SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
栄光への軌跡2013 現役大学進学者による大学合格体験記
 
AO入試

國學院大学
文学部 外国語文化学科

平成25年3月外国語コース卒
歌津中出身

推薦に必要なレポートは回数を重ねるうち
良い文章を書けるようになりました


将来的に世界中の人々へ被災経験を伝えて
 支援の恩返しをしたいと思った


 3月11日の東日本大震災によって、たくさんのものを失いました。私の故郷である南三陸町は壊滅的な被害を受けましたが、そんな状況の中で懸命に働いている役場職員の方の姿を見てきました。そして、私もたくさんの人々のために懸命に働きたいと感じました。
 私が進学する國學院大學の外国語文化学科は、私のなりたい職業である地方公務員と関連するものはありませんが、世界中の人々に自分が経験したことを伝え、支援の恩返しをしたいと思い、そのためには高い語学力、コミュニケーション能力が必要となるため、この学科を選択しました。また、外国文化を学ぶために日本文化と比較しながら学べるというところに魅力を感じました。
 國學院大學を受けるときAO入試で受験しました。一次審査では自己推薦文、活動報告書、調査書、学科に関するレポート提出でした。推薦文は2年の終わりから書き始めていきました。書く回数をこなしていくにつれて良い推薦文を書けるようになりました。レポートでは長年やってきた剣道や武道について書きました。自分が経験して感じたことをアピールできるレポートでもありました。また、そのレポートのテーマに沿ってそれに関する新書をたくさん読み、レポートにまとめました。活動報告書では自分が部活動で残した成績、取得した検定を含め、高校生活で何をしてきたかをアピールするものでした。二次審査では英語による筆記試験、英問英答を含む面接でした。筆記対策として大学の一般入試の過去問を解いたり、1・2年生で使った英語の教科書の単語を覚えたり、長文読解をしてきました。面接ではレポートに関する質問が多いと聞いたのでレポートを何度も読み返したりしていました。英語面接では自己紹介・志望理由・将来の夢・高校生活のことを言えるように練習してきました。本番では何度か突っ込まれましたが、焦らず自分の考えを素直にいうことができました。


あっという間の3年間です
 有意義に過ごし自分を信じてください


 仙台育英で過ごした3年間は充実したものになったと合格したときに感じました。3年間剣道部に所属し、信頼できる仲間と毎日稽古をし、たくさんの練習試合を組み、たくさんの県外遠征試合などに連れて行ってもらい、たくさんのご指導をしてくださった顧問の先生のおかげでいい成績をたくさん取ることができ、技術だけでなく、人としても成長することができました。部活動だけではなく、勉強にも熱心に取り組み、学校行事にも積極的に取り組むことができました。
 高校3年間はあっという間です。今を有意義に過ごすことによって、自分の大学合格に繋がると思っています。自分がなぜこの大学に入りたいのかを考え、その上で合格するための必要条件をクリアしてしていけばゴールが見えてきます。最後まで自分を信じてください。“ Never give up!! ”



 

東海大学
工学部 動力機械工学科

平成25年3月英進進学コースU類卒
松島中出身

高校のうちに夢や目標を持っておくことで
今やるべきことが自然と見えてきます


テレビのF1中継を見て
 レーシングカーの世界に憧れました


 東海大学を志望した理由は、レーシングカーに関わる仕事がしたいという自分の夢を叶えるためです。東海大学はソーラーカーでレースに参戦したり、その中で優秀な成績を残すような大学で、私はそれにとても興味を持ちました。私がこの夢を持ったのは高校1年生のときでした。テレビでF1の中継を見て、レーシングカーの速さや音、それに携わる世界各国のプロフェッショナルたちを見て、私の好きな車とスポーツが合わさった、まさにこれが私の理想とするものだと確信しました。
 その時点では大学のことは考えていませんでしたが、私には明確な目標ができたので、その目標に向けて意欲を持って勉強することができました。オープンキャンパスに行ったとき、大学の先輩が高校時代のこの単元が大事なんだと言っているのを聞くととても説得力があり、より一層勉強に興味を持つことができました。

きちんと勉強をこなした上で
 やりたいことをするのも社会勉強


 これらのことから、私は何が言いたいのかというと高校生のうちに夢や目標を持ってもらいたいということです。これがあれば自ずと自分が進むべき進路、今すべきことが見えてくるはずだからです。高校生は中学生よりも自由がききます。私も高校二年生のときにF1を見にバスで三重県にある鈴鹿サーキットに行きました。自分のやりたいことをやることも社会勉強になります。もちろん、それ以前に勉強も大切です。すぐに夢や目標ができなかったときのためにも、自分の進路の幅を狭めるようなことのないようにしてほしいからです。良い成績を持っていれば、その夢や目標に向かうときに幅広い選択ができます。
 高校生のうちに夢や目標を持つためにいろいろな勉強をし、その夢や目標の実現のために勉強もきっちりして欲しい。高校3年間はあっという間です。高校3年間で自分が納得いく、最適な進路選択ができることを祈っています。



 

