SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
 

東北工業大学
工学部知能エレクトロニクス学科

平成22年3月英進進学コース卒
東華中出身

仙台育英は
ライフル射撃部でも強豪校


自分も日本一に

 なれるのではないか…


 大学進学をめざした理由は、自分のなりたい職業に就けるような勉強がしたかったからです。私は将来、介護を支援するロボットを研究、開発をしていきたく、エンジニアになれる、東北工業大学工学部知能エレクトロニクス学科を志望しました。  
 そのためにまず自分のやってきたことや学んだことなど高校3年間の自分の努力を一番評価していただける、AO入試で受験しました。  
 私がそのために高校3年間で努力してきたことは、部活動です。私はライフル射撃部に所属していました。初めは友達に誘われやってみたのですが、これが自分の思っていたよりもかなり難しいと感じると同時にこのスポーツなら自分も日本一になれるのではないかと思い入部しました。入部してからも私は驚きの連続でした。この仙台育英ライフル射撃部は毎年全国上位入賞している強豪校だったのです。私はとんでもない部活に入ってしまったと思いつつも、自分も先輩方に負けないような結果を残したいと思い、練習に励みました。しかし、私は他の同学年よりも記録が伸び悩んでいました。自分では人一倍練習しているのに、どうして点数が上がらないのか、と一人ひたすら悩みました。

部活動で学んだことは
 今後の人生に役立ちます


 ある日、ある先輩に「練習は時間ではなく中身の濃いものにしないと伸びないよ」と言われました。その先輩の一言を受け、私は時間は今まで通りで、中身の濃い練習を行うようになり、その努力の結果もあり私は全国選抜で4位に入賞することができました。  
 私はこの他の経験として、ライフル射撃部の主将も務めました。人の上に立つということは責任がとてもプレッシャーになることも多くあり、最初は、自分なんかが主将という重役をこなしていけるのかと、心配でした。ですが、そんなときでもチームメートが私を助けてくれたこともあり、私は主将を務めることができました。私は3年間部活動を続けることによってチームワークの大切さ、責任ある行動、基本的な目上の方との接し方、チームをまとめる大変さを学び、同時に達成感も得られました。私はこのライフル射撃部で受験に必要なことだけでなく、これから大学を卒業し、社会人として生きていくために必要な様々なことを学ぶことができ、結果、私は東北工業大学工学部知能エレクトロニクス学科に合格することができました。  
 最後に、後輩のみなさんには、ぜひ部活動に入部することをおすすめします。なぜなら、部活動では、先も述べたように、普段の日常生活では、学べないようなことが多く学ぶことができます。そしてなにより、同じ目標に向かう大切な仲間ができます。みなさんぜひ、部活で学んだことを受験や今後の自分の人生に役立ててください。



東北工業大学
工学部知能エレクトロニクス学科

平成22年3月英進進学コース卒
高崎中出身

自分の長所を
どうアピールするか


プレゼンテーションでは、

 マニアックな方が評価は高いようだ


 私は、東北工業大学の知能エレクトロニクス学科に合格しました。受験方法はAO入試でした。AO入試でポイントになるのが、まず1つ目に、いかに自分の長所を伝えるかだと思います。2つ目はその学科の科目に沿った、レポートなどを作って、プレゼンテーションでアピールすることです。私は、電子工学についてだったので、エレクトロニクスやメカトロニクスの技術を使ったロボットを調べてプレゼンテーションをしました。私が調べたASIMOと蛇型のレスキューロボの機能や原理を発表したところ、大学の教授の方々に蛇型のレスキューロボに興味を持っていただきました。つまり、ASIMOなどのメジャーなものを調べていくより、蛇型のレスキューロボなどのマイナーなものを少しマニアックに調べた方が評価を得られやすいということです。

