SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
 

福島大学
人文社会学部経済経営学類

平成23年3月特別進学コース卒
五橋中出身

中身の濃い仙台育英の授業や講習に
重点を置き成績アップを実現しました!

2年生進級時のテストの好順位で
 やる気に火がつきました

 高校に入ってからの1年間は、正直勉強に身が入らず、授業も真面目に受けていませんでした。そのため成績も上がらず、大切な一年を無駄に過ごしていました。受験はまだまだ先のことだと安易に考えており、志望大学もあまり考えていませんでした。しかし、2年生の最初の定期テストで、たまたま良い順位を取ったことで、「この順位をキープしたい」と思うようになりました。
 まず最初に、授業をしっかり聞くことから始めました。集中して授業を受けていると、仙台育英の先生方の授業は内容が濃いので、授業をしっかり聞くだけでどんどん成績が上がっていきました。また、朝や放課後の課外講習にも積極的に参加しました。課外講習も普段の授業と同じくらい内容の濃いもので、自然と勉強する習慣が身につきました。このように、学校での学習に重点を置いて勉強した結果、定期テストでも高得点を毎回取れるようになりました。その結果、良い評定をもらうことができました。このことが推薦入試を考えた一つの理由となりました。良い評定を取ることで、大学受験の可能性が広がり、私のように推薦していただけることができます。ですから、仙台育英での授業・講習に重点を置いて学習していくことをお勧めします


先生方や受験対策室の資料を
 フル活用するのが合格への近道です

 私が受験した経済経営学類は、小論文と面接の試験がありました。私は小論文を書くことが大の苦手で、試験を受けるにあたり不安な日々を過ごしていました。しかし、仙台育英の先生方が一から書き方を指導してくださり、忙しい中様々な問題を用意してくださるので、自信を持って受験することができました。また、面接もしっかりできるまで何回も指導していただけるので、どんどん先生方を頼ってほしいと思います。仙台育英の受験対策室には、先輩方が受けた過去の入試の資料もたくさんあるので、そのような仙台育英の良い点を最大限に活用し、自分自身の目標達成に向けて頑張ってほしいと思います。


国際教養大学
国際教養学部グローバルスタディーズ課程

平成23年3月外国語コース卒
岩切中出身

ハワイ語学研修などの海外体験を
アピールポイントにしました

在卒懇でAIUに進学した先輩の
 話を聞いて興味が湧きました

 私が合格した秋田国際教養大学(AIU)は、秋田県にあるユニークな特徴で知られている大学です。授業は全て英語、留学生との寮生活、一年間の留学義務などなど、国内の大学にはない珍しい環境で学ぶことができます。開学からわずか6年、AIUには、日本中・世界中から学生が集まります。
 私がAIUを知ったのは、1年生の夏前、英語の先生の紹介がきっかけです。もともと進学希望ではなかったのですが、ホームページを見たり在卒懇でAIUに入学した先輩の話を聞いて大学を知るにつれて興味が湧き、2年生の夏頃に受験を決めました。志望理由は次の4つです。
(1)厳しい環境で学ぶことで、充実した大学生活を送れると思ったから
(2)国際教養大学の雰囲気に憧れたから(実際に行ってみないと感じられない魅力があります)
(3)自分のルーツがある秋田で学びたかったから
(4)経済的に都合がよかったから
 いくつかの受験方法がありましたが、私は公募制推薦での受験を決めました。英語小論文や面接練習などはもちろん練習しましたが、AIUは「英語ができなくても個性的な学生をとりたい」と言っていたので、私はアピールポイントをつくるように意識しました。私の場合、TOEIC・英検・異文化交流体験がアピールポイントになったと思います。異文化交流とは具体的には仙台市姉妹都市(ダラス)訪問、ハワイ語学研修、カナダでのショートステイです。それぞれの場所でいろいろな人と出会ったり、学んだり、有意義な経験ができました。カナダでは英語小論文の書き方も学校で教わったので受験対策にもなりました


高校での活動や経験を通して
 大学の選択肢も変わってくるはず

 AIUのことを、留学に行って英語がペラペラぐらいのレベルじゃないと入れない大学だと思っている人がいたら、それは誤解です!国際教養大学での目的は言語習得ではないというところがポイントだと思います。私は個人的にAIUはそこでの生活の中で自分の可能性や将来を切り開いていける場所だと思います。入学したらきっと厳しい勉強などに苦しむことになるかもしれませんが、AIUに行くのがとても楽しみです。
 高校生活、受験のための勉強の大切ですが、大学入学がゴールではないし、いろいろな活動や経験を通してどんどん選択肢も変わっていくと思います。自分に合った大学を見つけるためにも、アピールポイントをつくるためにも、高校3年間たくさんの人と出会って、いろいろな経験をしてください。皆さんも受験頑張ってください!


宮城大学
事業構想学部デザイン情報学科

平成23年3月特別進学コース卒
高崎中出身

「皆も同じように悩んでいる」と思い
推薦入試の準備に頑張りました

毎日の予習や小テストの勉強が
 学んだことを身に付ける一番の近道です

 入学当初から大学進学を目指していたので、定期テストには力を入れて取り組みました。毎日予習をしたり、小テストの勉強をしました。英語は教科書の単語や熟語を調べて本文を訳したり、数学は必要な公式を覚え、基礎的な問題から練習して授業に臨みました。当たり前のことですが、知識を身に付けるための一番の近道だと思います。また、定期テストだけではなく、模試などのテストにも力を入れて取り組み、復習する時間をできるだけ作りました

推薦入試の準備を進めていくうちに
 将来の夢に自信を持つことができました

 大学に進学する理由や自分のやりたいことがなく、3年の9月頃にやっと志望大学が決まりました。そして推薦を受けてみようという新たな意欲がわいてきました。自己推薦文や自己申告書を書いたり、小論文の練習をしたり、毎日が忙しく大変でした。そんな時は「自分と同じように悩んでいる人がいる」「自分以上に大変な思いをしている人がいる」と考えると少し気持ちが軽くなり、大きな励みになりました。また、自己申告書を書いたことで、自分のやりたいことや興味があることに自信を持つことができたり、小論文の練習を通して物事を深く考えられるようになりました。この時が3年間で最も辛く、最も充実していた時だと思います。
 夢を現実のものにするためには、まず夢を見ることが必要ですが、意外と難しいことだと思います。まして現実のものにすることはもっと難しいものです。しかし、夢と強い意志があればきっと叶うと信じることが、大切だと思います。。