桜美林大学
芸術文化学群 造形デザインコース

平成25年3月外国語コース卒
大沢中出身

夢はより多彩な語学スキルを身につけ
あらゆる国の人と一緒に仕事をすること


授業で人をもてなす心や日本の伝統文化の
 美しさを知りました


 外国語コースに所属しており、主に英語と韓国語を学んできました。外国語コースということもあり、中学校のときに比べ英語のレベルが高く、授業についていくのに精一杯で高校1年生の最初のころはなかなか成績が上がりませんでした。また、第2外国語の韓国語では、初めて学ぶ英語以外の外国語だったので、ハングルの読み方、書き方を覚えるのにとても苦労しました。
 外国語コースには、他のコースにはない茶道と華道の授業もあり、礼儀や作法はもちろん「人をもてなす心」を学ぶことができました。同時に日本の伝統文化の美しさを味わい、古いものを大切にする気持ちを養っていきました。
 高校2年生の夏には、3ヶ月間ハワイに語学研修に行きました。異国の文化や自然に触れ、日本では得られない多くの刺激を受けてくることができました。また、たくさんの外国人と接することでコミュニケーション能力と語学力を高めることができました。

高校3年間で培った気遣いやサポート精神を
 大学でも生かしていこうと思います


 私は将来あらゆる国の人々と一緒に仕事をしたいと考えているので、既に学んできた英語や韓国語に加え、大学ではもっと多くの外国語を学び、他国の語学スキルを身につけていきたいと考えています。
 学習面の他に部活動では、2年間ラグビー部のマネージャーを務めてきました。私はこの役割を通して、周囲に気を配り、人をサポートする精神を身につけてきました。
 高校3年間で培ってきたものを大学で生かすことができるように、自分の夢に向かって精一杯頑張っていきたいと思います。そして充実した大学生活を送りたいです。



 

立正大学
仏教学部 宗学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
岩切中出身

入試用の資料作成には時間が必要、
どのような準備でも早めを心がけて


大学入学までの間に準備をしたい
 と思いAO入試を選択しました


 AO入試をめざしたのは、早い時期に合格することができるからです。合格をして大学に入学するまでに、大学に入っても対応できる準備をするためです。私の場合は、その間にある程度のお経を覚え読めるようにすること、出家をすることが必要だったからです。また、大学の授業に慣れるため、課題以外にも推薦などで合格した人だけが受けられる教材もあります。
 私は、立正大学のAO 入試を受けるために2年生の頃から準備を始めました。大学や学校に出す推薦書などに書き込む材料集めのためです。部活動・ボランティア・資格などです。3年生から始める人もいますが、これは早くしておいた方がいいです。早い人では夏休み前には提出しなければならない場合があります。私は提出締切日よりも2ヶ月早く書き始めて、先生の確認を含め、終わるのに1ヶ月近くかかりました。完成までを考えると、書き込むための材料集めは2年生から始めておく方が良いでしょう。実際に体験したことは、面接のときに頭の中が真っ白になっても話すことができるので、自分で体験することが大切です。

実際に通う先輩の話を聞いておくと
 しっかりとした心構えで受けられます


 大学のことを知っておくことも大切です。私は、インターネットやパンフレットなどの資料以外に実際に通っていた人に聞きました。違う大学でも先輩などの話を聴いておくと、どんなものなのか分かるので知らないよりは落ち着いて受けられます。
 最後に対策として、面接練習を何度もすることが大切です。話すのが得意でも、いざすると思っていることが話せないことがあります。だから、何度もやっておいたほうがいいです。私は面接日の2週間前から練習を始めました。だいたい、そのくらいから始めれば大丈夫だと思います。



 

桐蔭横浜大学
医用工学部 臨床工学科

平成25年3月英進進学コースU類卒
鹿島台中出身

県内大学推薦の場合早めに多くの
受験準備を進めておくことが大事です


面接対策では10個以上の
 回答例を用意して練習しました


 AO入試を選択し、大学受験を受け合格しました。これから、私が体験したAO入試の注意点とポイントをそれぞれ書いています。1つ目は面接です。面接はAO入試で一番重要です。この面接で合否が決まるといっても過言ではありません。なので、私は面接重視で受験の準備をしました。面接練習は最低5回以上。練習での注意は、相手の目をしっかりと見ること、質問は何が聞かれるか分からないので10個以上準備。また準備した質問の答えはキーワードで覚える。私は以上のことに注意して面接練習をしました。

行きたい大学が決まっているならば
 早めに行動し調べて


 次に小論文です。私の小論の試験はテーマを自分で考えるもので、私は焦りとテーマを考えるのに時間をとられ、全く書けませんでした。学校の授業でやっている問題より難しく、もっと小論文の対策をしていれば、と少し後悔をしています。
 次にAO入試を受ける上での注意点を書いていきます。AO入試は3年生になって本当にすぐやってきます。行きたい大学が決まっているならその大学のAO入試の試験日を早めに調べることをおすすめします。早めに行動している人が大抵合格しています。ちなみに県内の大学をAO入試で受験しようと思っている人は、本当にすぐに入試がくるので必要な提出物は必ず出すよう心がけてください。そして頑張ってください。



 

東京国際大学
人間社会学部 スポーツ科学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
中野中出身

面接練習で大切なのは身だしなみと発声
そして相手への第一印象です


将来の目標のための国家資格を
 取得できるのが大学選択の決め手でした


 東京国際大学を志望した理由は、私の卒業後の進路であるスポーツトレーナーになるための国家資格を得ることができるからです。
 きっかけは、部活動の方でも東京国際大学にお邪魔させていただいたことです。そのとき、大学の部活動の指導者に教えていただきました。それは、「東京国際大学は埼玉県で頭が良い大学とは言えないけれど、近年勉学の方も力を入れ始めてきて、いろいろな学部の方も作り始めたんだぞ」ということを教えていただきました。さらに、部活動では埼玉県リーグから関東リーグ昇格した様々な部活動があるからです。

