現役大学進学者による大学合格体験記
指定校・提携校推薦
 

 

東北文化学園大学
医療福祉学部保健福祉学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
南小泉中出身

ただ何となくという理由では,
後悔する原因になる


 進路を大学に決めた理由は,大学に入学することによって自分自身が大きく成長できると思ったからです。4年間という時間でいろいろな方面への視野も広がり,自分には無かったことを身に付けることができるはずです。全国各地から学生が大学へ集まります。その中で,たくさんの友人を作り,サークルでは先輩,後輩と友好を深めていきたいと思ったのも,進学を決めた理由の一つです。
 私は,提携校推薦での合格でした。学校を代表して推薦していただくわけですから,高校3年間の成績が重要になってきます。努力するのか,平凡に過ごすのかによって,自分が学校を代表して受験が出来るか出来ないかが決まります。

■早い時期から準備すれば,
 最後は勝ち残れる


 提携校推薦を受けるに当たっては,定期テストが近づいてきたら,しっかりと範囲を復習し,勉強をし,テストで高得点を取ることが一番重要になってくると思います。他に,皆勤に務め,室長などを積極的にやっておいたほうがいいと思います。
 大学を決めるにあたって,ただなんとなくとか,友達も行くからという単純な理由は後悔の元になります。まず自分が大学に入学して何をしたいのか。また将来の目標を視野に入れて大学を絞っていけばいいと思います。そのためにも早い時期から自分の将来を考え,行動を取っておいた方が,最後は勝ち残れると私は考えます。長期休業中など他の人が休む時も,短時間でいいので勉強しておくと差がついていいと思います。
 私がこれまで書いてきたことは本当に重要だと思います。読んで頭で考えることは誰でもできます。最後は受験者自身がやるかやらないかで決まってくると思うので,大学を目指している人は頑張って下さい。


 

 

東北文化学園大学
医療福祉学部リハビリテーション学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
鶴が丘中出身

授業をしっかり受ければ,
塾に通う必要はない


 大学進学を目指した理由は,大学で学びたいことがあり,将来その仕事に就きたいからです。私は1年生の時の3者面談で推薦は難しいと言われました。成績の評定も3と4しかなく,5は1つもありませんでした。
 2年生になってから本気で勉強を始めました。授業で分からないところがあったら友達に聞いたりし,定期考査のために備えていました。そのかいあって3をとらなくなり,5をとれるようになってきました。そして,推薦の基準を越えることができました。その結果が大学合格につながったと思います。

■授業態度や生活態度も
 しっかり見られている


 私自身が推薦で合格するために1番必要だと思ったのは,小論文や自己推薦文,面接です。特に大変だったのは小論文でした。テーマがわかっていても,そのことに関する知識がないと書けません。そこで,パソコンを使って調べたり,先生に聞いたりしながら何回も訂正していただきました。面接も友達と何度も練習し,合格することができました。
 普段の授業をしっかり受け,予習・復習をやれば,間違いなく大学に合格することができると思います。特別に塾などにいかなくても,学校の授業を理解すれば大丈夫だと思います。そして学校での授業態度や生活態度に気を付けてください。先生方はそういうところもしっかり見ています。後輩の皆さんも自分の進路のためにいい学校生活を送って,大学合格という結果につなげてほしいと思います。


 

 

東北文化学園大学
医療福祉学部リハビリテーション学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
松陵中出身

遊んだ分だけキッチリ勉強,
とことんやって満足


 私の高校3年間は充実していました。遊びも勉強も,やるだけやって満足しています。高校生活の中で重要だと思ったのは遊びと勉強の両立です。遊ぶときはとことんみんなで遊ぶ。しかし遊んだ分だけ,ケジメをつけキッチリと学習に取り組むこと。これが私が3年間続けてきたスタイルです。もちろん試験2週間前からは娯楽を控え,学習に取り組み,すべてが終わり次第,またみんなで遊ぶといった感じです。
 さて,今年度大学受験を控えている3年生さんに,いくつかアドバイスをしたいと思います。まずは志望大学の決定です。決まってない人はすぐにでも進路相談室または,インターネットで自分のなりたいものを探し,自分にあった大学をいくつか挙げてその中から的を絞りましょう。

