SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
 

慶應義塾大学
環境情報学部 環境情報学科

平成28年3月フレックスコース卒
千葉 ちはら台南中出身

大事なのは未来ではなく「今」!
目の前の事に全力で取り組みましょう


野球に集中しながら勉強にも
 励むことができる環境でした


 まず私は、この仙台育英で「逆転の仙台育英」を実践する事ができた男である。この「逆転の仙台育英」というのは、部活動などで多く利用されるが、もう一つの面を持ちます。それは、第1志望ではなく仙台育英に入学したとしても、そこで充実した3年間を送り、結果的にその先の進路がよりよいものになっていくというものなのです。私は今回、慶應義塾大学への進学が決まりましたが、高校でも、慶應義塾高校を目指していました。しかし、残念な結果となり、仙台育英に2次募集で入学したという経緯があります。そこから3年間、どんな日々を過ごして大学に合格し、逆転に成功したのかを記そうと思います。
 入学したときには、まさか慶應義塾大学を受験する事になるとは思っていませんでした。高い評定、高い意欲、部活動などの好成績・実績などが必要だからです。しかし私は高校受験で失敗している経験から、部活動と勉強のどちらも手を抜かずに文武両道を実践しようという心を持っていました。さらにそれを後押しするように、フレックスコースはそれがやりやすい環境でした。硬式野球部の練習はほぼ毎日あり大変でしたが、授業をしっかりと聞き、プリントで勉強すれば点数は取りやすく、高評定をもらうことができます。野球に集中しながら、勉強もしっかり行えます。そしてテストではほぼ90点を超え、通知表ではオール5を取り続けました。これは私のみではなく、数多く存在します。
 そういう日々を送っている中、徐々に慶應義塾大学を目指したい、リベンジしたいという思いが芽生えてきました。受験をする水準は満たしており、運良く途中で甲子園準優勝と日本代表の選出もあり、それを最大限に活かしてAO入試で受験をしました。硬式野球部で経験した勝ち負けだけではない様々な事から自分が学びたいジャンルや研究したい事、将来像を志望理由書に書き、面接練習では最大限に自己アピールをする準備をしました。そして、晴れて合格する事ができました。フレックスコースから慶應義塾大学は初だと聞き、やってきた事は間違っていなかったと感じました。

今の努力はどんな形であれ
 未来に活きてきます


 こんな私が言えるのは、未来なんていうものは誰にもわからないという事です。何をやりたいのかわからなかったり、挫折したり失敗して路頭に迷ったりという事は誰にでもあります。そんな時、いかに目の前のやるべき事、やれる事を全力で取り組めるかどうかが大切だと思います。大事なのは未来ではなく、「今」です。「今」がなければ未来はありません。それが未来にどう活きるのかはわかりませんが、どんな形であれ無駄にはなりません。とりあえずやってみるのもいいでしょう。そうすれば、こんな偉そうな事が言えるような先輩になるでしょう。私はこれからも目の前のできる事をコツコツ焦らずやっていくつもりです。次の目標もしっかりあります。後輩達に幸あれ。




 

武蔵大学
経済学部 経営学科

平成28年3月特別進学コース卒
高森中出身

気持ちを切り替えることができれば
勉強と部活の両立は可能です!


移動中の学習により予復習や
 睡眠の時間を確保できました


 高校生活3年間を振り返って、まず最初に思うことは、3年間部活を継続して良かったということです。私は高校1年生から仙台育英サッカー部に所属し、3年間勉強とサッカーの両立をしてきました。しかし、サッカー部はとてもハードな部活なので、文武両道をすることは容易ではありませんでした、
 苦労した点をあげると、第一に宮城野校舎で授業を終えた後、多賀城校舎まで移動して部活をするという点です。集中して授業を受けた後、部活でもハードな練習をするため、部活が終わって家に帰る時にはくたくたになっていることがほとんどです。また、移動時間もあるため、部活に参加するのも30分遅れます。当然、その30分で自分とその他の部員との間には練習量という差が出てきます。特別進学コースの授業は毎日の予習、復習が不可欠ですので、私も家に帰ってからそれをしようと心がけましたが、疲れもあってかあまり出来ない日々が続きました。そこで私は電車やバスなどの移動時間をうまく利用して勉強するようにしました。すると、家に帰ってから休む時間が増え、授業に対しても疲れた状態で受けることがなくなりました。また、部活では練習量を補うため夜遅くまで自主練も行いました。
 第二に、私達の年代から部活で朝走りが加わった事です。朝5時に起床し、朝ごはんを食べずに多賀城校舎へ移動し、走ってから宮城野校舎へ移動して授業を受けるという日々が続きました。そのため、授業中は体に40kgほどの重りを置かれたような状態で授業を受けていました。しかし、移動時間を勉強にあてたりして、睡眠時間を確保していたので勉強も力をいれることができました。