練習は嘘をつかないので
 努力を惜しまず自分を信じて


 AO入試を希望した理由は合格時期が一般入試より3ヵ月早いからです。合格をいただけると入学まで基礎をしっかり学ぶことができるからです。
 AO入試試験に向けての面接練習では、先生に練習は嘘をつかないと言われ、様々な先生と1日3〜4回で4日間ご指導いただきました。練習を積み重ねていく上での一番大切なことは、身だしなみと声をしっかり出してしゃべることと第一印象が大切だと言われたことです。これは、社会に出てからも役立つことでもあるので、私は現在も引き継いでしっかり続けてやっています。
 覚え方では丸暗記だけではなく、言おうと思っている台詞の流れをしっかりしないと、すっぽ抜けてしまう恐れに注意ということです。
 本番では、先生に言われた練習は嘘をつかないという言葉を信じ、励まされ受けてきました。その結果、合格という通知票をいただくことができました。
 後輩たちへの激励の言葉は、練習は嘘をつかないので精一杯努力を惜しまず、自分を信じ頑張ってください。応援してます。



 

東京国際大学
言語コミュニケーション学部 英語コミュニケーション学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
多賀城第二中出身

ハワイでの語学研修がきっかけで
海外で働きたいという目標ができました


オープンキャンパスは5回訪問し
 顔と名前を覚えてもらえるように


 東京国際大学、言語コミュニケーション学部英語コミュニケーション学科を志望した理由は、まず1つ目は中学校の頃から英語が好きで、また幼少期から人と接したりコミュニケーションを取ることが好きで、食べることが好きだったので将来は海外で日本の食品の宣伝や販売の仕事に携わりたいと考えていました。
 2つ目に、高校2年生のときに参加したハワイ研修に参加したことで、いろいろなことを学びました。日本人と外国人は生活のリズムも異なれば、物事に対する考え方や価値観や語調が全く違います。私は、ハワイ研修に参加したことで将来海外で働くための知識やスキルを学びたいと思い、国際交流が盛んで留学ができ、大学卒業後に外国人と接する仕事ができる大学を探していたところ、東京国際大学を見つけました。まずオープンキャンパスに5回行き、行く度に大学の先生や入試スタッフの方に話を聞いたり、名前と顔を覚えてもらえるようにしました。

入りたいという気持ちを話して
 大学側に熱意を届けました


 私はAO入試のC方式で受験しました。A方式は一発勝負の面接ですが、C方式は何回も大学まで足を運び面接をし、大学のことを知り理解していきながら受けていく方式です。何回も足を運ぶことで大学へ入りたいという熱心さが伝わればいいなと思いC方式にしました。
 最終面接まで順調に進み、最後は2人の試験官のうちの1人は外国人の先生でした。英語で質問され英語で答えたり、A4サイズの紙に英文が書いてあり、それを読み、即日本語に訳すというものと、英語での自己紹介がありました。はっきり言えば、手応えはあまりありませんでした。しかし、最後にインパクトを残そうと思い、大きな声で学校に入りたいという熱心さを充分に伝えました。
 私は合格するために毎日、担任の高橋麻憂先生に面接練習や志望理由書の添削など、厳しい指導をしていただきました。面接の反復練習と、行きたい大学のことを全て暗記することと、大学側に熱心さを伝えることができれば合格することができると思います。頑張ってください。Fight!!



 

西武文理大学
サービス経営学部 サービス経営学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
新地 尚英中出身

憧れの職業の授業を体験したことで
改めて気持ちを明確にできました


あとになって困らないように
 2年生から進学準備を開始


 西武文理大学を目指したきっかけは、将来の夢を叶えるためです。私の夢は「ブライダル・プランナー」になることです。ですが、東北地方にはプランナーの勉強を学べる場所は限られていました。私は、最初に専門学校を考えていましたが、だんだんと大学に興味が出てきて、プランナーの勉強を学べる大学を探したところ、西武文理大学を見つけました。やはり大学だけではなく、専門学校にも見学に行き、自分が将来なりたい職業の勉強を体験してみると、もっと興味が出てきました。ブライダルプランナーになりたいと思った理由は、「かっこいい」とか「幸せを祝ってあげたい」と、とても簡単な気持ちでなりたいと思っていました。ですが、実際に大学や専門学校でプランナーの授業を受けてみると、本当に将来なりたい仕事なのか、はっきりと自分の気持ちが分かりました。やはり、自分の行きたい学校に進学できるように、2年生のうちから行きたい大学や専門学校を選んで、3年生になってから自分自身が困らないように準備してきました。

プレゼンテーションは他人が見て
 わかりやすくなるよう工夫をしました


 私は、西武文理大学のAO入試を受けました。AO入試といっても、奨学生型のものです。奨学生型では、面接と小論文とプレゼンテーションをやりました。面接は担任の先生やいろいろな先生方の面接指導を受け、丁寧に指導していただきました。小論文は古典の先生や現代文の先生に、毎日練習して、毎日提出して見ていただくことを繰り返しやりました。小論文は入試の1ヵ月前か、もっと前から練習すると身につくと思います。プレゼンテーションはテーマに従って、自分が発表したいと思ったことを折り紙や画用紙、色鉛筆などで工夫しながら、人が見て分かりやすく説明できるよう、自分なりに工夫しながら頑張りました。