■基本ができていれば,
 推薦の確率が高くなる


 2年生の頃から入りたい大学があるという人は、担任の先生に「どうすれば、そこに(推薦で)入れるか」「どれくらい努力が必要なのか」、そういった簡単な疑問でも、ふと思ったら聞いてみるのが良いかと思います。
 自宅学習は最低でも3時間以上、土・日、祝日は5時間以上というのが私のスタイルです。皆さんも「やるときはやる」ではなくて、コツコツ積み上げていく学習をおすすめします。また、自宅での学習では、チョコ、コーヒー、紅茶といったものを用意し、勉強中に頭の切り替えを速くするような工夫をしてきました。食べ過ぎ飲み過ぎには注意ですが、これも学習を続けるコツだと思います。ためしてみてはいかがでしょうか。
 最後に少しだけ推薦を受ける人へ心構えを教えたいと思います。1、よっぽどのことがなければ、欠席、遅刻や早退をしないこと。2、評定平均値を上げる、または今以上下がらないように維持すること。3、学校行事にしっかり参加すること。
 これらの基本ができているかいないかで、推薦で選ばれる確率が大きく変化します。また、推薦の面 接では、作り言葉や型にはまった言葉ではなく、思ったことをしっかり相手に伝えましょう。私がアドバイスできるのはこれくらいで、あとはみんなの努力次第です。後輩の皆さんへ! 高校生活という貴重な時間を大切に過ごし、自分を支えてくれる友人、先生方に感謝し、目標に向かって頑張って下さい。


 

 

東北文化学園大学
医療福祉学部リハビリテーション学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
鶴ヶ丘中出身

少しでも優位に立てる,
アピールポイントを持とう


 自分が行きたい大学を選びだしたのは2年生の夏休みくらいでした。それまでは福祉関係の学校に進もうと漠然とした思いがあっただけです。けれど,福祉関係の大学は人気が高く,一般入試で入るのは難しいと言われ,少しでもチャンスを広げるため指定校推薦も受けてみようと思いました。
 具体的に行きたい大学が決まっていなかったので,とりあえず,できるだけ良い点数をとれるようにがんばりました。部活に入っていなかったので,他の人より少しでも優位になるものが一つでもあった方がいいと思ったからです。

■チャンスを増やすため,
 受験方法を探る


 それからは,大学を調べたり,資料を請求したりしてたくさんの大学を調べました。そして,少しずつ絞り,第3志望まで決めることができました。合格できる可能性を高くするため,いろいろな角度から受験する方法を調べました。
 その中で最初に受験できるのは指定校推薦でした。しかし,定期考査での点数がこれといってよかったわけでもなく,すごい資格をもっているわけでもありませんでした。ただできるだけ学校を休まないよう心掛けてきました。その後,志望理由書を出し,面接を受け,なんとか合格することができました。指定校推薦の日になるまでは,何をきかれてもいいように,大学の事を調べたり,先輩の資料や指定校推薦の資料を読んだり,いろいろ調べました。
 指定校推薦を受けたいと思う人は一つでも多くアピールできるものがあるといいと思います。学校を休まない,ちょっとしたことができるというだけでもいいと思います。頑張ってください。


 

 

仙台白百合女子大学
人間学部国際教養学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
七北田中出身

推薦を視野に,
小論文の授業を重視


 私が大学推薦を実現可能なものにするために努力したことは,大きく分けて2つあります。まず第一に1年生の時から少しでも良い成績を取れるように心がけたり,英検の取得に励んだことです。2つ目は,2年生のクラス編成の時に,小論文の授業を唯一取り入れている文IIIクラスに入れるように頑張ったことです。このクラスを選んだ理由は,大学進学を目指している人に適していると,先輩から教えて頂いたからです。実際,このクラスを選んで良かったことは,大学に提出する志願理由書を書くときに小論文の授業でやってきた事が役立ったからです。

■事前の面接練習をし,
 落ち着いて本番に臨む


 面接では,私が推薦入試の際に提出した志願理由書が重視されました。面 接の形式は個人面接で,面接官は2人でした。時間は10分。質問内容は,1.志願理由、2.大学生活をどのように送りたいか、3.最近の世界事情、4.これまで学習した教科のなかで興味を持った教科、5.高校生活で打ち込んだことについて,という5項目でした。10分と言っても,全く長いという感じはしませんでした。それはきっと面 接をしている時の雰囲気がとても良かった事や,教頭先生に面接練習をしてい頂いたときに,色々ためになるアドバイスをしていただいたお陰だと思っています。面 接練習は最低でも1回はする。そして,面接官の目を見ること。言葉遣いに注意して話をする。以上,いくつか上げましたが,もっと知りたい人は入試面 接の本があるので,書店で目を通してみてください。
 私の場合は,1年生の時から大学に行きたいと思ってやってきたことが幸い合格に繋がったわけですが,一つだけ後悔していることがあります。それは,部活に入らないまま3年間を過ごしてしまった事です。もし,面接がある大学に行くことになったとき,高校で打ち込んだことについての質問に答えやすくなるのではないでしょうか。


