SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
 

東北大学
工学部化学・バイオ工学科

平成23年3月特別進学コース卒
仙台第二中出身

「逆転の仙台育英」のテーマのもと
合格に向け日々努力を積み重ねました

AO入試を一般入試のステップと捉え
 一般受験レベルの学力を目指しました

 「逆転の仙台育英」— この言葉は、私の高校3年間、そして大学受験において最大のテーマでした。今からちょうど3年前の春、私は第一志望であった公立高校に不合格し、この仙台育英に入学しました。その時私は「この高校で3年間必死で頑張り、絶対に第一志望の大学に合格しよう」と胸に誓ったのです。
 具体的な進路を決めたのは、2年生の冬でした。チャンスが増えるというメリットから、AO入試の受験を視野に入れ日々努力をしていましたが、その頃はまだ目標が曖昧なままでした。そんな時、インターネットのウェブサイト上で見つけたのが東北大学工学部の化学・バイオ工学科の紹介ページです。幼い頃から植物や動物が大好きだった私にとって,自然の恩恵を工学的な視点から見つめ、人間の生活に応用していくバイオ工学という分野は、まさに自分のやりたいことと合致する分野だったのです。
 目標が明確になったとはいえ、合格までの道のりは険しいものでした。毎日の講習は授業が始まる前の朝7時40分から放課後8時30分まで予定が詰まっており、疲労やストレスから体調を崩すことも多々ありました。しかしそんな中でも仙台育英の先生方の熱心なご指導や毎日苦楽を共にした選抜クラスの仲間達とクラスを超えた友達との切磋琢磨、また家族の精神的なサポートのおかげで、日々目標達成への努力を絶やすことなく継続することができました。
 AOII期の受験は、あくまで一般入試へのステップと考え、できるだけ高い評定平均値を維持することや直前に担当教科の先生に過去問やその類似問題を添削していただいたこと、担当の先生方に面接練習をしていただいたこと以外の対策は行いませんでした。日々の学習を大切にし、一般入試でも合格できる学力を付けるため努力したことが、合格という結果へと繋がったのだと思います


今では「仙台育英に入学して良かった」
 という気持ちでいっぱいです

 合格までの最も近い道のりは、どんなに辛い状況の中でもやり抜けるような、自分にとって明確な目標をなるべく早い段階で定めること、そして日々の努力を入試本番まで積み重ねていくことだと思います。困難な状況の中でも一日一日を大切に過ごしていけば、必ず目標へと辿り着くことができます。
 合格という目標を達成するまでには辛いこともたくさんありましたが、目標を定めて日々努力したことで、今までよりも精神的に成長できたと思います。
 「逆転の仙台育英」というテーマのもと、3年間頑張れたことを思うと、今では「仙台育英に入学して良かった」という気持ちでいっぱいです。3年間私を支え続けてくださった先生方、この高校で出会った素晴らしい仲間達、毎日温かい目で私を見守ってくれた家族への感謝の気持ちを胸に、充実した大学生活を送っていきたいと思います。



早稲田大学
スポーツ科学部スポーツ文化学科

平成23年3月英進進学コース卒
東京 青山学院中出身

部活動をしていても授業重視の学習で
文武両道は十分可能です!

早稲田大学のラグビー部に憧れ
 色々な入試方法を検討しました

 早稲田大学を目指すと志したのは高1の夏ぐらいだったと思います。一番の動機はやはり早稲田大学のラグビー部の存在です。仙台育英には早稲田大学の色々な学部の指定校推薦がありますが、数学が苦手だったこともありますが、何より部活動の実績もアピールできる自己推薦入試での合格を目指しました。
 早稲田大学の自己推薦は4学部が実施していて、スポーツだけに限らず様々な分野で優秀な活躍をした人(生徒会長やTOEIC900点等)が出願できます。第一次選考は書類審査、第二次選考は小論文試験と面接があります


資格取得は関連科目に対する
 積極的な取り組みをアピールできます

 合格するために実践していたことは@評定はオール5を目標として勉強する A資格等を取得する B小論文と面接の対策を万全にする、の3点です。
 @については部活動をしているため他の生徒より勉強する時間が少ない分、授業で学んだことをなるべくその場で理解して吸収するようにしました。評定が高ければ高いほど有利だし文武両道を実践していたアピールにもなります。Aについては私は英検2級を取得しました。もともと英語が好きだったこともありますが、こうした資格を取得することで、その科目に対して興味があって率先して勉強していたことへの裏付けになります。Bに関して小論文は授業で書き方についてしっかり学んだ後、過去問にチャレンジするのが良いと思います。そういうことで練習になるだけでなく課題文や解答例を読むことでも、その分野に関しての知識を得ることができます。また普段から時事問題に対して自分の考えをまとめておくことも大切だと思います。面接は慣れなので練習の数をこなすことを心掛けていました。
 部活動は設定した目標に向かって努力していれば、自分を推薦する際のアピールになると思います。



帝京大学
医療技術学部視能矯正学科

平成23年3月特別進学コース卒
石巻中出身

大学では多くの人達と交流を持ち
人間的に成長していきたい

オープンキャンパスで志望理由書を
 添削していただいたのが自信になりました

 私は大学進学を考え仙台育英に入学しました。以前から医療関係の仕事に就きたいと考えていたので、自分の好きな科目を活かせ性格に合う国家資格はないか調べました。
 そして、大学について調べて行くうちに、それを学べる大学が少なく限られていました。また、指定校推薦もありませんでしたので、AO入試、自己推薦、一般入試での受験を考えました。
 そこで私は大学の資料を取り寄せ、気になる大学のオープンキャンパスに全て参加しました。実際に行ってみないと分からない大学の雰囲気や周りの街並みなどを知ることができました。また、その中で実習を体験させてもらったり、学科の先生と話すことで疑問に思っていることを聞くことができました。また、志望理由書の添削をしていただいたというのが一番印象に残り、受験に対する自信に繋がりました


大学の建学精神や求める人物像を
 きちんと理解し面接に臨みましょう

 AO入試では筆記試験と面接でした。筆記試験はオープンキャンパスで過去問をいただいたので、それを中心に取り組みました。問題の傾向が掴めたのでとても役立ちました。面接では試験の出来や感想、自分が今まで何を頑張ってきたか、その他殆どは大学についての質問でした。自分の長所を見つけること、自分自身を知ること、ここの大学に絶対入りたいという意欲をアピールすることが大切です。
 私は通学に往復3時間かかるため部活動をしていませんでしたが、基本的な生活をきちんとすること、無遅刻、無欠席、無早退を心掛けていたことをアピールしました。
 AO入試ではどれだけその大学に行きたいかという熱意が大切になってきます。大学の建学精神や求める人物像をきちんと理解し、面接に臨む姿勢が必要です。自分の目標に向けて必要な勉強、将来何をやりたいか、目指すものをきちんと考えることが重要だと思います。
 私にとって大学とは、国家資格を取得するという将来に向かって勉強する場だと思います。社会人になる前段階として、沢山の人と交流を持ち、人間的にも成長していきたいです。
 後で後悔しないように、自分の納得の行く進路を考えて決めるのは自分自身です。いろいろな受験方法がありますが、目標とするところが決まっていれば、早めにチャレンジしていくことも良いのではないかと思います。



東京工科大学
応用生物学部応用生物学科

平成23年3月特別進学コース卒
上杉山中出身

サイエンス・キャンプなどの体験イベントは
将来に対する視野が広がる絶好の機会です!

