現役大学進学者による大学合格体験記
スポーツ推薦
 

明治大学
法学部法律学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
山形 山寺中出身

部活と勉強を両立させるには
時間的なゆとりを
うまく活用するのがコツです


■文武両道を貫くのに
 ベストの環境だと思いました


 小学2年から卓球を始め,中学3年の時に,全国中学校卓球大会個人戦ベスト32に入賞しました。私の信条は「文武両道」で,卓球だけに偏っていると思われるのが一番イヤ。厳しい練習に明け暮れている間も勉強で手を抜いたことはありません。高校ではさらにランキング上位を目指すと同時に,大学進学にも有利な学校で学びたかったので,迷わず仙台育英を選びました。全国レベルの有名選手が多いだけあって寮や最新設備の施設が整っていて,しかも大学進学率が高く,部活と勉強を両立させるのに最高の環境だと思ったのです。ところが,現実はそう甘くない。入学して最初のテストはひどい点数で……。へこみましたが,焦っても仕方ない,授業を真面目に受けていれば大丈夫,と自分に言い聞かせてマイペースを貫きました。
 仙台育英の授業の特色は,中身の濃さです。先生の熱意が伝わってくるというか,わかりやすくかみ砕いてこちらの頭に残る教え方で,自然と理解度が深まります。配られるプリントも授業でやったことの復習になっているため無駄がなく,教科書をよく読んで課題のプリントを黙々とこなすうちに私の成績も上がってホッとしました。

■他の選手が努力する姿に
 勇気づけられます


 フレックスコースは早めに授業が終わるので,他の生徒に比べて時間的にゆとりができます。その時間をどう使うか。苦手な技術を集中的に練習したり,基礎トレーニングに費やしたり,自分で考えて有効に活用できるのがフレックス最大の利点です。部活を終えて寮に戻るのは午後9時半過ぎで,それから授業の予習復習。つらい時は,同じように頑張るクラスメートを見て「彼だって全国を目標にしているのだから,自分も弱音は吐けないぞ」と気合いを入れ直しました。高校3年での卓球の戦績は,インターハイで団体戦準優勝,個人戦がベスト32でした。文武両道を貫けたことで,どれほど苛酷な状況にあってもあきらめずに上を目指す自信がついたように思います。
 明治大学を選んだのは,関東学生1部リーグの強豪校で,仙台育英から進学した先輩たちに選手の育成環境が良いと教えられたからです。一流選手がそろっていて激戦でしょうが,まずはレギュラーの座を狙いたい。また私には,社会の教師になって生徒に歴史や地理を教えるという夢もあるので,学業面においても厳しく自己を鍛えていきます。




 

明治大学
経営学部経営学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
秀光中等教育学校出身

卓球と学問の両立に挑戦するため
憧れの明治大学を進学先に選んだ


■チーム全員の心が一つになり
 団体戦で得た素晴らしい勝利


 明治大学経営学部経営学科を選んだ理由は,この大学の歴史ある経営学を学びたかったのと,卓球でも全国でトップクラスなので,運動と学問の両立に挑戦したかったからです。
 私は中学2年から仙台育英学園の秀光中等教育学校に転校し,部活動に励んできました。その時はまだ一番下だったので,先輩方に卓球や生活面など,いろいろな事を手助けしていただき本当にお世話になりました。
 そして,高校に進学してからは団体戦を経験することになり,これまでとは違った戦い方を学びました。個人戦では勝てなかった相手でも,団体戦では全員の応援や勢いによって格上の選手にも勝つことができました。高校1年の高校総体の決勝で,ライバルの高校に3−0で勝てたのです。これは,チーム全員の心が一つになり,今まで以上の力が出せたからだと思います。個人の実力では,相手の方が少し上ですが,チーム全員の「勝ちたい」という思いが,私たちの方が勝っていたから,この素晴らしい結果になったのだと思いました。

■ライバル高校に
 破れはしたものの悔いはなし


 そして,3年の時には私がキャプテンとして,今度はチームを引っ張っていく立場になりました。最初は,チームを一つにまとめるのがすごく大変だったけれど,次第に慣れてきてからはみんながついてきてくれるようになりました。この年の高総体では決勝でライバル校に負けてしまい準優勝でした。私はエースとして常に前半に出場して,決勝までは全勝だったのですが,決勝では負けて,実力の差が出てしまいました。しかし,この結果には悔いはありませんでした。
 試合が終わってから,これからの進路を考えるようになり,いくつかの選択肢の中から明治大学を志望することに決めました。明治大学は全国から有名な選手も集まっているし,仙台育英の先輩方もたくさんいっているので,憧れの大学だったのです。
 大学では,勉強との両立をしなくてはならないので,自分もこれまで以上に頑張らなくてはいけないと思います。後輩のみんなにも頑張ってほしいです。



 