 

 

東北工業大学
工学部情報通信工学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
多賀城中出身

得意なこと,好きなことが
あれば,面接では有利


 僕が指定校推薦で大学に入学するために努力したことはたくさんあります。
 1つ目は学校を休まないことです。もう手遅れの生徒もいるでしょうが,まだ休んでないという人はがんばって皆勤賞を目指して下さい。1回くらい休んで精勤賞をもらうよりはその1回を我慢して,皆勤賞をもらったほうがいいです。精勤賞と皆勤賞では,全然違いますから。大学側は健全な生徒を求めているので,これはとても大きいと思います。学校の行事にも面倒くさがらず,ちゃんと参加しましょう。
 2つ目は趣味を持つことです。部活動をしているならすごくいいと思います。さらに,部活でいい成績を残すことができれば,推薦でかなり有利になります。でももちろん部活動をしていない人もいます。そういう人は,1つだけでも何か得意な事,好きな事を持ったほうがいいです。サッカーだとか,ドラムをやっていてバンドを組んでライブしたなど,何か持っていると得だと思います。面接の時の自己アピールの時にとても役に立ちます。

■3年生のテストは,
 推薦のための大事な資料に


 3つ目は勉強,というか成績です。1,2年生での成績はとても重要です。進級していくにつれて,数学などは本当に難しくなるので,ちゃんと勉強しないとダメです。3年生でのテストは,推薦のための大事な資料になるので本当にがんばらなくちゃダメです。そのテストが良くても,その後にあるテストも手を抜いてはいけません
 他にも色々なことがありますが,あとはすべて先生から教えていただいた事なので,きちんと先生の話を聞いて,聞き逃すことのないようにしましょう。
 ほとんど後輩へのアドバイスになってしまいましたが,推薦入試の時に役に立てばうれしいです。後輩のみなさんがんばってください。


 

 

東北工業大学
工学部建設学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
広瀬中出身

追い込まれてからでなはく,
余裕を持って勉強を


 私が東北工業大学,工学部,建築学科へ進学したいと思った理由は,家の仕事を継ぐのに必要な資格が取れると知ったからだ。また指定校推薦にした理由は,入学する前に少しでもとりたい資格の勉強をしたかったのと,家の手伝いをしようと思ったからだ。しかし,1年生と2年生の時は,推薦を受けようなどとは,ほとんど考えていなかった。あくまで自力で大学へ行こうと思っていた。

■赤点だけは
 取らないよう気を付ける


 高校へ入学したときから私は大学へ進学はしたいと思っていたが,それほど具体的なものではなかった。とりあえず,学校のテストはがんばろうと思い勉強していた。その結果,1年生のときの成績は,それなりに取れていた。しかし,2年生になってからは勉強も難しくなり,少しずつおいつけなくなり,成績も下がりぎみになってしまった。だが,まだ推薦を受けるつもりはなかったので,とりあえず赤点は取らないよう気を付けた。
 高校生活は早いもので,あっというまに3年生になった。この頃から,推薦を考え出した。そうすると気になってくるのが評定だ。とりあえず1年生から見返してみると,1年生の時はまあまあだったが,2年生の評定はあまりよくない。だんだんあせってきたが,3年生の評定でなんとか余裕ができた。そして,校内での選抜も通り安心した。
 しかし,まだ面接もあり,成績も下げるわけにはいかなかったので,気はぬけなかった。指定校推薦を受けたいと思っている後輩のみなさんは,私のようにギリギリではなく,余裕をもって勉強してもらいたい。そして,おせわになった先生方には感謝をしておくべきだ。私が合格できたのも,担任の先生や,たくさんの先生のおかげだから。


 

 