大学主催のサイエンス・キャンプに参加し
 受講した研究を自分もしたいと思いました

 高校1年生の時に行ったサイエンス・キャンプで航空機の研究機関に参加し、航空業界の仕事に就きたいと思い第一志望と考えましたが、詳しく調べていくうちに、燃料価格の高騰などで将来的に航空業界に就いたときにかなり厳しい状況ではないだろうかと考えました。
 そこで志望していた工学系とは違って、別の興味のある生物系の学部を探すことにしました。
 次の年に東京工科大学でのサイエンス・キャンプに参加し、そこで紹介した研究室で、錠剤にしにくい薬を錠剤にするという研究を見学し大変興味を持ちました。その後も東京工科大学のオープンキャンパスに何回か行き大学への関心が強まりました。
 3年生になったときに麻疹、風疹の予防接種を受け、この予防接種を注射ではなく錠剤にすれば、注射嫌いの小さい子供や、発展途上国のワクチン接種のできない子供達が受けられるようになると感じて、2年生の時に参加した東京工科大学サイエンス・キャンプでの研究室に私も入りたいと思い合格を目指しました


自分のやりたいことが決まっているなら
 AO入試で直接大学に思いを伝えるべきです

 AO入試にしたのは、自分のやりたいことが決まっていたため、直接入試で大学の面接官に志望理由を伝えられると思ったからです。
 入試にエントリーするために志望理由書を先生に何度も見て頂き、何度も書き直していくうちに、自分が一体何を伝えたいかが、はっきりとまとまっていく気がしました。
 次は面接対策でした。普通よりかなり早い時期での受験だったため、どのような対策にするべきか悩んで、去年3年生を担当していた先生に対策をお願いし、生物科の先生にも生物での知識を質問された場合の対策を教えていただきました。
 仙台育英の先生方にご指導いただき合格することが出来ました。ですが、志望理由書や面接対策で教えていただくことはできても、やりたいことを見つけ志望大学を決めるのは自分自身です。
 私のようにサイエンス・キャンプに参加したりして、学校生活だけでは体験できないことも機会があったら是非挑戦してください。いろいろな志を持つ人と出会うことで、今まで見えなかった世界をみることができ、自分の将来に対する視野を広げることができます





東京国際大学
人間社会学部福祉心理学科

平成23年3月英進進学コース卒
八軒中出身

受験準備は大変ですが
同時に大きな達成感があります

進路決定が遅かったため
 入試直前はハードでした

 大学への進学を決意したのは、養護学校の教師になるという夢があったからです。しかし、私が大学進学への準備を始めたのは高校3年生の7月でした。先生や友達から遅すぎると言われ、私自身ももっと早く行動していれば…と、とても後悔しました。そんな時、東京国際大学の学校説明会があり、積極的に参加しました。私はこれまで行きたい大学が全くなかったのですが、説明会に行って気持ちが一気に変わり、この大学で学びたいという気持ちが芽生えました。この時から私は東京国際大学のことを調べ、オープンキャンパスにも参加しました。しかし、オープンキャンパスから帰ってきてからはとても大変でした。もう入試まで1ヵ月くらいしか残っていなかったからです。AO入試を出願するにあたって、志望理由書というものを書かなければなりません。その志望理由書を書くのがとても大変で夏休みはそれを書くことに費やしたと言っても過言ではありません。本当に必死でした。志望理由書を完成させたのは8月の末で、入試まで約一週間くらいしかありませんでした。そして残り一週間で面接の練習をしなければいけませんでした。こんなにもハードで一生懸命になることはこの先人生にあるのだろうかというぐらい本当に大変でしたが、しかしそれと同時に同じくらい達成感がありました

夢は逃げない、
 逃げるのはいつも自分

 みなさんに覚えていてほしいことが2つあります。それは感謝の気持ちを忘れないでほしいということ。皆さんは常に誰かに支えられています。そしてもうひとつは、私が一番好きな言葉です。「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分」。このことを覚えておけば皆さんは必ず夢に向かうことができると思います。皆さんの健闘を心からお祈りしています。


東京国際大学
人間社会学部人間スポーツ学科

平成23年3月英進進学コース卒
多賀城中出身

叶えたい夢があれば、
努力することができます

2年生から積極的に勉強、
 定期考査で良い成績が取れました

 大学進学を目指したきっかけは、中学生のときに所属していたサッカー部の顧問の先生に憧れ、私も将来先生のようになりたいと思ったからです。
 しかし、いざ高校に入り学校生活を送るうちに、その夢を見失っていました。2年生になり、そろそろ自分の進路を決める時期が来て、自分は何がしたいのだろうか悩んでいるときに、ふと、そういえば自分は教師になりたいんだと気がつきました。それからは勉強に力が入るようになり、定期考査でも今まで取ったことのなかったような良い点数を取れるようになりました。そのとき、夢さえあれば努力することができるんだと実感しました。
 一番悩んだのは進学先の大学です。担任の先生にいい大学を紹介していただき、ある程度その大学に決めていたのですが、ある日、学校で東京国際大学の学校説明会があり、友達に誘われとりあえず聞くだけ聞いてみようという気持ちで話を聞いていたら、とても大学の雰囲気がよく、この大学は楽しく自分の目標に向かって学んでいけると思いました。私の夢は体育の教師なので、スポーツ関係の学部や学科があるのか聞いてみると、新しく春から人間スポーツ学科が開設され、教員免許も取得できることを知り、そして新しく開設されるということで、一番最初にこの学科の歴史を作れることに魅力を感じ志望大学にすることに決めました


合格できたのは自分の力だけではなく
 先生方の助けがあったからこそ

 入試に向けて頑張ったことは、入試が夏休み明けすぐだったので、夏休みにも学校に行き志望理由書などの作成をし、夏休み明けての数日間でひたすら面接の練習を頑張りました。本番はとても緊張しましたが、自分が言いたいことを言えたので、無事合格することができました。
 まずは、自分が将来やりたいことを見つけていろいろな面で努力すること、そして自分一人では何もできず、大勢の先生方に指導していただき入試の臨めたことで、感謝の気持ちを学びました。
 仙台育英で学んだことを活かして、これからも努力することと感謝の気持ちを忘れずに過ごしていこうと思います。



明海大学
経済学部経済学科

平成23年3月英進進学コース卒
上杉山中出身

資格や検定を少しでも多く取得すれば
自己アピールになるので有利です

後輩の皆さんで遅刻や欠席をしている人は
 今からでも遅くないので改めましょう!

