現役大学進学者による大学合格体験記
指定校・提携校推薦
 

 

成城大学
法学部法律学科1年

平成18年3月特別進学コース卒
南中山中出身

自分がなぜ,この大学を受けたのか
志望理由などをきちんと整理しておく


■何度も面接の練習を繰り返したので
 本番では落ち着いて対応できた


 法律学部に行きたいと思ったのは「今の日本が法治国家である以上,法を勉強する必要性があるのではないか」と思った時からです。法を中心とした幅広い勉強をすることで,将来絶対役に立つことは間違いないと考えています。
 推薦入試を受けてみようと思い始めたのは3年の夏からでした。それまでは推薦入試に全く関心がなかったのですが,志望する大学から推薦がきていると知ってからは「受験できる機会が増えたと思えばいい」と考えるようになりました。校内推薦を通った時は嬉しいと思ったと同時に,入試までの期間に何をしなければならないのか色々と考えました。自分がこの大学を受けた理由は何か等も改めて考え続けた上で,入試に臨もうと思いました。
 放課後に面接の練習を何度もしてきたので,入試当日は落ち着いて応答することができました。そして通知が届いて合格を知った時は今まで苦労してきた甲斐があったと強く感じました。
 推薦入試を受ける,受けないに関係なく,できるだけ英検や漢検は受けた方がいいと改めて思いました。きっと役に立つはずです。
 最後になりますが,これまで面接の練習等でご指導して下さった先生方,本当に有り難うございました。



 

成城大学
経済学部経済学科1年

平成18年3月特別進学コース卒
今別中出身

得意科目を見つけて伸ばせば
他の教科にも好影響が出る


■政治経済に興味を持ったことで
 勉強への意欲が生まれた


 僕は陸上を頑張ろうと思ってこの仙台育英に入学しました。一応特別進学コースにいたものの,1年の時は全くと言っていいほど勉強をしていませんでした。もちろん定期テストがあれば,赤点の教科があり,たとえ赤点でなくても決して良い点数とは言えませんでした。勉強をしっかりとやっていなかったせいか,部活をしても集中できず,やはり良い結果を出せませんでした。2年生に進級しても,変わらずにただ同じように過ごしていました。
 しかし,3年になって政治経済を勉強するようになってから変わったと思います。もともと中学時代から公民が好きだったので,政治経済は自ら進んで勉強するようになりました。すると他の科目の授業も自然と集中して勉強できるようになり定期テストの点数も上がり,模試の点数も徐々に上がるようになりました。そして各科目の評定値も上がりました。そのため指定校推薦を受けることができたと思います。

■3年間部活で頑張ったことが
 推薦でプラスに働いた


 僕が思うに,「これだけは譲れない」という得意科目を見つけ,それを頑張ってどんどん伸ばしていくことが大切だと思います。そうすると他の科目も自然と伸びていくと思います。そして,できるなら部活動に入部し3年間しっかり続けることも,推薦を受けるうえでプラスになると思います。
 最後に今までお力を貸して下さった校長先生,担任の齋川先生先生はじめ全ての先生方,本当にありがとうございました。
 新たな3年生になる皆さん,大学合格に向けて頑張って下さい。



 

明治学院大学
経済学部経済学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
向洋中出身

資格取得,ボランティア活動…
評定を上げるため様々な努力をした


■授業中は板書を写すだけでなく
 ノートの取り方を工夫


 志望校を決めたのは,3年生の夏休み前でした。オープンキャンパスに行き,実際に校舎を見て講義を受け,「この大学で勉強したい」と考えたからです。
 指定を受けるためには,様々な努力をしました。評定平均値を上げる他にも,漢字検定や英語検定などの資格の取得,校内,校外でのボランティア活動も行いました。その結果,指定校推薦を受けることができました。
 評定を上げるために気を付けていた事は,授業中のノートの取り方です。ただ板書を写すだけでなく,ちょっとでも大事かなと思った所に印を付けると,後から見た時に,楽にその部分を思い出す事ができると思います。