東北工業大学
工学部建設システム工学科1年

平成17年3月教養コース卒
玉川中出身

怠け心が起きないよう,
自分をコントロールする


 まず初めに、教養コースで指定校推薦を得るためのどのような事をすればいいのかを紹介したいと思います。仙台育英は他の高校とは違い出席日数が多いので、欠席や早退が多くなりがちです。そこで、決して自分が怠けないように自分をコントロールする事が大事になります。友達や他人に流されて早退が多くなり成績を落とし後悔する人がいます。3年生になって自分が望む大学の推薦を受けられなくなるので、我慢をして希望の大学の推薦を得るように頑張って下さい。
 次に、行きたい大学の候補をいつ決めれば有利になるかについてです。いちばんの理想の時期は、2年生の前期までです。それは、もし大学の適性や学力が合わないと途中で思っても変更がきくからです。なので、なるべく早くどんなにレベルが高い大学でもいいので一つ決めて努力をして下さい。そして、3年生になって今までの成績に見合う大学をパソコンや資料を見て「この大学いいなぁ」と思える大学を見つけて下さい。もし、それが県外であったとしても奨学金制度が無いことはあり得ないので、お金の心配はありません。

■見たい番組はビデオに録画し,
 息抜きの時間に見る


 勉強法としてぜったいやっておかなければならない事は,先生が黒板に書いた事を必ずノートに書く事。授業中に寝ない事。眠くなりそうな授業がある時は,前の休み時間に寝ておきましょう。同じく携帯を授業中に使わない事。たとえ,授業中にメールが来て,返事が少し遅れたとしても怒られる事はないはずです。怒る方がおかしいです。
 次に,私がやっていた勉強法を教えます。どうしても見たい番組はビデオに録画します。そして,7時から勉強を始めます。まず,今日習った数学や英語を家での専用ノートに書き写 します。1時間たったら一旦勉強を止めて,自由な時間を1時間だけ作ります。それを交互に続ければ無理なく3時間は勉強できますので試してみて下さい。
 教養コースでの勉強だけでは大学に行ってから他の学生との学力の差がどうしてもついてしまいます。なので,参考書が必要です。そこで,よい参考書を見つける一番いい方法はインターネットです。インターネットでは,全国で売っていない参考書があります。数学では,マサマという会社の参考書が有名です。参考書については,自分に合った良い物を探してみて下さい。自分の希望する大学へ進学できるよう頑張って下さい


 

 

東北工業大学
工学部デザイン工学科1年

平成17年3月教養コース卒
西山中出身

大学受験は意志の
強さが試される場


 大学進学を目指した理由は,中学時代からインテリアコーディネーターになりたいと思っていたからです。
 指定校推薦入試のために心がけた事は,テストでは7割以上を目標とし,常に学力の向上を心得ていました。クラスでは室長を2年間務め,人をまとめる事の難しさを学びました。私は部活動をしていなかったのですが,3年間部活動を続ける事はとても大事なことだと入試を経て思いました。皆さんには,途中からでも入部することをお勧めします。そうすれば,大学進学はより確実なものとなるでしょう。

■いつ,どんな時でも勉強はかかせない。
 常に向上心を忘れずに


 私にとって高校生活は,夢の実現への基盤となる部分でとても大事な3年間でした。それは私だけではなく,みなさんに言える事です。日々の小さな積み重ねが,後に大きな力となって役に立つのです。推薦で合格できた場合,遊んでばかりはいられません。次は,大学の授業にしっかりとついていける様,今までの授業を振り返り,復習する事が大切です。いつ,どんな時でも勉強というのはかかせません。合格した後,入学した後も目標を見失わず,常に向上心を持って行動する様心がけてください。
 精神的,肉体的にも辛い時があるとは思いますが,誰もがそれを乗りこえているはずです。勉強はほぼ全員と言って良いほど嫌う人がほとんどでしょう。しかし,どの道やらなければ前へは進めないので,大学受験は意志の強さが試される場でもあります。諦めないでがんばって下さい。早めに行きたい大学を決めておく事も大事なので,できるだけ早く決めて,自分の行きたい大学に向けて勉強することが大切です。


 

 

石巻専修大学
経営学部経営学科1年

平成17年3月英進進学コース卒
鶴が丘中出身

何よりも大事なのは,
大学への強い思い


 指定校推薦を通るためには何が必要かとなると,「成績」「出席日数」「生活態度」などが挙げられますが,あくまでこれらは基本です。一番大切なのは「自分がどれだけその大学に行きたいと思っているか」だと思います。この気持ちが大きければ何事にもやる気が起きます。1,2年の方はまだどこの大学へ行くか考えてない人もいると思います。自分もそうでした。でも3年生になると,先生の話や周りの友達との会話も受験の話が多くなります。自然と受験について考えることになると思います。
 資料を見たり,先生から話を聞いたりして自分の行きたい大学を探しましょう。行きたい大学を探すには自分の将来やりたいことを想像してみてください。それを実現するためにはどこの大学へ行けばよいかを調べればいいのです。