 

帝京科学大学
生命環境学部 アニマルサイエンス学科

平成25年3月特別進学コース卒
仙台第一中出身

面接のコツはコミュニケーションを
取りながら意志をはっきり伝えること


自分から積極的に質問することも
 プラスになると思います


 麻布大学獣医学部動物応用科学科と帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科のAO入試を受けて合格しました。なぜAO入試なのに併願できたのかというと、帝京科学大学は特別で、AOでも併願ができました。それでは、二つの大学を受けるにあたっての体験記を書きたいと思います。
 まず、帝京科学大学についてです。こちらの大学のほうが日程が先だったので、失敗できないと肝に銘じて気を引きしめて入試に向けて生活しました。この大学の入試内容は面接だけで、3分間与えられたテーマについて話すことと、志望動機など15分間の面接でした。私は2週間くらい前から試験対策をやり始めました。テーマを動物に関係することについてに決めました。そして日本の動物園という本を使って調べ、自分の動物に関する出来事を含め3分間になるようにまとめました。合格することができた大きな理由は、面接官としっかりコミュニケーションが取れたことと、受験生からの質問で積極的に質問したからだと思います。

面接の質問内容で聞かれたのは
 勉強時間や好きな教科など様々でした


 次に、麻布大学は2回試験がありました。1次は書類と志望理由書での審査で、2次試験は面接でした。内容は志望動機や建学の精神について、毎日どのくらい勉強をしてるのか、好きな教科、読書をしているかなどでした。結果は不合格でしたが、理由は自分でも分かっていて、うまくコミュニケーションがとれなかったからだと思います。
 この2つの経験から、後輩に伝えたいことは、自分の気持ちをしっかり持つこと。また、面接官としっかりコミュニケーションをとること。この2つがきちんとできれば、大学に合格できると思います。



 

関西医療大学
保健医療学部 はり灸・スポーツトレーナー学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
佐沼中出身

遠方のオープンキャンパスでも何度も通って
大学の先生にも顔を覚えていただきました


スポーツをする側からサポート側に
 なって選手を支えたい


 関西医療大学を目指した理由は、半月板損傷というケガをしたからです。ケガをしたことにより、スポーツを行う立場からサポートする立場の人とよく接するようになり、私も選手を支えたいと思ったのがきっかけとなりました。
 私が関西医療大学へ進学しようと思った理由はたくさんの資格を取得することができ、自分自身の幅が広がることと、スポーツトレーナーの勉強を教えてくださる先生方が実際の現場で活躍されている方なので、より高いレベルのことを学べると思ったからです、また、関西医療大学では、大学のグラウンドをスポーツチームに貸し出していて、そこで実習できるのも選んだきっかけとなりました。

いかに受験前に自分を知ってもらえるか
 それがとても大事です


 合格するために心がけたことは、その大学に積極的に行くことです。関西医療大学は大阪府にありますが、私はオープンキャンパスに4回行きました。何回も行くことで大学の先生に覚えていただき、受験前に行ったときには、他の人がキャンパスツアーに行っているときに軽い面接をしてくれました。また、大学の先生が宮城県で行われたサッカーの代表チームへ同行していたので、そのときは挨拶をしにトレーニング場にも行きました。私は、オープンキャンパスから受験は始まっていると思っていましたので、いかに自分のことをアピールできるかが一番大事なことだと思います。大学の先生に受験前に自分のことを知ってもらえれば、受験はかなり楽になると思います。私は、受験の際の面接では、代表の練習のことや、入学のことなどを話されて修了しました。
 私は、後輩たちには少しでも興味をもった大学には積極的に足を運んでほしいと思います。実際に大学へ行くことでその大学の見方が変わると思います。大学を絞ったら、その大学のことだけを考えて、目標を決めれば、必ず結果はついてくると思います。
 最後に、私にとって大学とは、自分の将来の目標のために必要なことを学び、その学んだことを実際に使えるかを試すところだと思います。私の目標はナショナルチームのトレーナーです。その目標を実現させるために、私は関西医療大学の保健医療学部はり灸・スポーツトレーナー学科で頑張り、アメリカでATCの資格を必ず取得します。



 

神戸学院大学
人文学部 人文学科

平成25年3月M-フレックスコース・現フレックスコースU類卒
倉敷 連島中出身

新聞やニュースで知識を蓄えるなど
高校時代に積んだ経験や努力が試されます


資格取得に尽力し自己アピールも
 成功させることができました


 神戸学院大学を目指したのは、3年生の春頃でした。国語科の教員免許が取得でき、人間関係について学ぶことのできる人文学科は、私にとって大変魅力的でした。
 神戸学院大学に入学するためには、AO入試で合格しなければなりませんでした。AO入試は自分をアピールする必要があります。私が合格できたのは、この自己アピールに成功したからだと考えています。
 私は、仙台育英に入学したときから、資格取得に力を入れてきました。漢字検定やワープロ検定等、多くの資格を取得することで学力を明確に提示できます。この受験者にはこの程度の学力があるんだな、と大学側に示すことができるのが資格です。そのためにも、なるべく多くの資格を取ることが重要だと思います。