■苦労した自己推薦書の作成
 何度も添削を受けて仕上げる


 推薦入試に合格するために,最初に努力したことは自己推薦書の作成です。書き始めた時はほとんど何を書いていいのか分からず,用紙の3分の1程度しか書けませんでした。それでも何度も添削していただくことで,何とか書き終えることができました。文章を考えるために放課後の教室に残り,大学のパンフレットを隅から隅まで読み,暗くなるまで文章を書いていることもありました。
 私にとって,高校生活は,良い友達をたくさん作ることの出来る,大切な時間でした。



 

明治学院大学
心理学部心理学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
高崎中出身

焦って将来を考えるより
今興味がある分野に目を向けてみる


■授業を大切にしてきた
 3年間の頑張りを見てほしい


 私は中学校の時から大学進学を考えていました。仙台育英を選んだのは進学に力を入れている学校だからです。
 3年の夏休み前まで自分の行きたい大学が決まらず,将来やりたいことも見つけられずに,あやふやな状態でいました。大学は将来につながるものなので,将来なりたいものをみつけなくてはならないと考えていたのです。でも,今焦って決めなくても,大学4年間でじっくり考えて決めればいいと気づきました。将来を考えるよりも,今自分の興味のある分野に進んでいくことが必要だと思いました。
 私が推薦を選んだ理由は,第1に自分の行きたいと思った大学に推薦という選択肢があったからです。第2に,自分が今まで3年間授業を大切にし,評定をあまり落とさず,一生懸命努力してきたことを評価していただきたいと思ったからです。

■1,2年のうちに進路を考え
 自分のために勉強するという意識を持つ


 高校生活はあっという間で,特に3年生は忙しく驚く程時間の経つのが早く感じられました。私ももう少し早くから進路や受験のことを意識するべきだったと思うことがあります。だから皆さんは,後悔しないよう,1,2年の頃から少しずつ進路を考えたり,自分のために勉強するという意識を持ったりすることが必要だと感じました。
 仙台育英で過ごした3年間は辛いこともありましたが,それ以上に多くの友人や先生方に恵まれ,助けられ,楽しい充実した高校生活を送ることができたと思います。本当に心から感謝しております。ありがとうございました。



 

帝京大学
文学部国際文化学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
富谷中出身

あきらめずに必死にやれば
志望校に合格できる


■小論文は下手でもいいから
 とにかく書いて人に見せる


 私は将来なりたい職業に不可欠な資格を取るために,大学進学を目指しました。そこで,大学進学するためにどんな方法があるのか調べたら,大きく二つありました,それは一般入試と推薦入試です。
 私が推薦入試を選んだのは,学力以外のことを評価してもらえるからでした。志望校の推薦入試で確実に合格するために,私が特に力を入れて勉強したのは小論文でした。私が受験する大学の試験は小論文と面接で,小論文が非常に重要でした。高校生になって初めて取り組んだので,学校の授業や参考書などで勉強してもうまくいかず,家族にアドバイスを受けて,下手でもいいからとにかく小論文を書いて人に見せることにしました。学校の先生や塾の講師の先生に見せ,たくさんの指摘を受けながら何枚も書いていきました。書いていくうちにだんだんと評価も上がり,自分でも満足できるような小論文を書けるようになりました。
 他にも推薦入試に合格するために注意したのは普段の生活態度でした。親から普段の生活態度が面接に出ると言われたので,日頃から言葉遣いなどに注意して生活しました。
 最後に,推薦入試の受験資格を得るための秘訣は,あきらめないで必死にやることだと思います。この言葉は先生から言われたのですが,私もあきらめずに頑張ることで志望校に合格することができました。中途半端な気持ちではなく,必死でやることが一番大切だと思います。



 

神奈川大学
外国語学部英語英文科1年

平成18年3月英進進学コース卒
洋光台第一中(横浜)出身

実力や欠点がわかるので
資格試験を受けてみよう


■教科書中心の勉強で
 効果を上げる


 この3年間,特に英語を中心に勉強に励んできました。塾にも通っていましたが,多くは家で集中的にやっていました。教科書を何度も読み返して英文を暗記し,文法書を使って勉強しました。やはり教科書を使った勉強が一番効果的だと思います。
 私は中学の頃から英語や外国語関係に興味があったので,その方向に進もうと前から思っていました。そこで,英検,TOEICは受けるようにしていました。TOEICで,私はリスニング力がないことがよく分かったので,リスニング問題を何度解きました。自分の欠点が分かり,実力が分かるので資格試験は受けてみるべきだと思います。
 もし,何か少しでも興味があることがあったらそれについてインターネットや本など,なんでもいいので調べてみると良いと思います。そうすれば自分の進むべき道が見えてくると思います。そこから,大学進学すべきなのか,専門学校へ行くべきかなどを考えるとよいでしょう。後輩のみなさん,頑張って下さい。