■学校でしかできないことを,
 前向きにとらえる


 私は2年生が終わるまでは大学のことをあまり考えていませんでした。ただ,テストは出来るだけ良い点を取ろうと勉強していました。受験なんてまだまだと,先のことは考えていませんでしたが,成績が低いと落ち込むし,いい事なんてありません。
 また,出席日数についてですが,「学校でしかできないこと」を考えてみて下さい。友達と話すことや好きな科目の授業など色々あると思います。家では集中して勉強できない人は学校にきて授業を受けることをお勧めします。学校を休んで良いことなど一つもありません。もちろん健康を害した場合は仕方ありませんが,元気なら学校には行きましょう。
 生活態度は難しい事じゃありません。「いい事をしよう」と考えるのもいいですが「悪い事をしないようにしよう」でもいいと思います。こちらのほうが気が楽になるのではないでしょうか。
 最後に一番重要な「大学への思い」ですが,すでに述べているように,やりたいことを見つけましょう。これらを重点に置けば,みなさんも指定校推薦を通ることが出来ると思います。この文章を読んで,みなさんのやる気がすこしでもあがってくれれば幸いです。


 

 

石巻専修大学
経営学部経営学科1年

平成17年3月教養コース卒
塩竈市立第三中出身

決断したら即,行動,
素早い対応で合格の道ひらく


 私が進学を希望した理由は,もしかしたらあと数年後には今よりは景気が回復し,もう少し就職に就きやすくなるのではないだろうか,と考えたからです。しかし,所詮未来とは不確定要素が多いので,ただ手をこまねいてその時を待つのではなく,ある程度社会に通じる実力を身につけようと思いました。そうすれば例え景気が変わらなくてもなんとかなるかもしれないし,特に損はないはずだから。
 そして,推薦をしていただくためにもいろいろと苦労しました。まず,当たり前のことはきちんとやる。遅刻欠席は一度もせず,授業中はちゃんとノートをとる。そして私的に一番きつかったのは,明らかに他の教科の足をひっぱっている科目を,がんばって引きあげることでした。それができたおかげで,なんとか推薦をいただくことができました。先生の話を素直に聞くことも大事です。

■自分に自信を持つこと,
 不安は態度に表れる


 本当は指定校推薦ではなく公募推薦でいこうと考えていました。自己推薦書を書く自信がなかったからです。ところが,公募推薦まであと1週間という時に指定校の枠が空いたからどうだ,と先生に言われたのです。この時,公募よりは指定校の方が確率高いし,今なら自己推薦書も前よりは書けるだろうと思い,急遽指定校へと変更しました。そして,先に指定校を受けていた友達に協力してもらい,1週間半で書くものは書き,払うものは払いました。もし,ここで少しでも迷っていたら間に合わなかったかもしれません。そのまま公募をうけていたら落ちていたかもしれませんでした。決断したら即,行動に移ったため間に合ったといえます。その1カ月後,家に合格通知が来ました。
 私が経験した中でも,特にこれが大切だったというのは,まず学校を休まない。休まずきちんと授業を受けていれば自然に点数は上がるはずです。
 次に先生の言うことを聞く。普段は馬鹿にしたような態度をとっているくせに,その時だけ推薦書いてくれなどと言うのは,ものすごく失礼だと思います。人にものを頼むのならそれなりの態度は必要です。あとは自信を持つこと。最初から無理かもしれない,などと言っていては確実に態度になって表れ,本当に駄目になってしまいます。私の場合は,まあ,たぶんなんとかなるだろうと思っていたら本当になんとかなってしまいました。運がよかったというのかもしれませんが,態度が悪ければ,指定校の話など持ち掛けられなかったと思うので,やはり一番大切だったのは普段の行いだと思います。
 進学にしろ就職にしろ,人としての基本が出来ていればなんとかなるものです。


 

 

石巻専修大学
経営学部経営学科1年

平成17年3月教養コース卒
石巻市立蛇田中出身

英語と数学は積み重ねが
大事,地道に復習を


 目標であった石巻専修大学に合格することが出来,本当にうれしく思っています。私が指定校推薦を目指したのは,自分の成績がどのくらい先生方に評価されているのか確かめたいという思いもありました。推薦は,3年間を通しての内申書が大きく関係します。

