにいた私を勇気づけ,指導してくださったのが担任の池田明郎先生でした。1次選考の結果 発表の日には,私のかわりに東北大まで出向いて結果を真っ先に知らせてくださったことも…。このことは2次選考に臨むうえで大きな励みになりました。また,数学の渡部進先生や英語の加藤欽子先生の丁寧なご指導のおかげで試験科目を強化できたし,大内久夫先生は志望理由書を添削してくださいました。先生方には本当に感謝しています。
 仙台育英の特別進学コースへの入学を決めたのは,仙台育英生だった兄が勧めてくれたのがきっかけです。カリキュラムがしっかりしていること,スポーツも勉強も自分のやりたいことを尊重してそのための実力を伸ばしてくれること,学園の雰囲気が自由なこと…。実際通 ってみて思ったことは,勉強するのに最適の環境だということです。同じ目標を持つ仲間が集まっているので,クラスの雰囲気も最高。1年生のときから落ち着いて勉強ができる環境でした。「大学現役合格」を果 たせたのは私一人だけの力じゃない,と実感しています。


 

國學院大学
経済学部経済学科1年

平成17年3月外国語コース卒
築館中出身

自分自身に妥協せず,
一歩一歩前進する


 高校入学時から私は,大学進学を考えていた。小さい頃から続けている剣道を,大学入学後も続けたいと思っていた。
 ところが実際は,大学の名前を聞いてもどんな大学かあまりよくわからず,3年の前半で焦りを感じ始めたのを覚えている。
 大学は剣道だけをやっていて行ける所ではない。自分自身の大好きな科目を探究できる所だと考え始めると,入学したい大学が絞られ,私にとっての大きな目標が決まった。将来教師になりたいという夢を叶えるために私が入学したい大学は,國學院大学の経済学部しかないと思ったのだ。

■新聞や本をたくさん読み,
 世の中の動きを把握


 担任の先生はもちろん,顧問の先生方に沢山相談にのっていただいた。とても感謝している。
 私の入試方法はAO入試だったので,3年間の評定平均などはあまり関係しない。しかし,3年間私は,テスト期間を集中的に,部活動以上に勉学も自分なりに努力した。
 入試内容は1次と2次に分かれていて,1次は自己ピーアールと志望動機の作成だった。1500文字を何度も書き直した。ペンを持ったまま,寝てしまったこともある。
 2次は,面接とビデオを見てのレポート作成で,レポート作成の対策として新聞や本などを沢山読み,世の中の動きなどを把握した。面 接は,なにを聞かれても答えることができるように,色々なパターンを想定して練習した。高校生活で頑張ったこと,自分の自慢できることをしっかりと話せるように努力した。
 大学合格を果たした今,合格に満足するのではなく,自分自身に妥協せず,一歩一歩進んでいこうと思っている。


 

 

東京国際大学
言語コミュニケーション学部英語コミュニケーション学科1年

平成17年3月外国語コース卒
丸森町立丸森西中出身

やりたいことは何かを考え,
悔いのない進路選びを


 私は約1年間,スウェーデンに留学をしていました。留学をして,英語やスウェーデン語を学び,多くの思い出ができました。留学中は,日本ではできないようなことをたくさん経験することができました。授業で映画を作ったり写 真を現像したり,初めて体験するようなことばかりでした。先生や友達とコミュニケーションをとるためには,必死で語学を勉強しました。特にスウェーデン語は初めて学ぶ言語だったので,とても興味がありました。そして,毎日の生活そのものが練習になったせいか,想像以上に学び取ることができました。
 約1年間の留学生活を無事に終え,日本に帰国した私を待ち受けていたものは,大学受験でした。帰国前は,できればスウェーデンの大学で,またスウェーデン語を勉強したいと思っていました。しかし,自分にはスウェーデン語の他にも学びたいことがたくさんあることに気づき,日本の大学に進学することに決めました。

