SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
 

大正大学
表現学部表現文化学科クリエイティブライティングコース

平成24年3月英進進学コース卒
仙台第二中出身

自分が受ける入試型の特徴をよく調べて
合格のための戦略を立てました

入試形態を調べることは
合格するための戦力です


 大学進学にあたって最も取り組んだことは“大学というものを知る”ということです。私はAO入試を利用して大学受験に臨みました。AO入試というものは、各大学の専願のようなものであり、自らの意志で受験ができるというメリットがあります。しかしAO入試には注意しなければならないことが多く存在します。それを今から簡単ですが紹介します。
 まず最初にAO入試では、各大学に応じて“アドミッションポリシー”というものが存在します。それはAO入試という受験方式がある大学にはほとんどあり、受験する際の大学に対する精神性や姿勢が強く求められます。ですから受験する大学の“アドミッションポリシー”をよく理解して受験すべきです。
 次に面接についてですが、AO入試と一般入試に用いられている面接では大きな差というものがありませんが、AO入試で注意すべきことは、AO入試すなわち専願のため、その大学でなければいけない理由、こだわる理由をしっかりした意志として持たなければならないということです。そのため、オープンキャンパスなどに複数回参加して教授の方々に自分の熱意を先に伝えておくと顔を覚えてもらったりするので受験本番の時に、自信が持てたり、リラックスして面接に臨めますし、オープンキャンパスの企画として用いられている大学内の施設説明などに参加すると大学の特色やイメージなども知ることができるので面接時に有効かもしれません。


大学側に自信を持って言える
強みを作ると大きな武器になります


 これらのAO入試の説明はほんの一部でしかありませんが、これらを通して一番伝えたいことは、自分を一つの“商品”として見ることです。どうしたら大学側から気に入ってもらえるだろうと試行錯誤しながら自分の普段の授業態度や生活態度を見直していくことが重要なカギになるでしょう。
 私が大学合格をもらった中で一番の自信になったのは、やはり部活動の存在が大きいと思います。部活動をしていると生活が充実していると感じ、心にゆとりが生まれます。そういう気持ちが受験への自信になったのだと考えています。部活動をしていない人も3年間で一番印象に残った活動などを整理しておくといいと思います。
 これから受験に臨む人は、震災の影響もあり厳しい受験になると思います。ですから、何事も積極的になり、人より先の受験対策をしてください。そうすれば大学受験もいい結果に繋がると思います。頑張ってください。




 

日本医療科学大学
保健医療学部診察放射線学科

平成24年3月T-フレックスコース卒
秋田 秋田大附属中出身

入学時から努力を続けていけば
大学へのアプローチ方法が増えます

志望大学を特に決めていなかったので
推薦枠を獲得できる成績を基準にしました


 高校入学当初、「○○大学に進学したい」という明確な目標を持っていませんでした。その当時、大学への進学はしたいと考えていましたが、まだ将来、この職業に就きたいと思うものがありませんでした。
 そこで、1、2年生の目標を、3年生時、進学したい大学が出てきた時、指定校推薦や公募制推薦の受験資格を受けられるだけの成績を取っておく、というものにしました。この目標を置くことで、大学進学のアプローチ方法を多くしようと考えていました。
 学業面では、苦手な教科をなくすことができるように、自習を続けました。
 部活動では、仲間とのコミュニケーションを大切にするようにしていきました。大会においても、出場し成績を残せるようにしました。部活動は、日々の生活で学びにくい、上下関係や礼儀を学ぶことができ、大きな大会に出場することで、そのことを大学進学の際、必要な調査書に書いてもらうことができます。


体調管理は常に心がけ
欠席日数を少なくするようにしました


 生活面では体調管理に気をつけてきました。それは、欠席日数により、推薦を受けられなくなることを防ごうと考えていたからです。
 3年生の時、私は、日本医療科学大学の診療放射線学科に進学したいと考え始めていました。その大学は指定校推薦とAO入試があり、今までの成績から、私にはどちらとも受験する資格がありました。大学の入試日程ではAOにしました。AO入試には、小論文と面接があったので、学校で先生方にサポートしてもらいながら練習していきました。
 その練習と、今までしっかりと成績を取っていた甲斐があって、私はこの1回目の入試で合格することができました。大切な事は、大学進学へのアプローチの方法を多く持つために、日々、努力することだと思います。




 

城西国際大学
看護学部看護学科

平成24年3月英進進学コース卒
高砂中出身

やりたいことがあるかどうかで
進路決定に大きな差が出ます

部活動で充実した日々の中で
自分で勉強方法を工夫しました


 高校生になる前に決めていたことがありました。それは、高校でも部活動は続けるということでした。その方が高校生活が楽しくなると思ったからです。そして仙台育英に入学し、部の雰囲気が明るく楽しいと思えた女子サッカー部に入部しました。高校の部活動は中学校でやっていた部活動と違い、辛いことも多く何度も辞めたいと思うことがありましたが、中途半端なまま終わりたくなかったので最後までやり通しました。そのお陰で忍耐力が付きサッカーのことだけに限らず、日頃からしっかり挨拶することの大切さや、チームのために頑張るなど、多くのことを学ぶことができました。そして何より、一緒に笑い合える仲間ができたことにより、私の高校生活をより一層楽しく充実したものにできました。仙台育英に入学したら部活動に入ることをお薦めします。
 学習面では、高校生活の半分以上が部活動だったので勉強の時間は殆どありませんでした。ですが、部活動をしていたお陰で集中力がついたので、テスト1週間前からでも計画を立てた上で充分に勉強することができました。私は声を出して読みながら書くという勉強法で覚えていましたが、自分に一番合った勉強方法を見つけることが大切だと思います。私の場合はこの方法が一番頭に入りやすくどの教科に対してもとても有効でした。