大変でしたが部活を続けて
 良かったことの方が多いです


 これらの苦労をしたことよりも部活をしていて良かった点の方が多くありました。第一に自分の好きな事が出来るため、勉強などでたまったストレスを発散したり、運動することで晴れやかな気持ちになれることです。勉強する時と部活する時の気持ちを切り替える事ができれば、効率の良い充実した生活をすることができると思います。第二に部活での活動を通して多くの人との絆を深めることができることです。サッカー部の練習はとても過酷です。しかし、辛い時、苦しい時を共に乗り越えた仲間はサッカーだけでなく、これからの自分の人生においての大切な友達となります。また、サッカー部では長期遠征が多くあり、食事、睡眠などの日常生活を共有することで仲間同士お互いをより深く知ることができます。
 私は大学入試もサッカー部での活動、活躍を絡めて合格することができました。部活をすることで、推薦入試やAO入試などで有利になることは間違いないので、自分の空いている時間を活用し、文武両道に励んで欲しいと思います。



 

國學院大学
神道文化学部 神道文化学科

平成28年3月情報科学コース卒
桃生中出身

先生のご指導のお陰で小論文は
過去問レベルまで上達しました


入試に関する細かい情報は
 インターネットで調べました


 私の家系は代々神職をしているということもあり、志望する大学は中学の時から決まっていました。しかし、決まっているというだけで、具体的な入試の方法や対策はまったくわかりませんでした。高校2年の時の三者面談でも志望校とおおまかな入試方法しか分からず、その時に残りの期間なども考えて真面目に調べようと思いました。
 私は陸上競技部に所属していたため、練習と大学説明会の日にちがかぶってしまい、練習を優先させることも何度かありました。大学の説明を聞きたいという思いはあっても、1日練習をせずに周りとの差が広がる事が嫌で練習をしていました。しかし、このまま大学の情報を仕入れることができないわけでなく、インターネットを使って入試の日時や形態などのある程度のことは調べることができました。
 入試の内容は小論文と個人面接の2つで、面接の方は本番になればいくらでも出来る自信があったため、後で練習すればいいと思っていたのですが、小論文のように文章を書くことは苦手だったので2年の後半から先生に教えてもらいながら練習を始めました。文章を書くことが苦手ということで、1つのお題について400字で書くということから始め、最後は、入試の過去問題のような専門的な内容も書けるようになりました。
 早く進路が決まっている人は、早めの対策をたてることをおすすめします。



 

立正大学
仏教学部 宗学科

平成28年3月フレックスコース卒
岩切中出身

仙台育英は指定校推薦の数が多いので
頑張れば明るい将来が待っています


この大学に入学し僧侶を
 目指すことは決まっていました


 立正大学を目指したきっかけは、幼い頃から僧侶である父に僧侶を目指すのならこの大学が一番良いと聞いていたからです。
 私はAO入試で受かったのですが、自己アピールのために心がけたことは「聞かれたことにのみ答えること」です。
 現在、私は大学からの課題に励んでいる最中です。自分が将来こうなりたいという像というのは早い段階である程度持っていた方が良いと思います。私自身、小学生の頃から自分は僧侶を目指して立正大学へ入ると考えていましたが、準備不足だったと思いました。自分が目指す学部で学ぶことについてある程度知っていた方が絶対に良いと思いました。本気で大学を目指すなら学校設定科目の小論文は受けた方が良いです。
 これからの大学生活に当たってはしっかりと勉学に励み、有意義なものにしていきたいと思います。
 仙台育英には指定校推薦の数も多く、各部活動でも先生方のパイプがしっかりしているので明確な目標を持って頑張っていけば必ず良い将来になるので皆さんも頑張ってください。



 

神奈川大学
外国語学部 英語英文学科

平成28年3月特別進学コース卒
増田中出身

推薦合格後も大学の課題や資格取得など
進路全員決定までみんなで戦いましょう


誰もやっていないことへの
 挑戦が推薦入試では大切です


 仙台育英に入学したときから大学進学を意識し、具体的に、推薦入試合格を目指してきました。
 私が推薦入試を受けるために大切だと思ったことは、いくつかあります。まず、誰もやっていないだろうと思ったことに挑戦することです。私は、平成27年3月に仙台市で行われた国連防災世界会議に参加しました。この経験は、受験でのいい武器となりました。外国人と交流することは、自分の意識を深められると思うので、積極的に参加したほうが良いと思います。
 次に、基本的な生活を送ることです。無遅刻無欠席の心がけはもちろん、挨拶をしっかりすることが大切です。試験で面接がある場合、「失礼します」「ありがとうございました」などの言葉で自分の印象が決まってしまうかもしれません。日頃から意識しておくことは大切です。