明治大学
経営学部公共経営学科1年

平成19年3月英進進学コース卒
雄勝中出身

射撃の腕をあげ
世界の舞台で活躍したい


■スポーツビジネスにも興味があり
 公共経営学科の受験を決める


 3年間で磨いた射撃の技術を向上させ,世界で活躍したい。そして,将来スポーツビジネスに携わっていきたいという理由で明治大学の公共経営学科の受験を決めた。
 はじめは,先輩から,明治大学は大学の中でも一番練習が厳しいと聞いていたので,全く考えていなかった。全国ジュニアで優勝したとき正式にオファーがあったが,厳しいことから逃げるように断った。だが,インターハイでまた声がかかった時,私は深く考えた。そして,厳しさから逃げるようでは,大学で活躍するどころか,レベルが下がってしまうと考えた。そこで,「これからは,自分に厳しく,そして世界で活躍できるような選手になろうと」考え直し,また,スポーツビジネスにも興味があったので,公共経営学科の受験を決めた。
 そこからは,ひたすら小論文と面接の練習に取り組み,1日1個の過去問を練習したおかげで,無事合格することができた。

■将来の目標が早く決まれば
 早い段階から対策を練ることができる


 これから進路を決める人や,高校へ入学する人へ言いたいのは,まず将来何をやりたいかを,早く決めようということだ。やりたいことが明確になれば早いうちに対策を練ることができるからだ。そして,その目標に向かってひたすら努力すれば,必ず実りあると思う。目標に向かって1歩ずつ歩んで行って下さい。



 

順天堂大学
スポーツ健康科学部スポーツ科学科1年

平成19年3月英進進学コース卒
新庄 明倫中出身

陸上競技部に所属し
学業・競技力・人間性を追求


■大学駅伝の名門で
 箱根駅伝を走ってみたい


 順天堂大学のスポーツ健康科学部への進学を決めたのは,将来,保健体育の教師を目指したいと思ったからです。高校時代,私は陸上競技部員として部活動に励み,3年間努力することができました。中・長距離を専門に練習してきた私は大学でも陸上競技を続け,箱根駅伝も走ってみたいと考えるようになりました。
 そこで私は,体育大学,大学駅伝の名門である順天堂大学で,陸上競技と学業を頑張りたいと決めました。私は学業が苦手で,他の人と比べると出来はあまりよくありません。しかし,学業と部活動を両立させる大切さを教えてくださったのが,渡辺高夫先生でした。「学業はできる,できないは関係なく,まず一生懸命取り組む姿勢が大切だ」ということを教わりました。

■こつこと積み上げてきたものは
 決して無駄にはならない


 「『学業・競技力・人間性』は高校スポーツの原点。学業に一生懸命に取り組み,競技力向上に努めよう。そして至誠という真心を持って人間性を最大限まで磨こう!」。これが陸上競技部の目標です。私はこの目標を達成できるよう努力してきました。大学へ無事進学できたのも渡辺高夫先生のご指導があったからだと思います。私は受験のために何か特別なことをしたわけではありません。ただ毎日目標に向かって,こつこつ努力してきました。地味かもしれませんが,こつこと積み上げてきたものは無駄にはなりません。いつしか必ず,自分の力になるはずです。だからこそ,高校生活を目標に向かって頑張ってほしいと思います。在校生の皆さん,高校3年間を悔いが残らぬよう,充実したものにしてください。



 

日本大学
文理学部社会学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
南方中出身

多くの支援があったからこそ合格できた
受験活動を通じ1人の力の限界を知る


■自分の気持ちを精一杯行動で示せば
 人の心を動かすことができる


 在学中,硬式野球部に所属していました。大学でもプレーを続けていきたいという思いがあったので,自分を今以上のレベルに高められるような大学を目指していました。その希望がかない,「うれしい」の一言に尽きます。これは多くの方々の支援があったからで,本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 しかし,私自身が何もしなかったということではありません。協力していただけるように,自分の気持ちを精一杯行動で示し,その方々を動かすという努力もしてきました。自分の行動一つで,人を動かすことができます。そのためには自らの行動を考え,実践していくことが大切です。

■自分の都合だけを考えていると
 いざというときに誰も相手にしてくれない


 高校の3年間はあっという間に時が流れていきます。自分の都合だけで行動するのも,それはそれで良いかもしれませんが,将来を考えた時に,決して自分の思った通りに事が進まないと思います。なぜなら,私は進学活動を通して1人の力の限界を知り,「他人の協力の重要性」を,身をもって感じたからです。自分の都合だけの行動をしていたら,大切な時に誰かが協力をしてくださるでしょうか。私はそうはならないと思います。誰も相手にしてくれないでしょう。今一度,自分という人間を見つめてください。そして,将来に役立つ行動を取れる人間になっていきましょう。それが成功をつかむポイントです。



 