魅力を感じた大学について
じっくり調べて選びましょう


 将来のことを真剣に考え始めたのは高校2年生の頃でした。私は看護師を目指しているのですが、大学選びでは看護を学べる大学か、それとも専門学校に進学するかでとても迷いました。私は最終的に大学を希望したのですがそれには2つの理由がありました。1つ目は専門学校よりも大学の方が1年多いため勉強するのに余裕ができ、その他のことにも充分挑戦できると思ったからです。もう1つは、殆どの大学は色々な学部や学科があるので看護だけに囚われ過ぎず、広い視野を持って多くの知識を身に付けることができると思ったからです。大学選びはすぐに決められるようなものではないので、自分が良いと思った大学は調べておくと良いと思います。
 最後になりますが、受験にあたって大切なのはやりたいことを自分の中に持っておくことです。やりたいことを持っているかいないかでは進路を考える上で大きな差になります。そして、そのことをしっかり親に話しておくことも大事です。大変なことも多いかも知れませんが夢を持って頑張って下さい。




 

帝京平成大学
健康メディカル学部言語聴覚学科

平成24年3月英進進学コース卒
五橋中出身

同じ大学を志望する友達と
支え合い2人共見事合格しました!

子供に歌を歌わせてあげたいと
思い言語聴覚士を目指しました


 私が大学合格を果たすまでは決して楽な道ではありませんでしたが、今は充実感が私の毎日を満たしています。その道程をここに書き写していこうと思います。
 私は、将来言語聴覚士になろうと思っています。この職業に就きたいと思った理由は、私の趣味が影響しています。私は歌うのが大好きです。歌を歌っていると楽しい気持ちになれるからです。しかし、学校の授業で言語聴覚士の仕事がどういうものかという授業を聞いた時、私は衝撃を受けました。上手く、話せない子供達の声を聞いた時です。私はこの子供が歌を歌えない事が悲しくなりました。この子達を歌わせてあげたいと感じ、そして私は言語聴覚士になろうと思いました。


家族や友達、先生方への
感謝を忘れないでください


 私はAO試験で受験しました。学力試験があったので、学校が終わってからも当然勉強をしましたが、私が特に力を入れたのが面接です。AO試験は何よりも自己アピールが大事だと考え、放課後になるとできるだけ先生の所に行って面接の指導を受けました。そのお陰もあってか、私は本番で緊張する事なく、無事に成功する事ができました。 
 私には同じ大学を一緒に受けた友達がいます。彼とは支え合いながら共に頑張ってきました。しかし、彼はI期のAO入試に落ちてしまいました。私まで悲しくなってしまい、大学に行っても意味がないのではないかと考えました。しかし、彼は「気にするな」と私の背中を押してくれたのでした。そんな彼もII期で受かる事ができました。
 最後に、私は友達や先生、そして家族の協力のお陰で大学に受かることができました。みなさんも支えてくれた人に感謝して、日々勉学に励みましょう。




 

東北芸術工科大学
デザイン工学部プロダクトデザイン学科

平成24年3月英進進学コース卒
仙台第一中出身

専門教科以外の多岐にわたる質問に
対応できるような面接対策を!

希望職を絞り込んでいない場合は
面接官の先生方に正直に述べましょう


 受験内容は、面接と3時間の構成デザインでした。面接についてですが、私の場合は個人面接でしたが面接官が6人いらっしゃいました。かなりプレッシャーがあったので、1ヶ月から2ヶ月ぐらいは面接練習をしておいた方が良いと思います。来年から面接の内容は変化していくのであまり参考にならないと思いますが一通りの質問内容を紹介しておこうと思います。
 1つ目は志望した理由です。これは各自で考えが異なるのでしっかりまとめておいた方が良いと思います。2つ目に英語についてです。最初に得意かどうか聞かれ、その次に英検など英語系の資格について聞かれました。人によってかなり深くまで聞かれる可能性があるでしょう。3つ目に新聞で特に気になった記事などを聞かれました。ニュースを見ても対応できると思いますが、すぐに詳しい内容を思い出すことはできないので、気になった記事を新聞で一つくらいは読んでおくと、言えることが多くなると思います。4つ目に好きな本について聞かれました。本の内容だけでなく作者についても聞かれるので下調べが必要です。最後に好きなデザイナーの有無について聞かれました。生活の中で何か1つくらい気に入った物を調べてデザインを担当したデザイナーを調べておいた方がいいでしょう。
 あとは大学でしていきたいこと、将来につなげたいことを聞かれます。これは各々考えがあると思いますが、将来の職で何か目指している人や、目指す職は決まっていないけれどデザイナーなど美術系の職に就きたい人など色々状況が人によって異なると思いますが、正直に自分の状況、考えを伝えて下さい。自分の考えが本当に正当なものかどうかわからない人は結構いると思います。それがどのような考えでも正直に言わないと相手は聞いてくれません。それに何か違うことを言ってしまうと、後の自分にも支障がでてしまいます。面接官の方々も何人もの面接をこなしてきている人たちですのでしっかり聞いてくれるでしょう。
 東北芸術工科大学ならびに美術系大学を目指している方々、風邪に気をつけて頑張って下さい。応援しています。




 