やる気と意欲を
 いかに伝えるかが勝負


 次に面接についてです。私の受けた学科の場合は、面接官の方が2人でした。2人とも意外に厳しい感じはしなかったので、そこまでガチガチに緊張する必要はないと思います。  
 次に肝心な質問内容についてです。私の場合は、まず初めに大学までどのようにして来たかを聞かれました。次に何故この大学を志望したかを聞かれました。そこで、プレゼンテーションをはさみ、次に部活動などの学校活動についてでした。私は主にハンドボール部の主将だった頃の話をしました。ここの部分で頑張って話しをしていれば、5分ぐらいは時間を稼げます。  
 最後に一番重要なことは、大きな声でハキハキと話し、面接官の目をちゃんと見ることだと思います。要するにやる気や意欲をいかに見せるかで結果が決まると思いました。



東北工業大学
工学部知能エレクトロニクス学科

平成22年3月英進進学コース卒
松陵中出身

小論文練習を受験前日まで続行、
難なく書くことができました


プレゼンテーションの準備は怠ることなく、
 きちんと行いましょう


 AO入試で受けようと思ったのは、自分の意欲や自己PRを伝えることができ、それで評価されるということを聞いてAO入試で受けることを決めました。
 AO入試対策として、受験期間中に行ったことは、まず面接練習でした。学校の先生と放課後を利用して練習しました。最初は思うように話せなくて焦っていましたが、上手く話せる研究をしたおかげで話せるようになりました。
 次に小論文の練習をしました。誤字脱字が多いと先生から何度もご指摘されたので、受験前日まで練習しました。
 また、プレゼンテーションの準備もしました。私が受けた大学のAO入試では、それを行うことによって、さらに評価されることを知りました。私は模造紙に大きい字で自分がやりたい研究や資料を書いたり貼ったりしました。試行錯誤を繰り返しながら頑張って制作しました。
 結果、無事に合格することができました。小論文は練習したテーマ内容とほぼ同じだったので、難なく書けました。プレゼンテーションを行った時も良い評価をいただきました。

面接官は優しい方だったので、
 緊張しませんでした


 東北工業大学をAO入試で受ける後輩の皆さんにアドバイスをします。面接は、固くならず落ち着いて話せばきっと大丈夫です。小論文はとにかく沢山書くことです。文字数も重視されるようなので、ひたすらマスを埋めることも大事です。面接官は2人でとても優しく感じの良い人ですので、笑顔で受ければ安心して話せます。

 

東北文化学園大学
医療福祉学部健康福祉学科

平成22年3月英進進学コース卒
七郷中出身

AO入試は評定平均値が足りなくても
合格の可能性があります


高校生活を楽しく

 過ごすことができました


 仙台育英に入学した時、私は進学することにあまり積極的ではありませんでした。行きたい大学もはっきりしなかったことを覚えています。  私が大学進学を考え始めたのは、3年生になってからでした。友達と興味のあった大学のオープンキャンパスに参加した時に、この大学に入ってみたい、という気持ちが起こり、大学進学への道を考え始めました。  
 仙台育英では、AO入試制度などを利用して大学へ進学できます。私はそれを利用して大学へ入学しようと考えました。AO入試では、自分の今までの生活態度が大事でした。  
 私は、1年生の時から弓道部に所属し、レギュラーとして頑張ってきました。大会にも出場し、部活での生活を充実させていました。毎日部活に参加し、先生の教えを守り、自分自身の技をひたすら磨きました。私はこの部活のおかげで、高校生活を楽しく過ごせたと思います。


いつも助けていただいた先生方
 感謝いたします


 学校での生活では、友人と毎日楽しく、授業を受けていました。先生の授業もよく聞き、自分のものへと取り込んでいきました。そのおかげで、私はAO入試に有利な条件をそろえることができました。  
 AO入試は、指定校と違い、評定が足りなくても、努力次第で入学のチャンスをつかむことができるので、とてもすばらしい制度だと私は思います。このAO入試制度が無かったら、私は大学に合格できなかったと思います。  
 私の高校での生活はとても楽しいものでした。友人達や仲間達と、助け合い、仲良く暮らしてきました。そんな彼らに感謝しています。そして、いつも助けていただいた先生方にも感謝しています。大学へ入学しても、今までの経験を生かし、楽しく平和に暮らしていきたいと思います。  
 そして、これから大学入試に忙しくなる後輩達には、自分に負けずに、いつも自分を磨き、人を助けることを忘れないでいて欲しいと思っています。