室長経験や入試補助員などの
 経験は自己アピールになります


 3つ目は、オープンキャンパスへの参加です。高校2年生のうちに済ましておくことが理想ですが、4年間通う学校なので志望大学には必ず足を運んでおくべきだと思います。
 4つ目は、出願までの準備です。推薦入試の場合は、ほとんど自己推薦文があるため、早めの準備が必要です。私は、10月下旬が出願の締め切りだったので、夏休み前に一度、先生に自己推薦文を見ていただき、夏休み期間中から指導していただきました。書くときには、将来の目標が明確になっているととても書きやすいです。クラスでの室長経験や部活動での自分の活躍について、高校入試の補助員という貴重な経験もアピールポイントです。仙台育英の3年間をゆっくり思い出してみてください。
 以上が私の大切だと思うことです。最後に、合格した後はやはり気が緩んでしまいますが、自分が入学までにやらなければならないことは明らかです。大学から指定された課題を人一倍頑張り、TOEIC高得点、英検取得に向けて勉強するなど、進路全員決定までみんなで戦ってほしいと思います。


 

国際武道大学
体育学部 体育学科

平成28年3月フレックスコース卒
古川東中出身

努力すれば必ず成果は出る!
仙台育英サッカー部で学びました


プロのサッカー選手を目指して 
  今まで以上に自分を鍛えていきたい


 将来は、小学生の時から続けてきたサッカーで培った精神力を生かしていけるプロサッカー選手を目指したいと考えています。国際武道大学の練習会に参加した際に、学校の雰囲気や設備に魅力を感じました。大学でもさらにサッカー関係の仕事や教員の仕事を学びたいと考えています。また、プロサッカー選手になりたくても、言うのは簡単で、誰でもがなれる訳ではありません。だから私は、皆より努力して、今まで以上に自分自身を鍛えたいです。そのプロサッカー選手になりたいという夢が実現するなら、それは嬉しい事でもあるし、また次の夢や目標ができると考えています。
 そのためにも、国際武道大学で「前に踏みだす力」「考え抜く力」「チームで働く力」といった社会人としての基礎力を今まで以上に高め、国際武道大学の「学びながら選ぶ」自由なカリキュラムを利用することで、私自身の中に秘めている存在意義や可能性を4年間を通して見つけていきたいと考えています。

勉強にも力を入れ2年連続で
 評定5.0を取りました


 サッカー部に所属し、人数も多い中、同じ夢を追う者が集まり、競いあう事で競争力が生まれ、努力し、切磋琢磨する事で一人ひとりの夢や自分自身の夢が叶うと私は考えています。そして、目標である全日本学生選手権大会(インカレ)で上位入賞を大学で目指し、果たしたいと思う強い意志や最後まで諦めない心を持って日々努めていきたいです。早くチームの一員としてチームに貢献し、1年目からでもスターティングメンバーやトップチームに入れるようにしていきたいです。国際武道大学のサッカー部では、部活動だけではなく勉学にも力を入れていきたいと考えています。高校生活で部活動以外に勉学にも力を入れてきました。学業成績では、5.0の評定を2年間連続で取るという成績を修める事ができました。大学でも部活動だけ力を入れるのではなく、勉学にも力を入れ、優秀な成績を取れるように頑張っていきます。私は努力することでその成果が必ず出るという事を学びました。大学でいろいろな事に興味を持ち、たくさんの体験・経験をしていきたいと考えています。
 以上のことから、仙台育英で学んだ事を大学で生かし、部活動ではさらに自分自身の力を磨き、勉学では、たくさんの資格を取得したいと考えています。後輩の皆さんには、3年間高校生活を楽しんでほしいと思います。



 

名古屋外国語大学
現代国際学部 国際教養学科

平成28年3月外国語コース卒
高砂中出身

3年間で1つでも多くのことに挑戦し
自分にしかできない経験をしましょう


「長期留学」「エアライン」に
 焦点を当て大学を探しました


 私が名古屋外国語大学国際教養学科を志望した理由は、留学制度が整っていること、エアライン業界、ホスピタリティを専門的に学ぶことが出来ることの大きく分けて2つの魅力があったからです。私がはっきりと志望大学を決めたのは3年生の春頃でした。志望大学を決定するにあたって、私は「長期留学」、「エアライン」の2つの項目に焦点を当てて大学を探しました。もちろん名古屋外国語大学の他にもやりたいと思っていることが揃っている大学はたくさんありましたが、実際にオープンキャンパスへ参加し、学科説明会などでネットには載っていない情報を得たり、大学の雰囲気を自分で確かめたりした上で、自分に合っている大学は名古屋外国語大学だと確信し、志望することに決めました。
 志望大学の決定後は、推薦入試の受験科目であった英語の長文読解と国語の対策に集中的に取り組みました。特に英単語には力を入れ、空いている時間があればいつでも単語帳を開くようにしていました。また、出願が9月初めと早い時期であったため、夏休み期間を有効に活用し、ほぼ毎日学校の自習室に通って自己推薦文や志望理由書の作成にも取り組みました。