東北芸術工科大学
芸術学部文芸学科

平成24年3月M-フレックスコース卒
仙台 中田中出身

普段から先生方や友達とたくさん会話し
自分の視野を広げていきましょう

先生に何度も相談するうち志望動機が
明確になっていき不安が消えました


 仙台育英での生活はとてもささやかなものでした。何も特別なことはありませんでした。しかし、後付けかもしれませんが、先生や友達と会話をすることはとても重要だと思います。難しい話をする訳ではなく、日常会話を繰り返します。先生と友人の話には大きな違いが出ると思います。その違いは人それぞれです。言葉を交わすことは視野が広くなる良い機会です。私は大学受験を決めた頃に多数の質問を担任の先生にしました。先生が何故教師という仕事を目指したか、大学の選び方など受験に関するあらゆることを聞きました。とても不安だったからです。不安な自分が存在することが不安でした。でも、皆悩むものです。大学を決めて、学科を決めてからが一番辛く、苦しくなります。大学は早めに決め、志望理由は早く考えておくべきです。

部活動でアメリカ人コーチと接し
コミュニケーション能力が向上しました


 私が合格した一番の要因は面接だと思います。私は女子ラクロス部に所属していました。コーチはアメリカ人です。日本語が分からなかったコーチとの会話は大変でした。頭の中にある単語を引き出して、身ぶり手ぶりで一生懸命意志を伝えました。これがコミュニケーションの一歩なのだと思います。言葉の使い方に気をつけ、ハキハキと会話することが面接です。形式だけは覚えて、アドリブで練習することをお勧めします。好きなことのためなら意識を持って毎日過ごしていけると思います。



 

東北学院大学
文学部歴史学科

平成24年3月特別進学コース卒
仙台第一中出身

学校行事やボランティアへの参加で
より有意義な3年間になりました!

AO入試の面接と小論文対策を
先生方に毎日協力していただきました


 小学生の頃から歴史を勉強することが大好きで、大学でも歴史を勉強したいと考えていました。そこで、第一志望大学を決める際に史学科、歴史学科が設置されている大学を調べてみました。そして調べた大学の中から宮城県内の東北学院大学に興味を持ちました。実際にオープンキャンパスに参加し、歴史学科の模擬授業を受けました。模擬授業を通して、私はこの大学で自分が好きな歴史学の勉強や研究ができると確信することができました。
 私は受験するにあたりどんな受験方法があるか調べました。そしてAO入試を受験することにしました。AO入試には面接試験と小論文試験がありました。特別進学コースの先生方に協力していただき、面接対策や小論文対策をほぼ毎日のように行いました。こうした行いが最終的に実を結び、私は面接や小論文で困ることなくAO入試に合格することができました。協力していただいた先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
 私は特別進学コースで、有意義な時間を自分なりに過ごすことができたと考えています。毎日の授業についていくのは大変でしたが、学年が上がっていくにつれて自分の成績が上昇していくのを見て大変嬉しく感じました。また、勉強だけでなく育英祭などの学校行事にも積極的に参加しました。その他にも、東日本大震災で被害を受けた被災地のボランティア活動に参加し、地震や津波が与えた恐怖、人々が助け合うことの大切さを肌で感じることができました。勉強だけでなくこうした学校行事や地域のボランティア活動に参加したことがAO入試でも評価され、合格することができたと思っています。


授業を休まず復習を欠かさないという
シンプルなことが大切だと思います


 私が考える勉強の上達の仕方は、学校の授業がある日は学校を休まず、分からないことがあったら先生に質問し復習することです。いたってシンプルですが、これをやるかやらないかで成績は大きく変化すると思います。また勉強だけでなく、学校行事や地域活動に参加することも大事だと考えます。自分が持っている人生観が変わるからです。勉強することはもちろん大切ですが、こういった活動に参加することも大切だと思います。



 

東北学院大学
文学部歴史学科

平成24年3月英進進学コース卒
鳴瀬第一中出身

推薦入試の機会を無駄にしないためにも
万全の対策をして臨みました

東北学院大学のAO入試は
エントリーシートがとても重要です


 大学進学を意識し始めたのは高校1年生の中間あたりでした。そのため1年生のときから評定を良くしようと考えていました。私は小学校の高学年の頃から歴史が好きで大学では高校では学ぶことができない歴史を学びたいと思っていました。以前は本校にも東北学院大学の指定校推薦があったのは知っていました。しかし、歴史学科の指定校推薦はなかったのでAO入試を希望することにしました。
 AO入試を受けるにあたって一番大変だったのはエントリーシートの作成でした。エントリーシートで大切なのは「その学科で学びたい理由」、「その学科で自分が有意義に学生生活を送ることができると考える理由」、と「自己アピール」がきちんと相手に伝わるように書くことです。私はエントリーシートを複数の先生に見てもらい添削を何度もしていただきました。東北学院大学のAO入試ではこのエントリーシートの出来がとても重要になります。ですから東北学院大学のAO入試を考えている皆さんは大学の情報を早いうちから手に入れることをお勧めします。情報は資料取り寄せなどで得られますが、オープンキャンパスに行くと学校の施設、環境、特色などを肌で感じることができます。また、疑問に思ったことは大学の先生に聞き、顔を覚えてもらうことも合格への第一歩だと思います。


面接での質問事項を想定し
エントリーシートを作成しましょう


 東北学院大学のAO入試でもう一つ大きいのはなんと言っても面接です。面接はエントリーシートに沿って行われます。そのためエントリーシートには面接で聞かれたいことを書くと良いです。歴史学科はマイナーな歴史の質問をされることが多いのでできるだけ本を読んでいると有利です。面接はだらだら長いよりもまず、言いたいことを相手に伝えることを心がけて下さい。面接は相手に自分の意思を伝えられればOKだと思います。
 最後になりますが、推薦を狙っている人は定期考査で良い点を取れるように勉強し、学校を休まないことを実践していれば、必ず結果は付いてきます。後輩の皆さん、志望大学合格のために頑張ってください。