日本大学
商学部商学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
北海道 上磯中出身

卓球部で仲間の選手をサポート
チームへの貢献が評価された


■毎日の激しい練習で
 技術はもちろん精神面も鍛えられた


 卓球部に3年間所属し,スポーツ推薦で日本大学に入学することができました。私は試合での実績をあまり残すことができませんでしたが,伝統ある仙台育英の卓球部で3年間活動し,3年次にインターハイ団体のベンチに入れてもらい,試合に出場する選手の応援やサポート,チームの雰囲気を良くすることなどを心掛け,チームに多少なりとも貢献させてもらうことができました。そのことで日本大学卓球部の監督から声がかかり,監督の橋津先生や親と話し合い,卓球の推薦で入学することができました。
 部活動では夏のインターハイ団体優勝を目指して,全国各地から集まった強い選手たちと,毎日激しい練習を積み重ねてきました。そのことで私自身の技術的な面や体力面,精神的な面も強くなり,人間として大きく成長することができました。このことは,大学進学,またはこれからの大学生活にとても役に立つと思います。

■親元を離れての寮生活で
 ルールを守る大切さ学ぶ


 高校3年間で親元を離れて寮生活をしたのですが,仲間と協力して寮のルールや規則を守って生活することの大切さや,自分の周りのことは全て自分でしなくてはいけないことなどを学びました。これは大学進学のみならず,将来社会に出たときに,とても大切なことだと思います。
 自分の進みたい大学に入学することは容易なことではありませんが,大学に入る方法は人それぞれです。センター試験や自己推薦,私のようにスポーツ推薦で入る人もいると思いますが,共通して言えることは,自分の目標に向かって,最後まであきらめずに頑張ることだと思います。悔いのない高校生活を送ってください。



 

常磐大学
国際学部国際関係学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
西郷第二中出身

進路について迷うことは無駄 ではない
必ず自分自身のプラスになるはずだ


■先の事を考えながら練習に励み
 甲子園出場と大学合格を実現


 大学進学を決めたのは,小,中,高とずっと同じ学校に進み,私の目標である先輩の一言と,先輩の部活動での活躍を聞いたことがきっかけでした。いろいろ聞いているうちに,私もこの大学に入りたいと思い,受けることを決めました。
 私は小学4年生から今まで,ずっと野球をやってきました。そういうわけで,野球しかできない野球バカの私は,大学には野球で入るしかありませんでした。部活では,甲子園はもちろん,これから先の事を考えながら練習に励んできました。その頑張りが実り,甲子園にも出場でき,大学にも野球で入ることができました。本当に今までやってきた事がすべて実った瞬間でした。

■いっぱい考え,いっぱい悩んで,答えを出そう
 自分で決めた人生を大事にしてほしいから


 本当の事をいうと,最初は就職を希望していて,大学の事など考えていなかったのです。でも,3年生になり,高校を卒業した後のことなどを真剣に考えて,大学進学を選びました。最初は迷っていましたが,もう迷いはありません。この道が一番だったと思っています。
 皆さんも,これから色々な事を考え,迷っていくと思います。でも,それは決して無駄ではなく,すべて,皆さん自身のプラスになると思うので,いっぱい考え,いっぱい悩み,答えを出していってほしいと思います。皆さんの人生は,人が決める事ではなく,自分で決める事です。自分が出した答えを大事にし,これから先も,人に流される事なく,進んで行ってほしいと思います。そうすれば,自分が一番進みたい方向に進めると思います。



 

常磐大学
国際学部国際関係学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
蛇田中出身

部活も勉強も頑張れば
それが大学進学へとつながっていく


■硬式野球部で物事の考え方も学び
 プレー以外でも役立つ力が鍛えられた


 大学進学を目指したのは,専門学校より自分に合っていると思ったし,大学4年間で学ぶものには,やはり高校とは違ったものがあり,その4年間で自分を磨くこともできると考えたからです。
 私は仙台育英の硬式野球部に所属し,ここで技術の向上だけでなく,物事の考え方なども学び,少しずつ変わっていきました。もちろん自分一人で変われたわけではありません。仙台育英というチームで,全員が一丸となってプレーすることによって変われたのです。一人の考え方が半端だとそれが次のプレーに影響を与えるし,その場その場で瞬時に判断してプレーしなければならず,野球以外でも非常に役に立つ力が鍛えられたと思います。
 大学では国際関係について学びたいと思っていました。最終的に国際協力学科になりましたが,ここでもビジネスについて学べるということで良かったと思っています。親が運送会社を経営しているので,将来私もこの仕事に就くかもしれません。将来のことはまだはっきり決まったわけではありませんが,社会に出て役に立つことをしっかり学びたいと思いました。
 大学はただ行くだけでは意味がありません。私はスポーツ推薦ですが,スポーツだけが学生生活ではないし,スポーツ,勉強共に学んで,大学4年間で高校時代よりも,もっともっと自分を磨いていければいいと思っています。