東北文化学園大学
医療福祉学部保健福祉学科

平成22年3月英進進学コース卒
中野中出身

自分はどういう方向に進んで
何になりたいのか


志望理由書は、

 これでもかというくらいの書き直し


 3年のはじめまでは、大学に進学するか専門学校に行くか決まっていませんでした。各大学のオープンキャンパスが始まる6月頃は、しだいにあたりが受験の雰囲気になり、自分も決めなきゃと思い、少しずつあせってきました。  
 専門学校と大学を比較してみると、授業料は、金額的にも少ししか変わらないけれど、専門学校は将来、確実にこの仕事に就くと決まっている人が学ぶので、私は○○○系の職業に就きたいというのはあるけど、大学に入って4年間のうちに学んで、考えて決めようと思い、大学に進学することにしました。  
 AO入試に合格するために心がけたことは、志望理由書を大学に出願するにあたって「書いては、先生に見せて…」のくり返し。書いても書いても、この文章は、もっと違う表現にしたほうがいいとか、志望する大学へのアピールが足りないなど、これでもかというぐらい、何回も何回も清書用紙をコピーして下書きをし、出願期間のギリギリまで書き直しました。やっと清書用紙に書き、締切日までに出願。


各大学の入試方法を
 きちんと確認しましょう


 出願したと思ったら、次は面接の練習。面接の日までの日数が少なく、次の日から始めました。一通りの流れを確認し、いろんなことを聞かれるので、質問されそうな内容を想定し、何人かの先生と何度も練習し、対策しました。その他に、志望する学部に関係する本などを読みました。  
 後輩の皆さんへ。大学によって、AO入試でもやり方が異なるので、各大学の入試方法(併願可能かどうかなど)を確認して、志望する大学の特色(専門分野)を調べておくことと、自己アピールできるものを用意することです。1年生の時から自分は、どういう方向に進んで将来は、何になりたいか、常に頭に入れて、進路を決定づけるべきだと思います。  
 仙台育英での3年間は、スプリングチャレンジや文化祭など、たくさんの行事があってとてもいい思い出になりました。



東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科

平成22年3月英進進学コース卒
袋原中出身

「資格」は社会に出てからの
武器にもなります


先生方の面接練習のおかげで、
 うまくいきました

 私を支えてくれた家族、友達、先生方ありがとうございました。私が受験に対してアドバイスできることがいくつかあります。  
 1つ目は、目標を持つことです。目標を持っていない人に比べ、持っている人の方が何倍も頑張れるし目標達成のために努力できるからです。例えば、将来何になりたいかや大学で何について学びたいかなどです。このように目標を持つことで頑張れるからです。  
 2つ目は、資格をなるべく多く取得することです。資格を取ると大学入試の時にアピールでき、評価もされます。そして何より自分が社会に出る時の武器になるので、1つでも多くの資格を取ってください。  
 3つ目は、AO入試に関することです。東北文化学園大学の場合は対話形式の面接だったので私がどれだけ熱意を持っているのかを伝えることができました。面接がうまくいった理由は、仙台育英の先生方による面接練習のおかげです。面接練習は1度や2度ではなく何度も何度も繰り返すことで、願書に書いた内容を覚えることができ、さらに自分の考えを瞬時にまとめる力もつきます。その練習のおかげで予想外の質問をされても迷わず答えることができました。みなさんもめんどくさがらずに面接練習は手を抜かず行ってください。


書道部に所属し、
 たくさんの賞をいただきました

 最後に部活をやっているみなさんにアドバイスをすると、部活は運動部でも文化部でもまじめにやっていた方がいいと思います。なぜなら部活で1つでも多く賞を取ることで高校時代に頑張ったこととしてアピールできるからです。私は書道部に所属していて賞をたくさん頂くことができました。このことが評価され大学に合格できたので、ぜひ頑張ってください。高い目標を持ちこれから頑張っていい学園生活を送っていってください。