 

東北学院大学
経済学部経済学科

平成24年3月英進進学コース卒
高崎中出身

休日も学習室で勉強や面接対策に励み
第一志望合格を勝ち取りました

日々の行いが入試にも表れるので
毎日意識して生活しました


 AO入試合格のために心がけたことは、挨拶、言葉遣い、制服の着こなし方など基本的なことに気をつけ学校生活を送ったことです。試験会場では、ネクタイが曲がっていたり、第1ボタンをかけ忘れている人がいました。試験の日だけやれば良いという考えを捨て、基本的なことでも普段の生活から行う方が良いと思います。

自分がどんな人間なのか
よく知っておくことは大切です


 エントリーシートは、半年前から準備していても早くはないと感じました。エントリーシートから詳しく聞かれるので、聞かれそうな事柄は深く調べておいた方が良いと思います。
 AO入試は、面接の場で自分はどのような人間かを直接伝えられる入試です。長所、短所を交えた自己PRは面接で聞かれる可能性が高いので、自分はどんな人間かでき事を踏まえて長所、短所、今までどのようにして短所を乗り越えてきたかや、これからどのようにして短所を乗り越えて行くかなど初めて会う人にも分かりやすく伝わるような構成を考えたら良いと思います。
 東北学院大学の指定校推薦、公募制・AO入試では、必ず1時間の小論文があります。100文字で要約、700文字で自分の考えの合計800文字で多いように思いますが慣れれば50分程度で書け、残りの10分で見直す余裕もできます。そのためにはいくつも問題を解くと良いと思います。学習室に先輩方が書いてくださった入試で出た小論文のテーマがあるので、それを見て練習すると良いです。
 私の場合、家にいると怠けてしまうため、休日も学習室で面接対策や小論文対策をしました。周りからは第一志望の大学は厳しいのではないかという声もありましたが、私が第一志望に合格できた要因として、先生や友人の支えがあったからだと感じました。何回も面接練習を手伝ってくださった先生方や大学進学の友人と励まし合いながら入試対策に取り組みました。自分には第一志望の大学は厳しいと感じている人も諦めずに頑張って下さい。




 

東北学院大学
経済学部共生社会経済学科

平成24年3月英進進学コース卒
多賀城第二中出身

オープンキャンパスに何度も参加し
将来の目標につながるか見極めましょう

将来の夢のために社会問題を
大学で深く学びたいと思いました


 新聞やニュースで日本の社会問題を知り、その社会問題の解決のためには何が必要なのかを考え始めたことがきっかけでした。進路を決める際に私の将来の目標である老人ホームの運営に携わるということと、社会問題の原因・現状・対策について学びたいという2つの思いを統合し、大学を調べオープンキャンパスに参加しました。先生方に直接個人面談をしていただいたり、模擬授業を体験したりする中で学科の特色を知り、福祉と現代社会が学べて将来に繋がるだろうと確信し、志望大学を決定しました。志望大学を決める際には、オープンキャンパスに何度も参加することで自分にあった大学を見つけられると思います。

圧迫面接対策として過去の質問を調べ
自分の言葉に責任を持つようにしました


 AO入試という受験方法を選びましたが、勉強を怠らずに校内模試や定期考査にも力を入れて受験に向けて、日々自分を向上させることに時間を費やし、努力を続けてきました。AO入試に向けての対策は、面接と小論文に多くの時間を費やしました。東北学院大学の面接は30分という長い時間で行われ、細かい質問、更には自分の言ったことに次々と突っ込まれる圧迫面接でした。自分の発言に対する責任が問われます。私は過去に質問されたことを調べ、教頭先生や担任の先生などたくさんの先生方に毎日練習していただき、本番の面接で完璧な質疑応答ができるようにしました。
 小論文の練習では、国語の先生や小論文の先生方に毎日見てアドバイスをいただき、自分の欠点の改善に努めました。放課後や帰宅後に先輩方からいただいた過去問題集を毎日3枚くらいずつ書き、小論文の不安を取り除きました。小論文はとにかく回数を重ね、自分の欠点を改善することを心がけました。受験直前に焦って練習するよりも、早めに小論文は受験対策しておくと良いと思います。面接練習も特定の先生に練習をしていただくよりも、色々な先生方に練習をお願いする方が、本番に強くなれると思います。志望大学を調べて内容を理解したこと、色々な先生方と面接練習をしたこと、早めに小論文対策に取り組み文章に慣れたことが合格の要因になったのではないかと思います。一次試験、二次試験と分かれている大学では、一次試験の結果がどうであれ、自分を信じて諦めずに受験対策に励むことが大学合格に繋がると思います。




 

東北学院大学
工学部電気情報工学科

平成24年3月英進進学コース卒
名取第二中出身

学園生活での経験や考えたことが
入試への自信に繋がります

毎日何を行い、何を考えるかが
本当に受験に必要なことだと思います


 この受験のために用意した資格など、そういったものはありません。本当に必要な物は日々の生活の中にあります。授業に取り組む姿勢、区切りごとに行われるテスト、部活動などの中で、何を行い、何を考えるか、ということにあると思います。例えば、私は生徒会執行部に所属していました。ここで私は文化祭実行委員長や、書記などの役職に就きました。私はこの活動から確かなコミュニケーション能力や積極性、以前より広い視野などを手に入れました。これは活動を通して私がより良い結果を求めた故に手に入れた物だと思います。このように、一つの行動から行ったこと、考えたことの積み重ねが得難い結果に繋がり、そして自信になると思います。