■自分のためにも仲間のためにも
 高校生活だけの思い出を作ってください


 私の高校生活の思い出は,そのほとんどが硬式野球部でのものでした。野球部で学んだことはたくさんあり,それを大学の勉強に生かしていくつもりです。これからも好きな野球をやっていたいし,3年間厳しい練習を重ねながら,日々強くなってきたことは一生の思い出です。部活を嫌々やっていたら,今の私ははいないと思います。そして,同じようにスポーツ推薦を目指してきたクラスの友達と過ごした日々も最高の宝になりました。
 後輩たちも進路について考えていると思います。自分の行きたい大学に決まるとも限りませんが,合格するためには自分で努力することです。これからは一人ひとり,それぞれ違う道を進むことになるのだから,自分のためにも仲間のためにも,高校生活だけの思い出を作ってください。部活も勉強も,頑張れば,それがきっと大学や専門学校への進路としてつながっていきます。
 この仙台育英には,勉強より野球での思い出がたくさんあります。野球を2年半思い切りやり,いろいろありましたが甲子園にも行くこともできて,それは大きな財産になりました。勉強も含めて,大学に行っても自分の力を伸ばし,新しい思い出を積み重ねて,さらに自分を変えられたら嬉しいです。



 

城西国際大学
経営情報学部総合経営学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
相馬 向陽中出身

合格は3年間情熱を持って
空手に根気よく取り組んだ成果


■県外からの通学で厳しい状況だったが
 練習に耐えて技を覚え,自信もついてきた


 大学を目指したきっかけは,城西国際大学で活躍している本校空手部出身の先輩の存在にありました。同じ空手道を志している者として,先輩のような立派な武道家に憧れを感じ,城西国際大学に入学したいと強く思うようになったのです。
 今まで私がたどってきたことを振り返ってみると,そこには自分なりの努力があったと思います。例えば,空手部で3年間休まずに稽古を続けたことです。私は福島県の相馬から1時間半かけて通学していました。朝は7時に家を出て,部活が終わって疲れきって帰宅するのは,いつも夜の10時頃でした。このような状況の中でも部活への情熱を持ち,できない技を何度も繰り返し,厳しい練習に耐え続けました。次第に技を覚え,それが自分のものになってくると自信もついてきて,その結果,試合に出場する機会も多くなりました。

■苦労した志願理由書作成
 文を書くのが苦手な私は真剣に取り組んだ


 3年生になり,進路のことでいろいろ悩んでいた時期に,顧問の先生から「スポーツAOで城西国際大学の推薦をしてもいいよ」と言われました。このときから,憧れの先輩に近付けるという思いが強くなり,両親に相談して受験することを決めました。
 出願するに際して苦労したことは,AO入試の志願理由書を書くことでした。深夜までかかって書いては先生に見ていただき,何度も書き直しを命じられました。スポーツAO方式は書類審査のみだと聞いていたので,文を書くのが苦手な私は真剣になって原稿を書き上げました。
 結果は合格することができましたが,このことは部活で3年間情熱を持ち,根気よく取り組んだ成果と,苦手な文章を何度も書き直した努力が実を結んだのだと思っています。後輩の皆さんも頑張ってください。



 

同志社大学
商学部商学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
京都 修学院中出身

スポーツ推薦でも基礎学力が絶対必要
文武両道でなければ合格の保証はない


■試験の英語は長文読解だったので
 中3から高3までの基本的な所を復習した


 同志社大学志望の動機は,地元である京都に帰るためと,その京都で文武両道の意志を持ち,好きなスポーツであるラグビーを楽しみたいと思ったからです。そのために,幼い頃からプレーしてきているラグビーを通して,今までの実績や経験が評価される,スポーツ推薦という形で受験をすることにしました。
 しかし,スポーツ推薦といっても,英語,小論文,2回の面接があり,基礎学力が大変重要で,合格の保証はありません。スポーツの実績と学力が総合的に評価され合否が出されます。面接では,志望動機や卒業後の進路について,深く質問されるので,考えをまとめておくことが大切です。英語は試験内容が長文読解なので,中学3年から高校3年までの基本的な所から復習し,主に長文の問題を多く解きました。

■同志社大学商学部2007年度
 スポーツ推薦で求められる平均評定値は…


 同志社大学を受験しようかと考えている人は,高校での平均評定値や出席日数が受験資格に関わってきますので,注意してください。値は学部によって異なりますが,2007年度商学部の場合は3.0以上が必要となります。日頃の学校生活が重要になるので,気を抜かずに頑張ってください。



 

京都産業大学
経営学部経営学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
京都 修学院中出身

合格の要因は一生懸命な自己アピール
高校生活でその方法を身に付けよう


■前もって知らされた小論文のテーマは
 「努力は不可能を可能にするか?」


 京都産業大学を希望したのは,得意スポーツであるラグビーをしながら,生まれ育った京都で大学生活を送りたいと考えたからです。また,この大学は関西でもラグビーの強豪校であり,自分の才能を充分に発揮できると考えたからです。そのために,スポーツ推薦という形で受験することに決めました。
 試験の内容は面接と小論文でした。面接では,自分がどれだけ入学したいかを強くアピールしました。そして,大きな声で,相手に分かりやすく話しました。小論文のテーマは前もって知らされるので,試験までに考えをまとめておくことができます。私の時のテーマは,「努力は不可能を可能にするか?」でした。
 また,受験資格をもらうためには,私の場合は3.0が必要で,普段の学校生活やスポーツの実績も必要となるので,スポーツ推薦といえども,基本的な学力も含めて気が抜けませんでした。スポーツ推薦で受験を希望するみなさんは,そういった部分に気を付けて生活して下さい。