勉強の成績を上げるだけでなく
 人間としての成長も大切なこと


 神戸学院大学のAO入試には、小論文とグループディスカッションの試験があります。なかでも、小論文の対策に、特に力を入れて取り組みました。2年次から選択授業の小論文を受講し、文章を書く力を向上させました。小論文の中で最も大切なのは、課題の内容についてよく知っていることだと思います。社会問題や政治など、出題が予想されるので、多くのニュースを知っている必要があります。新聞や本、ニュース番組等で情報を集め、知識を蓄えておくべきだと思います。
 高校時代に積んだ経験や努力を試されるのが入試だと思います。学業面はもちろんですが、その他のコミュニケーション能力や緊張に堪えられる精神力も重要になってきます。勉強の成績を上げるだけでなく、人間として成長することも、合格への近道ではないかと考えます。
 ここまで、合格するために必要なことを述べてきましたが、一番必要なのは意欲だと思います。自分が何を学びたいか、どんな職業に就きたいかを判断し、最良のプロセスを選択することで、目標の達成に大きく近付くのではないでしょうか。自分のやりたいことが学べる大学を見つけ、そこに合格するために努力すれば、合格は見えてくると思います。



 

東北学院大学
文学部 英文学科

平成25年3月外国語コース卒
大和中出身

確実に合格するため入試形式や時期なども
しっかり考えて決定しました


充実したカリキュラムで4年間学べる
 ことに魅力を感じて志望しました


 東北学院大学を目指した理由は、1つは県内ということ、次に英語を学ぶにあたってのカリキュラムが非常に充実していたからです。私は、県内で英語を4年間しっかり学べる大学に進みたいと考えていました。東北学院大学の英文学科のカリキュラムでは、1学年次に英語の基礎固めをし、土台を作っていきます。2学年次には、4つの専門教育科目から、自分の学びたいものを選択し、専門分野の勉強をします。そして3学年・4学年次には少人数ゼミで、自分の専門分野を更に磨き上げることができます。さらに、英文学科には多くの英語の専任教授がいるので、多岐にわたる学習ができると思います。私はそのような特性に興味を持ち、東北学院大学に入学したいと強く希望しました。
 私がAO入試で受験した理由は同じクラスに同大学同学部同学科入学希望の人が一人いたからです。私は、あまり成績に自信がなかったので、その人が指定校推薦で受験すると予想し、始めからAO入試で受験しようと考えていました。私はA日程の8月出願と9月出願の2つのうち、9月に出願をしました。なぜなら、私は受験のための準備をしっかりしておきたいと考えたからです。

1次試験の面接は長時間のため
 集中力が途切れないよう注意を


 第1次試験では、エントリーシートに基づいて30分間の面接が行われます。エントリーシートは、自分の大学入学に対する熱意・自分の経験・能力・資質・適性・資格を紹介しながらアピールするためのものです。東北学院大学のAO入試では最も大切な試験なので丁寧に書くことが大切です。面接は30分間と長いので、集中力を途切れさせず、ハキハキと答えてください。質問の内容は、志望動機やエントリーシートに書かれていることのみでなく、様々な質問や意外な質問をされます。私の場合は、学科のカリキュラムの内容についてや英語の映画について質問されました。個人的にやや圧迫された面接だと感じましたが、強い心を持って挑んでください。私の第1次試験の判定はBでしたが、合格ではないので喜びつつも少し不安でした。
 第2次試験は、小論文と5分程度の面接でした。私は小論文がとても苦手なので、小論文の本や問題を読んで、練習しました。小論文の練習は特に力を入れて、たくさん練習することが大切です。面接では、志望理由、どのようなことを学ぶと思うかを日本語で聞かれ、ネイティブの先生から英語で質問を1つ、または2つされます。あまり難しい質問ではなかったですが、自分の考えを英語で答えられるようにすると良いです。
 私は、合格するまでの道のりはとても長く感じました。その分、1日1日を大切に受験対策をすることができました。後輩のみなさん、後悔しないように、準備をしっかりして受験に挑んでください。



 

東北学院大学
経済学部 経済学科

平成25年3月特別進学コース卒
岩沼西中出身

自分のアピール方法が重要なAO入試では
エントリーシートの作成を念入りに


難しいと言われていた運動部と
 勉強の両立を成し遂げました


 県内の公立進学校に入学したかったのですが、入試で失敗してしまい、仙台育英の特別進学コースに入学しました。ここは勉強中心のコースで皆1年生のときから一生懸命学習に取り組んでいました。しかし私は普通の高校生のように何か部活をしたかったので、弓道部に所属していました。特進では運動系の部活は難しいと言われていましたが、私は授業についていくことができたので、最後まで続けることができました。進路については、入学当初からさまざまな大学を調べ、自分に合う大学を探しました。次第に進路目標が具体的になり、県内の私立大学である東北学院大学を志望し、AO入試で受験しました。