「大学で何を学びたいか」を
深く考えることが大切です


 そしてもう一つ重要な物が、自己分析です。自分に何ができ、何ができなく、何を得手とし、何を不得手とし、何をどのように考え、何を自分の芯とするか、などが重要だと思います。AO入試や推薦入試を行うにはこれがとても重要で、座右の銘などがあるととても良いと思います。
 AO入試、推薦入試に挑戦する場合、絶対に考えておかなければならない事が多々あります。まず、その大学に入りたい理由、またその大学でなければならない、その大学にしかない魅力を述べることでしょう。そして次に、その大学で学びたいこと。これは、「この大学の○○教授の○○についての講座で○○について学びたい」というところまで考える必要があるでしょう。例えば、数学についての講座で微積分について学びたい、というところです。後は、自分のアピールポイントをしっかりと述べることができるといいと思います。




 

東北学院大学
工学部電気情報工学科

平成24年3月英進進学コース卒
高崎中出身

学校行事を楽しみながら
1年生から怠らずに勉強しました

きちんと学習に励みつつ
行事にも熱心に取り組みました


 仙台育英での3年間は主に勉学に励みました。私が入った理系のクラスは、パソコンの授業が多くありました。それ故、パソコンの資格も取りやすくネット社会である今にとってとても有利でした。
 1年次の私は何もかもが新鮮でとにかく楽しかったのを覚えています。特に合唱コンクールは思い出に残っています。高校生になって合唱なんて、と思うこともありましたが、特にミスもなく優秀賞を取ることができました。このコンクールによってクラスがまとまり協調性を得ることができ、皆が仲良くなる結果となり、この行事はとても良いものであると感じました。2年次では、テストが近くなれば勉強し、の繰り返しでした。2年生の時の北海道研修旅行はとても楽しかったことを覚えています。


進路を決めたきっかけは
東日本大震災でした


 そして3月に地震が起き、その震災中で電気が大事だということを痛感し、3年次になって電気や情報を深く学ぼうと考えました。そして小論文を書いて練習したり、面接の練習をしたりと、自分なりに頑張り、地元の工学部の大学に合格しました。受験の勉強や練習をしながらも、学校の期末や中間テストを怠らずに勉強していたかいもあって、3年次の時の通信票は3や2や1はなく4と5だけでした。順位もクラス36人中2位になることもありました。
 私はこの仙台育英の3年間で学んだことは、もちろん勉学と仲間との協調性や、それぞれの場の把握力など様々なものを得ることができました。学んできたことを活かし、これからも頑張っていこうと考えています。




 

東北学院大学
工学部電子工学科

平成24年3月英進進学コース卒
利府西中出身

毎日少しずつでも勉強していると
テストでも余裕が持てます

無遅刻無欠席を続けることに
特に力を入れていました


 私が3年間の高校生活の中で努力してきた事は3つあります。
 1つ目は、私は高校1年生の時からある程度行きたい大学が決まっていたので、その大学のレベルを越えられるように頑張って勉強していました。
 2つ目は、部活動に関してです。部活動では、レギュラーを取れるように日々努力しました。他にも、大会で良い成績を残せるようにも頑張りました。 
 3つ目に、私が最も努力した事は無遅刻無欠席をすることです。無遅刻無欠席を続けていれば、大学の推薦を受ける時に周りの人達より有利になるし、面接の時にもそれを言う事ができるので特に努力しました。
 高校生活は、しっかりと目標をもってそれを達成できるようにしていった方がいいと考えます。


面接の質問事項を想定し
説明できるようにしておきましょう


 面接の前には、自分の行きたい学部の事を調べていき、面接の時に自分が大学に行った時にやりたいことをしっかりと決め、他にも、どのような大学生活を送りたいか将来どのような職業に就きたいかなど詳しいことをしっかりと決めていけばいいと思います。面接の後に口頭試問があるかもしれないので、自分の学科にあった科目の教科書をある程度読んでいき、ちゃんと問題に答えられるようにして行った方がいいと思います。
 そして最後に言えることは、毎日少しでも良いので数学の問題を解いたり、英単語や英文法を1つでも多く覚えたりなど、毎日継続して勉強していく事によって、面接の時もテストの時も少し余裕が出るので、勉強は毎日少しずつでもしておいた方が良いと考えます。




 

東北福祉大学
総合マネジメント学部情報福祉マネジメント学科

平成24年3月英進進学コース卒
高崎中出身

受験に真剣に取り組んだ分は
全て自分に還元されます

プレゼンテーションに挑戦してみたいと
考えAO入試で受験しました


 ずっと福祉というものに興味を持っていたので、県内にある福祉大学に目を向けました。そして情報分野にも興味があったので福祉と情報が学べる情報福祉マネジメント学科が自分の考えと一致したので目指しました。そして、人々の生き甲斐などを学べる社会教育学科にも興味を持ったので受験しました。
 私は最初、指定校推薦を使って大学に入学することを考えていました。しかし福祉大学は指定校推薦という受験方法はやっていないのでAO入試、公募制推薦という方法を選びました。情報福祉マネジメント学科のAO入試では一次試験で筆記試験と面接、二次試験でプレゼンテーションと面接があります。これを経験することは自分にとって成長できるものでもあると思ったので、このような受験方法を取った理由の1つでもあります。AO入試について話すと一次では筆記試験があるので普段から基礎的な学力を身に付けておくことは必ず必要になります。そして、面接に関してはやはり多く練習を積むことが大切です。そして、普段の学校生活をきちんと過ごすことが大事です。普段から友人関係や授業に対することは考えて行動しましょう。


