SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
栄光への軌跡2013 現役大学進学者による大学合格体験記
 
スポーツ推薦

神奈川大学
人間科学部 人間科学科

平成25年3月英進進学コースU類卒
柳生中出身

忙しくても文武両道を心がけ、
セカンドキャリアも考えた大学を選択


好きなスポーツを学び
 指導者としての知識も得られる魅力


 将来の夢はプロサッカー選手です。プロサッカー選手になった後のセカンドキャリアを考えながら、なれなかったときのことを考えて大学進学を考えました。私の好きなスポーツのことを大学で学び、私自身においてのサッカー技術の向上であったり、身体のケアを勉強することで更なる能力を高めることができ、セカンドキャリアの指導者や、トレーナーとしての知識を得ることもできるので、将来設計をした上で考えました。その中で神奈川大学は、サッカーでも関東大学サッカーリーグ戦の1部に所属し(2012年時点)、プロ選手も輩出している強豪な大学の1つであり、指導者としての知識を深められる大学であることが決め手でした。
 受験方法は、スポーツ推薦で行いました。理由は、一次審査の実技で自分の実力を出せることができるのと、スポーツ推薦で合格することで大学にもサッカー部にも入れる方法だったので、スポーツ推薦で受けることにしました。


テスト前だけ詰め込まず毎日
 少しでも勉強をしました


 高校生活では、部活動と勉強の両立を心がけてきました。効率よく取り組むことで両立してきました。勉強では、授業に集中して授業内容を理解することです。きちんとノートを取り、先生が発言した大事なポイントや、テストに出すと言われた場合はノートに必ず書き、覚えることで少しでもテストで得点が取れるようにしてきました。また、予習ができる場合は、少しでも教科書を見ることでも違ってきます。テスト1週間前に詰めこんでするのではなく、毎日少しずつ積み重ねていくことをして、高得点をキープしてきました。部活動では、限られた練習時間の中で厳しい練習を行い、自主練も欠かさずに毎日行いました。公認欠席で授業に出られない状況でのテスト勉強は大変でしたが、どちらも根気よくすることで乗り越えました。その結果、サッカー部でも全国大会の出場を決めることができ、最終的には、両立ができて充実した高校生活を送ることができました。




朝日大学
法学部 法学科

平成25年3月Tフレックスコース・現フレックスコースI類卒
青葉中出身

部活で鍛えた心身や礼儀作法
3つの目標を基に何でも挑戦しました


入学時に掲げた高い目標を
 守ったことで充実した高校生活でした


  高校入学時に3つの目標を掲げました。
 1つ目は、どの教科のテストにおいても80点以上を常に取り、評定5を取り続けることです。中学時代はあまり勉強をせず80点に到達しないことが多々あり、評定4を取ることの方が多くありました。高校は大学に直結する大事な場所なのでこのような目標を掲げました。
 2つ目は剣道の大会で優勝することです。私は小学1年生のころから剣道をしており、出場した試合の多くは上位に入賞していました。中学のころは準優勝が多く、優勝したのは数回ほどでした。それが悔しくて剣道に力を入れている仙台育英に入学しました。青木先生、高根先生をはじめOB・OGの方々、先輩方に鍛えていただいた結果、新人戦個人1位、東北個人1位、団体出場と良い成績を残すことができました。練習は厳しくも有意義にできました。その中で特に印象に残っているのは、秋、冬に行われる合宿です。毎朝6時10分から始まる練習は、精神的・肉体的に悲鳴をあげるほど厳しく大変でした。しかし、そのような合宿を乗り越えた自信と、部員全員で支え合って乗り越えたことにより、合宿以前よりも部の士気、個々の力が上がりました。私が良い成績を残せたのもこの合宿を乗り越えたからだと思います。
 3つ目に掲げた目標は何事にも率先して行動することです。中学のころの私はめんどくさいの一言で言い切ってしまい、他人に任せることが多くありました。このような状態にならないためにと部活では1年を取り締まる役、部活では学級委員とできることは何でも引き受けました。その結果、視野を広げて物事を考える、礼儀作法が正しくなったなど、社会に出たときに役立つことをたくさん学びました。
 私はスポーツ推薦で朝日大学法学部法学科への進学が決まりました。私の場合は書類審査と面接でしたので、先生方にお願いして面接練習をしました。面接を振り返ってみると予想外のことを多く聞かれました。後輩には幅広い質問に答えられるように先生とだけではなく家族・友達とも面接練習をした方が良いと伝えたいです。
 大学に入学したら、ゼロからのスタートなので初心に戻り、目標を持って充実した大学生生活を送りたいと思っています。