推薦入試で大切なのは
 3年間の経験だと思います


 私は仙台育英在学中に、カリフォルニア、ハワイ、台湾、北京への海外研修、第二外国語としての中国語の勉強、日本伝統文化の華道と茶道の学習や友達と震災復興のための団体を立ち上げるなど、多岐にわたる経験をしてきました。また、私は1年次から英検やTOEIC、漢検、ワープロ検定などにも挑戦し、様々な資格も取得してきました。これらの経験や資格は、自己推薦書や志望理由書を書くときや面接のときのアピールポイントとなっただけではなく、自分自身の強みや長所ともなり、自信をつけることにもつながりました。
 仙台育英から大学へ進学する人のほとんどは推薦入試を利用すると思います。推薦入試ではもちろん学力や評定も大切ですが、いちばん大切なのは高校生活でどのようなことを経験してきたかだと私は思っています。私の場合、それに当たるのが海外研修や中国語、日本伝統文化の経験でした。高校で過ごす3年間はあっという間に過ぎてしまいます。その3年間の中で部活動でも、ボランティア活動でも、何か1つでも多くの事にチャレンジし、自分にしかできない経験をしてください。それが受験にも活かされますし、何よりも自分の自信につながります。



 

関西学院大学
総合政策学部

平成28年3月外国語コース卒
東仙台中出身

グローバルに社会で活躍するという
将来の夢を叶えるために努力しました


留学経験を存分に活用できる
 入試方法を選びました


 私は関西学院大学にグローバル入試という大学独自の入試方法で受験しました。
 まず、私がグローバル入試を受けた理由は、海外留学をしたからです。グローバル入試は求められる条件が高く、例えばTOEICが550点以上や180日以上の海外経験などです。留学をしたことが活かされると思い、この入試を受けました。
 2つ目の理由は、私は将来、世界という場で社会貢献活動をするという夢があるからです。もともとグローバル入試は、世界という場で将来、グローバルリーダーになりたい人や何か貢献したい人など、世界市民を目指している人が主に受ける試験です。従って、夢を叶えるために受けました。
 この入試に合格するために、私は主に英語重視で勉強をしていました。私の場合、語彙力が低かったため、英単語を毎日少しずつ増やしていくようにしました。また、前年のグローバル入試の問題が1つだけあったため、どのようなエッセイの問題がでてくるのか確認し、その問題を解き、外国人の先生にそのエッセイをみていただいたりして、自分が注意する点を確認するということもしていきました。特に単語は毎日のようにしていかないと語彙力を上げていくことは難しいので、朝や夜の空いている時間を活用して勉強していました。
 この3年間は、周りの人々の協力もありますが、自分の努力次第で人が協力してくれるなど、良くなったり、悪くなったりすると思います。



 

ノースアジア大学
法学部 法律学科

平成28年3月フレックスコース卒
秀光出身

部活動では目上の方に対する礼儀など
多くのことを学びました


勉強をないがしろにすると
 望んでいる結果は得られません


 私は仙台育英に入学し、硬式野球部に入部をしました。中学校での部活動も野球部に所属しており、中学3年生の頃にはこの高校に入学したいという決意を抱いてていました。
 そこでも仙台育英の野球部に入るために当時の部活動に一層力を入れ、生活態度にも気を付けました。その結果、入学することができました。
 しかし、高校から大学というのは部活だけを力を入れ、勉強はないがしろという事をやっていては望んでいるような結果にはならないし、そこには個人としてもチームとしても大会等の成績であったり、個人の結果も大きく関わってきます。そういった事を自分自身で、しっかりと理解し、目標を明確にして生活をする事が大事です。

甲子園で準優勝できたことが
 私の人生の財産になりました


 私が高校で力を入れてきた部活動では、3年間の中でたくさんの経験をさせてもらいました。それは大会だけではなくて、部活をやっていくにつれて人間関係であったり、目上の方に対する礼儀といった人間として基本的なことを事を学んだ3年間でした。苦しい練習も3年間同じ仲間と乗り越え、どんなに苦しい試合もあきらめずにやって勝利する事が出来たのも、仲間がいたからです。
 高校3年生の夏、私は高校生最後の夏の大会で、甲子園に出場し準優勝することができました。これは私の人生の中で貴重な経験であり、財産です。この苦しい時を共にした仲間と、今まで支えてくれた方々の存在があってこその結果でした。その時は大学の事なんて頭に入れてやってはいませんでした。恐らく誰しもそうだったと思います。その時その時の試合を、後の事を考えず我武者羅に一生懸命やることで結果が生まれてきます。しかし、学校での勉強は目標をしっかりと立てた上で、それに向かって頑張ることが大切です。自分はどこに行きたいのか、そこに行って何をしたいのかを明確にして、部活も勉強も両立させる事が自分自身の道を大きく切り開くものとなるはずです。