■小論文は何度も練習し
 実技では必死にプレーを


 そして,私が京都産業大学の受験に成功した一番の要因は,何度も小論文の練習をし,実技では一生懸命プレーし,必死にアピールをしたことだと思います。来年,また受験を希望するみなさんは,私のように,アピールをすることを忘れずに頑張って下さい。
 私にとって高校生活は,社会に出る準備段階であったと思います。ここで自分をアピールする方法を身に付けることが大学合格の秘訣です。みなさんもアピールを忘れない高校生活を送って下さい。



 

聖カタリナ大学
社会福祉学部社会福祉学科1年

平成19年3月外国語コース卒
塩竃第二中出身

文武両道を貫いた3年間
頑張った結果が進学にプラス


■ごく当たり前のことを
 自分に甘えることなく実行


 大学進学を目指した理由は二つあります。一つは,将来に向けて専門的な知識を学びたいということ。そしてもう一つには,小学校から続けてきた剣道をもっと続けたいと考えたからです。そこで選択したのは愛媛県の「聖カタリナ大学」です。たぶん仙台育英からは,私が初の入学だと思うのですが,福祉系の学部を有し,様々な国家資格を取ることができます。また,剣道のレベルもキリスト教系の大学の全国大会で2年間連続優勝。毎年全国大会にも出場しており,チャレンジに値する学校だと考えたからです。
 私が仙台育英を志望したのも同じ目的でした。学習面でも部活でも,とても充実した3年間を過ごすことができました。一口に「文武両道」と言いますが,スポーツクラスではなく一般のクラスで勉強も部活も…というのは決して楽ではありませんでしたが,頑張り通した結果が進学にプラスになったことは言うまでもありません。

■辛いこともあったが
 その一つ一つが私の宝物に


 3年間常に心掛けたことは,「遅刻をしない,提出物は期限を守り決して手を抜かない,授業はしっかり受ける」など,ごく当たり前のことですが,自分自身に甘えることなく実行しました。学習面では部活の遠征などが多く,時にはみんなについて行けないのでは…と,不安になったこともありました。けれどそれは先生方やクラスのみんなが力になってくれ,そのおかげで剣道でも結果を残すことができました。
 部活では,スポーツクラスの人たちより授業時間が長い分だけ稽古の量が少ないので,短時間で集中して行い,あとは自主トレなどで補うようにしました。
 私はスポーツ推薦入試だったのですが,スポーツでの結果は言うまでもなく,学習面での成績も重視されますので頑張らなくてはなりません。遠征が多く,なかなか受験できなかったのですが,私は英検にチャレンジし,準2級を取りました。
 また,1日も休むことなく書き続けた「剣道ノート」も大きな力となりました。毎日コメントを書いてくださった田中先生に感謝致します。
 私はクラスでも部活でも,ステキな仲間に恵まれました。辛いことも沢山ありましたが,今はその一つ一つが全て私の宝物になったと思います。多くの先生方,特に剣道部顧問の青木先生,高根先生,田中先生には言葉に尽くせない程お世話になりました。私はこのように沢山の方々に支えて頂いたから,大学に合格することができたのだと思います。本当に感謝しています。
 高校3年間というのはあっという間なので,1日1日を大切にして下さい。



 

盛岡大学
文学部児童教育学科1年

平成19年3月外国語コース卒
雫石中出身

幼稚園教諭の夢と
スポーツが両立できる大学選ぶ


■得意とするバレーボールで
 スポーツ推薦を狙う


 私は幼稚園教諭になりたいと思っています。また,小学時代から続けてきたバレーボールを大学でも続けたかったので,スポーツも勉学も両立できる大学を選びました。
 最終的に志願大学を決めたのは,夏休みが終わった9月ごろでした。当初は就職や専門学校に行くことも視野に入れていましたが,就職するには資格を一つも持っていないし,専門学校に行ってしまったら幼稚園教諭という夢を叶えることができません。親と話し合って,実家がある岩手県の大学を受験することを決意しました。私は,他の生徒より勉強面が疎かになっていたので,得意とするバレーボールのスポーツ推薦に挑戦しました。スポーツ推薦であっても,文武両道の大学なので,一般推薦者と同じ受験方法でした。