 

東北学院大学
工学部 電子工学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
大河原中出身

軟式野球部で仲間と過ごした時間は
かけがえのない宝物です


室長などを務めながら
 周囲の支えで3年間部活動を継続


 東北学院大学の工学部電子工学科を志望した理由は、将来電子機器を製造する企業に就きたいと考えているので、大学の電子工学科で今後の日本の産業発展に欠かせない電子技術についてミクロな自然法則のレベルから学び、さらに材料・デバイス・計測・制御などへ応用できるような知識と技術を身に付け、将来の仕事に活かしたいと考えているのでこの大学を志望しました。
 高校2年生のときに室長と副室長を半期ずつ務めてクラスを支え、クラス内の雰囲気と学習環境の向上に力を尽くしました。
 また、私は中学生のころから軟式野球部で活動しており、高校入学後も軟式野球部に入部しました。部活動を続けていけるか最初はとても不安でしたが、先輩方から親切に練習の内容や技術などを教えていただいたり家族にも精神的な面で支えてもらったりしたおかげで3年間継続することができました。思うような結果が出なかったとしても、最後まで諦めずに何回も練習をしました。部活動を通して私は、集中力や忍耐力を身につけることができました。忍耐力は毎朝4時半に起きて準備をし、始発の電車で学校に行き、朝練習やグラウンド整備などをして、夜はいつも家に着くのが10時過ぎでした。辛い練習も自分の成長のためであるとしっかり意識し、取り組みました。3年生最後の夏の大会では、宮城県3位という結果に終わりましたが、仲間と共にかけがえのない時間を過ごせたことは私にとって宝物です。


大学でも文武両道を目指しながら
 新たなスポーツに挑戦します


 大学生活では、軟式野球ではなくアメリカンフットボールに挑戦していきたいと思っています。これまでとは違う激しいスポーツですが、社会に出てから必要となる精神力をさらに強化するためにもそこで出会った新しい仲間や先輩方との信頼関係を築き、文武両道の充実した大学生活を送ることができるよう、日々努めたいと考えています。



 

聖和学園短期大学
キャリア開発総合学科

平成25年3月英進進学コースI類卒
中野中出身

自分の将来の夢を叶えることが
仙台育英への恩返し


大学卒業後は体育指導者として
 世の中に貢献したい


 大学進学を目指したきっかけは、将来体育指導者になりたいという夢があったからです。大学に進むことにより、体育指導者になるための資格や知識、技能を身につけられると考えたからです。私は高校3年間、部活動を通してチームワークの素晴らしさを経験してきました。だからこそたくさんの人にスポーツの魅力を伝えたいと考えていました。そのために、専門的かつ幅広く学べる環境がある大学に進学しました。将来、体育指導者の仕事で世の中に貢献したいと思っています。
 また、私は女子サッカー部に所属しており、誰にも負けたくないという思いでひたすら毎日の練習に励みました。3年間全国大会に出場することを目標にしてきましたが、あと一歩というところで負けてしまいました。ですが、高校3年間サッカーに全力で取り組んできたことで、サッカーに対する思いが強くなり、自分自身が精神的にも人間的にも大きく成長することができました。また、部活動を通して感謝の気持ちなど、人として当たり前のことを学びました。


懸命に取り組んだ高校での部活動を
 大学でも活かすべく頑張ります


 私はスポーツ推薦で合格しました。ただ、スポーツ推薦を選ぶ前からどのような推薦方式でも受験できるよう、勉強に力を入れてきました。普段の授業をしっかり聞き、寝る前の時間を有効に使ってやっていました。テストは勉強した分だけ結果がついてきます。大学入試では評価が関わるので毎日ちゃんと授業を聞き、将来のためにしっかり勉強することが大切だと思います。スポーツ推薦でも、勉強に励んだことは決して無駄ではなかったはずです。
 大学合格はもちろん大切ですが、大学に入学してからが肝心です。高校生活では毎日部活動を一生懸命に取り組んできました。そのことを大学で活かさなければ合格の意味がないと思います。大学入学後も部活動に熱心に取り組み、勉学に励み、自分の将来の夢を叶えることが仙台育英への恩返しだと思います。