 この大学に入るために、検定を取得したり、部活動を3年間続けたりしました。検定は3級までが評価の対象となるので、少しでも多くの検定を取れば、他の人よりも有利になると思います。
 他にしたことは、1年生に皆勤賞を取ったことです。遅刻や欠席などが多くても大学受験には大きく響くので、後輩の皆さんで欠席の多い人は、今からでも直すべきです。
 面接練習は、現代文の先生にお願いしました。家族に協力してもらいながら練習すると、不安が減ると思います。
 試験当日は服装を整えて試験官の先生方に元気よく挨拶しましょう。終わった後にも「ありがとうございました」ときちんと御礼を述べてから退室すると、好印象につながるでしょう。



神田外語大学
外国語学部スペイン語学科

平成23年3月外国語コース卒
川崎中出身

「好きなことを学ぶ」
これが大学選びのコツです

仙台育英で出会ったスペイン語の
 魅力にどんどん引きつけられて

 私は語学を勉強することが好きでした。仙台育英でスペイン語に初めて出会い、私はスペイン語の魅力にどんどん引きつけられ、大学でも続けたい!さらに奥深くまで学びたい!と思うようになり、大学進学を考え始めました。後輩の皆さんに教えておきたい大学選びのコツがあります。それは「自分の好きなことを学ぶ」ということです。大学というのは、もっと勉強がしたい人たちがお金を払って集まる場所です。例えば英語は好きだけど、英語の授業は嫌いだとしましょう。その場合、大学では高校よりも更に深く学ぶのですから、高度な授業に音を上げる姿が容易に想像できます。つまり大学を選ぶときは、先々まで熟考して、自分は4年間この学科で続けられるかをよく考えてみてください。あなたの未来は、あなた自身で決めるものです。時間をかけてじっくりと答えを出してください。
 部活動は絶対所属したほうが良いと思います。私自身も2年生の夏に吹奏楽部に入部し、引退まで続けました。吹奏楽部は、仲間とのつながりと大切にして、同じ目標に向かって努力していく最高の部活でした。練習量は運動部と変わらないほど大変ですが、それを乗り越えたあとの達成感は何にも変えられません。せっかく高校に入学したのですから、何か部活動に所属すべきです。面接などの際に、高校時代頑張ったことは何か、と必ず聞かれます。そのときに「部活動を頑張りました」と言えることはとても素敵なことだと思います。部活動で得た仲間はずっと大切にしてくださいね


失敗したとしても
 それは自分の大きな糧となります

 実は、私は一度受験に失敗しています。指定校推薦に落ちました。受験に失敗して落ち込んで、すべてのことがどうでもよくなった時期がありました。そのとき心の支えとなったのが友達と先生方でした。私は本当にたくさんの人に支えられて生きていることを深く実感しました。あのときどれほど救われたか表現しきれません。私が一人で生きていけないことに気づけたのは受験に失敗したおかげです。志望大学に合格するために、あらゆるスペイン語圏の本や情報を読みあさりましたから。もし指定校推薦で簡単に合格していたら、これらのことは一生気づくことはなかったでしょう。ですから受験の失敗は私の甘さに気づかせるための神様からのプレゼントだと思っています。失敗して反省して成長するのなら、失敗も損ではありません。しかし、失敗せずに成功するに越したことはありません。そのためには、日々のコツコツとした積み重ねと前向きな考えが必要だと思います。自分が最大限に活躍できる大学を見つけて、精一杯努力して合格してくださいね。


京都造形芸術大学
芸術学部キャラクターデザイン学科

平成23年3月特別進学コース卒
八乙女中出身

「大学は真剣に決めないと後悔する」という
先生の話で受験への考え方が変わりました

小学生の頃から興味のあった美術を
 大学で本格的に学びたいと思いました

 京都造形芸術大学に進学しようと決意したのは高2の秋でした。その頃までは、大学は指定校推薦を利用して入れればなどと、軽く考えていました。しかし高2の秋に「大学は自分の学びたいことを学ぶ場所であり、適当に決めると後悔する」という先生の話を聞いて考えを改め、自分の学びたいことを真剣に考えるようになりました。
 大学で学びたいと思ったものは芸術についてでした。私は小学生の頃から絵を描くことや物を作ることが好きだったので、大学で本格的に芸術というものを学んでみたいと思い、関西方面の芸大を探しました。関西の大学を探した理由は私が大阪育ちだからです。関西の雰囲気に慣れているので、大学は絶対に関西方面のところを受けようと思っていました


大学の授業に付いていけるように
 AO入試合格後も学習を続けましょう

 入試の種類は大学によって様々なのでよく調べるべきです。私は少しでも合格の可能性を増やすために、8月のAO入試を受けました。もし不合格となってしまっても、まだ他の入試方法で受験するチャンスがあるという安心感を持って臨めるからです。
 試験会場に入るまでは緊張していましたが、会場内で話せる友達ができたことで一気に緊張が解れました。話せる相手が出来ると少し気楽に試験を受けられるようになるので、声をかけてみるのも良いことだと思います。
 仙台育英に通った3年間で学んだことは、入試の日程や調査書が必要という連絡などの重要なことは、なるべく早く担任の先生にきちんと報告、相談する大切さです。AO入試関連では学校に色々と迷惑を掛けてしまいました。
 先に言ったように、大学は自分の学びたいことを学ぶ場所であり大学に合格してからが本番だということです。AO入試組は早く大学が決まります。しかし、そこで努力を辞めてはいけないのです。大学の授業が始まるまで半年近くあります。その聞に自分の力をより強くする姿勢でなければ、積極性を求められる大学の授業で周りに追い付けなくなると思います。
 自分の行きたい大学を見つけ、その大学に入るという目標に向かって、最後まで諦めずに頑張ってください。



東北芸術工科大学
デザイン工学部企画構想学科

平成23年3月特別進学コース卒
仙台第二中出身

「努力した分だけ結果は付いてくる」という
担任の先生の言葉を信じて努力しました

AO入試不合格のショックを
 周りの人達の支えで乗り越えました

 東北芸術工科大学企画構想学科を志望した理由は、自分が企画したイベントやアイデアで沢山の人を喜ばせたり、社会に役立ちたいと思ったからです。
 私がこの大学を志望したのは高校3年生の春でした。また、推薦入試を決めたのもこの時期でした。推薦入試を選んだ理由は、受験のチャンスが増えること、そして何よりも、大学に自分がどれだけ入学したいかという気持ちを直接伝えられると思ったからです。
 そしてAO入試に挑戦しましたが不合格でした。結果を見たときは人間性を否定されたようでとてもショックでした。ですが、AO入試の不合格から得たことは自分にとって、とても大きなものになりました。それは、自分が周りにいる沢山の人に、どれだけ支えられているか改めて分かったからです。
 先生は私が不合格だったことを聞くと、心配して他の大学を調べたり、次の自己推薦に向けて小論文の練習に付き合って下さり、「君ができないなら他の人だってできないから」とか「大丈夫、自信を持って」などと練習の合間に声を掛けてもらい、本当に励まされました。友達とは、お互いに面接の練習をし合ったりして励まし合いました。家族には本当に感謝しています。私のことを一番考えてくれ、どんなときも支えてくれました。面接の練習も付き合ってくれて、家族ならではの視点で、良い点や悪い点を指摘してもらったことは大きな力になりました。
 面接においては、難しいことを言うより、本当に入学したいという気持ちを素直に伝えることが一番大切だと感じました。小論文は、沢山の練習を積み重ねることで力もつき、自信にも繋がります