 

神奈川大学
法学部法律学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
長町中出身

日頃から大学入試を意識して
生活するように心掛けよう


■放課後に勉強時間が取れないなら
 授業中に理解して覚える努力を


 私は神奈川大学法学部法律学科から合格通知をもらいました。高校入学当初は,将来の方向性が決まっていませんでしたが,仙台育英学園には指定校・提携校推薦がたくさんあることは知っていたので,1年生の時から3年間を通して評定平均値を4.0以上に保つことを目標としました。
 私はサッカー部に3年間所属しました。そのため,他の生徒に比べて放課後の勉強時間が取れなくて,とても苦労しました。部活動はテスト前の休みもなかったので大変でした。しかしその分,授業の内容は,その授業中にできるだけ理解して覚えるように努力しました。
 私が大学進学を希望した理由は,現時点でやってみたい仕事がなかったからです。大学に進学して,いろいろなことを経験したり,多くの人と接することで,自分が本当にやりたいことを見つけられたら幸いです。

■評定平均値の重要性を意識し
 苦手な数学や生物は普段からコツコツ勉強


 私が推薦入試を目指した理由は,指定校・提携校推薦の枠が多いこともありましたが,もう一つは,サッカーで勝ち残れば3年の1月まで引退が延び,それから一般入試で大学を目指すのは非常に厳しいと思ったからです。これらの理由から私は推薦入試を目指しました。
 推薦入試を目指す際に重要になってくるのが評定平均値です。私はテスト前になっても部活動が休みにならなかったので,日頃の勉強がとても重要だと考え,特に苦手な数学や生物は普段からコツコツやりました。逆に得意な日本史や世界史などは通学途中の電車の中でしかやらずに,できるだけ他の教科に時間を費やすようにしました。
 自分が行きたい大学があるなら絶対にあきらめないでください。そして,日頃から大学入試を意識して生活するように心掛けましょう。



 

神奈川大学
経済学部経済学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
多賀城中出身

何かに打ち込んだら
その分勉強も怠らずにやる


■「やるときはやる」という
 集中力が受験成功の鍵


 私が大学進学を目指した理由は,将来なりたい職業に就くための専門的知識を身につけたかったからです。高校では習わないことを大学へ行って勉強し,将来役立てたいと思いました。
 私は中学の時から,この大学に入りたいという強い意志があったので,合格率の高い指定校推薦を目指しました。そのために,学校を休まないことを目標にしたり,定期考査に力を入れて,評定値を維持させました。そして,吹奏楽部に3年間所属して,勉強と両立させることが高校生活で一番の目標でした。また,1年生の時から「やるときはやる」という集中力でいろいろなことに取り組んで来たことが,受験に成功した鍵だと思います。
 私はほぼ毎日部活動をする生活を送り,コンクールや演奏会,学校行事など,日々練習を重ねていました。1年生の時は,ずっと部活動中心となり,家庭学習はほとんどやっていませんでした。定期考査が近くなっても,焦りを感じることなく,3日前くらいからやっとノートをみるという具合だったのです。それでも授業内容が頭の中に入っていたからか,人並みの点数を取ることができました。

■2年での挫折が私を目覚めさせ
 やればやるだけ結果がついてくると確信


 しかし,2年生になってから授業のペースについていけなくなり,定期考査でも成績が下がってしまいました。それから私は目覚め,分からない点は友達に聞くなどして,改善していきました。このとき,やればやるだけ結果がついてくるのだと確信しました。何かに打ち込んだら,その分勉強も怠らずにやることが大切だと思いました。
 私にとって大学とは,高校の授業以外の新しい知識を取り入れる絶好の場だと思います。将来の夢,または将来就きたい職業について,専門的に教えてくれる教授に出会い,いろいろな知識を身につけたいと考えています。
 これから受験生となるみなさん,頑張ってください。そしてまだ進路を考え中という人も,何か夢を見つけ,それを目標に努力していってください。