グループディスカッションは
 自分の意見を明確にして


 東北学院大学のAO入試では、一次試験と二次試験があり、一次では40分のグループディスカッションと20分の面接、二次では60分の小論文と5分から10分の面接があります。ディスカッションは特に練習しなかったのですが、本番では論点がずれてしまい大変でした。ディスカッションでは自分の意見が明確に言えるかが重要なので、学校で練習した方がいいです。
 一次の面接は他の教科同様、エントリーシートに書いたことを細かく聞かれるので、エントリーシートはしっかりと作成しましょう。国語の先生に何回も見せ、添削していただき完璧にし、面接練習を何回もすると安心です。二次の小論は60分で100字で要約、700字で意見を書くので、時間を計って小論練習すると本番ではスムーズに書けると思います。二次の面接は5分ぐらいですが、志望動機は言えるようにしておくことが重要です。AOでは自分をアピールしないといけないので、何か自慢できることが必要です。
 最後にご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました。



 

東北学院大学
工学部 環境建設工学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
高崎中出身

“大学で何をしたいか”は人生の分岐点
やりたいことを明確にするのが大事


大学進学を早いうちに決めたなら
 入試の準備も早いうちから


 高校に入学してすぐに希望する進路が決まりました。将来なりたい職業ややりたいことが決まっていたので、進路の選択に困ることはありませんでした。しかし、実際にその学科ではどんなことをやっているのかはほとんど知らず、私の場合は情報を集めることから始めました。オープンキャンパスなどに積極的に参加し、研究内容について先輩などに教えていただいたり、施設の案内をしていただいたりして情報を集めました。アドバイスとしては、早い内に行きたい学校の情報収集をして、3年になってすぐにでも面接や入試の練習をしておくことを勧めます。3年生になると、入試の手続や書類の提出など急に忙しくなります。私の場合、かなりギリギリになって書類を提出したりして余裕がありませんでした。そんなことがないように、期限ギリギリに出すのは控えたほうがいいと思います。

内容を覚えてしまうので
 面接練習は色々な先生方と


 面接練習は、一回一回違う先生にお願いしたほうが良いと思います。というのも、ずっと同じ先生の場合、練習にはなりますが、そのうちにやり取りをそのまま覚えてしまいます。そうすると面接でも不自然さが出てしまいます。練習のときに工夫するポイントは、言いたいことを文で覚えるのではなく、ワードで覚えて、聞かれたときにワードとワードを繋いで文章にして答えられるように練習すると、予想外なことを聞かれても対応できるようになると思います。英検などの資格の取得は、3年生の1学期までに取っておくと楽です。
 この3年間は、特に進学に集中し、ひたすら受験に向けて努力しました。大学で何をしたいかは人生を大きく左右するので、自分のしたいことを明確にして大学選びをすることをお勧めします。



 

東北学院大学
教養学部 情報科学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
青葉中出身

受験で辛いと思ったときは大学でどうしても
学びたいという情熱を胸に頑張りました


部活動の練習は厳しかったものの
 お互いに支え合うことで3年間継続


 大学に合格するまでにたくさんの努力をし、頑張ってきました。その中でも特に頑張ってこられたこと、それが部活動と面接練習です。
 部活動に関しては、私は3年間ハンドボール部に所属し、日々頑張ってきました。大学をAO入試で受験するにあたって、3年間続けられたら、部活動をやっていないという人と比べたら大いに有利だと高校1年生のときに聞いたので、とにかく3年間部活動をやり少しでも有利だと思う状況を作ろうとしたのです。これも一つの理由ですが、私は小さいときから体を動かすことが好きで、小学校・中学校のからバスケットボールをしてきたので、高校でも部活動をやりたいと考えたのが一つの理由でした。ハンドボールの練習はとても厳しく、辛くなったことも多々ありましたがみんながみんなを支え合ってきたので、3年間毎日続けることができて良かったと思います。

本当に行きたい大学があるなら
 辛さは必ずついてくるものと考えましょう


 2つ目の面接練習に至っては、私は東北学院大学をAO入試で受け、1次試験は10月10日だったのですが、私は夏休みの後半から学校へ行き、先生方にお願いして入試当日までにたくさんの面接練習をしてきました。どうしても東北学院大学に入って学びたいことがあったので、合格するためにはたとえ辛くても自分のためだと思い頑張ってきました。約2ヶ月ほど練習したので心の中では安心感がありましたが、いざ本番ともなると、今まで練習してきた内容なども忘れ、頭が真っ白になりかけました。本番を終えたときに、最初に思ったことは“もっと練習していくべきだった”と思い、2次試験を受けるまでは必死に努力し、合格することができました。 大学に入るまでは大変だと思う人が多数いるかもしれませんが、自分が本当に行きたい大学があるのなら、それなりの辛さはついてくるものであり、必死になることが大事だと私は考えます。



 

東北学院大学
教養学部 情報科学科

平成25年3月英進進学コースU
中野中出身

充実した高校3年間で自信を得て
面接の話題には事欠きませんでした


授業内容はその時間内に覚え
 あとは部活に集中できるように


 東北学院大学に合格できたのは、高校生活で身に付けた自信があったからだと考えています。AO入試は自分のことをアピールできる場なので、質問された内容より多くの情報を伝えることができました。途中から世間話のようにリラックスすることができたので、面接時間が足りなくなるほど話しました。話す内容が充実していたのは、高校生活が充実していたからだと考えています。
 私はライフル射撃部に所属しており、文武両道を徹底していました。本来の目的である勉強をしっかりこなさないと部活をする資格がないという考えがあったからです。勉強は授業の中で頭に入れて、それ以外の時間を部活に集中しました。1年生の頃から、大会などで優勝や入賞し、練習してきたことが自分の実力になっていくのがとても楽しかったです。インターハイや国体などの大きな大会に出場したことは、私に人間として良い影響をもたらしてくれたと思います。3年生の最後となるインターハイでは、団体戦で大会タイ記録で優勝することができ、個人でも4位に入賞しました。