私たちがやる気になれば
 先生方は力になって下さいます

 面接も小論文もやる気があれば、仙台育英の先生がご指導下さり力になって下さいます。
 そして、高校生活では、普通のことをきちんとこなし、努力することが大切だと改めて感じました。
 私が合格できたのは、こういった支えや努力があったからだと思います。私の担任の先生が常に口にしていた言葉があります。それは「努力した分だけ結果は付いてくる」という言葉です。正にその通りだと思いました。
 これから受験に臨むみなさん、今しかない時を一生懸命努力して下さい。



東北学院大学
文学部総合人文学科

平成23年3月特別進学コース卒
塩釜第一中出身

「苦労するほど成功の確率が上がる」と信じ
何事も誠実に取り組むことが大切です

急遽AO入試を受けることになり
 小論文に不安を残したまま受験しました

 仙台育英は指定校推薦枠が多いという特徴があり、私は入学してから5段階評価を高く取って、枠に入れるよう有利にしておきたいと思い、1年生の時から推薦を念頭に置いて努力して来ました。しかし、今年は例年より枠が減って、3者面談の時に私の志望大学の学部もなくなったのが分かり、AO入試に変更することになりました。
 AO入試の1次試験の時に提出しなければならないエントリーシートの重要さが、インターネットなどで書かれており、入試説明会のときに入試科の方が文章をしっかり書いてくるようにおっしゃっていたので力を入れました。面接練習は、あまり先生とできませんでしたが、家でイメージトレーニングをしました。面接は30分程度でした。
 2次試験には小論文がありましたが、私は文章を書くことに殆ど抵抗がなく苦になりませんでした。しかし、担当の先生に文章を見ていただいたら、あまり良い結果ではなく、結局最後まで文章を完成しないまま本番を迎えました


「本番を楽しむ位の気概が大切」という
 先生のアドバイスで心が軽くなりました

 私には、目標の過程に、逆境があればあるほど上手くいく可能性が上がるというセオリーがあり、思うように行かないことが多くても諦めませんでした。何より、他の人と比べる隙がないくらいに全力を注ぎ、様々なことに誠実に取り組む姿勢が非常に大切だと思っています。このことは勉強だけでなく、普段の生活の中でも同様です。
 また、面接や小論文など多くをお世話になった先生からのアドバイスで「本番は直前が一番緊張するが、楽しむくらいの気概が大切だ」といただき、当然と言えばその通りですが、この一言でだいぶ心が軽くなったことを覚えています。信頼できる先生や友人を持つことも大切なことだと感じました。
 周囲の人達を蹴落とそうとするのではなく、むしろ協調する方が成功します。意識が内側でなく、外側に向かっているからです。また、日頃から些細なことにも感謝をして下さい。積極的な精神が取り組む事柄に良い影響を与えます。



東北学院大学
工学部電子工学科

平成23年3月英進進学コース卒
増田中出身

部活動の部長を務めて諦めないことや
コミュニケーションの大切さを学びました

バドミントン部で学んだことを
 AO入試でアピールできました

 受験して一番大切だと思ったことは、高校1・2年生でやってきたことが大切ということです。
 私はバドミントン部に所属していました。2年生の6月の高総体の後に先輩方が引退し、私が部長として皆をまとめることになりました。最初はうまくまとめられず失敗して先生に怒られたりと、とても大変でした。ですが、部活を続けたことで体力や忍耐力が身に付き、部長という経験をしたことで、最後まで諦めないことや人に関わることの大切さなど、たくさんのことを学べました。この経験は自分を強くしてくれるだけでなく、AO入試のエントリーシートや面接でも有効でした。部活を3年間続けたことやボランティアの経験は、高校生活で一番印象に残っていることや自分をアピールする時に大いに役立ちます。何もやっていなければ面接でも難しくなるのでこの経験はとても大切なものです


今は辛く大変だと思っていることが
 良い経験となり合格を導きます

 受験は勉強も勿論大切ですが、AO入試は自分をいかにアピールすることが大切です。そのためには高校での多くの経験が大切だと今回の受験を通して学びました。
 後輩の皆さん。部活やボランティア、勉強などをして行く中で、辛いことや大変なこともたくさんあると思います。ですが、今そういう思いをしておけば、きっとそれが受験につながっていくと思います。何もしていなかったら3年生になってから苦労します。良い経験をして自分の志望大学に合格するよう頑張って下さい。



東北学院大学
教養学部人間科学科

平成23年3月特別進学コース卒
六郷中出身

オープンキャンパスは下調べを徹底し
質問することをまとめて参加をしましょう!

周りの支えが力になった経験から
 臨床心理学を学ぼうと思いました

 東北学院大学教養学部人間科学科にAO入試という形で出願しました。なぜ私が将来の職を見据えたこの大学を選んだのか、それは仙台育英で過ごした3年間の「人とのつながり」が、そもそものきっかけでした。
 高校2年の秋、進学先や将来について真剣に考えたとき、他者との関係や自分自身のことで悩んだことを思い出し、それと同時にその度に支え続けてくれた人達がいたことを思い出しました。私に自分を支えてくれた人達がいたように、他者との関係に悩み自分を責めている人達の心の支えになりたいと考え、東北学院大学の人間科学科で臨床心理学を学びたいと思いました


推薦入試希望ならば早く志望大学を決め
 志望理由を煮詰めていきましょう

 複数の入試方法がある中で、どうしてもこの大学で学びたいという明確な目的があったことから、その気持ちを生かすことのできるAO入試に挑戦することに決めました。
 目標が決まってからは、必死で大学のパンフレットやホームページなどを見飽きるほど何度も見て、また、自分の興味のある学問や職業に関する本などを沢山読んで知識をつけました。その作業を夏まで継続し、その後は複数回あったオープンキャンパスに全て参加しました。しかし、ただ参加するのでは意味がありません。大切なことは、いかに学部学科の先生方に顔と名前を覚えてもらうかです。そのために下調べを徹底してやり、質問したいことをあらかじめ決めた上で参加し、また、志望理由や学科の特徴などを自分なりにまとめておいて、早いうちから先生方にアピールすることも大切だと思います。私はこのように準備して臨んだ入試本番では、運が良くお世話になった先生が面接官で、和やかな雰囲気で面接することができました。これが私が入試に成功した秘訣だと思います。
 ですから、AO入試や推薦入試を考えている人は、まず進学先を早く決め、下調べを徹底させ、自分の志望理由を煮詰めることから始めてみて下さい。