 

拓殖大学
工学部工業デザイン学科1年

平成18年3月特別進学コース卒
玉川中出身

たくさんある指定校推薦を
利用しない手はない


■面接練習を繰り返すことで
 自分に自信が持てるようになった


 拓殖大学を受けようかと思ったキッカケは,教室にはってあった指定校推薦の募集を見たときでした。「こんなに募集している大学があるのに,これを使わない手はない!」と思ったのです。もともとデザイン関係の学科に進みたいと思っていたので,希望の学科がある拓殖大学に進もうと思いました。
 指定校を受けるには評定が大事で,私の場合は3.5必要でした。私はその時3.8あったのですが,3年生での定期テストは予想以上に難しく,最後のテスト前までに3.6ほどに下がってしまいました。このままではヤバイと思い,最後のテストでいつも以上に頑張ってなんとか評定をキープし,校内推薦を通ることができました。その後に大学側から来たデザインの実技もなんとかこなすことができ,あとは苦手な面接だけでした。不安な気持ちだったので,今泉先生達と練習を行い,とてもためになるアドバイスをいただき,自分に自信を持つことができました。試験本番でも練習の成果が出て,見事合格することができました。

■先生方の助けやアドバイスがあったから
 今の自分がある


 高校生活を振り返ってみると,先生方に助けていただいことが強く印象に残っています。先ほど述べた今泉先生や,担任の小井土先生,部活の顧問であった水ノ江先生などたくさんの先生の助けやアドバイスがあり,今の自分があると思っており,とても感謝しています。
 また,友達にもたくさん出会うことができました。その中で大学に進んでも付き合いが続きそうな一生の友達もできたと思っています。私にとって高校とは,たくさんある中での一つの出会いの場だと思います。先生,友達,先輩など,かけがえのない人たちにたくさん出会えることでしょう。この後に続く後輩のみなさんにもたくさんの出会いがあり,楽しい高校生活を送ることができればいいなあと思います。



 

大東文化大学
環境創造学部環境創造学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
名取第二中出身

高校3年間を通して
何か一つ誇れるものを見つける


■指定校推薦では
 部活での頑張りが評価された


 私は幅広い学習に励むため,大学進学を目指しました。自分の可能性を高め,なるべき職業に就くためにも,大学に入り4年間きっちりと勉強していきたいと考えました。将来は具体的にはきまっていませんが,環境分野の仕事をしてみたいという夢があります。
 なぜ指定校推薦をめざしたかというより,まさか自分が推薦合格するとは思わなかったというのが本音で,運が良かったのではないかと思います。もともと勉強は得意ではないなりにやってきましたが,けっして成績が良いわけではありませんでした。なんとか3年間やってきたと,自分で思います。
 推薦校合格ができたのは部活をやってきたことがよかったのではないかと思います。部活での頑張りが評価され合格したのだと思います。3年間の高校生活で何か一つでも努力して頑張れば,評価されて推薦される可能性も高くなると思います。

■勉強との両立はバランスが大事
 自分のペースを大切に


 当然のことながら,レベルの高い大学に行くためには勉強をおろそかにしてはいけないし,部活をしている人は勉強との両立をしていかないといけないと思います。どちらか一方を頑張りすぎると一方が大変になってしまい集中力が無くなったり,部活に身が入らなくなったりするかもしれないので,自分のペースで,両方に力を入れていくことが大切だと思います。
 自分は部活だけで精一杯で,勉強はテスト前だけしかできませんでした。体を悪くするまで部活をやり続けたので,体調管理がきちんとできていなかったと反省しています。後輩のみなさんは,「もっと勉強しておけばよかった」と後悔することのないよう頑張ってください。テストで評価が決まってくるので,勉強が嫌いだと言ってはいられません。今からでも勉強して,自分の目指している大学にいけるよう,自分のために頑張ってほしいと思います。



 