資格の取得でも努力を重ねて
 満足のいく結果を得られました


 勉強面では、授業の中でいくつかの資格を取得し、特にパソコンの授業に打ち込みました。2年生のときに受けたマイクロソフトオフィススペシャリスト検定では、ほぼ満点の点数で合格することができました。勉強も部活も諦めずに最後まで頑張り、結果を出せたことが自信に繋がったのだと考えています。
 これらの自信を入試で活かすためにアピールする内容とそれらに関連すること全てを頭に入れて面接に臨みました。一次入試では、私が大学でやろうとしていた研究が、面接官の先生が計画されていた研究と同じで、会話が弾んだのが良かったと思います。二次入試は、小論文も面接も練習通りできたので満足です。
 私が大学に合格できたのは、高校生活を豊かに過ごしたという自信のおかげです。高校生活のすべてが重要だと考えます。



 

東北学院大学
教養学部 地域構想学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
荒浜中出身

面接では自己アピールだけでなく
“大学に入りたい理由”が重要です


入念な準備を怠らずにいた結果
 本番は落ち着いた態度で臨めました


 高校受験に失敗してしまい、この仙台育英に入学しました。正直ショックでした。しかし、このままでは大学受験でも同じ目に合う、そう思い私は高校一年生のときからコツコツと勉強、部活と努力しました。私がAO入試という入試制度を知ったのは2年生のときです。AO入試で自分の今までの功績をアピールしたい、そう思い本格的に試験の対策に取りかかりました。ボランティア活動やクラスでの活動も積極的に行ってきたので、自己アピールの点では申し分なかったと思います。しかし、一番重要なのは、なぜその大学に入りたいか、ということです。とくに、東北学院大学は面接時間も長く、志望動機がしっかりしていないとまず受かりません。私も最初は上手に話すことができませんでした。しかしそこは練習あるのみです。多くの先生方に協力していただき、何度も練習しました。そのおかげで、一次試験の結果は見事B判定でした。B判定での合格率は高いので、余裕をもって二次試験の準備をすることができました。再び面接の練習を行い、小論文の勉強も抜かりなく行いました。本番も落ちついて受け答えすることができ、無事合格することができました。

部活やボランティアをはじめ
 3年間の小さな努力を忘れずに!


 AO入試で合格をねらっている人たちへのアドバイスです。1年生のうちから定期テストでは常に良い点を取れるよう努力してください。評定値が低いとやはり印象は良くありません。また、勉強だけでなく、部活動やボランティアなど、どんな小さなことでも良いので積極的に取り組んでください。アピールポイントは多ければ多いほど面接の際に有利です。
 AO入試というのは3年間での努力がものを言います。これから受験をする1・2年生の皆さん、最後まで諦めずに頑張ってください。



 

東北学院大学
教養学部 地域構想学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
七ヶ浜中出身

オープンキャンパスで興味のある学科を
訪ねて志望理由を確かなものにしました


自己推薦書と面接は先生・友人の
 助言が自分のためになりました


 東北学院大学を目指すきっかけとなったのは、先輩の話を聞いて楽しそうだと思ったことです。はじめは楽しそうだから入りたい、ただそれだけの気持ちでした。しかし3年生になり、進路を明確にしなくてはならなくて私は無理に理由を考えていました。当時は学部も学科も決まっておらず、やりたいことも決まっていませんでした。ですから、まずは学院のパンフレットを請求して目を通し、自分の興味のもてた学科を何度も読みました。その後はオープンキャンパスへ2度参加し、興味のある学科のブースへ行き、在校生の話を聞いて、模擬授業も受けてきました。私はオープンキャンパスに参加したことで、その学科へ入りたいという気持ちがさらに強まりました。
 夏休みに入る直前頃から自己推薦書を書きはじめましたが、なかなか書けず自分の学科への知識の少なさを痛感しました。そして結局夏休み中は、自己推薦書を書き終えることができませんでした。常に焦りはありましたが、やる気が出ずにいつも後回ししていました。そして私は締切当日に清書を終え、提出しました。早く終わらせておけばと本当に後悔しました。私は自己推薦書も願書も自分一人では完成できなかったと思います。いつも先生や同じ学科を目指す友人に手助けして貰いながらでした。友人の意見や先生の助言はとても自分のためになりました。
 そして願書を提出するとすぐに、面接練習が始まりました。ノートに志望理由などをまとめていましたが、先生を前にすると何も言えなくなり、結局初歩の段階である、「失礼します」だけで終わってしまいました。ですから、友人に面接練習に付き合ってもらい、徐々に上達していくことができました。それでも先生の前では言葉がつっかえたり、言うことが頭から飛んでしまったりと自分が思うほど上手くはいきませんでした。だから早く準備をしていて損はありません。早ければ早いほど良いと思います。

挫けそうになりながらも諦めずに
 自分の思いをぶつけて合格


 一次の面接で私は感極まって涙を流してしまいました。そして一次の結果はC評価でくじけそうでしたが、二次試験までの1ヶ月間で小論文を5つやり、面接の練習も何人かの先生にやってもらいました。小論は東北学院大学の過去問を3年分と他のものを2つやりました。さらに地元の役場へ行き、震災についての知識を深めました。不安ではありましたが、二次試験では自分がやってきたことを存分に発揮して、面接は面接官に意味を問われる前に、自分の思いをぶつけて合格することができました。