 

東北芸術工科大学
デザイン工学部 映像学科

平成28年3月英進進学コース卒
将監中出身

チャンスがある限り何度でも挑戦すれば
大学への思いは教授に伝わります!


映像系への夢を諦めきれず
 直前に進路変更しました


 東北芸術工科大学の映像学科を受験しようと決めたのは高3の夏でした。それまでは芸術系の大学ではなく普通の大学を受けようと思っていました。しかし昔から映像系の仕事に関わりたいという気持ちがあったので東北芸術工科大学を受験したいと親に相談したところ、応援してくれるということだったので受けることに決めました。私の通っていたコースには指定校推薦が無かったのでAO入試で受験することにしました。
  この大学へのAO入試を受験する際にはオープンキャンパスなどに積極的に参加し、できるだけ多くの教授に話しかけたほうがいいと思います。入試の時に顔を覚えてもらっているほうが印象がいいのではと感じました。私が受けたときの受験内容は写真を見て800字以内でストーリーを作るというのとグループディスカッションと面接でした。ストーリー作りは練習をしておいたほうがいいです。自分で適当な写真を探してきて実際にストーリーを作り、800字の感覚をつかんでおくといいと思います。グループディスカッションは受験生6人くらいに教授1人という感じでやりました。はじめに進行役を決めたりしますが、無理に立候補することはないと思います。ただ、意見は積極的に発言したほうがいいようです。面接は、教授2人に受験生1人で行いました。はじめに志望動機を聞かれました。あとはごく普通の会話を教授としました。好きな映像作品についてや自分の趣味など。
 あとは自己アピールファイルはしっかり作ったほうがいいです。例えば、私の場合だと自分の書いた絵や写真日記を持っていきました。自己アピールファイルは作っても作らなくてもいいと大学側は言っていましたが、ほとんどの受験生がしっかり作って持ってきていました。

小論文は思ったことを素直に
 書いて合格できました


 入試は小論文と面接でした。小論文はうまく書けなくてもいいから自分の意見をしっかり書けと東北芸術工科大学の入試課の方が言っていました。正直小論文はあまり自信がなかったのですが、思ったことを素直に書いたら大丈夫でした。面接はだいぶ落ちついた気持ちで受けることができました。しっかり自分が大学に入ってから何をしたいのか、将来どんな人間になりたいのかをつたえることができれば大丈夫です。もしも、落ちてしまってもチャンスがあるなら何度でも挑戦することが大切だと思います。自分なりに考えて、いろいろな工夫をしてがんばってください。教授たちに思いは伝わると思います。



 

いわき明星大学
薬学部 薬学科

平成28年3月特別進学コース卒
大河原中出身

やりたいことを経験から導き出して
明確にすることが大切です


急な進路変更でしたが先生方が
 多方面から支えて下さいました


 幼い頃から薬剤師として国際的に活動したいと考えていました。私は高校3年生の9月に志望大学を変更してAO入試を受けることにしました。元々志望していた大学は、何度もオープンキャンパスに通っていて具体的な授業内容も知っていたり、県内で交通の便も良かったりで憧れていましたが語学留学ができないことが納得がいっていませんでした。そこで、先生や両親に相談したところ、いわき明星大学を教えてもらいました。急に志望大学を変更したので不安や分からないことが多々ありましたが、その度に執務室に直行し、先生に質問しました。また、自己推薦文や小論文では添削してもらったり、アドバイスをもらって先生方には感謝しきれないぐらい助けてもらいました。
 実際にAO入試を受けて一番伝えたいことは、自分が大学で何をやりたいのか、大学を出てどのように働きたいのかということを明確に構想することが大切なことだということです。その中でも自分にしかできない、一番だという強みを持つことがAO入試では必要になると思いました。

大学にアピールできるように
 様々な経験を積み重ねました


 私が大学合格をもらった中で一番の自信になったのは、やはり様々な体験や経験の存在が大きいと思います。幼い頃から気になることは自分で調べて体験することで学び、経験値を上げてきました。向上心をバネにして、サイエンス・コ・ラボに参加したり、書道部の助っ人として作品を出したりすることで経験量を増やし、大学へ自分のことを紹介する“ネタづくり”をして、自分の活動を整理しました。
 受験にあたって大切なのは、やりたいことを自分の経験から導き出し明確にすることだと思います。そして、そのことを先生や両親に相談したり、他の人の意見やアドバイスを聞いたりすることも大事なことだと思います。大変なこともたくさんあると思いますが向上心と夢を持って頑張って下さい。