尚美学園大学
芸術情報学部情報表現学科1年

平成18年3月特別進学コース卒
八乙女中出身

誰のためでもない
自分の目標のために頑張る


■大学への切符を手に入れる大変さは
 推薦も一般受験も同じ


 3年生になるまで,大学進学の事ははっきりと自覚していなかった。でも心のどこかで「大学に絶対は入れる」という,もの凄い楽観的な感覚があった。具体的に希望する大学がないのに。
 授業は一応,真面目に受けていたので,担任の先生から「指定校推薦を受けてはどうか」と勧めていただいた。私は正直自信がなく,自分が簡単に大学入学への切符を手に入れてよいのか迷ったが,受けることを決意した。
 推薦は思ったより楽ではなく,実際は一般入試とそう変わらないものだと思った。なぜなら短期間で自己推薦文を書き,学校から推薦の資格を獲得しなければならないからだ。その後は,毎日何人もの先生方につきあって頂いて,遅くまで面接の練習をしなければならないからだ。それでも努力の甲斐あって私は指定校推薦に合格した。
 来年,それ以後の年に受験を受ける後輩の皆さん。他でもない自分のため,自分の目標のために,日々の努力を怠らず頑張って勉強をし,自分の入りたい大学に合格して下さい。



 

東京経済大学
現代法学部現代法学科1年

平成18年3月特別進学コース卒
宮城教育大学付属中出身

自分のやりたいことが見つかれば
大学はぐんと近くなる


■指定校推薦の中に
 環境問題について学べる大学があった


 私は,環境問題に興味を持っており,その中でも「京都議定書問題」について法的な立場から考えてみたいと思っていました。表面上のことはすぐ調べられるのですが,それだけでは自分の意見が持てませんでした。どうしたら「京都議定書問題」のような大きい問題に対し自分の意見が持てるのか。考えた結果,環境問題について学ぶ設備の整っている大学で勉強してみようと思い,進学を決意しました。
 私が推薦入試を目指した理由は,環境問題について勉強できる大学として第一志望に挙げていた学校が偶然指定校推薦のリストにあったからです。合格のチャンスが増えるならと思い,出願をしました。

■どんな質問にも動じないよう
 面接の練習を繰り返す


 推薦入試合格のために頑張ったことは,やはり,面接の練習を多めにしたことです。私の受験した大学は,面接のみの受験でしたので,どんな質問をされても動じないくらい練習をしました。
 指定校推薦の指定をもらうために努力したことは普通に学校へ登校し,普通の生活をすることだと思います。
 ふだんの学習評価のためには,提出物をきちんと提出期限を守って出すことを心掛けました。私はあまり,定期テストの点数は良いとは言えませんでしたので,その分他のところで,努力しました。
 指定校推薦のためには,定期テストを頑張り,授業を大切にすることだと思います。つまり,私が校内推薦へエントリーするにあたり,一番気になったのは評定平均値でした。これは3年間の頑張りです。しかし,それよりも大切なことがあったことを私は忘れていました。自分の本当にやりたい事を一番に見つけ,目指すことができれば,大学がぐんと近くなると思います。



 

城西大学
経営学部マネジメント総合学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
閖上中出身

推薦に有利な皆勤賞
学校を楽しむことが一番の近道


■早く将来の夢を見つけ
 自分に合った大学を探す


 城西大学経営学部マネジメント総合学科を志望した理由は,医療事務に就くための知識を身につける事の出来る,最も適した場所だと考えたからです。
 私は3年間無遅刻無欠席で,皆勤賞をいただきました。皆勤賞は推薦に大きく響くと聞いていたので,一生懸命登校しました。
 毎日学校を楽しんだことが,皆勤賞をいただく結果につながったと思います。また,3年間部活を頑張ったことも合格につながった1つだと思います。部活動はきびしく大変でしたが,仲間に助けられ,続けることが出来ました。私にとって高校生活とは,仲間や友達の大切さを学ぶことが出来た3年間でした。
 大学を選ぶ際には,積極的にオープンキャンパスなどに参加しました。自分にあった大学が見つかってよかったです。早くから自分の夢を見つけることで,自分にあった大学を探せます。視野を広げて何にでも挑戦することを勧めます。日々の努力で結果はついてきます。テスト前の授業は特に真面目に受けるなど,後輩のみなさんも頑張って下さい。



 