東北福祉大学
総合福祉学部社会福祉学科

平成23年3月英進進学コース卒
多賀城中出身

AO入試はありのままの自分で臨み
大学への思いを自分の言葉で表現しましょう

保育から高齢者福祉まで幅広く
 知識・技術を身に付けたい

 将来保育士になりたいと思っています。子供好きというのもあり中学時代の職場体験で保育園に行き、さらに実際に子供達と触れ合ったことで保育士に憧れを持つようになりました。
 東北福祉大学では社会福祉学科・子ども学科の両方で保育士の資格を取得できますが、私は保育士という仕事を福祉の視点から見ることができ、福祉・保育に対する知識や技術を身につけ、子どもから高齢者までの幅広い年齢層について学ぶことができる社会福祉学科を志望しました。
 今回のAO入試から筆記試験が導入されました。私は筆記試験のために勉強しながら志望理由書を納得できるものにするために最後の3期で受けることを決めました。志望理由書を何度も書き直し執務室に通い先生に見ていただきました。勉強ではオープンキャンパスで筆記試験の出題の仕方を聞きました。それから、自分なりに高校1年生からの復習を始めました。そのほかにも先生に紹介されたボランティアに通うなど、時間を有効に使い受験に向けて準備していました


将来の夢を持つことも大事ですが
 まずは目の前の目標達成を頑張りましょう

 私が合格できた1つの要因は、3年間部活動をしていたからだと思います。女子サッカー部は部員が少なく初めてサッカーをする人ばかりでした。しかし、その中でも日々の練習に励み、挨拶の大切さを学びました。また、肉体的には勿論のこと精神的にも強くなり、相手の気持ちを尊重し行動するようになりました。これらの経験があったので、面接時にとても自信になりました。AO入試は、いかに自分をアピールできるかが勝負です。自分に「これだ!」と自信に思えるものを準備していた方が良いと思います。面接練習で答える言葉など用意していると思いますが、そうではなく自分がどれだけその大学に入りたいかを自分の言葉で表現し、ありのままの自分で行くべきだと思います。
 また、私が合格できたのは、やはり「先生方」や[友人」のサポートがあったからだと思います。先生方には入試に向けての対策を考えていただき、友人には入試が近づいている中、親身になって相談にのってもらい、とても支えになりました。今、私の周りにいる人達がいたからこそ様々なことが学べたと思います。 
 将来に向けて高い目標を持つことも大事ですが、まずは目の前にある目標に向かって頑張って下さい。



東北福祉大学
健康科学部医療経営管理学科

平成23年3月特別進学コース卒
岩手 上田中出身

オープンキャンパスの模擬講義で
出会った学科に惹かれていきました

大学に入学への強い思いを
 伝えたくてAO入試に挑戦

 私は自分の将来の道をイメージすることができず、3年生になってもどんな進路に進みたいか迷っていました。そこで様々な大学のオープンキャンパスに積極的に参加して、少しでも興味のある学科の模擬講義を受けました。そこで初めて自分の心の琴線に大きく触れる学科を見つけました。
 そこからは自分でも驚くほど、その学科に興味を持ち、何としてもこの大学に入学しようと決めました。私は進路の決定が遅かったため一般入試で受験するつもりでしたが、入学への気持ちが強く、大学側へ気持ちを直接伝えたいと思い、それが可能なAO入試に挑戦しようと決意しました。決めたのはエントリーの3ヶ月前ほどで、他の受験生に大幅に遅れを取っていたのでとてもハードな日々でした


試験内容が刷新され焦りましたが
 多くの方々の支えで乗り切りました!

 一次試験を今年から導入されたので、前例のない科目試験と、面接、志望理由書の提出がありました。科目試験は過去問もなく心配でしたが、一般入試を受けるつもりで必死に勉強しました。志望理由書は先生方に何度も添削していただき、面接も何度も指導していただきました。
 二次試験では課題レポートと、その課題を把握し自分なりの意見を述べるプレゼンテーションがありました。プレゼンテーションはポスターかパワーポイントを利用できましたが、私はインパクトのあるパワーポイントを使って発表しました。課題について興味はあったものの何も分からなくて、専門の方に話を伺い、文献や資料を読んだり、インターネットで検索して情報を集めました。一次試験の合格通知が届いてから二次試験まで3週間程度だったので大変でした。
 入試を決意した時期が遅かったのでとても心配で焦りましたが、合格できたのは先生方が親身になって何度も指導して下さったことと、周りの温かいサポートと応援のおかげだと確信しています。このような恵まれた環境である仙台育英に入学して良かったです。
 皆さんは私のように焦ることのないよう、早くから自分の進路を真剣に考え、自分に一番合う入試方法で受験し頑張って下さい。



東北福祉大学
健康科学部医療経営管理学科

平成23年3月英進進学コース卒
河南西中出身

志望大学決定が遅く準備に追われましたが
先生方や友人などの協力で合格できました

オープンキャンパスに参加して
 『診療情報管理士』を目指そうと決めました

 進路について真剣に考え出したのは3年生になってからでした。1、2年の頃はあまり考えず高校生活を送っていました。考え始めたときは自分が何になりたいのかどういうことをしたいのか自分でも良く分かりませんでした。
 まずはオープンキャンパスに行ったり、様々な大学のパンフレットを請求することを始めました。私は1・2年の冬に短期間のニュージーランドへ語学留学をしていたため、初めは英語を生かせる仕事に就きたいと思っていましたが、東北福祉大学のオープンキャンパスに参加した際に『診療情報管理士』という資格を知り東北福祉大学を志望することに決めました


定期テストの成績や欠席日数に気を配るなど
 以前から公募制推薦入試の準備もしていました

 私はAO入試で合格しましたが、公募制推薦でも受験できるように、定期テストで成績を維持すること、欠席をあまりしないことを心掛けました。AO入試では1次試験は学科試験と面接だったので、学科試験のための勉強や面接の練習をしました。面接の練習は、初めは何を話したら良いか全然分かりませんでしたが、担任の先生に指導していただいたり、友達に聞いてもらったお陰で、自分の伝えたいことが伝えられるようになりました。2次試験のプレゼンテーションやレポート作成のときもたくさんの人に協力していただき、合格することができました。。