受験学科に関連することを
とことん調べ面接に備えました


 私が受験に成功した一番の要因は大学のことを一生懸命調べたことだと思います。私は大学から取り寄せた大学要覧に載っている自分の受験する予定の学科のことをたくさん調べ研究しました。その学科にとって重要だと思う語句にはマーカーを引いて研究しました。そうすると段々学科の事が必ず分かってきます。そして、その語句の中で分からない意味の言葉があったら全部その意味を調べます。面接ではその言葉の意味を聞かれることがあるので知らないまま使っていると、いざ面接で聞かれたときに困ります。それにその言葉を調べることで、よりその学科のことが分かってくるので大切だと思います。
 私は東北福祉大学を受験すると決めるまではものすごく悩みました。色々な大学のことを調べました。しかし、最後に決めるのは自分自身なのでたくさん大学のことを調べて本当にやりたいことを見つけることが大事だと思います。受験する上で友人関係というのはとても大切なものになります。お互いを励まし合える関係というものを大切にして下さい。そして、受験に対して本気で挑めば、それは全て自分に返ってくるので頑張って下さい。




 

東北福祉大学
総合マネジメント学部情報福祉マネジメント学科

平成24年3月通信制課程卒
岩手 陸前高田第一中出身

紆余曲折の高校生活で
将来の目標を見つけました

自分のペースで学べる通信制で
怪我の治療と受験勉強を両立できました


 4年間の高校生活は、勉強・熱心な部活動・怪我・通信制・震災など、普通ならば体験できない事ばかりでした。元々私は全日制の高校に通っていて、進度の速い勉強と休みなしの部活動中心の日々を送っていました。しかし、部活動で腰の大怪我をしてしまい、治療をしながら勉強を続けるために、この仙台育英の通信制へ編入しました。通信制では全日制に比べて自分の自由な時間が多いため、自己管理が大事だと最初に教えていただきました。そこで私は高校の勉強の他に、資格の勉強をし、5つの資格を取得しました。興味を持っていたPCの資格も取ったことで、より情報への関心が高まりました。また、腰の怪我がきっかけで、ユニバーサルデザインなどの福祉について学びたい気持ちが高まりました。情報と福祉、どちらも学ぶことができるのは仙台の大学で東北福祉大学のみでした。進路を決めたのは2年次の冬でした。それから間もなくして、3月11日の震災に遭いました。岩手県陸前高田市に住んでいたので、街も家族も大きな被害を受けました。家も勉強道具も全て失い、これからの受験への不安でいっぱいでした。そんな状況の中で受験勉強を頑張ってこれたのは家族や学校の先生、周囲の方々、支援をして下さった日本・海外の皆さんのおかげです。本当に感謝しています。

先生方の熱心なご指導のおかげで
自信を持って本番に臨むことができました

 仮説住宅での夏、一般受験も考慮していたので一日8時間の勉強をしました。加えてAO入試の準備。AO入試での受験をしたのは、大学に直接私の思いを伝えることができることと、少しでも受験機会を増やすためです。一番力を入れたのは志望理由書です。オープンキャンパスで大学の入試担当の方と話す機会があり、そこで「志望理由書で合否が決まる」と言われるほど重要な物だと教えていただきました。書き始めてみると、東北福祉大学を志望した理由や大学へ入学して学びたい事などがたくさんあり、最初は1枚に収まらず、細かい文末表現にも問題があり、何度も推敲し完成させました。面接の練習も先生に頼んで協力していただいたおかげで、自信を持って本番に臨めました。
 少し遠回りの高校生活でしたが、そこでの体験があったからこそ決められた進路であり、目標がはっきりしたことでそれに向かって頑張ることができました。最後になりましたが、後輩の皆さん、自分が何をしたいのか、どうなりたいのか。じっくり考えて、目標を持ち努力し続けて下さい。しっかりした目標があれば、壁に突き当たってしまった時も乗り越えることができるはずです。皆さんが希望する大学に合格し、充実した高校生活になることを祈っています。私はこれからも大学で努力を積み重ねていきます。お互い頑張りましょう。




 

東北工業大学
工学部情報通信工学科

平成24年3月英進進学コース卒
利府西中出身

先生や家族のアドバイスを活かし
面接で小論文の失敗を挽回できました

AO入試対策が資格取得に偏り、
小論文対策が疎かに…


 パソコンを使った職業という将来性なども考えた上で東北工業大学を選びました。大学を選んでから私が最もチャンスがあると思われたAO入試に向けて情報処理技術者検定に合格する為に努力しました。AO入試本番1ヶ月半前になって小論文対策を放課後に小論文の授業を担当する先生にしてもらっていましたが、今思えば3ヶ月くらい前から対策しておくべきだったのだと思っています。
 面接練習は残り2週間となったところから始めた為に急ピッチでの準備となってしまい、かなり不安を残す形となりました。本番前日と本番当日早朝はひたすら面接練習しました。
 そして本番、面接の前に小論文があったのですが、私は過去のテーマに今回出題されそうなものがあったので、それに絞って事前に原稿用紙に書いて、それを覚えるという方法を取ったのですが、今思ってみればそれは間違ったやり方でした。本当はキーワードをいくつも作っておき、文章を作り上げていくべきでした。覚えるという方法を取ってしまったせいで800字が目安なのに600字で終わってしまいかなり不安になりました。


面接で志望動機を話す時は、
簡潔に要点を絞るのがポイントです


 小論文に不安を残したまま面接に臨む事となってしまいましたが、小論文の事で今更へこんでいても仕方ないと思い面接で少しでも挽回しようと思いました。部屋に入る時の動作や志望動機に対しての答え方等に特に気をつけました。
 小論文担当の先生や親から受けたアドバイスは、入室時から退室時までの動作、発声はきちんとはっきりすること、志望動機などは自分が一番伝えたい事を中心に長くならないように短くして印象深くすることでした。実際に友人と練習し合うのも効果的だったと思います。