城西大学
薬学部薬学科1年

平成18年3月特別進学コース卒
多賀城中出身

絶対に合格したいという強い思いで
必死で自己推薦書を書いた


■大学を受ける前に
 大学のことをよく知る


 模試の結果が悪くショックを受けている時,たまたま指定校推薦の中に城西大学を見つけ,3者面談の時に先生が城西大学のことを話してくださったことを思い出しました。大学が要求している条件を見ると評定の平均が3,7以上と書いてあったので,この大学を受けようと思いました。急いで担任の先生のところへ行き,城西大学を受けたいと話すと紙を渡されました。その紙をよく見ると自分を推薦してくれというアピールを書く自己推薦書でした。
 全くと言っていいほど城西大学のことを知らなかったので,まず一度調べることにしました。すると薬剤師の合格率が約70%と書いてあり,しかも大学の特色がよかったので,絶対に合格したいと思い,それから毎日遅くまで自己推薦書を書きました。

■面接の練習のおかげで
 本番は緊張することなくクリア


 自己推薦書を提出した結果,指定校推薦で試験を受けられることになり,とても嬉しかったです。それからは面接の練習をしたので,本番は緊張することなく済みました。
 自分の高校生活を振り返ると,1,2年の頃は一般入試で受験しようと思っていたため,「定期考査で点が取れなくても模試で取ればいいんだ」という考えがありました。しかし,3年になり,それは間違いだと気付きました。きちんと先生方の話を聞いていれば良かったと思いました。次の定期考査までの期間を使って英検,数検,漢検などを受け,力を維持することも良いと思います。3年間頑張って下さい。



 

駿河台大学
法学部法律学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
鹿島台中出身

夢の実現をめざし
必至に努力したかいがあった


■町のために働く
 地方公務員になりたい


 私は,駿河台学法学部法律学科に合格するために一生懸命努力してきました。なぜこの大学を選んだのかというと,法学部が設立されているため,法律の勉強が基礎からしっかり学べると思ったからです。将来は町のために働ける地方公務員の仕事に就きたいと夢みています。
 合格するためにさまざまな努力をしてきました。まず学校生活の面では,遅刻をせず,なるべく早退や学校を休まず,授業もまじめに聞き,ノートもしっかりまとめました。また良い成績を維持するため,期末や中間テストの1週間前にはしっかり勉強し頑張りました。
 3年間を振り返って,必死で勉強についていくために,努力したかいがあったと実感しています。大学では目標を立てて,計画的に行動できるような人間になりたいと思っています。また将来の夢である地方公務員の仕事に就けるように,しっかり学び努力していきたいと思っています。
 最後に後輩たちに言いたいのは,学校生活の面でけじめをしっかりつけ,勉強と遊びのめりはりをつけ,自分の進みたい進路に進めるように努力し,頑張ってもらいたいと思います。



 

東京国際大学
人間社会学部福祉心理学科1年

平成18年3月特別進学コース卒
長町中出身

充実した高校3年間は
希望の進路に進むための糧


■当たり前のことを当たり前にするのは
 そう簡単なことではない


 体験記に書けるような輝かしい事は,ほとんどしていないと言えるでしょう。しかし生活面において当たり前のことは,自然にやっていたと思います。私は,指定校推薦での入試だったのですが,この生活面での当たり前のことが,実はたいへん重要な事だったのだと改めて気がつきました。
 私が,思う当たり前の事とは「制服を正しく着用する」「遅刻しない」等です。しかし,いくら当たり前の事と思っていても,けっこう神経を費やしたのも事実です。推薦入試の場合は,もちろん面接練習も大切なのですが,まず生活面を正すのが最善なのではないでしょうか。

■大学資料の請求は早めに
 入学願望を高めるのにも役立つ


 大学進学は,高校入学時の心構えとして多少なりとも思っていた事なのですが,正直なところを言えば,社会や周りの雰囲気などに流されて進学を決めたというのが,最大の理由でしょうか…。私は,そのような理由でも良いと思っています。
 ただ,大学の資料請求は出来るだけ早めに,ということをお勧めします。大学に関する資料はとても多いので,そういったものもよく読み,資料を請求する大学を決めました。また資料を読むことで自分の大学への入学願望を高めるのも良いかもしれません。
 私にとって大学とは,「勉強しなければならないという環境だった高校から,学びたいことを勉強し,知識だけにとどまらず実践的に使える技能を身につける場」と考えています。私にとって仙台育英の3年間は,進路に進むための糧となることが多く,充実していました。後輩の皆さん,自分の進路に向かって頑張ってください。