東北福祉大学
総合マネジメント学部産業福祉マネジメント学科

平成23年3月特別進学コース卒
高砂中出身

先生方の全面サポートのおかげで
第一志望に合格できました

「人の役に立ちたい」という夢に近づけると
 オープンキャンパスで確信しました

 本格的に進路について調べ始めたのは2年生の後半でした。県内の大学を中心にオープンキャンパスや大学説明会に積極的に参加し、とにかく資料や情報を集めることに心掛けました。
 そして、3年生の前期に東北福祉大学のオープンキャンパスに参加した際、教授や先輩方と直接お話しする機会があり、資料に載っていないようなことまで教えてもらい、とても魅力を感じました。自分自身も「福祉のこころ」をベースに専門的な知識を選び、東北福祉大学でしか得られない貴重な経験を積むことで、「人の役に立ちたい」という自らの将来の夢の実現に繋がるのではという思いが強まり、第一志望で受験することを決意しました


入試のレポート作成に苦労しましたが
 先生方のご指導のもと完成できました

 当初は一般入試で受験しようと考えていましたが、AO入試は将来の目標が明確ならば挑戦する価値があると知人の先輩から聞いて、挑戦したいと思い、AO入試で受験することに決めました。
 ですが、AO入試に向けての準備期間が1ヶ月前から始めていましたが、とても短くギリギリで過酷なものでした。
 そして、特に苦しかったのは2次試験に向けての準備でした。私が受験した総合マネジメント学部では、2次試験の内容は、与えられた課題をレポート2,000字以上で作成し、その内容をプレゼンするというものでした。私はレポート作成経験がなく、自分一人でどうしようもなかったので、国語担当の先生に協力していただき始めました。しかし、レポート作成に大幅に日にちを使い、「このままでは試験日に間に合うのか」と不安になり、挫折しそうになった時もありました。その時私を支えて下さったのが先生方のアドバイスや熱心なご指導でした。
 私が受験に成功した一番の要因は、自らの努力だけでなく、なによりも生徒の大学進学を全力でサポートしてくれる先生方がいたからこそ、合格できたと思っています。
 進路が決まった後、特別進学コースに入学したことを心から良かったと思っています。そして、受験の際に、お世話になった先生方、家族、友人に感謝し、仙台育英での教訓を大学生活に十分に活かし、有意義な4年間を送りたいと思っています。



東北工業大学
ライフデザイン学部経営コミュニケーション学科

平成23年3月T-フレックスコース卒
沖野中出身

信頼できる友人がいたことで
互いに助け合い充実した3年間に

AO入試では自己アピールが第一!
 ニュース時事能力検定などに挑戦しました

 高校生活では、大学進学を目標に生活してきました。志望大学に合格できるようオープンキャンパスや説明会に参加し、情報収集をしました。実際に話を聞くことで得られる情報は面接でも役に立ちました。
 私はAO入試で大学受験したので、自己アピールのために普段から様々な世代の人々とコミュニケーションを図ることを心掛けてきました。特にボランティア活動は社会貢献にもなるので参加すると良いと思います。
 自己アピールの方法として部活動や検定に挑戦することも良いと思います。検定には大学入試や将来に役立つ資格も多いなど様々な検定があります。私は高校でニュース時事能力検定を取得しました。この検定を受けることでニュースや新聞に目を向けるようになり、社会の問題や動きを理解できるようになりました


エントリーシートなどや面接は
 先生方にアドバイスをいただきましょう

 大学進学を考えている人は、早い段階からオープンキャンパスに参加し、エントリーシートなど必要な書類は何度も書き直しましょう。面接の練習も重要で、先生方に挨拶からマナーまで指導していただき受験に臨むと良いです。
 高校生活では勉強だけでなく、たくさんの信頼できる友人を持つことがとても大切だと思います。信頼できる友人がいることで、辛い時には助け合い充実した高校生活を過ごすことができました。
 自分の学びたいことや目標、夢を見つけ、それを叶えるために日々努力することが大切だと思います。



東北文化学園大学
医療福祉学部保健福祉学科

平成23年3月英進進学コース卒
河南東中出身

仙台育英では進学を考える機会が多いので
自分に合った大学が見つかります

ボランティア活動を通して
 自分の新たな一面を知りました

 東北文化学園大学を志望した理由は、介護福祉の仕事に就きたいと考えているからです。介護福祉士の資格だけではなく、社会福祉士の資格も取得したいので、この大学を選びました。
 AO入試合格のために、高校生活の中で様々なボランティア活動に取り組みました。ボランティア活動といっても、ゴミ拾いや梅田川清掃だけではなく、車いすの男性が松島と仙台市内を観光する時の補助のボランティアや献血のサポートも行いました。このようなボランティアを行うことで、新たな発見に気づかされ、本当に福祉の勉強をしたいと思うようになりました。ボランティアは今まで知らなかった自分の一面を知る良いきっかけになります。ぜひチャレンジしてみて下さい


オープンキャンパスは豊富な情報を
 得ることができるので為になります

 また、オープンキャンパスにも友達と参加して大学の説明を聞き、大学生活でやってみたい活動などを知ることができたり、教授の方々からのお話も伺うことができるなど、いろいろな情報を得て為になりました。
 高校生活で気をつけたことは、特に定期考査の前にはしっかり勉強して、評定が4以上になるよう頑張ることだと思います。評定がしっかりしていれば、指定校推薦入試を狙うこともできるので、頑張ってください。
 最後に、受験に成功した一番の要因をあげるならば、高校生活の中で大学進学について考える機会が多かったことだと思います。仙台育英では、1年次から大学進学を考え、大学について調べることができる機会が多く、先輩方から話を伺えるチャンスも何回もあるので、本当に自分に合った大学に進学できると思います。



東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科

平成23年3月T-フレックスコース卒
中野中出身

推薦入試での面接やプレゼンテーションでは
授業で学習した知識がとても役立ちます

梅田川清掃などの行事に積極的に
 参加することが入試に繋がります

 最も努力して来たことは仙台育英での普段の授業を手抜きせず、しっかり身に付くように特にテスト復習に力を入れてきたことです。
 AO入試や推薦入試と言えば、やはり平均評定が重要ですが、面接やプレゼンテーションなどの際に、仙台育英の1年次や2年次に習ったことが必要になる場面が数々ありました。例えば自分が社会系の学科を志望したためもありますが、現代社会に関する質問が聞かれる年や、国際関係や他の国に関しての知識があると答えやすい設問があったりしました。これらの知識は、1年次の時に学ぶ現代社会や、2年次の日本史、世界史、地理などの学習内容であり、推薦を受けようと考えている人は、しっかり授業を受け、復習が必要です。
 また、高校生活では社会奉仕活動をしてきたか、とか、高校時代の思い出、努力して来たことなどが面接で質問されるので、仙台育英伝統の梅田川清掃や、修学旅行、部活動などの普段の学校生活に力を入れて行くことがそのまま推薦入試対策になると思います。
 私自身部活動に入部していなかったので、なるべく欠席せず、学校行事に積極的に参加し、勉強に力を入れて生活していました