宮城大学
事業構想学部デザイン情報学科

平成23年3月英進進学コース卒
宮教大附属中出身

受験を通して余裕を持って計画を立てることと
普段の準備の大切さを学びました

推薦条件を細かく確認してから
 資格取得を考えた方が良い

 宮城大学への進学を目指し始めたのは高校1年生の時でした。私は将来、何かを創ったり、考えて生み出す仕事をしたいと思っていました。そんな時に宮城大学でデザインについて学べる学部があることを知りました。私は絵を描くことが好きで、何かを生み出すという点でもデザインという仕事は、自分のやりたいことと一致していると思い、宮城大学への進学を決意しました。
 そこで、まず考えたのは進学の方法でした。宮城大学は公立大学なので、一般入試は難しいと思い、推薦入試での受験を考えました。入試が小論文と面接だけなので自分は得意だと思ったのです。
 しかし、推薦入試には出願条件があります。さまざまな条件の中から私が選んだのは「全体の評定平均値が4.0以上」という条件でした。そのために私は、1年生の頃から自分の成績を向上させることを目標に努力してきました。
 そして、2年生も終わりが近づいてきた頃に、私は資格を持っていた方が有利なのではないかと考えました。しかし、どんな資格を取ればよいか分からず、自分の得意な数学を活かせる数学検定を取ることにしました。今考えると、出願資格に含まれていた英検の方が合っていたのではないかと思い、資格を取る時も大学で必要になるものをしっかり調べてから受けた方が良いと思います


シャトルバスでの移動時間を活用し、
 睡眠時間は十分に確保できました

 ところが3年生になった時、大学の説明会に出ていた時に、宮城大学の推薦入試が今年度から変わると聞いたのです。それは、小論文と面接に加え、英語の基礎学力検査が追加されたというものでした。私は、英語の先生に相談し、英語をしっかり教えていただきました。「基礎学力」とあったので、標準的なドリルを買い、1ヶ月間にそのドリルを繰り返し解くことで、入試に備えました。
 入試1ヶ月前になり、私は毎日10時間から12時間ほど勉強するようになっていました。睡眠に関しては、私はシャトルバスを利用していましたので、移動中に取ることができました。そのため、5,6時間は寝ることができました。
 このように過ごしてきて、考えてみると自分にはかなりの時間がありました。その点では、随分時間を無駄にしてしまったと思います。どんなことも、余裕を持って計画を立てることと、どんなことにも柔軟に対処できるように備えることが受験においても、今後の人生においても大切だと気付かされました。



宮城大学
食産業学部環境システム学科

平成23年3月特別進学コース卒
八軒中出身

体調管理をしっかり行い
休まず授業を受けるのが基本です

「自分の能力を高める」という目標を掲げ
 充実した学園生活を送りました

 高校に入学する時、決めたことが3つあります。第一に、学校をできるだけ休まないということです。そのためには、心身共に健康でなければなりません。規則正しい生活を送り、バランスの良い食事をし、適度な運動をすることを心掛けました。まず健康であり、授業を休まず受けることが最も重要です。
 第二は、目的と目標を明確にして高校生活を送るということです。私の場合、高校で自分の能力を高めることを目的とし、卒業後は大学進学後将来は公的な職業に就くことを目標にしました。
 第三として、部活動を行うことです。部活動から得るものが多いということは、中学時代に運動部に所属していた経験から知っていました。ただし、授業のカリキュラム上履修できない教科があったので、高校では文化部に入り、それを補うことにしました。仲間と部活動に取り組んだことで、より充実した高校生活を送ることができました


小論文の練習を続けているうちに
 知識不足を感じてあらゆる本を読みました

 次に、受験対策ですが、私は文章を書くのが苦手なため、小論文対策が一番大変でした。先生にアドバイスをいただきながら、過去に出題されたテーマについてたくさん練習しました。小論文を書くうちに、自分の知識不足に気づき、あらゆる本を読みました。
 定期テストの勉強と推薦入試対策の両立はかなり大変ですが、皆さん頑張ってください。



上智大学
外国語学部英語学科

平成23年3月外国語コース卒
ワシントンミドルスクール(米国)出身

わからないことは即質問、
先生方は一番の参考書です

英語と日本語の面接対策は
 先生にお願いして練習を重ねました

 英語力と日本語力を極めながら同時に他の言語を学ぶことができる、また国際的で多様性豊かな大学に進学したかったため、上智大学の外国語学部英語学科を志望しました。実際に合格できるように私は次のようにしました。
 まず、私は公募制推薦入試やAO入試で大学入試に挑戦したいと決めていました。何故ならば私は16年間海外生活をしていて、そこから得た経験や英語力をよりよく自己アピールする公募制推薦入試やAO入試で活かせると思ったからです。しかし逆に海外生活が長かったため、どうしても日本語力が不足しており、そもそも難関なセンター試験や一般入試は私にとって一層難しくなると感じました。公募制推薦・AO入試で受験するために、私は早めに下調べをし、準備をしました。下調べというのは自分がやりたいことに適している大学はどこか、入試の資格を満たしているか、出願期間と試験日はいつか、試験の内容は何か、そのようなことです。志望大学と入試方法が決まったら、試験内容に向けて準備をしました。例えば、小論文があれば小論文を書く練習をする。面接は先生にお願いして本番さながらに指導していただく。私の場合は英語での試験と英語と日本語両方での面接だったため和訳する英文書と英作文の話題を先生にお願いして、それを添削していただきました。そして英語と日本語での面接をしていただきました。このような対策と訓練をしたため私は入試にかかせない能力と体験を身につけることができ、志望大学に合格することができました


1年生からの成績と課外活動は
 大学入試にとって重要です

 入試対策は早めにすることが一番大切だと思います。はっきりと決めてなくてもいいのでとりあえず大学と将来で何をしたいかを一応考えておく。そしてまだ1年生だからといって余裕を持っていてはいけません。1年生からの成績と課外活動は積み重なるもので意外と大学入試にとって重要です。特に公募制・指定校推薦、AO入試を考えている方、平均点3.5以上を維持し積極的に部活動またはボランティア活動に参加したほうが良いと思います。一般入試・センター利用入試の方は日々の勉強と努力が重要です。わからないことがあればそのままにしておくのではなく、先生に質問するべきです。先生方は一番の参考書になるはずです。
 とにかくチャンスを逃さずに常に備えておき一日一日と努力することです。夢や目標を縦、それを叶えたいという強い意志で物事にあたれば、大学入試だけでなく、何に対しても大丈夫だと思います。