 

東北文化学園大学
医療福祉学部保健福祉学科

平成24年3月T-フレックスコース卒
中野中出身

先生方は放課後も快く丁寧に
学習指導をしてくださいます

病気を抱えている
 人達を支えたい


 私は、幼い頃から体が弱く苦労すことが多くありました。運動会や学年行事なども参加できない時もあったし、スポーツなども本格的にはできず泣いた日もありました。将来はこの経験から病気などで困っている人達のサポートをしてその人達の不自由を少しでも無くして笑顔になってくれれば良いという考えを持ち、どのような職業があるか調べた時に社会福祉士という職業を見つけ、それになるためにはどうすれば良いかと高校を探していたところ、社会福祉士の資格取得率が高い東北文化学園大学を見つけ志望しました。
 私が挑戦したAO入試は、部活や学業での結果が勝負だったので、インターアクト部に所属しました。インターアクト部の活動は保健福祉でのことと関わっているものも多いので、そういった活動にも積極的に参加するようにして保健福祉について体験することができました。保健福祉の体験はあまりできないと思うので、そちらの道に行く人は参加しても良いと考えます。


少し高い目標を設定すると
より高みを目指すことができます


 日頃の生活面は、毎日先生の話を聞き、わからない所があればすぐ先生に質問して分かった状態にするのが一番良い事だと思います。テストの時は、赤点を取らないという意識よりも百点を取るという意識を持ち自主学習や日々の学習に臨みました。仙台育英の先生方の授業はとてもわかりやすく放課後でも快く勉強に付き合ってくれます。私はそのおかげで良い点数を取ることができました。
 仙台育英の先生方はとても優しくて良い方々なので、仙台育英に来て良かったと思います。




 

東北文化学園大学
科学技術学部知能情報システム学科

平成24年3月英進進学コース卒
青葉中出身

一日でも早く準備をすることが
大切だと痛感させられました

オープンキャンパスに参加し
印象をまとめておきましょう


 初めて東北文化学園大学を受験しようと考えたのが受験日の約3ヶ月前で、それまで全く受験しようとは考えていませんでした。面接などの経験もなかったのでとても大変でした。
 オープンキャンパスに2回参加していて教授の方々の話を聞いていたため、学校の雰囲気などの感想が言いやすかったので、オープンキャンパスに参加して良かったと、面接練習をして感じました。これから形式を問わず入試を受験しようとしている在校生の方は、オープンキャンパスにできるだけ参加するのをお薦めします。
 受験をする1ヶ月前に初めて志望理由書を書き始めました。最初は何を書けば良いのか全く思い浮かばずとても悩んでいました。ですが、担任の先生や他の先生、さらに先に受験をした友達などから意見をもらい、それを参考にして書き進めました。言葉の使い方、漢字などに気をつけて約1週間かかり完成させました。そして面接練習を始め、こちらも言葉の使い方にとても気をつけ、色々な先生に助言をもらいながら、着々と当日まで練習し続けました。そしてプレゼンテーションに使う画用紙も完成し、当日を迎えました。


いくら準備をしていても
面接は緊張するものです


 当日、試験会場に行くまでは大して緊張しなかったのですが、会場に着いた途端、急に緊張し、面接とプレゼンテーションを行っている最中には緊張で言葉が詰まり間違えることもありました。終わってから反省点ばかりが思い出されました。ですが結果は合格だったので良かったです。
 これから入試を受ける方は前もって準備を進めることを勧めたい。試験日の何週間前などでは、はっきり言って遅いと思います。3ヶ月前、いや半年前でも遅いと思っていた方が良いと思います。これが私の入試を受けた感想です。




 

尚絅学院大学
総合人間科学部表現文化学科

平成24年3月英進進学コース卒
七北田中出身

志望大学の先生に覚えていただけるまで
オープンキャンパスなどに参加しましょう!

指定校推薦断念もAO入試の
準備もしていたため焦りませんでした


 私は、指定校推薦が多いからという理由で仙台育英に入学しました。当然、大学も指定校推薦で受けるつもりでいました。しかし、私にはどうしても越えられない壁がありました。それは、欠席日数です。指定校推薦の受験資格を得るためには、自分が高校から推薦してもらえる生徒であることが必要です。そのため、成績はもちろん、生活態度も大きく関係してきます。私の場合、2年次の大怪我により通院が増え、学校を欠席しがちでした。そこで、2年次の最後の三者面談で指定校推薦を受けるのは無理だと悟った私は、もしもの事を考えて準備していたAO入試で志望大学を受けることにしました。焦らずスムーズに、指定校推薦からAO入試へ気持ちを持っていくことができたのは、前々から入試方法の優先順位を決めていたからだと思います。このとき改めて、「大学受験の準備は早いに越したことはない!」と思いました。

充実していた仙台育英での3年間は
まさに「青春謳歌!」でした


 AO入試は、自分をアピールし、大学に入りたいという熱意を伝えることが大事なので、受けるにあたって、エントリーシートの内容とオープンキャンパスに重点をおきました。
 まず、エントリーシートは、書きたいことを箇条書きでひたすら書き出し、それをグループに分けて文章構成しながらまとめていきました。そして、意見が偏らないように、1人の先生だけではなく、たくさんの先生からアドバイスを頂くよう心がけました。
 また。オープンキャンパスや志望大学が参加している進学相談会は、聞くことを探しても出てこなくなるくらい、片っ端から行きまくりました。実際、志望大学の先生に「また来たの!?」とまで言われる程でした。でも、言われるくらい行くべきです。おかげで、入試のとき私が名前を言う前に、教授がサラッと私の名前を言ってくださり、入試も緊張せず終えることができました。
 バドミントン部と書道部を掛け持ちしながらのハードな高校生活でしたが、志望大学にも無事合格することができ、仙台育英での3年間はまさに「青春謳歌!」という感じでした。このような生活を送れたのも、私のことを理解して支えてくれた友達や先生方のおかげです。本当に感謝しています。
 後輩のみなさんも、自分の進路には妥協せず、笑って卒業していってほしいと思います。みなさんの桜が咲くことを祈ります。後輩に幸あれ!