担任の先生に人物評価書や志望理由書を
 しっかりサポートしていただきました

 最後に、私が試験対策で最も力を入れたのは志望理由書の作成です。志望理由書には、自分の志望動機、大学に入学したら何に力を入れるか、高校生活での経験、自分自身についてなど、800字にまとめなければいけません。しかも面接も志望理由書をもとに質問するため、詳しすぎると試験官に厳しい質問をされたり、反対に内容が乏しければ好印象が与えられません。そのため志望理由書は内容を厳選して書かなければなりません。洗練された文章を書くために、私は仙台育英の先生方に何度も修正していただきました。特に担任の岩渕先生には、人物評価書や志望理由書の最終チェック等の様々な面でサポートしていただき感謝しています。
 これから推薦入試を受験しようと考えている後輩達には、仙台育英での普段の授業に精一杯取り組んで、合格を目指して頑張ってほしいと思います。



東北文化学園大学
科学技術学部知能情報システム学科

平成23年3月英進進学コース卒
七ヶ浜中出身

勉強が辛いと思うことがあっても
後悔しないよう努力を続けましょう

仙台育英で東北文化学園大学に
 親しみを感じ入学を決めました

 東北文化学園大学を目指すきっかけとなったのは、仙台育英に入学した時からこの大学の名前をよく聞いており、この大学で多くの知識を身に付けたいと考えるようになったからでした。AO入試での受験を希望したのは、この大学に適した人材であることを認めてほしいと思ったからです。
 大学に入学するにあたって必要最低限の知識は身に付けておく必要があります。また、高校で行われるテストでは赤点は決してとってはいけません。
 後輩の皆さん、勉強は大変かつ重労働に感じる時があるかもしれません。しかし、勉強を怠ってしまうと、後で必ず後悔してしまいます。今のうちから大学進学を見据えた学園生活を送るよう心掛けましょう。


宮城学院大学
学芸学部国際文化学科

平成23年3月外国語コース卒
仙台第二中出身

日ごろの努力が実ったことに
大きな喜びを感じています

何度もオープンキャンパスに通って
 教授や在学生と交流

 2年生の冬に志望大学を決めました。進路についての面談があるので、そろそろ志望大学を決めなくてはいけないと考えていたとき、宮城学院女子大学のパンフレットを見たことがきっかけでした。
 もともと英語が好きでしたが、語学だけではなく、海外の文化や歴史に興味を持っていた私にとって、国際文化学科はとても魅力的でした。その後、たくさんの大学が集まり説明をしてくれる進路相談会に何度も参加し、大学の方から大学のことや受験のことなどを教えていただきました。3年生の春からは宮城学院のオープンキャンパスに参加したり、他の大学と比べるために、他にもいくつかの大学のオープンキャンパスに参加しました。オープンキャンパスでは、模擬授業を受けさせていただいたり、教授や在学生と交流することで、大学の雰囲気を実際につかむことで、ますますこの大学に行きたいという思いが強くなりました。また何回もオープンキャンパスに参加したため、学科長や教授に顔を覚えていただきました


小論文や面接は
 先生方にご指導いただきました

 受験勉強としては、まず日々の授業を怠らないよう、しっかりと受ける事はもちろんですが、定期テストでも良い点数をとれるよう努力しました。また、3年生の夏から朝は早くから登校し、勉強をしました。自分の一般知識を高めるために、毎日ニュースを見たり、新聞を読んだりしました。受験が近づいてくると、小論文の過去問題を解いて、国語科の先生に添削していただいたり、過去の面接のデータや、自ら面接の説明会に参加したことをもとに、先生方に面接練習を手伝っていただいたりしました。
 その甲斐あって、私は志望大学合格を達成する事ができました。自分の努力が実ったことにとても喜びを感じることができました。目標を達成できたことも、このような素晴らしい思いができたのも、今までお世話になった先生方のおかげだと思います。先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
 恩を返すためにも、充実した大学生活を送れるよう、気を引き締めていきたいと思います。



仙台白百合女子大学
人間学部人間発達学科

平成23年3月英進進学コース卒
玉川中出身

仙台育英に入学して
将来の夢を見つけました

学校で体験した「群集心理」が
 将来就きたい職業を見つけるきっかけに

 高校2年だった頃の私は大学進学を志望していたにもかかわらず、特にやりたいこともなく将来の夢も決まっていませんでした。しかし、仙台育英で過ごす学校生活を通して、将来やりたい職業を見つけることができました。学校で体験した「群集心理」というものがきっかけで、心理学を深く学びたいと思い、学ぶことができる最適な大学と出会うことができました。また、オープンキャンパスに参加してみて大学の雰囲気を感じ知ることによって、この大学で努力を続けていけるかどうかを判断することができたと思います

先生方のサポートや応援は
 合格のための大きな力になりました

 そして受験するにあたり、私は自ら大学側にお話ししたいと思いAO入試を選びました。AO入試では面接と小論文がありましたが、面接で自分をアピールできることは何があるだろうと考えた時に、即座に3年間続けたソフトボール部のことが頭にありました。少人数で活動してきた部活動のキャプテンとして鍛えられた責任感と、自ら行動するという判断力は大学に行っても必要だと思い、長所として自己アピールできると思いました。小論文では、学校の授業の小論文で学んだことを活かし字数も余らせることなく書くことができました。
 仙台育英に入って過ごした3年間はとても充実したものでした。大学進学を目指しつつ自分の将来の夢を見つけることができたとても最適な高校でした。大学を選択するのも全て自分次第ですが、先生方のサポートがなかったら合格はしていなかったと思いますし、ここまで応援して下さるなんて思いませんでした。もっと早く将来やりたい職業を見つけられていたら良かったなと思いますが、仙台育英に入学していなければ、それすら見つけられていなかった気がします。大学に行っても高校生活で得た良い面を生かしたいと思います。仙台育英で良かったと思いました。



仙台大学
体育学部スポーツ情報マスメディア学科

平成23年3月外国語コース卒
五城中出身

学習面でも部活動でも
大切なのは「努力すること」!