日本大学
法学部公共政策学科

平成23年3月特別進学コース卒
利府中出身

志望理由書の材料集めは1年次から!
自分がしたことをまとめておきましょう

小論文や面接の傾向を
 受験対策室で調べておきましょう

 公募制推薦の準備において、私が一番苦労したのは志望理由書です。私は部活動や生徒会活動を行っておらず、かといってコンクールなどでの受賞もありませんでした。幸いにも育英祭などの校内行事では何度か委員を務めたため、1ヶ月程で書くことができました。もし、これから推薦入試を受験しようと考えている皆さんは、自分が高校3年間で何をしてきたのか、しっかりまとめておいた方が良いです。志望理由書の材料集めは、3年生になってからでは間に合いません。1年生の時から何か記録に残るものを積極的に作っていくのが一番望ましいです。書くべき材料さえあれば大丈夫です。文章構成については、先生方が的確な指導をしてくださいますので安心です。
 次に小論文についてですが、こちらも先生方が丁寧に指導してくださいます。小論文の出題傾向は大学によって大体決まっているので、学校の受験対策室の資料で調べておきましょう。市販の参考書も、まとめ方の一例が掲載されていると大いに役立ちます。
 続いて面接ですが、これは私の場合時間がなくて一度しか練習できませんでした。もちろん、これも先生方が対応してくださるので、希望すれば複数回練習できます。面接も小論文同様、受験対策室で過去の質問内容などを調べることができます。オープンキャンパスで公開している大学もあるので、参加しておきましょう


先生方は手厚くサポートして下さいますが
 最後は本人のやる気次第です!

 推薦入試の準備においては、基本的には先生方が幅広くご指導くださいますが、あくまでも「指導」です。本人のやる気がなければ合格しません。また、学科の勉強との両立にはかなりの努力が必要です。それでも、チャンスが一度増えるというのは非常に大きなことですので、積極的に推薦入試を利用してください。


駒澤大学
仏教学部仏教学科

平成23年3月特別進学コース卒
松山中出身

将来のために今何をすべきか
意識して毎日を過ごすことが大切です

大学で仏教をもっと深く学び
 実家の寺院を継ぎたいと思いました

 駒澤大学仏教学部仏教学科を志望した理由は、第一に実家の寺院を継ぎたい、小さい頃から寺院で育った私にとって、常に身近にあった仏教をもっと深く知りたいと思ったからです。志望大学を決めるにあたっては、このように家業や両親の意見を踏まえつつ、自分の興味のある学部を選び、その分野で、より内容や環境が充実している大学として駒澤大学を選びました。
 入試については、私は公募制推薦のB方式で挑戦しました。駒澤大学では公募制推薦にA方式とB方式があり、A方式の内容は面接と小論文で、B方式は小論文がない代わりに面接に口頭試問が加わります。また、B方式は出願資格が少し特殊で、学部によって多少異なりますが、漢字検定や英語検定で一定以上の資格を取得しているものや、寺族において得度したもの(仏門に入っているもの)などがあります。
 私の場合、後者の資格を満たしていたので、面接では仏教に対する興味、関心や学習意欲をアピールしました。志望理由は熱意が伝わるように一生懸命話しました。口頭試問では歴史上の人物名、漢字の成句、英文の3つが書かれたプリントを見せられ、それぞれの読み方、どんな人物、意味などを問われました。分からない問には適当にせず一生懸命考えて答えました。どうしても分からない場合は、正直に分かりませんと答えるようにしました。無理に答えようとするよりも、自分の考えをはっきりと伝えることが大切だと思います


面接の練習の際での先生方の
 アドバイスは自信に繋がりました

 推薦入試で一番時間をかけたのは志望理由書の作成でした。志望理由書は、大学側に自分の考えを伝えるものとして、面接と同じくらい大切な要素だと思います。そのために、どう書けば伝わりやすく中身のある文章になるかを考えて書きました。そうしてできた文章を国語科の先生に何度も添削していただいたうえで完成させました。
 先生のアドバイスは、文章の構成や表現を考えるのにとても参考になりました。また、面接の練習の際にも先生方から様々なアドバイスを受けたことが自信に繋がりました。受験のときには先生方が全力でバックアップして下さいます。
 自分が将来やりたいこと、またそのために、今何をすれば良いのかを意識して過ごすことが大切だと思います。



北里大学
獣医学部動物資源科学科

平成23年3月特別進学コース卒
田子中出身

英検準2級の取得がプラス評価に!
資格は1つでも取得しておきましょう

志望大学がなかなか決まらない中
 オープンキャンパスが刺激になりました

 公募制推薦入試を受けようと思ったのは、3年生の夏でした。この時まで、私は大学進学したいと考えていたのですが志望大学が決まっておらず、ましては推薦入試を受験しようなどとは少しも考えていませんでした。推薦入試を受けようと決めた一番の要因は、夏休みに言ったオープンキャンパスでした。直接大学に行くことで、その大学の雰囲気や環境に触れることにより自分自身にとても良い刺激になりました。
 ただ、私は1年生の頃から定期考査でよい点を取るとか、学校に遅刻したり休んだりしないといった当たり前のことをそつなくこなすなど、コツコツと頑張ってきました。
 また、私は、英検準2級を持っていたのでとてもプラスに評価をしていただきました。これは重要なことですが、漢検や英検などの資格は1つでも良いので取得しておくべきだと思います


推薦入試を受験できるか分からなくても
 諦めなければ先生方は親身になってくださいます

 私の受験した大学の推薦入試は、小論文と面接でした。小論文は苦手だったので、過去問を解き先生方に添削していただきました。面接もまた、先生方に練習に協力していただきました。面接には口頭試問も含んでいたのですが、先生が過去問を探してくださり、とても役に立ちました。
 私は推薦入試を受験するには、1年生の頃からの日々の積み重ねが非常に大事だと思います。しかし、受験できるかどうか微妙な人でも、先生方は最後まで諦めなければ親身になって対応してくださいますので、入試直前まで頑張ることが大切です。
 これから受験を迎える皆さんの健闘を祈っています。頑張って自分の入りたい大学に合格してください。



昭和大学
薬学部薬学科

平成23年3月特別進学コース卒
みどり台中出身

1年生からしっかり勉強しておかないと
3年生になってとても後悔します!