■資料やインターネットで
 大学についての詳細を把握


 志望校が決まった翌日から大学の資料をくり返し読み,インターネットで学校のシステムなどを細かく調べました。そしてオープンキャンパスでたくさんの先生から話を聞いたりして,大学のことを少しでもわかるようにと努力しました。また,受験内容に小論文があったので,先生から練習する題材をいただき,ほぼ毎日学校に残って毎日1つを目安に書き続けました。その成果があって,内容をよく理解し,小論文がしっかり書けるようになりました。他にも,ニュースを一つピックアップして,そのニュースについて調べたり,本をたくさん読んだりしました。面接もあったので,担任の先生や私が入っていた寮にいる先生に頼み,何度も練習しました。
 受験してみて,人の内面を知るための受験方法は小論文だと思いました。面接はある程度練習していればほぼマニュアル通り。はっきり声が出せて礼儀をしっかりしていればうまく行きますが,小論文は,題が出された上で自分の意見をしっかり述べなければいけないので難しいと思いました。



 

三重中京大学
現代法経学部現代法経学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
秀光中等教育学校出身

結果はすぐ出なくても
努力したことがきっといつか役に立つ


■心に響く言葉をかけてくれた
 大学のゴルフ部監督との出会い


 中学校,高校とゴルフ部に入り部活を頑張ってきたので,ゴルフ関係の職に就きたいと思いました。しかし,どのような職が合っているのか,自分ではまだ分かりませんでした。そこで,大学に行って高校では勉強していないことを学び,社会に出る前に必要な基礎知識を身に付けてから,自分に合った職業を探そうと大学進学を決意しました。
 なぜ三重中京大学にしたかというと,この大学の監督と仙台育英の監督が知り合いだったことから,大学の監督とお話する機会に恵まれたのがきっかけでした。そのとき,大学の監督は,「頑張る人が好きだ。結果は出せなくても努力していれば,すぐにとはいかないが,後から少しずつでも結果が出てくるはずだ。結果が出せなくても,将来そこで努力したことが役立つときが来るだろう」とおっしゃいました。その話を聞き,私はこの大学に入りたいと思うようになりました。それから高校の監督と相談して,三重中京大学に行こうと決心しました。

■合格しても怠けていれば
 大学で苦労するのは目に見えている


 大学の受験は面接だけでした。練習をしていったので,きちんと受け答えすることができ,無事合格することができました。しかし,合格したからといって怠けていれば,大学に入学した後,苦労するのは目に見えています。部活を引退した今,合格した今だからこそ頑張っていこうと決意し,残りの高校生活を有意義に過ごしました。



 

東北学院大学
経済学部経済学科1年

平成19年3月英進進学コース卒
埼玉寺尾中出身

「自分は頑張った」と
自信を持って言えるものを持つ


■自分の時間を全て練習に費やし
 念願の甲子園出場を果たす


 私はスポーツ推薦で合格しましたが,そのために実行した「努力」と呼べるものは特にはありません。しいて言えば,面接練習や,小論文の練習をしたぐらいです。スポーツ推薦というのは1日だけの試験よりも,自分が高校生活の中でやってきたスポーツの成績の方が重視されます。ですから私が,大学に合格できたのは,3年間,部活動を頑張ったから。ただそれだけなのです。

■思いっきり好きなことに突き進めば
 志望校への合格が見えてくる


 仙台育英学園に入学し,硬式野球部に入部して以来,普通,皆さんが家庭学習やもしくは遊びに使うような自分の時間を捨て,その全てを練習に費やしました。そして,高校3年の最後の夏には念願の甲子園出場を果たし,努力の全てが報われました。3年間,この喜びの為に頑張ってきた私達は,部活動をせずに勉強をしてきた人達と同じラインに立ったら,不利になってしまうのは明確です。だからこそ,私にとって一番自信を持てるもの,つまりスポーツを評価してもらって,今回の合格に至ったのです。最近ではスポーツ推薦だけでなく,AO入試という受験方法もあります。AO入試も自分の自信のある部分を評価してもらうという部分ではスポーツ推薦と似ていると思います。
 今回の大学合格を通して学んだ事は,何か一つでも「自分は頑張った」と自信を持って言えるものを持つことです。勉強を頑張った人は一般入試,人間性ならAO入試,スポーツならスポーツ推薦と,今では様々な人に対する様々な舞台が用意されています。高校生活をただ何となく,ではなく,何かに興味を持ったり,自分の好きな事に思いきって突き進んだりする事が,自分に対する自信に繋がり,志望校への合格に繋がると私は思います。



 