東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科

平成22年3月通信制課程卒
富沢中出身

先生方のおかげで
合格できました


資格取得のため

 平日の空き時間を利用


 中学2年の頃、自律神経失調症になり不登校になりました。高校もせっかくフレックスコースに入学できたのですが、登校する途中に電車などで具合が悪くなったりして、たった半年で通信制へと編入してしまいました。秋に入学したのですが、春に卒業したかったので2年半で単位を全て取りました。   
 大学に進学しようと思ったきっかけは、私はテレビのニュースやドキュメンタリーなどで人の活動や社会の動きをとりあげている番組が好きでよく見ていました。そして、働く人をとりあげている番組を見ているときに、なりたいと思う職業がありました。そしてその職業になるための専攻を学べる大学に進学しようと考えました。  
 大学に入るためにまず資格をとることから始めました。それまで私は、部活動で取った資格と英語検定の5級しか持っていませんでした。それで実用的で将来必要となってくるパソコンの資格を取ろうと思いました。パソコンの教室には平日の空いている時間に通いました。そしてだんだん毎日登校することに慣れていきました。

書類作成の際は
 先生方に相談することが重要


 大学のオープンキャンパスに行った際、AO入試の案内を受け、その場でAO入試の申し込みをしました。私の受験した大学では志望理由書と面談で審査する方式でした。  
 志望動機を書く際には、何度も先生に相談したり添削していただいたりして、書類を書きました。自分一人で考えていた時はなかなか文章や考えがまとまらず時間がかかっていたものが、相談しながら書いたところ、すぐに考えがまとまりました。間違って使っていた文章もあったので、相談が重要だと思いました。  
 面接は練習を一人の先生だけではなく沢山の先生方に練習相手になっていただき、様々な質問に答えられるようになりました。  
 沢山の先生にお世話になったおかげで合格できました。一人では合格できなかったと思いました。



東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科

平成22年3月通信制課程卒
亘理中出身

「見返す」という気持ちで
大学進学を決意


転入してきた当初は

 ショック状態でした


 私は元々、公立高校に通っていて、部活は硬式野球部に所属していました。しかし、相次ぐケガなどで自分のペースが乱れ自分の思い通りに高校生活ができなくなり、去年の4月にやむを得ずこの学校に転入してきました。当初は、とにかくショックで何もできませんでした。しかし、どうしてももう一度野球がしたいという一心と「見返す」という気持ちで大学進学を選びました。自分が一番得意な教科は、社会、地理だったので経済や地域のことに興味を持ち、経済など幅広く学べる東北文化学園大学の総合政策に行きたいと目標を立てました。  
 しかし、目標が決まったのは3年生の夏休みだったのでA日程は諦めB日程のAO入試で受験することにしましたが、B日程では面接の他に自己アピールのプレゼンテーションをしなくてはいけないので、A日程より少し難しい試験でした。とにかく私が自慢できるのは、小学校からやっていた野球しかなく写真などを集めて、これまでの経緯をまとめた資料などを作り準備しました。この他に志望動機なども先生と相談しながら何度も書きました。その内容はとにかく悔しかったことやこれらのことを明確に書きました。


仙台育英の先生方が
 本当に助けてくださいました

 試験の当日まであまり練習できなかったのですが、プレゼンテーションは、とにかく自分をありのままに表現して10分で説明をした後に面接をしましたが、深くは聞かれなかったので、自分から積極的に思いを伝えることができ、無事、合格にたどりつきました。  
 ここで思ったことは、最後まで諦めないこと、やればできることでした。とにかく、わからないことがあれば先生に聞くことだし、試験では自分をありのままに表現すれば上手くいくと思います。半年という短い期間でしたが、本当に自分を助けてくれた先生方ありがとうございました。本当に仙台育英に来てよかったと思いました。  
 もう一度、野球に挑戦し勉強でも負けないように頑張りたいと思います。



仙台白百合女子大学
人間学部人間発達学科

平成22年3月英進進学コース卒
塩竃一中出身

頑張る気持ちとやる気で
乗り越えられます


大学の課題論文と

 中間テストが重なりパニック!