志望大学の受験科目に偏らず
 全ての教科の学習を頑張りました

 2年生の夏頃から志望大学を決めていました。そして、公募制推薦があることを知り、受験しようと思いましたが、受験科目が英・数・化だけでしたので、今はまだ受験できる大学の幅を広げておいた方が良いと考え、センターでも良い点数が取れるように全ての教科を勉強していました。さらに推薦を受けることを考え、学校の定期テストもしっかり勉強するよう心掛けてきました。
 そして3年生になりましたが、やはり第一志望は変わっていなかったので、推薦で受験することにしました。これからもっと勉強すれば他の大学に行けるのではないかと迷いましたが、その大学に行きたいという強い思いがあったので、受験を決意しました


インターアクトクラブでの活動で
 人から感謝される喜びを知りました

 受験にあたっては、筆記試験と面接試験があり、面接試験は時間が8分と短かったので、筆記試験に重点を置いて対策しました。赤本を5、6年分解きましたが、実際傾向が似ていたので赤本で対策を立てた方が良いと思います。面接については、高校での生活について聞かれました。私は1年生からインターアクトクラブに所属し、募金活動等のボランティア活動を行ってきました。学校内だけでなく沢山の人と関わり合うことができ、いろいろな方に感謝され、このクラブに参加していて良かったなと思いました。人の役に立つことが好きだったり、興味がある人は入部すると良いと思います。
 学習面では、高校に入学したばかりの頃は楽しくて遊んでしまい「定期テストだけ乗り切ればいいや」と勉強にそれほど真剣に取り組んでいませんでした。1年生の頃からしっかり勉強しておけば全然違ったと、本当に後悔しました。
 受験生でそのことを後悔していない人はいないと思いますし、難しいですが大切なことだ思います。私はやらなくてはと思いつつ、本格的な勉強を始めたのは3年生の夏頃だったので、1・2年生の頃から始めている人との差をはっきりと感じました。これから受験するには後悔してほしくないので頑張ってほしいと思います。



創価大学
法学部法律学科

平成23年3月特別進学コース卒
東仙台中出身

『逆転の仙台育英』の言葉通り
高校入試の失敗から大逆転できました

授業のスピードに追いつくのが大変でしたが
 自分なりの学習方法を見つけ努力しました

 『逆転の仙台育英』この言葉通り私は仙台育英での3年間の高校生活を経て大逆転することができました。
 私は高校受験で失敗し第1志望に落ち、とても悔しい思いをしました。仙台育英に入学してからは授業のスピードがとても速く追いつくのが大変でしたが、逆転を目指して必死に努力しました。定期テストではいろいろ試した結果、自分に合った勉強法を見つけ、空いた時間には苦手だった数学を教科書中心に勉強し基礎を固めました。2年生の中頃から受験に備え初め、教科書を1年からきちんと理解できるまで何度もやり直して繰り返しました。すると徐々に成績も上がり自信が湧いてきました。
 本格的に受験勉強を始めたのは3年生になってからで、放課後は図書室で友人と共に勉強しました。1日の勉強時間は3〜4時間程度でしたが、疲れたときは早く寝るなど健康面にも気を配りました。
 入学当初から志望大学は決まっていたし、3年間の評定も基準を満たしていたため、公募制推薦入試での受験を決めました。部活動は入っていませんでしたし、委員会にも属せず、かなり不利な状況でしたが、自己推薦書には自分の思いを全て書き、少しでも評価がプラスされるよう英検にも挑戦しました


やるべきことをこなすことが
 未来の栄光に繋がっているのです

 入試の3ヶ月前から試験科目の英語のみをひたすら勉強しました。単語練習は1人でやるより友人と声を出して覚えた方が効率が良かったです。
 入試の1週間前から先生方に面接の練習をしていただきました。面接練習は3回以上必要ですが、一番大切なのは自分の気持ちを相手に素直に伝えることです。これだけは忘れないで下さい。当日はとても緊張しましたが自分の力を出し切ることができました。その結果、沢山の先生方や友人に支えられ合格を勝ち取りました。もし仙台育英に入学していなかったら合格できなかったと思います。
 高校生活の中で苦しいことがあっても、それを乗り越えることで自分を成長させることができます。今、自分がやるべきことを、きちんとこなしていくことが未来の栄光に繋がっているのです。



創価大学
教育学部教育学科

平成23年3月特別進学コース卒
八木山中出身

隣に常に努力している友達がいるという
仙台育英の学習環境は刺激になりました

2年次に選抜クラスを外れた悔しさを
 勉強に向け朝から晩まで頑張りました

 高校受験の際にどうしても進学したかった第1志望に落ちてしまいました。仙台育英に入学して3年間『逆転の仙台育英』という言葉を胸に様々なことに挑戦し多くのことを学びました。
 しかし、2年生に進級した際に、自分の力不足のため選抜クラスを外れてしまいました。初めはとてもショックでしたが、次第にそのことを積極的に受け止め、その悔しさをバネに無我夢中で勉学に励むようになりました。平日は毎日8時半まで学校に残り、講習もできるだけ多く受講するようにしました。また長期休みも友達と約束して学校の自習室で勉強をしました。その成果もあり、3年では選抜クラスに戻ることができました。嬉しかったですがそこがゴールではありません。大学合格後も通過点と思い放課後の勉強は続けていました


仙台育英は授業をこなしていれば
 それが受験勉強に繋がります

 仙台育英は勉強環境がとても整っているので、その利点を上手く活用し、先生がお話した通り学校の勉強を地道にこなしていけば、それがそのまま受験勉強に繋がります。また、私の場合は共に勉強してきた仲間と互いに励まし合い、刺激し合って頑張ってきたことが何より支えになりました。
 受験は精神面の勝負でもあります。どんな大変なときでも、「絶対この学校に入ってやる!」という強い気持ちがあれば大抵のことは乗り越えられます。私は自分が大学入学後やってみたいことなどを想像しながら、モチベーションを上げていました。「自分が入学しなくて誰が入学するんだ」というくらいの強い気持ちと自信が合格した勝因だと思います。
 皆さんもこれから大変な時期もあると思いますが、私達は幸せなことに仙台育英の勉強環境のおかげで頑張ることができ、自分の隣には常に自分以上に努力している友達がいます。諦めなければ結果は付いてきます。最後に勝てば良いのです。この最高の環境を生かし、仙台育英の“仲間”と共に頑張って下さい!! 応援しています。