■授業に集中し,
 じっくり先生の話を聞く


 私は1年の終わりの春休みから,約2カ月半入院しました。勉強に遅れをとるのではないかと,かなり焦りましたが,入院中は,先生やクラスの皆からの励ましがあり,大学への進学意欲を一層強くしました。
 私の勉強方法は,とにかく授業に集中してじっくりと先生の話を聞くことです。特に英語と数学は,毎日の積み重ねがとても大事です。私は正直,この2教科が苦手でしたが,解らないところをそのままにせず,帰ってからの復習を心掛けました。地道ですが確実な方法だと思います。その甲斐あって,指定校推薦で合格する事が出来ました。
 大学を決めるにあたって大切な事は,何を学ぶかだと思います。今までとは違って,自分で将来やりたい仕事の為に必要な勉強を自分で選択し,学んで行かなければなりません。
 大学進学を希望している人は,自分なりの目標を持って,頑張ってください。


 

 

石巻専修大学
経営学部経営学科1年

平成17年教養コース卒
山元町立山下中出身

大学進学のために,まず
自分のできることから


 私は高校に入学した時から大学に進学したいと考えていました。しかし,そのためにはどうすればいいのか,具体的にまったくわかりませんでした。それで,とりあえず中学時代にはできなかった無遅刻,無欠席をめざそうと思いました。そして,勉強においては,1時間1時間を大切にして授業に取り組み,課題や提出物もきちんと仕上げようとこころがけました。

■挫折しそうになったときは,
 入学当時の決意を思い出して


 それからは3年間,このことを目標として頑張ってきたのですが,時々は体調をくずして,挫折しそうになったことも,たくさんありました。しかし,そんなときは,自分自身の決意を思い出して,気分転換したり,また先生から気合の入った話をしてもらったりして,毎日を過ごしてきました。
 3年になり,大学を最終決定する時期がせまってきたときには,いろいろ迷ったのですが,先生や友人,先輩の助言をうけて,指定校推薦を受けることに決めました。さんざん迷ったのですが,決定してからは,時間の過ぎるのが速く,合格の通知を手にしたのがあっという間だったように思われます。
 私が指定校推薦の校内推薦の校内審査を得ることができたのは,真面目に授業に臨んだ姿勢を先生方が評価してくださったおかげだと思います。それから,私は部活動には所属していないのですが,高校3年間に校外活動として,地元の町のボランティアサークルに登録し,様々なボランティア活動に参加しました。この活動をしたことも指定校推薦を得るための評価にプラスされたのではないかと思います。際立って他人よりも優れた点は私にはありませんが,誰でも努力すればきっと良い結果が得られると確信しています。皆さんも最後まで諦めることはなく自分の目標にむかって頑張って下さい。


 

 

石巻専修大学
経営学部経営学科1年

平成17年3月教養コース卒
塩釜第三中出身

信頼を得るため,
基本的なルールを守る


 私は指定校推薦の受験資格を得るためにさまざまな努力をしました。
 まず1つ目は,遅刻,欠席を繰り返してしまうと人の信頼をなくしてしまうと思い,健康面 に気を配りながら皆勤賞を目標に生活しました。

■資格取得や部活動も,
 推薦を得るには大事な要素


 2つ目は勉強です。中学時代はあまり勉強の大切さがわからず、勉強のやり方も知らず適当に生活していまい、悔いが残りました。同じ事を繰り返さないよう勉強に力を入れ、授業も真面 目に受けました。授業態度が悪いと成績が下がるだけでなく、さらに信頼も失ってしまうので、ノートはきちんとり、提出物もきちんと出すよう頑張りました。
 私が推薦の受験資格を得るために頑張ってきたのはこれくらいです。やはり推薦していただくには信頼が一番大切だと思います。私は運良く高校3年間同じ担任の先生だったので、長い時間をかけて信頼を築くことができ、推薦していただく事ができました。
 最後に私が後輩達に伝えるアドバイスがあるとすれば、部活動に入ること、色々な資格を取得するということです。私は部活動にも入部していないし、資格もあまり取得していなかったので、悔いが残りました。部活と資格の2つは進学、就職の際に必ず役に立ち、やっておかないと必ず悔いが残ると思います。後輩の皆さん、後悔する事のないように、そして信頼を得られるように頑張って下さい。