 私は、大学へ出す課題論文で、大変苦労しました。夏休みは、ほとんど毎日学校に来て先生に見ていただきました。文字数が多く、自分の伝えたいことが上手くまとめられず、前期中間テストの勉強もしなければならない状況で頭がパニックになったことを今でも覚えています。  
 課題論文のテーマは「30歳以上の身近な人の生き方」というものでした。30歳以上の身近な人と一言で言っても、誰のことについて書くかを決めるのに時間がかかりました。悩んだ末に私は父のことについて書くことにしました。それから私は、毎日の父との会話を増やしたり、父の生き方について聞き、メモなどをしてまとめることが出来ました。小論文が苦手な人達でも頑張る気持ちとやる気力を出すことによって、相手にも伝えることが出来ると思うので、あきらめず頑張ることはとても大切だと思います。


まず深呼吸をして
 自分の意志を素直に…


 面接の練習もたくさんした方が良いと思います。面接練習は、先生に頼んでその場の雰囲気を味わっておけば、本番でもいつもの調子で出来るはずです。緊張は誰でもします。私もしました。深呼吸をして、自分の希望する大学への入学の強い意志を素直に正直に言うことが大切だと思います。そうすれば、試験官の方にも想いが通じるはずです。  
 そして、AO入試は他の試験よりも早く始まり、早く結果が出るので、合格したら入学までの時間を無駄に過ごすのではなく、入学してからの下準備をすることをおすすめします。  
 また、もし不合格だったとしても気を落とすのではなく、次に向かって切り替えていくことが大切です。皆さんが自分の納得のいく進路に進んでいくことができるよう心から願っています。


石巻専修大学
理工学部機械工学科

平成22年3月英進進学コース卒
高崎中出身

担任の先生以外の先生と
面接練習をして緊張感を味わう


受験大学に通っている

 先輩からも話を聞くと良い


 仙台育英学園高等学校に入学して重点的にしたことは、学校での授業でやったことを少し復習したぐらいです。ですが、このようなことの結果、指定校推薦がとれなくなり、私はAO入試で大学受験をすることにしました。  
 AO入試を受ける時に大切なのは、面接だと思います。私は、担任の先生と練習するのではなく、他の先生とするのが良いと思います。また、その大学に通っている先輩がいるならば、内容を聞いてみるのも良いです。  
 夏休み中には、各大学でオープンキャンパスが行われるので、夏休みを利用して必ず行った方が良いです。  



石巻専修大学
理工学部機械工学科

平成22年3月通信制課程卒
河南東中出身

人に助けてもらうことの
ありがたさを知りました


大学説明会に行き

 受験を決意


 英進進学コースから通信制への転入、当時の私にとってそれは衝撃的な出来事でした。今まで嫌なこと、投げ出したくなることは沢山ありましたが、この出来事はもしかすると初めての挫折だったのかもしれません。  
 転入当時、というか入学当初から大学入学という考えはあったのですが、特に勉強をするでも資料を集めるでもなく、ただただ2年の時を過ごし高校生活もあと1年となりました。しかし、この2年間に色々な人の話を聞いたり話したりしている内に、大学というものに対して興味がわき、ちょうどその頃に多賀城校舎の方で大学の説明会が行われる様だったので参加してみることにしました。とりあえずといった感じで地元の石巻専修大学の説明会に行ったのですが、話を聞いているうちに専修大の特徴である生徒の数より教員の数が多いこと、就職率が高くそのほとんどの人が大手ではなく中小企業の方が多いということや、なにより説明に来ていただいた先生の話が面白く、説明会が終わった後も2時間ほど雑談を交えながら大学や社会のことを教えていただいたことが決め手となり、石巻専修大学への進学を希望したのですが、あまりに突然のことだったので先生方には驚かれ、今思うと、とても心配をかけたと思います。