■再びスウェーデンに留学できることを
 夢見て選んだ大学


 大学を選択するにあたって,まず自分は大学でどのようなことを勉強したいのかをよく考え,それが一番実現できそうな大学を探しました。私は,大学でまた留学をしたいと考えていたので,海外の姉妹提携校をたくさん持っている大学にとても惹かれました。その中でもこの大学は,スウェーデンにも提携校があるので,スウェーデンにまた留学できるかもしれないという期待が膨らみました。オープンキャンパスで,実際に留学をした先輩たちから留学先での話を聞いたり,学部の先輩から,学校や授業の様子を聞いたりして,この大学なら自分のやりたいことができるのではないかと思い,進学を決めました。
 受験をするにあたって,自分をアピールできるAO入試と,高校生活と留学生活で得たことをいかせる指定校推薦がいいのではないかと考え,どちらも受けることにしました。推薦入試を受けるためには,普段の学習評価を高めるよう,提出物はきちんと提出し,期限も守るように心がけました。普段の生活態度も自分なりによくするようにしました。努力した甲斐があって,AO入試で無事合格し,指定校推薦でも校内で選抜されました。
 私にとっての高校生活は,たくさんの人達と出会い,いろいろなことを考え,深める,すべてが勉強の毎日でした。これから大学に進学して,自分の学びたいことを心おきなく学び,またたくさんの人たちと出会い,自分の考えをさらに深め,人間性を磨いていきたいと思っています。
 これから進路を決める後輩の皆さんも,本当に自分のやりたいことは何なのか,よく考え,悔いの残らないように進路を決めてほしいと思います。


 

 

東京医療保健大学
医療保健学部医療情報学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
しらかし台中出身

入試では自信の持てるもの
全てをアピール


 私はAO入試で合格したのですが,それでもあわただしく,ギリギリの合格だったと思います。私が受験生にまずしてほしい事は,志望校をできるだけ早く決める事です。余裕があるといっても時間はすぐに過ぎてしまって,対策も何もできずに受験に挑む事になってしまいます。いくつかの志望校を決め,入試事項をよく調べてほしいと思います。

■論文に書いた事や自己推薦書を
 自身で理解し面接に臨もう


 AO入試は面接と小論文の課題で,小論文は送られてきた課題について1000文字程度の小論を仕上げ,送り返すというものでした。そのため余裕もあり,時間をかけて先生に手伝っていただきながら仕上げる事ができました。面 接の対策は,その論文に書いた事を自分で理解し,何を質問されてもいいようにする事。自己推薦書も同様に。あとはとにかく笑顔で面 接官と接する事。私の場合,話が盛り上がって笑いも入り,良い雰囲気で面接ができました。ニヤけるのはいけないけれど,笑いがあってもOKだと思います。
 私は3年間部活をしてきました。その事に自信を持っているし,アピールにもなるので,自分の趣味や特技など,入試の際は,自信の持てるもの全てをアピールすべきだと思います。ボランティア活動に積極的に参加した事などもアピールしましょう。
 大事なのは大学に自分がどうして入りたいかを伝える事です。それを心がけてがんばって下さい。


 

 

東北学院大学
文学部歴史学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
山田中出身

勉強だけでなく,
夢を持った高校生活を


 私は部活動や実行委員などの活動をしなかったので,自分が本当に入学したいという気持ちをアピールすることに専念しました。そのためには自分が大学で勉強したい事を詳しく知っている必要がありました。まず私がしたことは,本を読むことです。主人公が同一人物でも,著者が違うだけでさまざまな見方があり,自分が今まで考えていた歴史観が大きく変わることもあります。