東北学院大学
経済学部経済学科1年

平成19年3月教養コース卒
増田中出身

勉強と部活のどちらか片方ではなく
頑張って両立することが一番大切


■部活で進学したい大学があるのなら
 そこに行った先輩の話を聞いてみよう


 私はスポーツ推薦でこの大学に入学することができました。高校3年間は部活動に励む日々でしたが,部活動では学ぶことや目標があり,とても充実していたと思います。
 私が今このように思えるのは,先輩,そして先生のお陰です。先生や先輩方の教えがあったからこそ,今の自分があり,大学に合格できたのだと思います。もちろん,自分なりに努力もしました。私の努力などちっぽけなものかもしれませんが,やはりこれだけは,やらないよりやった方がいいと思います。
 部活動では,毎日練習をきちんとやり,基本を大切にして,先輩のアドバイスを聞いたり先生に相談したりしながら,自分が強くなるための努力を積み重ねることが大切です。部活動で行きたい大学があるのなら,その大学に行った先輩や知ってる人に話を聞くといいでしょう。その大学に行くために努力をすることが,はじめの一歩だと思います。そして,成績を残せれば行きたい大学へ行けるでしょう。
 私の在籍していた部では,部活動も大切だけれど,勉強もしっかりやって両立をと言われ続け,私たちはそれをしっかり実行できるように頑張りました。どちらか片方だけ頑張るのではなく,両立できるのが一番大切なのだと思います。

■特別な受験対策はない
 ありのままの自分で普段通り気楽に


 私は特別な受験対策をしませんでした。大学の監督や先輩には,「ありのままの自分で普段通りで気楽にやればいいんじゃない」と言われ,その通りだと思い,普段通りにやって受かりました。受験対策は大切だけれど,普段の何気ない授業でも大切なことがあるので,それを見逃さず,自分のためになるような高校生活を過ごしてください。そうすれば,小論文や面接の対策も大丈夫でしょう。残りの高校生活を有意義に過ごし,大学合格を目指して頑張ってください。



 

東北学院大学
経済学部経済学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
蛇田中出身

推薦を狙うなら1年生から
普段の学校生活をどう過ごすかが勝負


■小論文は繰り返し練習しなければ
 本番では絶対に書けない


 スポーツ推薦で東北学院大学を目指したのは,空手道部の顧問の先生から「東北学院大学に入りなさい」という一言を言われたのがきっかけでした。その一言を聞いてから,東北学院大学の空手道部を強くしていきたいという気持ちがわいてきました。
 合格するまでには様々な苦労が待ち受けていました。入試は面接と小論文でした。小論文は何カ月も前から練習し,担任の先生や部活動の顧問の先生に見ていただきました。小論文は何回も繰り返し練習しなければ,本番では絶対に書けません。ですから,私は入試までの間,小論文の勉強に力を入れました。
 面接は前もって聞かれる質問を予想し,答えを自分なりに用意しておいた方がいいと思います。後は緊張せずにはっきり自分の意見を言えば大丈夫です。
 普段の学校生活をどう過ごすかもとても大切ですから,推薦を狙っている人は1年生からが勝負だと思った方がいいかもしれません。私はテストでできるだけ良い点数を取るよう努力しました。授業中の態度も重要です。テストの点数が良くても授業態度が悪ければ,大学推薦は難しいでしょう。

■どんなに勉強が辛くても
 逃げ出さずに努力すればきっと合格する


 スポーツ推薦だったので,部活にも一生懸命取り組みました。高校生活で一番頑張ったのが部活だと思います。
 入試までの間の勉強時間は特に決めていませんでしたが,家に帰ってからはずっと小論文の勉強をやっていました。家で書いて次の日先生に見せる。その繰り返しを続けてきました。
 スポーツ推薦で大学に合格した今,私が言えることは,どんなに勉強や小論文の練習が辛くても,絶対に逃げないことが大事だということです。そして,努力し続けることです。逃げ出さず努力していれば,きっと合格すると思います。



 

東北学院大学
経済学部経済学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
亘理中出身

部活での体験は自分の成長につながる
3年間いろいろなことにチャレンジを!


■何度も足を運び本当に通いたいと
 感じた東北学院大一本に絞って


 この大学を目指したきっかけは,ある先輩の存在でした。進学したいけれど大学のことが全く分からなかったので,まず東北学院大に進んだ先輩に話を聞くことにしました。そうしているうちに,一緒に大学の練習を見に行ったりして,大学の雰囲気を実際に感じ取ることができました。
 私は普通の推薦入試では難しいと考え,スポーツに優れた者を推薦してくれる方法を選びました。そのときは2年生だったのですが,3年生になって国体出場を果たしたり,東北大会で良い成績を残したら,OBの方々が国士館大や大東文化大を勧めてくださったり,法政大や専修大からも声が掛かるようになりました。しかし,何度も東北学院大に足を運んでいた私は,やはりこの大学に通いたいと思い,全部断わって東北学院大一本に決めることにしました。
 絶対に合格すると決まったわけではないので,小論文の勉強をしなければいけませんでしたが,なかなか部活を引退できず,本格的に小論文に取り組んだのは試験の4日前からでした。面接の練習もほとんどできなかったので,本番でうまくいったのにはホッとしました。

■スポーツ推薦希望者は毎日部活に励むこと
 文化部でも先輩や後輩との交流は貴重な体験


 高校生活においては,毎日登校し,最低限授業で習ったことをやっていれば大丈夫だと思います。スポーツ推薦を希望する人は毎日部活に励むこと。それ以外の人は余裕があれば部活に参加してみるといいです。運動部でも文化部でも,先輩や後輩と触れ合うことで,自分自身が成長するはずです。暇な時間をただ遊んでいた人とは違い,それらの貴重な体験は,大学進学の際も良い印象となるでしょう。短い3年間,いろいろなことにチャレンジしてみてください。