短所を長所に思わせる
 言い方などを助言いただきました


 その後、オープンキャンパスに行き各学科の説明を聞いて機械工学科を志望したのですが、入試に必要な小論文や面接の方法なども出来てなかった為、約3・4ヶ月でこの2つを完成させなければいけませんでした。  
 小論文を書いたことがなかった私は、通信制の倫理の先生に面接の仕方を含め指導していただきました。そのご指導の中で特に印象に残っているのは自己アピールの練習中に言われた「短所を長所にとらせる発言」というもので、大学入試という出来事の中で私は自分の長所短所はもちろんのこと、人にしてもらうことのありがたさ等を知る事ができ、とても良い経験になりました。


仙台大学
体育学部運動栄養学科

平成22年3月英進進学コース卒
多賀城二中出身

AO入試・公募制推薦…、
3回目で合格しました


部活動を通して、
 アスレティックトレーナーに興味を持つ

 私は中学生の頃、所属していたバレーボール部で練習中に突き指などをした時に部室にあったテーピングの説明を見ながら自分でやったりしていました。その時にアスレティックトレーナーに興味を持ちました。  
 高校入学後はライフル射撃部に所属していました。長時間立っていなければならない競技のため貧血作用を含む飲食物を摂取してはいけませんでした。また、大会当日はお腹にガスが溜まる物を摂取してはいけませんでした。この部活に所属したのをきっかけに栄養学について興味を持ちました。  
 中学、高校を通し興味を持ったことを活かし選手を栄養の面からサポートすることができる栄養学の知識を持ったアスレティックトレーナーになろうと思ったので、栄養士とトレーナーの資格の両方を取得することのできる仙台大学体育学部運動栄養学科を志望し、AO入試で受験しました。  
 AO入試までの間、栄養士と管理栄養士の違いについてや仙台大学のカリキュラムや設備について調べたり、実際にオープンキャンパスや1日体験入学に参加して先輩たちの大学生活を聞いたり、授業を体験したりしました。また、アスレティックトレーナーの仕事内容が良く分からなかったので、本やインターネットで調べました。


受験の回を重ねる毎に
 成長できました


 私はAO入試前期・後期、公募制推薦と3回受験しAO入試後期で合格しました。AO前期、公募制推薦で失敗し何がいけなかったのか全然分からなかったのですが、次が最後と自分に言い聞かせて今まで書いてきたエントリーシートや面接練習用に書いた紙を見直し、何がいけなかったのかを分からないままにしようと心掛けました。また、面接練習も今まで以上にやりました。その結果、3回目でやっと合格することができました。  
 今は3回受験して良かったと思っています。なぜなら1回目よりも2回目と受験しているうちに自分が将来やりたいことを今までよりも考えるようになったり、大学入試後にしていきたいことなどを考えるようになり、面接のときに自分の考えをより深く話せるようになったと思ったからです。最後まで一つの大学を目指すのは不安もあるし、もしもということも考えてしまいます。ですが、諦めずに頑張って合格できた時はとてもうれしかったです。なので、最後まで諦めないで頑張ってください。



聖和学園短期大学
キャリア開発総合学科

平成22年3月英進進学コース卒
茂庭台中出身

教頭先生からの
アドバイスに従い大成功!