■体験は,本で学ぶ以上に
 勉強になる


 私は山形に旅行に行ったときに,幕末に戦で命を落とした志士の墓や,庄内藩校致道館を訪れました。実際にその土地を訪れることは,本で歴史を学ぶ以上に勉強になります。そして,歴史を身近に知るうえで最も良い方法は,自分の祖父や祖母に戦争の体験を聞くことです。私の祖父は,ある人がいたから命が助かったと言っていました。皆さんのお祖父さんやお祖母さんのなかにも戦争で辛い体験をした方は沢山いると思います。ぜひ,戦争の体験を聞いて後世に伝えてください。
 私はAO入試のなかで,江戸時代の藩校教育や,さきほど述べた第一次世界大戦などを大学で勉強したいことを言いました。
 AO入試では,自分が大学で何を勉強したいのか強く目標をもっていなければなりません。勉強だけでなく,夢を持った高校生活を送って下さい。


 

 

東北学院大学
法学部法律学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
宮城教育大学附属中出身

積み重ねた努力を思い出し,
平常心で試験に臨む


 私は法律を専門的に学び,将来的には学んだ法律を生かすことのできる職業に就きたいと思い,東北学院大学法学部へ進学しようと決めました。そしてAO入試で受験することにしました。一般 入試での受験も考えましたが,AO入試では自分の人間性,法律への関心の強さ,入学したいという熱意など,一般 入試では表現することが難しい面を表現できると考え,AO入試を選択することに決めました。

■1日1枚のペースで,
 小論文を書き続ける


 具体的にAO入試での受験を決めてからは,1次試験で行われる面 接の練習を中心に試験への準備を進めました。それと同時に社会での出来事にそれまで以上に関心を持つように心掛けました。ニュースを見るにしてもただ見るのではなく,出来事に対して自分なりの視点を持ち,自分の意見を持つようにしながら見るようにしました。
 2次試験に進んでからは小論文の練習もはじめました。元々文を書くということは好きなことだったので,自分で設定した1日1枚というペースも守ることができました。そして書き上げた文は先生に添削しいただきました。何度も練習し自分の文の良い点,悪い点がわかったおかげで,次第に自分の文に自信を持つことができるようになりました。

■力になってくれる人への
 感謝の気持ちを常に忘れない


第1次,2次とも,試験当日はやはりとても緊張しました。しかし、いざ小論文試験や面 接試験となった時には,それまで行ってきた様々な練習や積み重ねてきた努力を思い出し平常心で試験に臨むことができました。小論文,面 接,どちらの試験にも当てはまることだと思いますがやはり希望した大学に入学したい,夢を叶えたいという熱意をいかに伝えるか,ということが一番大切な事だと思います。
 最後になりましたが,この度お世話になった先生方,力になってくれた皆様,本当にありがとうございました。もしも皆様のお力添えがなければ私は決して希望の道に進むことはできなかったでしょう。感謝の念に堪えません。そしてこれから進学を希望する皆さん,夢を叶えるためには多くの苦難が待っているかもしれません。しかしそれを乗りこえた時に夢は叶うものです。努力を惜しまない心,向上心,そして力になってくれる人への感謝の気持ちを常に持ちながら日々の生活を大切にして頑張っていって下さい。


 

 

東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
五橋中出身

高校とは,なくてはならない
大事な居場所


 自分は最初の頃,やりたいことがあったので専門学校を志望していたが,周りの反対などもあり,結局仕方なく大学進学をめざすようになった。自分の場合,AO入試で受験したが,特に努力したことは,週刊誌や雑誌などを読んで,面 接のときに何でも対応して答えられるように勉強しておくことだった。また,面 接官に対しての話し方や礼儀作法などにも注意するよう心掛け,そのおかげもあって,本番では面 接官の方とリラックスして話すことができた。