 

東北学院大学
文学部 英文学科

平成28年3月外国語コース卒
沖野中出身

留学先で英会話の楽しさを知り
進路を変更しました


面接は“なるようになれ”と思い
 怖がることなく話せました


 私が学部・学科を決めるきっかけとなったのは、海外s留学です。2年生の途中から自然が多いという理由でニュージーランドを選び、約10ヶ月間滞在してきました。その際に、英語でたくさんの人たちと会話し、“英語を話す”楽しさを知りました。最初は農業系に進もうとしていた私ですが、留学をきっかけに英語のほうへ進むことに決めました。
 私はAO入試で受験し、科目は小論文と面接でした。特に面接は“なるようになれ”と思い教室に入ったことで、怖がることなく話せました。



 

東北学院大学
経済学部 共生社会経済学科

平成28年3月英進進学コース卒
中野中出身

出願時は忙しくなるので提出書類の
期限厳守を第一に考えましょう


インターアクト部として
 精力的に活動しました


 私が大学進学を目指したきっかけは、単純にもっと世の中の事柄を知るために勉強したかったからです。地元が良かったので県内の大学を選びました。
 大学決定の際に「自分には何が向いているか?」「将来どんな職に就きたいか?」を考えて、私は2年次から興味のある大学のオープンキャンパスに行き、結果、大学の違いを大いに発見することができました。第1希望から第3希望まで決定しておき、3年次になってから自分の成績レベルを知ったうえでオープンキャンパスに行くとよりその大学に行きたいという気持ちがふくらんだので、大学決定は早めにしておいて良かったと思いました。
 大学合格のためには様々な手段があり、特に推薦入試は3年間どのように過ごしたかによって学校推薦の内定をもらえるかが大きく変わってきます。勉強面では定期考査で赤点を取らないように普段の授業に真面目に取り組み、提出物には徹底して良い評価がもらえるように心がけました。また、私はインターアクト部の部長として精力的に活動し、ボランティアをする部なので内申書や調査書に書けることが有利でもあり、3年間は勉強と部活の両立を目指して頑張りました。また、模試対策として英単語を毎日暗記するために夏期や冬期の講習を受けて勉強方法を確立できるように行いました。

会場までのアクセスなどは
 出願期間前に確認しましょう


 仙台育英の場合は、指定校推薦の募集が多く、一般入試よりも推薦入試の方が合格が早く決まるので指定校推薦に挑戦しました。校内推薦なので自己PRを書くために、早い人は夏休みも学校に通って完成させなければなりません。自分の行きたい大学のことについて事前に調べておくことが上手に書ける1つのコツだと思います。特に争いが激しい有名大学は、3年間の評定が良くても7月にある校内模試が悪いと落とされる可能性があるので気をつけてください。私はAO入試の出願が早い大学だったので夏休みから書類を書くので大変苦労しました。苦労しないためには、先生に頼りながら期限厳守で頑張っていくことが大事だと思います。第1次選抜は面接が30分間あったので前日までたくさん練習して臨みました。試験期間はもちろん、出願期間もやることが増えてくるので忙しくなります。第2次選抜は第1次選抜と違うキャンパスで受けたので、自分が受ける大学までの行き方を事前にオープンキャンパスに行った際に確認しておくと良いと思います。
 大学に合格するまで、様々な方法で入試を受ける人がいるので先生も忙しくなってきます。面接練習や書類に書いてもらうことなど多くあると思うので、期限を守ることを第一に、焦らず頑張ってください。



 

東北学院大学
教養学部 人間科学科

平成28年3月特別進学コース卒
八軒中出身

志望大の先輩からのアドバイスを実践し
小論文対策に大いに役立てました!


オープンキャンパスにへの参加は
 新たな発見が沢山ありました


 私は、大学受験を考え始めた時、自分の学力や夢に合う大学を見つけることができず悩みましたが、先生に何度も相談にのっていただき、自分なりに大学のことを調べた結果、一番行きたい大学を決めることができました。
 「東北学院大学に入学したい」と決めてからはオープンキャンパスや学校説明会に積極的に参加しました。実際、オープンキャンパスに参加すると新たな発見が沢山あります。以前から人間科学科の授業内容はホームページや資料で調べ、4領域をそれぞれ学び、基礎を学んだ上で一番研究したいことを深めていくことは理解していましたが、具体的にどのような方法で学ぶのかまではまだ理解していませんでした。しかし、模擬講義を受けてみて、元々心理学に興味がありましたが、さらに他の分野にも興味がわきました。4領域が学べる上に、どの分野もどこかしら他の分野に応用できることが学べるので、自分の視野を広げるためや他にはない発想力を培うためにもなると感じました。