 

東北学院大学
経済学部経済学科1年

平成19年3月教養コース卒
岩切中出身

スポーツ推薦で進学するために
1年生から掲げていた三つの目標


■フェンシング部の副部長として
 優勝も経験し充実した3年間だった


 スポーツ推薦枠をとるために,高校1年生の頃からいくつかの目標を立てていました。
 まず一つが,3年間部活動を休まないでやり遂げようということです。3年間やりきることで,自分が磨かれて,大学に入ってからも,学んだことをしっかり生かすことができると思ったからです。結果的には,フェンシング部の副部長に任命され,部長のサポートをして部を引っ張っていく立場になりました。また,何回か優勝することができ,とても充実した部活動を送ることができました。

■交友関係を大切にすることで
 人との上手な接し方も身に付けた


 二つ目に掲げた目標は,学校を休まずに,きちんと授業に参加するということです。普通に考えてみれば当たり前のことですが,15歳から18歳という年齢は好奇心旺盛なので,意外にもこれを成し遂げるのは難しいかもしれません。私のクラスでも,たまに誘惑に負けてしまう人がいましたが,私は誘惑に負けずきちんと授業に参加しました。
 三つ目は,交友関係を大切にするということです。友人関係を保つことで人と上手に接する方法を身に付け,また信頼を得ることができました。交友関係というのは,大学や社会に出た時も非常に役立つのです。
 私はこの高校生活で学んできたことを大学生活でも大いに活用して,大学での4年間を充実させたいと思っています。



 

東北学院大学
法学部法律学科1年

平成19年3月フレックスコース卒
岩切中出身

多くのサポートや声援を受け
つかんだ甲子園と大学への切符


■あの負けがあったから全員の心を一つにし
 宮城県大会で優勝できた


 私は東北学院大学法学部法律学科をスポーツ推薦で合格しました。私は硬式野球部に所属しており,大学へ行っても野球をするために,卒業まで日々の練習を頑張ってきました。ここで少し私の部活動での生活を紹介したいと思います。
 3年の夏,決勝戦再試合の末に勝利し,5年ぶり19回目となる甲子園出場を果たしました。絶対に甲子園に行くと全員で誓い合い,それを達成できたということをとても嬉しく思いました。私もみなさんのサポートや応援を受けながら,ファースト・3番打者として活躍することができました。
 春の県大会では東北高校に敗北し,東北大会でも青森県の光星学院に惨敗しました。しかし,この負けがあったからこそ甲子園出場することができたのです。夏までの練習は厳しいものでしたが,弱音を吐かずに一生懸命励みました。その成果が出て優勝することができたし,これも監督やコーチのご指導があったからだと思います。また,私は夏の宮城大会で最優秀選手に選ばれましたが,これも今までの努力の成果と,みなさんのサポートがあったからだと思います。
 その後,いろいろな大学からのお話があった中,私は東北学院大学を選びました。

■目標に向かって突き進もう
 そうすれば必ず結果はついてくる


 私が後輩に伝えたいのは,目標に向かって突き進んでいってほしいということです。そうすれば必ず結果はついてくるし,努力が報われると思います。みなさん,目標や自分の思いを全面に出して進んでいってください。そして,ぜひ東北学院大学に進学し,有意義な生活を送っていってほしいと思います。



 

仙台大学
体育学部体育学科1年

平成19年3月教養コース卒
山田中出身

小論文はひたすら書くこと
書かなければ決して上達しない


■競技力を高め,人間性を磨き上げるために
 毎朝のトレーニングも欠かさなかった


 大学進学を目指した理由は,夢である指導者になるための勉強をしたいと思ったからです。また同時に,部活動にも積極的に励みたいと考えていました。
 高校3年間,部活動で心掛けたことは,競技力を高め,人間性を磨き上げるために最大限の努力をするということでした。毎朝のトレーニングも欠かさず行いました。眠くて大変でしたが,強くなるためだと自分自身に言い聞かせ,しっかりとやってきました。
 普段の生活で,学習評価のために努力したことはあまりありません。テスト前に少し勉強したぐらいです。また,小論文対策として言えるのは,とにかくひたすら書くということです。書かなければ上達しないと思います。

■自分のやりたいことができ,
 夢を叶えることができる大学かどうかを検討


 受験大学を絞り込む際,どのような点を重視して検討をしたかというと,自分がやりたいこと,または夢を叶えることができる場所かどうかをまず考えました。
 私にとって高校は,夢を実現するための第一歩だったと思います。そして,大学は夢を実現させる場所だと思います。
 後輩へ。大学に入るのは簡単ではないので欲張って勉強してください。また,高校以上に金銭的に大変になるので,親に感謝してください。