■定期考査の前には,授業で
 間違った問題を何回も解いて


 普段の学習では,毎日家に帰ってから2時間ほど,今日の授業で習ったところの復習や予習などをできる限り頑張ってやっていた。その甲斐もあって,授業でやった問題などがスラスラ解けるようになった。定期考査の対策としてはやはり授業で習った問題などが多く出題されることを想定して,授業で使ったノートなどを最初から見直し,特に間違ってしまった問題を重点的に何回も解いて覚えていった。それから,市販のわかりやすい参考書や問題集を購入して試験範囲の場所を何度も解き,最後の仕上げに教科書を総読みして試験に臨んだ。
 資格の取得についていえば,前からパソコン関係の資格が欲しかったので,高校1年のときにパソコン検定という資格を取り,2年生では英検,3年生ではワープロ検定の資格などを取得した。
 休日や長期間の休暇には,普段のストレスを解消しようと音楽鑑賞やショッピング,映画鑑賞などをして有意義に過ごした。そして,毎日1,2時間ほどを勉強の時間にあてた。
 受験大学を選ぶ際には,やはりその大学の環境や,入りやすそうなところかどうかを見極めなくてはならない。そのために,いろいろな大学の資料を読んで何時間も検討し,自分に合っている大学を見つけた。
 自分自身,受験に成功した要因というのは,やはり先に上記に記したように,面 接官に対して最低限のマナーを守って,面接に挑んだことではないかと思う。そして,何よりも自分自身の個性というものが,面 接官に伝わったからではないだろうか。
 最後に,高校生活というのは,簡単にいえば,自分たちがこれから大人になって羽ばたいていくための支援機関のようなところだったのでは?と思う。将来,君たちは大人になっていく過程で,改めて「高校というものは,なくてはならない大事な私たちの居場所だったんだ」と気づくだろう。そう皆が思うことを自分は祈っている。


 

東北福祉大学
総合福祉学部産業福祉学科1年

平成17年3月外国語コース卒
広瀬中出身

何回も書くことで,
小論文の実力をつける


 私はAO入試のために、夏休みが終わってから入試までの期間は、小論文や面 接などの練習をしました。小論文は、授業などにだされた課題の他に、東北福祉大の過去問題をやりました。最初は時間を制限せず、見本を見ながら、徐々に構成を覚え、決められた文字数に自分の考えを簡潔をまとめられるようにしました。慣れはじめた頃に、時間を少しずつ短くしていき、時間の配分も身に着けました。小論文は出来上がっているのを読んでいるだけでは、なかなか上手にならないと思います。まずは自ら書く事で、何がいけないのか、欠点がわかるはずです。何回も書く事が自分の力になると思います。

■自分の考えを
 伝えるための努力を


 面接では,自分の長所をアピールし,短所をいかに長所に変えていくかを答えるようにしました。その他,大学の事を調べ,自分がなぜこの大学を選んだのか,この大学に入って何をしたいのか,何について勉強をしたいのか,将来の事も考えて,まとめておくとよいでしょう。ただ文章を暗記するのでなく,自分の考え,気持ちを面 接官にどれだけ伝えられるかが大切だと思います。
 受験に成功するためには,自分の周りの環境も大切だと思います。まず自分で調べ,その上で,目標としている大学の先輩や,仙台育英の先生方などから,多くの情報を手に入れる事も必要だと思います。


 

 

東北福祉大学
総合福祉学部福祉心理学科1年

平成17年英進進学コース卒
七北田中出身

文章の練習を積み重ね
自己推薦書の書き方を極める


 私は「心」にとても興味があったので,心理系の大学へ行って多くの事を学びたいと思いました。受験方法はAO入試でした。その理由は,テストの点数や成績だけで判断されないからです。私の夢や熱意などを大学の人に伝えることができる,一番の方法だと思いました。