 

東北学院大学
教養学部 地域構想学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
向洋中出身

放課後のボランティア活動に力を入れ
継続したことがとても力になりました


授業、テストにボランティア
 大事なのは日々の積み重ね


 東北学院大学を志望したきっかけは、大学に進学したいと思い、大学説明会に参加したことです。東日本大震災が起き、県内で就職するために県外の大学よりも県内の大学に行きたいと思い、一番自分に合っていて、やりたいことができるのと、将来のことを考えたら東北学院大学が一番良かったので、選びました。
 私はAO入試で受験しました。万が一、AO入試で決まらなかったら学力で合格するしかなかったので日々の授業やテストなどでは高い評定をもらえるように努力しました。また、ボランティアを放課後に継続的に行い、単位を認められました。このボランティア単位はとても私の武器になったと思います。

緊張して内容を忘れがちな面接は
 何度も練習して克服しました


 受験が近くなり、担任の先生を中心にお願いして面接練習をたくさんしました。私は緊張してしまい、覚えたことを忘れてしまうことがあったので、家でも親に面接練習の相手をしてもらったりして弱点を克服してきました。一次試験ではB判定が貰え、努力が実ったなと感じました。二次試験までの間に、足りなかった部分を補う努力や、小論文の練習をしました。これらのことが実り、合格できたと思っています。
 最後に後輩たちへの言葉としては、志望大学は早めに決めておくこと、部活動での成果を出すこと、ボランティアをすること、面接練習を一生懸命にやること、小論文練習を何回でもすること、最後まで諦めないことです。



 

東北学院大学
教養学部 地域構想学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
向洋中出身

面接も小論文も回数をこなすことで
少しずつ上達していきました


先生方に支えていただいて
 本番直前まで懸命に練習しました


 東北学院大学のAO入試の準備は夏休み前からやっており、夏休み中も学校に来てエントリーシートを書いたりしていました。私は、提出期限ギリギリまでかかってしまいました。
 一次試験の面接練習は本番の1ヶ月くらい前から始めました。はじめは、何もしゃべることができず、内容を担任の先生や顧問の先生方にほとんど考えていただくなど、とても助けていただきました。面接練習でまともにしゃべれるようになったのは、本番の2〜3日前でした。
 本番では、答えたことについて深く追求され答えられなかったり、聞き間違いで間違った答えをしたりと小さなミスをしましたが、判定はBだったので安心しました。

二次試験は一次試験よりも
 難しい質問が多かったです


 二次試験は、小論文と軽い面接でした。二次試験までの1ヶ月間は小論文の練習を中心にやっていました。最初は担任の先生から、「全然ダメだ」と言われましたが、数回やっていくうちに良くなっていき、最終的には充分書けるようになりました。本番は100人弱の人が同じ教室で小論文をやりました。面接は5〜6人ずつ別の部屋に通され、5分程度の個人面接でした。一次よりも短時間でしたが難しい質問が多く苦労しました。でも、なんとか答えることができて安心しました。必要なのは、多くの人と面接練習をすることと、多くの小論文の過去問をやることが大事だと思います。




 

東北学院大学
経営学部 経営学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
門脇中出身

部活動を通して良い人間関係を築き、
仲間から学ぶことも多くありました


周囲の人や仲間を大切にしようと
 思う気持ちは将来役に立ちます


 私はハンドボール部でした。3年間しっかりと部活動をしました。3年間で何か一つのことをやり通すのは簡単なようで意外と難しいような気がします。何か一つのことをしっかりとやるのは、とても大切だと思います。
 部活動を通して学んだことは人と人との繋がりの大切さを学びました。自分たちの練習のために休みの日を削ってまで練習に付き合ってくださる先生方や、コーチの他にOBの方たちも来てくださって技術的な面だけでなく、気持ちだったり礼儀だったりといった人間的な部分もしっかりと教えていただきました。そういった人と人との繋がりによって人間として大きく成長することができました。この経験は大学生活だけでなく、その先の将来にも必ず役に立つことだと思います。
 部活動では先生などの目上の方からだけでなく、部員たちからも学ぶことがありました。また自分の仲間を大事にしようという気持ちがとても強くなりました。自分一人でプレーをすることはできないので仲間で協力して試合をする。これは日常生活でも言えることだと思います。自分にとって大切な人たちのことをちゃんと守ったり仲良くしたり大事に思うことがすごく大切です。良い人間関係を築いていけば、それも何かに役立つはずです。

面接は気持ちの入っていない
 表面だけの言葉では駄目です


 AO入試に向けて頑張ったことは面接練習と小論文です。面接練習は2週間くらい前からなるべくやるようにしました。担任の先生の他にも部活の先生や、学年主任の先生にも指導していただきました。面接で大切なのは気持ちだと思います。どんなに良いことを言っても気持ちがないと駄目だと思います。相手の目をしっかり見て、面接官だからといって緊張したり怖がったりしたりせずに堂々としていればきっと合格できます。
 小論文は過去にで出た問題をなるべく毎日やるようにしました。分からないときは先生に聞くといいと思います。