部活動と勉強の両立の難しさを実感、
 2年生から改善につとめました

 仙台育英に入学した理由のひとつは、大学進学率の高さです。私は英語が好きで将来は英語を使った職業に就きたいと考えていました。そのためには仙台育英の外国語コースで英語を学び、良い大学に進学することを目標にしてきました。ですが、実際に高校の英語を勉強をしてみると思ったよりも難しく感じました。また私は運動部に所属していたので体力的にも精神的にもほとんど余裕がありませんでした。ですが2年生になりもっと努力をしなければいけないと思ったので、まず学習面から変えようと思いました。日ごろから少しずつ勉強をするようにして、テスト前は暗記はもちろん、理解することを重点的に勉強しました。理解することで基本問題はもちろん、応用問題にもしっかり対応することができるようになりました。このように今まで以上に努力をしたことで成績をのばすことができました。すると、部活動に対する気持ちにも変化があり、1年生の頃と比べて責任感が強くなったと思います。そして日々努力を重ねたことでプレーにも変化が出ました。学習面でも部活動でも「努力する」ことはとても大切だと実感しました

進路で迷ったとき、先生に相談して
 気持ちが決まりました

 高校で様々なことに取り組んでいるうちに自分は将来本当は何をしたいのかわからなくなったことがありました。そのときは先生に相談したり、できる限り大学へ足を運び、自分自身を見つめ直し、進路を決めました。
 私は行きたい大学が一つしかなかったので受験のチャンスがあるのなら、全て使おうと思いました。そこで、最も受験の時期が早くて最も自分をアピールできるAO入試を選びました。
 入試前はエントリーシートの添削や面接の練習で多くの先生方にお世話になりました。お世話になった先生方への恩返しとして、大学でも努力することを忘れずにたくさんの知識や経験を吸収し、自分の夢を叶えたいと思います。。



仙台大学
体育学部スポーツ情報マスメディア学科

平成23年3月英進進学コース卒
塩竃第一中出身

部活動で率先して意見を言えるようになり
AO入試のグループディスカッションで成功

仙台育英の運動部のレベルの高さと
 女子サッカーを広めたいと思いました

 私は仙台育英に入学し、女子サッカー部に入部しました。新しいスポーツへの挑戦となりましたが、多くの仲間と出会い、たくさんの経験をすることができました。また、副キャプテンを任せていただき責任感を強く持てるようになり、率先して意見を言えるようになりました。
 また、学習面では部活との両立で大変でしたが授業時間を無駄にしないようにしていました。部活動でのテスト休みの期間では走りなどをしてから各自勉強し、赤点を取りチームに迷惑をかけないように3年間努力してきました。
 仙台大学を目指した理由は、3年生になってからでした。サッカーを始めたことによりスポーツの好きな範囲が広がり、将来もスポーツに関わりたいと思うようになりました。また、仙台育英では全国で活躍している部活動もあり、一生懸命に戦っている姿を近くで見てきました。この素晴らしい選手達を、映像を通してたくさんの方々に知ってもらい、一番は女子サッカーを広めたいと思い志望しました


自分の一番好きなことを考え
 そこから広げて行くことが大事だと思います

 部活動で培われた積極的に意見を言えるという長所をAO入試で活かそうと思いました。AO入試ではグループディスカッションがあり、先頭に立ち意見を言っていこうと決めて試験に臨み、試験では8人いる中リーダー性に◎がついて自分の力を発揮できたと思います。
 最後に、進路を決める時は、自分の一番好きなことを考え、そこから広げていくことが大事だと思います。入試では自分の長所を最大限に発揮し、自分を作ろうとせずにありのままの自分で行くことが大切です。そして高校生活3年間は、壁にぶつかっても良いのでチャレンジ精神を忘れず新しいことに挑んでほしいと思います。何かを一緒にしてきた仲間は一生ものの仲間になると実感できるはずです。



東京交通短期大学
運輸学科

平成23年3月英進進学コース卒
塩竃第二中出身

自分の興味を起点に就きたい職業を見つけ
必要な知識などから志望大学を決めましょう

鉄道関係の仕事に就くために
 どんな知識や資格が必要か考えました

 東京交通短期大学を目指した理由は、自分の就きたい仕事を考えた時に、鉄道会社に就職したいという夢があり、その夢を実現したいと思ったからです。皆さんも、志望大学を考える際は、まず自分の好きなこと、興味があることを見つけることが良いと思います。それにより、その見つけたことがどんな仕事に繋がっているのか、その仕事に就くにはどんな大学でどんなことを学ばなければならないのかが見えてくると思います。
 私の場合は、幼少の頃から鉄道関係の仕事に就きたいと思っていました。そこで鉄道会社に入るためには、どんなことを学ばなければならないのか、どんな資格が必要かなどを考え、インターネットで調べるうちに、この学校に辿り着きました、
 そして、行きたい大学を見つけたので、まず最初に学校の情報を集めました。学校の所在地や施設、カリキュラム、卒業後の進路、就職率、入試方法等々です。後は、体験入学やオープンスクールなどに参加して、実際の学校の雰囲気や分からないことなど大学の担当者の方に確認し、本気で入りたいのかを決めました


東京交通短期大学の面接では志望理由や
 入学後の目標を必ずまとめておきましょう!

 この学校は、AO入試や一般入試など多くの受験の機会があります。私は早い段階で入試の意志が固まっていたので、AO入試の第一期を受験しました。AO入試は志望理由書の提出と面接で行われました。志望理由書は、「自分の志望動機」「入学してから何をしたいか」「この学校で学んだことをどのように将来に活かしたいか」などを800〜1,000字でまとめるというものでした。
 面接は40分間で、4人1組の集団面接でした。聞かれたことは、「入学したい理由を志望理由書を踏まえて2分間で話す」「自分の長所・短所を2分間で話す」「入学してからしたいこと」「尊敬する人」「交通に関するニュースを一つあげて意見を述べる」という5つの質問でした。面接の対策は練習をすることです。なるべく早い段階から数多くこなす事が大切です。面接で聞かれたことを書きましたが、本番は何を聞かれるか分かりません。ただ、志望理由や入学後したいことなどは絶対質問されるので、しっかり答えられるようにしておきましょう。
 最後になりましたが、自分のことなので、しっかり先のことを考えて悔いを残さないように進路を選んでください。



宇都宮文星短期大学
地域総合文化学科

平成23年3月M-フレックスコース卒
名取第二中出身

AO入試は入試日が早い大学があるので
早くからの心構えが特に必要です

だらけた学園生活を送っていたことで
 高学年になって大変な思いをしました

 仙台育英に入学した時は、少しだらけた学校生活を送っていました。そんな生活に慣れてしまっていたことに気づいた時は、もう遅かったのです。規則正しい学園生活に戻るのは大変でした。しかし、これから大学に行くために必要なことであり、就職先や社会に出て行くためにも必要だと思いました。
 そんな中、私は3年生になり、進路を決定しなければならなくなりました。私は大学に行きたいと思い調べてみたところ、将来就きたい仕事に必要な資格や知識を学べる大学が県内にはなかったので、専門学校への進学も考えた時もありました。しかし、両親に相談したところ「本当にその大学に行きたいなら」と言ってくれたので、県外の大学に行くことができました


面接試験のみの場合は進学後のために
 学科の勉強を補いましょう

 私はAO入試で面接試験のみだったのですが、普段していない面接の練習には苦労しました。思わぬ質問をされた時に言葉に詰まらないようにしなければならなかったからです。それに、AO入試は早ければ夏休みに試験があるので、早くからの心構えが必要です。面接試験のみなので、学科の勉強が不足してしまいがちですが、進学後のためには勉強をしておくことも大切です。
 後輩の皆さんは戸惑いがあると思いますが、思い切って前へ踏み出せば良いと思いますので頑張ってください