関東学院大学
経済学部経済学科

平成23年3月英進進学コース卒
八乙女中出身

ボランティアで深めた仲間との「絆」が
学園生活をより充実させてくれました

部活動の代わりに始めたボランティアで
 使命感や忍耐力、精神力を培いました

 仙台育英に入学し軟式野球部に入部しましたが8月に辞めてしまいました。その後、何もしない訳にもいかなかったので、サッカーJリーグ『ベガルタ仙台』のボランティアに高校2年から参加してきました。
 ボランティアでは私達みたいな若い人がとても少なくて、私の祖父母ぐらいの人がとても多く暑さ寒さの中で一生懸命働いています。仕事の内容は来場者に配布するチラシ折りや場内案内、構内管理等でとても根性と忍耐が必要な仕事でしたが、ボランティアが終わってからの充実感や達成感を体験することができました。ボランティアを通じて使命感、忍耐力、精神力を培い、そして仲間との「絆」を深めることができました。
 仙台育英で過ごした3年間は、とても充実した日々で楽しい時もあれば辛いときもありました。でも私はボランティアで培った「絆」を常に忘れず3年間を過ごすことができました


英語検定や簿記検定などの資格を
 できるだけ多く取得しましょう

 ボランティアに参加したことや「絆」を受験の時にアピールしたことで、関東学院大学経済学部経済学科に公募制推薦入試で合格しました。
 後輩の皆さんへ。大学合格のポイントは3つあります。1つ目は志望している大学を徹底的に調べることです。インターネットで資料を取り寄せたり、実際に大学のオープンキャンパスに参加して模擬授業などを受講した方が良いと思います。2つ目は資格取得やボランティアに積極的に参加することです。英語検定や簿記検定などの資格を取得すると良いです。また私は『ベガルタ仙台』のボランティアでしたが、他にもボランティア活動はたくさんあるので是非参加してみて下さい。3つ目は面接についてです。面接当日はとても緊張して頭の中が真っ白になったりしますが慌てずに頑張って下さい。自分自身をアピールすることがとても大切です。



同志社大学
社会学部メディア学科

平成23年3月T-フレックス卒
宮城野中出身

大学は合格して終わりではなく
「そこで何をしたか」が大切

先生方に優しくご指導いただき
 苦手だった小論文が書けるようになりました

 合格まではたくさんの人に支えられ受験を終えることができました。進路指導の先生や担任の先生には受験方法の小論文と面接の対策を毎日ご指導していただきました。先生方のおかげで合格できたと思っています。
 進路の決定は進路指導の先生に相談した折に同志社大学を薦めていただき自分も納得しました。野球が続けられて勉強も両立できる同志社大学は私に合ってると思い進路を決定しました。
 小論文対策は、担任の先生も優しくご指導くださり、毎日ひたすら書き続け、全く書けなかった小論文が受験レベルくらいまで書けるようになりました。お世話になった先生方には感謝しても足りないくらい感謝しています。
 大学には合格しましたが、大学生活はその大学で何をしたかが一番大切になってくると思うので、これからのことをもっと真剣に考えていきたいです。


東北文化学園大学
医療福祉学部看護学科

平成23年3月英進進学コース卒
東向陽台中出身

授業だけではもったいない、
先生にどんどん質問しましょう

シャトルバスの待ち時間などを
 無駄なく勉強の時間にあてました

 指定校推薦の資格をいただくために皆勤賞や多くの資格を取得することを頑張りました。たとえ自分と同じくらいの学力でも資格を持っているほうが大学側は欲しいと思う、ということを先生から聞いたのです。ほかにも私は生徒会執行部に所属しました。
 勉学では評定4以下は取らないことを自分のルールとしていたのでシャトルバスの出発までの待っている間や家に帰ってからの時間など、ほとんどを勉強の時間にあて、一生懸命頑張りました。結果、私はルールを達成することができました。
 私の勉強法として、今やりたい科目を先にやりたい分だけやり、やりたくない科目はいつかは手をつけなければならないので土日にやりました。国語でわからない意味があったときは、人に聞いたり電子辞書で調べたりしないようにしましょう。紙の辞書のほうが、わからない言葉や意味プラスαとしてその周りに書いてある言葉も覚えることができるからです。
 定期考査など学校で出題される問題は最低限これはできないと大学には通用しないという問題だと思うので、テストが完璧にできても、それはできて当たり前だと思います。先生方に授業だけをしていただくのはもったいないので、私は塾には通わず先生方にわからないところはわかるまで教えていただきました


自分に解けない問題はない!
 そのくらいのプラス思考でOK

 私にとって高校生活はあっと言う間に終わってしまいましたが、今までの学生生活の中で一番濃い内容でした。仙台育英で過ごす時間は考えられないほど早く、一日一日を真剣に取り組まないとすぐ受験がきてしまいます。1年生のときから資格を積極的に取り、ボランティア活動をすることを勧めます。勉強面は普段から習慣づけておけば受験勉強は頑張れると思います。
 受験勉強をするにあたって、マイナス思考になりがちですが、気持ちがマイナスになっていては勉強に身が入りません。自分に解けない問題はない、とプラスに考えるのは勉強に対する身の入り方が違います。入試が近づいてくるにつれて不安は高まりますが、自分はこれだけの量を3年間解いてきたんだ!受験に負けるはずがない、と自分を励まして頑張ってください。



東北文化学園大学
医療福祉学部看護学科

平成23年3月英進進学コース卒
南小泉中出身

先生や職員の方々に挨拶を心掛けるなど
将来に通じる礼儀を学校で身に付けました

入試当日に練習ノートを忘れ焦りましたが
 言いたいことが頭に入っていたので大丈夫でした

 大学進学を真剣に考え始めたのは2年次の夏頃でした。それまで、志望大学について自分から調べようという気持ちがありませんでした。私は、これではダメだと思い、まず初めにいろいろな大学の資料を集め、その中から自分のなりたい職業を元に大学を絞っていきました。
 実際、大学は県内と決めていたので、すぐに志望大学を決めることができました。オープンキャンパスは積極的に参加するよう心掛け、また大学の先生方や在校生の方に質問しました。
 入試当日、私は志望動機などを書いていたノートを家に忘れたことに気づき、ものすごく焦ったことは人生最大のピンチだったと思います。しかし、私は自分の言いたいことを覚えていたので、緊張してつまずくことはあったものの、自分の意志を伝えることができました


進路が決まっている人もそうでなくても
 資格取得やボランティアなどに取り組みましょう

 学園生活で心掛けたことは、挨拶をすることです。挨拶は社会に出てからも必ず使うものなので、まず初めに先生方や学校を掃除して下さっている方に挨拶してみましょう。毎日続けていくと自然に口から出るようになります。
 最後に、もう進路を決めている人もまだ迷っている人も、資格を取得したり、ボランティアをしたりして、一つでも多く自分の武器を揃えていって下さい。