 

仙台大学
体育学部スポーツ情報マスメディア学科

平成24年3月T-フレックスコース卒
多賀城中出身

授業中にしっかり理解すれば
部活動との両立は可能です

色々な形でスポーツに関わりたいと
仙台大学を志望しました


 仙台大学に興味を持ったのは高校1年生の時です。理由は簡単でスポーツを見るのもするのも支える側になるのも大好きだということと、女子サッカー部に入りたいと思ったからです。
 しかし、高校3年生になって受験が近付くにつれて、自分はこの大学でやって行けるのかと不安になることもあり、逃げたくなるときもありました。私みたいに不安になってしまう人は他にもいるかと思います。そうなった時は、自分が今まで何のために何をしてきたのかを考えて、自分のやって来たことに自信を持つと良いと思います。自分の将来や進路に全く不安が無い人なんて多分いないと思うので、あまり心配しないでチャレンジしていくと良いと思います。


日々の授業に集中し
文武両道に励みました


 勉強方法は、部活が週に6日もあったので、成績が落ちないように色々と意識してやりました。私は毎日特に予習・復習をしていたわけではなく、日々の授業を集中して受けて、その時に大事なことは覚えてしまうようにしていました。多分私がそうだったように、部活をしている人は疲れてしまって毎日家で勉強することは難しいと思います。だからといって部活を理由に勉強を疎かにする訳にはいかないので、授業の時に、ただノートを取ったりするのではなく、しっかり理解するのが一番良いと思います。そして、テスト期間になると部活が早く終わったりしたので、その時は家に帰ってしっかり勉強しました。
 ここで少し工夫をしました。徹夜して勉強する人は多いと思いますが、私は夜は軽くテスト範囲を見るだけにして早い時間に寝て、また朝早くから勉強するという方法を取りました。朝の方が集中できると聞いたからです。最初は半信半疑でしたが、この勉強方法にしてからテストの成績がとても上がったので効果はあると思います。2回見ることで頭にもすんなり入ります。勉強は長々やるのではなく効率よくすると良いと思います。




 

仙台青葉学院短期大学
看護学科

平成24年3月T-フレックスコース卒
矢本第二中出身

T-フレックスコースで学習や部活動、
ボランティア活動を両立できました

地元医療が抱える問題を
何とかしたいと看護師を目指しました


 この大学を志望したきっかけは、東日本大震災から始まります。私は将来、幼稚園教諭になると心に決め、勉強してきました。しかし、あの震災で新聞やラジオの報道で情報を集めていた私は、各病院で被害に遭われた人々が、救急搬送され治療されているのを知りました。しかし、病院側では人手が足りずに全国から医療スタッフの応援の人々が来て治療にあたっていました。この時、地元の医療が抱えている問題を深く考え直し、看護師という道を選びました。大学選択でもたくさんのオープンキャンパスを見て回り、自分に合った大学選びをしました。何故、大学に強くこだわるのかと考えると「学びたい」という意志が強かったからです。大学には、研究が常に求められていると思いました。高度な看護技術を身に付けることは、もちろん大切だと感じましたが各大学が取り組んでいる研究に、とても惹かれました。オープンキャンパスで行われる、模擬講義は、大学の授業の特色をよく掴める機会なので参加することをお勧めします。

自分のボランティア活動で得た
体験も将来に生かしたい


 高校生活は部活動とボランティア活動に力を入れてきました。部活動は書道部に所属し、「自分の技術を磨いて、受賞できるような良い作品を書こう」という志の中で日々練習に打ち込んでいました。部活動は、私にとって良い学びの場でした。また、とても居心地の良い居場所でした。仲間がいて、共に支え合ったり、書の技術検定や各大会で良い成績を出すことができた日は、共に喜び合い、そんな素敵な仲間がいる環境で私は時を過ごすことができて幸せに思います。ボランティア活動では、学童保育のお手伝いをさせていただきました。少し障害を持った子ども達の世話をさせていただき、なかなか顔と名前を覚えてもらえないことに苦労を感じましたが、ねばり強く子ども達と向き合い続けたことで、子どもとの向き合い方について学ぶことができました。私は、この体験を小児の授業で生かせたら良いなと考えています。
 受験への成功の鍵は、コース選択もあると思います。私は、T-フレックスコースで勉強に励んでいましたが、午後からの部活や勉強または、ボランティア活動等にあてられる時間が多かったので、私は勉強と両立して放課後の活動に取り組み、3年間の学校生活を効率良く、送ることができました。
 最後に、この3年間を振り返って、先生方や友達、部活動の仲間とたくさん素敵な出会いがあり、私は大学合格という夢を掴むことができたと感じています。支え合って、切磋琢磨しあい成長できた3年間でした。後輩の皆さん持っている人との関係は大切にして、残りの時間を有意義に過ごして下さい。皆さんの、受験の成功を心からお祈りしています。