■1,2年のうちから書いた
 文章を先生に見てもらおう


 AO入試では,自己推薦文の書き方が重要だと思い,自己アピールをわかりやすく書くことに注意しました。面 接で試験官に自分をアピールするときも,この自己推薦文がとても重要になってきます。@大学を選んだ理由 A部活動など B自己アピール C学校で学んだ事などについて書き,これを読めば私の事が理解でき,同時に熱意を感じてもらって,大学側から「君を是非ほしい」と思わせるような内容にまとめられれば良いと思います。(ここで1つ。嘘を書いても相手はプロなのですぐにバレます。注意を。)
 文章を急に書く事はとても大変なことです。1,2年生のうちから書く練習をしていたほうが有利です。何回も練習をしたら担任の先生をはじめ,多くの先生方に文章を見てもらう事が合格への第一歩です。大学で何を学びたいのか,どんな事をやってみたいのかを考え,文章で相手に気持ちをうまく伝えなければならないのです。そのためには,何度も文章を書くことです。
 私は3年間部活を続け,一生懸命に練習や試合をやってきました。今思うと本当に部活をやっていて良かったと思います。部活をやっていたからこそ,本番でも緊張せずに頑張れたと感じています。今部活で苦しんでいたり,悩んでいる人こそ,必ずうまくいきます。目標があるからこそ部活で頑張れたように,大学受験でも目標があればしっかりやれると思います。目標に向かって精一杯頑張って下さい。自分の力を信じて希望する大学に合格することを心から祈っています。


 

 

仙台白百合女子大学
人間学部国際教養学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
鶴巣中出身

部活動を通して仲間と学び,
大きく成長


 私は,将来国際関係の仕事に就きたいと思い大学進学を目指しました。そのために,「国際関係・情報ビジネス」を中心に勉強ができ,フランス語やドイツ語など幅広く世界の言葉を学ぶ事が出来る仙台白百合女子大学を選びました。
 私がAO入試を選んだ理由は,高校生活で取り組んできた事を十分にアピールし,日々の生活を評価してもらいたかったからです。しかし,AO入試では,私が想像していた以上に自分をアピールしなければなりませんでした。私は,夏休みから準備を始め,小論文や面 接の練習に取りかかりました。そして自分自身に,今までに最も力を入れてきた事は何かを問いかけました。その答えは部活動でした。

■頑張ったと思える出来事を,
 自信を持って伝える


 私はバスケットボール部に所属し,部長という任務についていた事により,強い責任感を身に付け,何事にも積極的に取り組むようになりました。部員との信頼関係を作り上げ,また,一つの事に打ち込む楽しさ,悔しさをバネに,諦めずに取り組めば結果 が出るという事など,部活動を通して仲間達とたくさんの事を学び,成長する事が出来ました。さらに私は,高校入学時から無遅刻・無欠席を心がけ1・2年次には皆勤賞をいただく事が出来ました。また,1年間室長として仕事に励んだ事,合唱コンクールは伴奏者として努力した事など,自分が頑張ったと思える出来事を,自信を持って面 接官に伝える事が大切だと思いました。
 何事においても日々努力し,仲間を大切に,自分に自信を持って1・2年生のみなさんも頑張って下さい。私も夢に向かって,国際的視野をもてる人間になれるように頑張っていきたいと思います。


 

 

東北工業大学
工学部建設システム工学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
五橋中出身

指定校やスポーツ推薦には,
それなりの責任がある


 僕は東北工業大学にAO入試で合格することができました。AO入試では,面 接と小論文がありますが,一番大事なのは面接だと思います。面接では自分をアピールしなくてはいけないのでけっこう大変でした。本番前には必ず練習をした方がいいと思います。

■小論文対策は,事前の練習と
 本をたくさん読むこと


 小論文は,ほとんどの大学でも600〜800字なので,練習を5〜6回すれば書けるようになってきます。あと本をたくさん読めば大丈夫です。
 なぜ僕が,AO入試にしたのか,それは指定校推薦だと内定が決まってからも中間考査で点数が悪いと,内定が取り消されるかもしれないからです。あと指定校推薦者には自由登校のときに特別 授業があるので,けっこう大変だと思います。
 スポーツ推薦は,高校で部活をして全国大会に行ったり,個人の実力が飛び抜けていれば,推薦がくると思います。
 しかし,大学で4年間スポーツを続けなければいけません。途中で,いろんな理由があってやめてしまったりしたら,来年から大学から仙台育英にスポーツ推薦の話がこなくなったりもします。
 そういう事で,指定校やスポーツ推薦で入った人達は大学をやめたりしないようにがんばってください。