東北薬科大学
薬学部薬学科

平成23年3月特別進学コース卒
矢本第一中出身

苦手なことも好きになる努力が
大切だと受験を通して学びました

根本的なことから理解することで
 苦手教科を克服できました

 公募制推薦の受験科目は、英語と化学の2科目でした。英語は得意科目で好きだったので心配はあまりしませんでしたが、化学は昔から不得意でした。それでも苦手を克服しようと参考書や学校の教材を使って勉強しようと思いましたが、長年の苦手意識からは解放されず、かなり悩んだ時期もありました。しかし化学はこれから先もずっと付き合っていくものだったので、まず根本的なことから改善して行こうと思いました。表面的に覚えるのではなく、構造や性質、反応過程などすべてを理解した上で、初めて化学と呼べるものになるのだと思いました。結果的には今では化学が英語の次に好きになりました。苦手意識にとらわれず、まずは見方を変えて好きになる努力をすることが大切だと言うことを、私は受験を通して学びました

最後まで諦めず自分を信じていけば
 必ず良い結果が待っています!

 試験が近づいてくると緊張感が高くなり、勉強に集中できなくなることが結構ありました。そんな時は書くことを止めて声を出して読んでみました。それだけでも気分転換になりました。試験前日はずっと参考書を読んでいました。そのようなことが精一杯勉強してきたという自信になりました。
 当日は平常心を心掛けて試験に臨みました。筆記試験では英語より化学の方に手応えを感じ、勉強の成果を十分に発揮することができたので予かったっで素。面接も安心して答えることができ、合格発表の時に自分の受験番号を見つけた時は、本当に嬉しかったです。
 受験を諦めてしまったら、そこで終わりだと思います。最後まで諦めず自分を信じていけば、必ず良い結果が待っていると思います。



東北薬科大学
薬学部薬学科

平成23年3月特別進学コース卒
南光台東中出身

欠席日数などのマイナス要素があっても
諦めずに推薦受験を目指してみましょう!

入院したことで諦めかけた推薦受験が
 頑張って評定を上げたことで可能に!

 幼い頃から私の夢は、「医療関係の仕事がしたい」というものでした。だから、大学は医療系のものをなるべく目指そうと決めていました。しかし、3年生になるまで推薦入試は考えていませんでした。1年生の時におよそ1ヶ月入院していたため、欠席日数が規定よりも過ぎてしまったのです。しかし、3年生になってから、やむを得ない理由であると判断され、何と推薦入試が可能になりました。1年生の頃から「もしかすると後で推薦入試が可能になるかもしれない」と少ない希望に願いを掛け、定期テストは気を抜かず頑張りました。英語が好きな私は、予習に力を入れました。本文を全て書き写し、全文訳をするのがオススメです。時間はかかりますが、英文を書く行為にこそ意義があるはずです。また、内容が分かっているだけに、新しく習う構文や文法が頭に入りやすく、場合によっては授業自体が復習になることもあります。自分の苦手な科目を勉強するのも大切ですが、得意科目を伸ばすことができれば最大の強みになります。諦めずに日常の学習を続けた結果、推薦受験が可能なほどの評定を最終的に取ることができました

学校の課外講習は
 苦手科目の克服に最適です

 私の受けた入試には学科試験があり、化学と英語でした。英語は前記の通りですが、化学が苦手でした。最も苦手なのがIの分野の理論化学です。克服のため、問題集『セミナー化学』や過去問の数をこなしました。有機や無機は暗記するため暇さえあれば資料集を眺めるようにしました。写真が多く掲載されており、問題を解くだけでは分からない色等を視覚的に覚えることができ、ためになります。
 自学自習だけでなく、私の頑張ることのできた要因は課外講習にあります。受験科目はもちろん、大学へ進学してからも必要になる教科の勉強が疎かになるのを防ぐこともできました。自分での勉強では、つい得意なところばかりをしてしまいがちなのですが、課外講習では苦手な所を気づかされ復習のきっかけになります。
 課外講習そして日々の授業に真剣に取り組むことによって推薦入試を受けることができました。日々の学習において、私は少ない希望に向かって努力を続けることを3年間で学ぶことができました。この諦めない気持ちをこれからの学習に役立てたいです。「大学に入りたい!」と考えるならば、絶対に諦めてはいけません。無理だと思っても、もう駄目だと他人に漏らしても、わたしは構わないと思います。ただ、自分の心に決めて実行し続けることができればそれでよいはずです。これから受験を控えている皆さんも諦めずに努力し、夢を叶えてください。



宮城学院女子大学
学芸学部日本文学科

平成23年3月特別進学コース卒
七ヶ浜中出身

受験は個人の戦いですが
支え合う友達の存在は心強いものです

絵に関わる仕事に就きたい一心で
 試行錯誤しながら志望大学を選びました

 高校入学当時は大学進学を全く考えていませんでした。私が進路を決定したのは3年生の秋頃でした。最初は絵を描くことが好きだったので、専門学校でデザイン関係の勉強をしようと考えていたのですが、友人の話を聞くうちに、大学に進学したいと徐々に考えるようになりました。しかし、美術系の大学は学費がかなりかかってしまうので、断念しました。
 それでも、絵に関わる仕事に就きたいという思いは諦めきれずにいました。インターネットで学芸員の存在を知り、美術館や博物館に勤務することで、美術に関わっていける仕事だと思いました。どの大学で資格が取得できるのか調べているうち、宮城学院女子大学で取得できることを知り、オープンキャンパスに参加、その際に自分の語彙力の無さを痛感したこともあり、日本文学科を志望しました。
 友達に指定校推薦を勧められ、何度も何度も自己推薦文を書き直し、やっとの思いで提出しましたが、推薦枠が取れず、公募推薦での受験を決意しました。受験日までの1ヶ月間は多忙な毎日でした。小論文対策として赤本の過去問を重点的に何度も書いて練習しました。入試本番の1週間後に中間考査が控えていたのでテスト勉強との両立も大変でした。また、面接の練習は時間が取れずにほとんどできなかったため、本番で上がってしまい、苦い思いをしてしまいました


励まし支えてくれた友達から
 やる気や勇気をもらいました

 私がこうして緊張や不安の日々を乗り越えられたのは、周りの友達のおかげだと思います。互いを励まし支え合えたことで、自分がもっと頑張ろうという気持ちに慣れたと思います。そして、勇気ももらいました。受験は個人の戦いかもしれません。しかし、心の支えや互いに高め合える友達を持つことも大事だと受験を通して感じました。そういう友達と来年の春、笑って卒業できるよう、後輩の皆さんには頑張ってほしいと思います。