先生方にいろいろな場面で
 助けていただきました


 東北学院大学の先輩方から教わってから日々実践していることがあります。それは「メモを取る癖をつける」ことです。今までの私は話を聞くとき、聞くだけで終わらせてしまうことが多かったです。それだけだとつい内容が曖昧になり、あまり明確さがありません。そのアドバイスを教わってからは日頃からメモをつける努力をしました。オープンキャンパスの講義はもちろんのこと、自分が読んでいる本の中で重要だと思う台詞などについてのメモも取るようにしています。そのおかげか自分の読解力や相手の話へ理解力が増したと思います。後の小論文対策にもこの習慣は大いに役立ちました。
 春は大学について調べ、オープンキャンパスなどに参加し、夏になりAO入試での受験を決めてからは、先生方に協力していただき、どのような問いかけでも答えられるように何回も面接練習をしました。目線や表情、声の大きさなど1つ1つ丁寧にご指導していただいたおかげで本番でも実力を発揮することが出来ました。
 このように先生方にいろいろな場面で助けてもらったことで無事合格することができました。1人で考えることはもちろん大事ですが、困った時や分からないことがあれば、周りの友達や先生方に相談してみることも大事です。そして、行きたい大学がもう決まっている人はオープンキャンパスなどに積極的に参加し、先輩方から話を聞いてくると、参考になることが沢山得られると思います。



 

東北学院大学
教養学部 言語文化学科

平成28年3月外国語コース卒
みどり台中出身

どの推薦入試でも部活動における経験や
残した結果は大きなアピールポイント


テストでは評定5ではなく
 満点を目指して勉強しました


 私は仙台育英にサッカーを続けるために入学したため、高校3年間、部活動中心の生活を送ってきました。1年生の時は志望大学もやりたいことも決まっておらず、とりあえず指定校推薦で進学しようと思っていたので、毎回の定期テストで良い点を取るよう日頃から勉強していました。私の所属していた部は練習が忙しく長い時間勉強することはできませんでしたが、短い時間で集中して取り組むようにしたので、効率よく勉強できました。勉強か部活動どちらかだけ頑張るのではなく、文武両道を目指してください。部活動で経験したこと、残した結果はどの推薦入試でも大きなアピールポイントになると思います。また定期テストでは評定5を目標にするのではなく、満点を目指して勉強した方がより高得点を取れると思います。

面接練習は回数を重ねれば
 重ねるほど自信が付きます


 夏休みなどの長期休暇中は毎日部活動がありました。1,2年生のときは1日中サッカーをしていて、部活動に時間を捧げていました。しかし、3年生の夏休みはAO入試で受験すると決めたので、練習の始まる前か終わったあとに学習室に行って毎日エントリーシートを添削してもらいました。早めにエントリーシートを完成させて面接練習を何回もしたかったので、7月上旬にはエントリーシートを書き始めましたが、思っていた以上に時間がかかってしまい、結局完成したのは試験のある9月に入ってからでした。自己推薦文やエントリーシートは後回しにせず早め早めに取り組んだ方が余裕を持って準備できると思います。
 面接練習は回数を重ねれば重ねるほど自信が付くと思います。実際の入試ではほとんど事前に練習していたことが聞かれたのでけっこうスラスラ答えられました。どの学部にせよ、その学部に纏わる新書を1〜2冊読んでおいた方が良いと思います。
 入試は自分との闘いです。頑張ってください。



 

東北学院大学
教養学部 言語文化学科

平成28年3月外国語コース卒
塩竈第三中出身

しっかり受験対策を行ったことが
自信になり、合格できました!


第二外国語の韓国語の学習を
 継続できる大学を探しました


 志望大学を決めたのは1年生の冬でした。外国語の学習に力を入れている宮城県内の大学を探し、資料を見て、東北学院大学を選びました。なぜ外国語の学習に重点を置いて探したかというと、外国語コースで学んだ第二外国語の韓国語を大学でも続けたいと思っていたからです。志望大学が決まってからは、AO入試で受験しようと思っていました。その理由は、AO入試で直接大学や先生方に私の資質や熱意を伝えるためです。資質を簡単に言うと、才能です。私がどんなことをアピールしたかと言うと、ひとつは英語検定2級を取得したことです。それに加え高校3年間で学んだ韓国語のこともアピールしました。外国語に対する関心や意欲、理解度が高いということを伝えるためです。
 学校生活では、3年間女子バレー部に所属し、勉強との両立に努力しました。AO入試での受験を考えていたので、成績がある程度良くないと合格するのが難しいと分かっていました。従ってテストが近づくと家での勉強に力を入れました。勉強だけでなく、提出物をきちんと出したり授業にもしっかり取り組みました。その結果、成績も満足のいくものでした。