「自己ピーアール入試」という

 受験方法で挑戦


 私は以前から医療事務の仕事に興味があり、また、料理することにも興味を持っていました。将来、医療事務士として病院に勤めるための勉強と趣味としての料理も勉強できるという聖和学園短期大学キャリア開発総合学科は私にとってとても魅力的で、ぴったりな大学です。  
 受験するにあたり、指定校推薦に挑戦しようとも思いましたが、聖和学園短期大学キャリア開発総合学科には「自己ピーアール入試」という、面接でどれだけ自分についてアピールすることができるかを主にみる推薦入試があり、私には書道での活動でアピールしていきたい点が多くあったので「自己ピーアール入試」に挑戦することに決めました。  
 しかし、私は他の人に自分をアピールすること、面接自体が大の苦手でした。なので、面接練習を自ら書道部の先生に頼むなどして色々な先生方のご協力を得て練習したり、聞かれそうなこと、特にアピールしていきたいことなどを紙にまとめ、面接に備えました。    
 面接当日は面接練習をしていただいた教頭先生のアドバイス通り書道作品を持っていき、書道で全面的に自分をアピールしました。また、話も盛り上がり自分的に大満足の面接でした。更に、いろいろな先生方に面接練習をしていただいたので、どんな質問にもスラスラ答えることができたと思います。

書道部での活動が、
 大学合格へ繋がりました

 私がこの「自己ピーアール入試」で合格することができたのは書道部での活動が大きかったと思います。とても明るく笑顔の絶えない部活で楽しみながら書道ができ成績も残すことができたので、入部して正解でした。  
 聖和学園短期大学は、どの学科でも、どの入試方法でも、必ず面接があります。なので一人一人をしっかりとみてくれる大学だと思います。聖和学園短期大学へ進学を考えている方は、どうしても入りたいという気持ちを大切に頑張ってほしいです。


聖和学園短期大学
キャリア開発総合学科

平成22年3月英進進学コース卒
富谷二中出身

教頭先生の面接練習が
合格へと繋がりました


職業や資格についても

 深く調べておくべきです

 私は3年間、部活動に励んできました。部活を引退してからも受験生という自覚が全くありませんでしたが、有意義に高校生活を送ってきました。本格的に自分の進路を考え始めたのが夏休みの終わり頃でした。  
 私が聖和短期大学を志望した理由は、自分の夢ややりたいことが決まっていなくても9つの幅広い系から自分で選択して組み合わせることが出来るという点に魅力を感じたからです。他の大学や専門もありましたが、この短期大学では、その他に興味を持ったものも学ぶことができます。私は医療事務に憧れていたので、とてもこの大学に入りたいと思いました。しかし、私が受けた自己推薦は定員が5名というとても枠が狭かったので、受かるか不安でいっぱいでした。そんな時、私の友達は応援や元気をくれました。とても心強く、頑張ろうと思いました。   
 それから、放課後は、願書を書いては先生に見せに行き、添削していただくのくり返しでした。私は文章力があまりないので、とても苦労したことを今でも覚えています。先生や友達に助けてもらったおかげで提出期限までには間に合うことが出来ました。  
 自己推薦は願書提出と面接でした。面接の練習では、質問されたことに上手く答えることが出来ず黙ってしまったり、言うことを暗記して棒読みなってしまったりなど、難しかったです。教頭先生と練習した時に医療事務やどのような資格が必要なのか、授業はどういったことをするのかと聞かれ、私は全くそのことについて調べていなかったので、適当に答えました。練習が終わってから教頭先生に、暗記したところはすらすら言えてるけど、他のところは答えがあいまいだからもっと深く調べてみたらよくなるかもしれないとアドバイスをいただき、私は確かにその通りだなと思いました。それをきっかけに面接の日まで深く調べることにしました。そのおかげで、面接で聞かれたことには何とか答えられることができました。教頭先生と面接練習をしてアドバイスをいただいたことにとても感謝しています。


自分のやりたいことが
 見つけられて良かったです


 当日の面接では練習してきたことを全て出し切れました。合格通知をもらった時はとてもうれしかったです。その時に、努力すれば必ず結果がついてくると思いました。私が合格出来たのも、先生方や友達のおかげだと思っています。  
 私が自分の進路について本気で考え始めたのは、他の人たちよりも遅いですが、自分がなりたいものややりたいことに気付けたので後悔はしていません。なので、まだ自分の進路が決まっていない人も焦らなくても間に合うので大丈夫です。ゆっくり自分の進路について考えてください。応援しています。