宮城学院女子大学
学芸学部日本文学科

平成23年3月英進進学コース卒
多賀城第二中出身

まさに「百聞は一見にしかず」!
オープンキャンパスで志望大学を決めました

挨拶と礼儀を重んじる弓道を
 3年間続け精神が鍛えられました

 大学受験を受けるにあたって、苦労したことは自分の意見や考えを言ったり、書いたりすることでした。それは私の苦手なことの一つで、面接や小論文の練習では自分の伝えたいことがなかなか伝えられず悩みました。また、私はあがり症なので、面接練習での面接官が担任の先生でも緊張していました。合格通知が届くまで、とても不安でした。
 私は高校3年間弓道部に所属していました。弓道で学んだことの中には、将来活かせることがあり、挨拶と礼儀を重んじる弓道は私を鍛えてくれたと思っています。部活動をしてきたことや資格を持つこと、生徒会に所属することなどは面接の際の話題や自己アピールの内容が増えるので良いと思います


気が進まなかったオープンキャンパスに
 参加し志望大学を決めることができました

 大学に関しては、オープンキャンパスに参加して実際にどのようなところなのか見学し、模擬授業に参加してみると良いと思います。私は初めは面倒だと思っていましたが、オープンキャンパスに参加したことで第一志望が決まりました。「百聞は一見にしかず」という言葉が頭に浮かびました。オープンキャンパスは積極的に参加した方が良いと思います。


宮城学院女子大学
学芸学部発達臨床学科

平成23年3月英進進学コース卒
高崎中出身

学校生活やボランティア活動における
積極的な行動が合格に繋りました

宮城学院女子大学は評定重視なので
 学習面には特に力を入れました

 将来保育士になろうと思っています。そのため保育に関する広い分野を勉強できる大学を調べていくうちに宮城学院女子大学には自分が目指す学科があると知りました。また姉が卒業生でもあり、話を聞くうちに私もぜひ入学して保育の勉強をしたいと思うようになりました。
 私は当初から推薦を意識していたので普段から欠席や欠課、遅刻などに注意し、宮城学院女子大学は評定が重視されるので定期テストなど学習面にも力を入れました。また、オープンキャンパスに毎回参加し在校生や先生方から直接話を聞き、さらに入学したいという思いを強めることができました。オープンキャンパスで収集した情報は役立つことがたくさんあり、積極的に参加するのが良いと思います。さらに個人的にも子供達と接することができるボランティアに通い、自分のできることを見つけ努力しました


新聞記事の要約練習が
 小論文の試験に役立ちました

 入試では小論文や面接があったので、積極的に先生方に指導していただきました。小論文の練習はとにかく過去問をたくさん解き、先生に添削やアドバイスをしていただきました。また小論文を書くためには様々な知識が必要なため、自分が目指す分野の新聞記事を毎日読み要約の練習をするなど力をつけていきました。実際に入試で新聞記事が出題され、練習していたことが役に立ちました。分からないことがあったら先生のところに質問に行くことの繰り返しでとても大変でしたが、その分だけ合格したときの喜びは大きかったです。
 最後に私がここまで頑張ることができたのは先生や友人の支えがあったからです。また、同じ目標を目指し共に頑張った友人の存在がとても大きかったと思います。受験勉強は辛いことがたくさんありますが、皆で頑張ろうと思うと乗り越えられるはずです。そして何事も積極的に行動することが重要だと思います。自分の夢に向かって頑張ってください。



宮城学院女子大学
学芸学部心理行動科学科

平成23年3月英進進学コース卒
向洋中出身

自己推薦書の作成に苦労しましたが
この大学に入りたい一心で頑張りました

宮城学院女子大学の心理学科で
 学べる内容に魅力を感じました

 1年の時から「大学は推薦で受ける!」と決めていました。部活は吹奏楽部に入部し、テストは全教科80点以上を目標に頑張りました。実際にテストは80点に届かなかった教科もありましたが、評定は4.0以上でした。そして2年の時にワープロ検定3級を取得し、3年でピアノのグレード検定6級を取得しました。「色々な資格を取得しておくと受験に有利」と聞きましたが、私はワープロ検定とグレード検定、英検3級しか取得していませんでした。しかし、2年の3月中旬にアメリカのロサンゼルスに9日間ホームステイをしたことは面接の時に役に立ちました。
 私が本格的に大学について考え始めたのは3年の初めからでした。最初は英語が好きなことと、共学の大学に行きたいという理由で東北学院大学の英文学科を志望していました。しかし「本当に学びたいのは英語ではない!」と気付き、大学資料などを見て心理学が学べる尚絅学院大学と宮城学院女子大学を候補に挙げました。東北学院大学にも同じような学科があったので、各大学のオープンキャンパスに行き、迷いに迷って宮城学院女子大学を第一志望にしました。雰囲気と他大学では学べない専門分野が学べるというところに魅力を感じたからです


資料型の小論文の対策に困り
 先生にアドバイスをいただきました

 受験で苦労したのは特に自己推薦書です。最初は全く書けず先生にアドバイスをいただき、何回も直して1週間で書き終えることができました。直す度にもう一度書かなければならなかったので、途中で集中力が切れてしまうこともありましたが、どうしても宮城学院女子大学に入りたかったので、将来の自分のためにも頑張って最後まで書きました。
 また、入試科目には小論文もあったので過去問に取り組みました。テーマや課題文型ではなく資料型の小論文だったので、対策に困りました。書店でも資料型小論文の良い参考書が無く、先生にアドバイスをしていただき、当日に備えました。
 受験する人達への私からのアドバイスは、定期テストではできるだけ80点以上取るよう心掛けてくださいということです。また、資格や部活は推薦に有利なこともあります。そして受験当日は周りが気になると思います。でもしっかりと自分をアピールしてください。そして自分を信じてください。



尚絅学院大学
総合人間科学部生活環境学科

平成23年3月英進進学コース卒
田子中出身

合格は「栄光への軌跡」のゴールではなく
栄光は今後の人生で掴むものだと思います

AO入試の失敗をバネに挑戦した
 公募制推薦入試の面接は大成功でした!