東北学院大学のAO入試は
 1次面接の評価が重要です


 入試が近づくにつれて最も努力したのが面接の対策です。東北学院大学の場合、1次試験と2次試験があります。2次試験に進むには1次試験の面接の評価がある程度高くなければいけないので何人もの先生に面接の練習をしていただきました。その次に力を入れていたのは小論文です。対策の方法は、東北学院大学の過去問にひたすら取り組むというものです。それでだいたいの傾向をつかみ、自分の中で小論文の書き方のパターンを作りました。
 私が合格できた要因は、面接や小論文の対策をしっかりして自分に自信をつけたことと、「絶対入学してやる!」という気持ちをずっと持ち自分を信じたからだと思います。



 

東北学院大学
教養学部 言語文化学科

平成28年3月情報科学コース卒
吉成中出身

自分に合っているかどうか見極めるため
オープンキャンパスに何度も行きました


大学で多くの留学生と交流し
 視野を広げようと考えました


 大学をめざした理由は、大学でより深くいろんな言語に触れ、国際的である大学で留学生と交流し、自分の視野を広げていきたいと考えたからです、入試でAO入試を選んだ理由は面接を通して自分を理解してもらいたいと思ったからです。東北学院大学の入試では面接が2回あるため、アピールできる時間が多くあります。AO入試でアピールするためにはいろんなことを話せないでは合格できないので、学校行事に参加するだけでなく、定期テストでも良い点数を取れるように努力しました。赤点を取らないようにして、かつクラスの上位でいられるように勉強していました。

大学では高校生活を生かして
 責任を持って行動していきます


 学校生活が充実できるようにいろいろな行事に参加して、面接で話せるようにしました。そして、小論文対策として何回も練習しました。
 充実した3年間があったからこそ、受験に役立てたと思います。みなさんもがんばってください。
 受験大学を絞り込むにあたっては、自分が過ごしやすい環境であるかどうか、何回もオープンキャンパスに行きました。1つのみならず、いろんな大学へ行って、自分に合うかどうか見てきました。
 私にとって大学は高校とちがって自分で決めることが多く、責任を持たなければいけないと思います。
 高校生活で経験したことを生かしてこれからもがんばっていきたいと思います。



 

東北学院大学
教養学部 情報科学科

平成28年3月特別進学コース卒
南小泉中出身

受験方法が変わる可能性に備え
1つでもアピールできることがあると心強いです


エントリーシートを作成するうちに
 大学での目標も明確になりました


 将来、システムエンジニアになりたいと思ったため、この大学を受験しました。私は初め、一般入試で受験しようと考えていました。しかし、担任の先生との面談や両親との話し合いを通してAO入試という選択肢があることを知り、私自身の高校での経験を自己アピールで活かすことができると考え、AO入試を受験することを決意しました。
 私は入試本番まで3つのことを心がけ、取り組みました。1つ目はエントリーシートの作成です。エントリーシートには、大学の志望理由や入学後に何をしたいかを書く欄がありました。多くの時間を使って作成し、先生に何度も添削していただいたことで、より良い文章に仕上げることができました。また、作成しているうちに大学での目標も明確になり、面接練習の手助けとなりました。2つ目は面接練習です。私が受験した大学では、1次試験と2次試験に面接があったので、特に力を入れて練習に取り組みました。先生方との面接練習に加え、以前東北学院大学に通っていた先生に、大学の特色について詳しく教えていただきました。私の場合は、面接で聞かれそうなことや最近のニュースを何度も確認できるように1冊のノートにまとめ、徹底的に覚え込みました。3つ目は小論文対策です。小論文対策では東北学院大学の過去問を解きました。私は小論文が得意ではありませんでした。しかし、担当してくださった先生の的確なアドバイスのおかげで、深みのある文章を書けるようになりました。

部活をしていたことで
 AO入試を受験できました


 後輩に向けて私の経験を少しでも生かせるようなことを伝えたいと思います。それは、3年間の高校生活において様々なことに挑戦することです。前に述べたように、私は一般入試で受験することしか考えていませんでした。しかし、生徒会や合唱などの部活をやっていたおかげで、受験方法の選択肢を増やすことができました。私のように、受験方法が急に変わるという可能性も十分にあると思うので、何か1つでもアピールできるものがあると心強いと思います。
 後輩の皆さん、3年間の高校生活はあっという間に終わってしまいます。早いうちから準備しておくということが勝利への鍵です。日々の努力を大切に頑張ってください。