 AO入試に2回落ちた時は、さすがの私も天を仰ぎました。面接時の失態を思い出すたびに、自分の未熟さを実感したものです。「どうにかこの空を掴めないものか」そんな淡い期待があったものの、僕は次の受験へ取り組む姿勢を取り戻せずにいました。
 そんな状況の中で公募制推薦入試の存在を知ったのは、先生方からの勧めでした。幸い評定平均値は4.2をマークしていたので、出願条件はクリアしていました。しかし、自身の生活・授業態度や行いを考えると、校内選考を通るかどうかは五分五分だったので、通った時は歓喜の嵐でした。とは言うものの、公募制推薦入試の場合は、指定校推薦よりも合格率が高くないので、油断はできませんでした。その日から放課後は必ず面接練習に当てました。AO入試の経験から本番では臆することなく、むしろ面接官の方をうならせるほどの成功をおさめました。そのため合格の感触はすでにありましたが、発表までは緊張感と共に待つことにしました


さまざまな入試方法を利用し
 受験戦争を乗り越えてください!

 結局無事に合格できましたが、快感に至るものはありませんでした。なぜなら、私は「栄光への軌跡」を歩んだことは確かですが、栄光を掴んだ覚えはありません。それを掴むのは、大学に入ってからの責務だと考えているからです。これからの私の活躍に期待していてほしいと思います。
 受験が終わった後も、大学の課題や勉学に励んでいます。皆さんも受験戦争を乗り越え、「栄光への軌跡」を歩んでいってください。



仙台大学
体育学部健康福祉学科

平成23年3月M-フレックスコース卒
青森 八戸第二中出身

入試では入学への強い意志を
しっかり伝えましょう

宮城での慣れない生活に戸惑いながらも
 地元での進学を決意しました

 中学校卒業後に八戸の実家を離れ、仙台育英でサッカーをしたいという理由で、仙台に下宿しながら高校に通っていました。初めは慣れない生活で初めて住む場所だったので、とても大変でした。しかし時が経つにつれてとても住みやすい所に変わり、宮城県が好きになりました。そして、大学への進路は仙台大学に進みたいと考えました。
 私は小さい時から体を動かすのが好きで、中学校を卒業するあたりから体育の先生になりたいと思い始めていたので、体育大学であり、体育の教員免許を取得できる仙台大学に入学したいと思い、受験しました。しかし私は部活動ばかり力を入れていたので、勉強の方がおろそかになっていて受験に不安があり「不合格なのでは」と弱気でした。しかし、そんな私を支えて下さった人達がたくさんいました。その人達のおかげで仙台大学に合格することができました


部活動の実績と大学への思いを
 アピールしたら伝わりました

 確かに勉強が苦手で成績も良くありませんが、部活動を頑張っていたせいもあり、そして、「仙台大学にどうしても入りたい」という強い思いをぶつけたことによって、それが仙台大学に伝わったと思っています。だから後輩に皆にも自分が得意なことや好きなことを一生懸命やって、それを皆に言える位頑張ってほしいです。そして、「私はこの大学に入りたい」という強い意志をその大学に伝えることができたら、それを分かってくれる人がきっといると思います。


八戸短期大学
ライフデザイン学科

平成23年3月通信制課程卒
青森 十和田中出身

週一回のスクーリング以外にも登校し
学校の図書館で自習に励みました

通信制課程は自分でスケジュールを
 管理して勉強することが大切です

 八戸短期大学ライフデザイン学科を志望した理由は、中学生の時の所属していた部活動でパソコンに対する興味を抱いたのが始まりで、それ以来自分なりに技術と知識を深め、将来は情報処理や会計などのパソコンを主に使用する職に就きたいと思ったからです。
 その為に、私はまず受験生としての意識を高め、今まで以上に勉学に励むよう努力しました。与えられたレポートを着実にこなし、分からない所があれば、参考書を買って理解できるまで勉強しました。さらに、通常は登校日が日曜日で、週に一度しかスクーリングがありませんでしたが、私は登校日ではない平日も学校へ行ってスクーリングを取り、図書館で自習をしていました。
 自分の使える時間が多く、自分なりのスケジュールで勉強を行える通信制課程だからこそ、長時間勉強に集中できる時間がありました。ただ、長時間勉強をしていると、疲れが溜まり集中力が落ちてくるので、2時間勉強したら30分程度休むなど、頭を休ませました。十分休めたと思ったら、すぐにまた勉強に打ち込むようにしていました


平日登校した時は事務の先生に
 面接練習に協力していただきました

 あと、勉強以外で気をつけたのは、面接についてです。面接官がどのような問いを投げかけてきてもいいように、できるかぎりの回答を用意し、さらに平日スクーリングを取りに学校へ行った時は事務の先生に面接練習を手伝っていただきました。ありきたりな質問内容だけではなく、予想外な質問にもきちんと答えられるよう練習することが大事だと思います。


仙台青葉学院短期大学
看護学科

平成23年3月特別進学コース卒
鹿島台中出身

進路への不安を相談した時に
先生が叱咤激励して下さいました

先生方が分かるまで教えて下さり
 「もっと頑張ろう」と意欲が湧きました

 私は仙台育英で3年間高校生活を過ごして本当に良かったと実感しています。
 実感できた最大の理由は、仙台育英の先生方のおかげだと思います。日々の授業はもちろん、放課後も分からなかった点を質問に行くと、理解できるまで何度も説明して下さり、分かるだけでなく「もっと、頑張ろう」と学習意欲も湧きました。学業のことだけでなく、進路についても親身に考えて下さいました。
 私は小さい頃から看護師になりたいと思っていたのですが、2年生のあたりに自分に対する不安から別の職業に就こうと考えた時がありました。そんなとき迎えた3年生の個人面談で、担任の先生にその旨を話したら、「努力なしで就ける職業なんてない」と喝を入れていただき、本来の自分の気持ちに持ち直すことができました。今思えば、あの時言っていただかなければ、今頃後悔したまま卒業していたかも知れません。私の気持ちを汲み取り、希望する方向へ導いて下さった先生には本当に感謝しています


3年間たくさん勉強し悩みながら
 進みたい道を見つけてほしい

 このような温かい先生方に恵まれ、私は仙台育英で3年間過ごしましたが、部活動はせずに、勉強1本で頑張ってきました。私は通学距離が長いので、定期テストの前には行き帰りの電車の中で、教科書や自作の暗記カードを見直したりと工夫していました。また、中学生の時にはあまりしなかった検定にも挑戦し、取得することもできました。
 今、合格して振り返って思うことは、「努力したり悩んだりした分だけ良い結果がついてくる」ということです。これまでに今までにないほど勉強し、沢山悩んで過ごしてきましたが、結果的に志望大学に進学することができ、今までの時間は無駄じゃなかったと思いました。
 後輩の皆さんにもたくさん勉強してたくさん悩んで、その中で自分の行きたい道を見つけてほしいと思います。