SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
 

宮城教育大学
教育学部 初等教育養成課程
言語・社会系英語コミュニケーションコース

平成28年3月特別進学コース卒
利府中出身

先生やチューターの方々に支えられ
受験に対する不安を乗り越えました


先生方は納得できるまで
 質問に答えてくださいます


 私は特別進学コースに入り、厳しい受験戦争を乗り越えるために2つのルールを作りました。一つは勉強時間の固定化です。私の場合、勉強を怠らないように月曜日から土曜日の放課後は20時30分までオークルームなどで必ず勉強し、日曜日は勉強をするだけでなく、テレビを見るなどして脳を休ませるという方法をとりました。もう一つは早急な疑問の解決です。仙台育英の先生方は可能な限り私たちのために時間を割いてくれる上に、どんな些細な質問にも自分が納得するまであらゆる方法で教えてくれるため、抵抗なくどんどん質問することができて疑問を解決することができました。
 私の勉強は基本的に授業の予習や学校での様々な講習に重点を置き、3年生の夏休み以降は本格的に受験を意識しセンター試験や志望大学の過去問題集を解き始めました。間違えた問題は解説をじっくりと読み、何度も何度も同じ問題を解き続けることで、自分の弱点を見つけ出しその克服につなげました。

受験は想像以上に大変ですが
 支えてくれる方々も大勢います


 もちろん勉強をする中で何十万人といる受験生と戦うことに対する恐怖や自分の成績の不振に対する不安を覚えることもありました。このような場合には、先生や学校に来るチューターにアドバイスをもらい今後の方針を考えたり、受験本番で良い結果を残す自分の姿を想像することで乗り越えることができました。
 これから大学受験を控える皆さん、受験は想像以上に大変なものです。しかし周りには先生・親・同級生などといった頼れる人が大勢います。その人達の支えを受けながら、桜咲く春を目指して頑張って下さい。



 

防衛大学校
人文・社会科学専攻

平成28年3月特別進学コース卒
塩竈第三中出身

「逆転の仙台育英」でモチベーションを
維持し最後までやり通しました


愛好会や甲子園応援など
 勉強以外も色々経験できました


 逆転の仙台育英。この言葉は公立高校の受験に失敗し、高校生活に対する抱負や気力も無いまま仙台育英に入学した私の心に響きました。仙台育英に来てよかった!と卒業する時に思えるよう頑張ろうと思いました。特別進学コースに入った以上、勉強を第一に考えながら、合唱愛好会の活動をしたり、よさこいに参加したり、ラクロスをしてみたり、甲子園へ応援に行ったり、様々な経験をしました。
 そんな私が本格的に受験勉強を始めたのは高校3年生の夏でした。私はまず生活リズムを整えることから始めました。朝は7時30分に学校について勉強をし、夜は0時に寝て睡眠時間を確保する。これを入試最後まで継続することで、受験期に体を壊すことはありませんでした。また、勉強する場所も同じような大学進学への強い意志を持った人たちがいるところでやりました。そうすることで、勉強に対するやる気を維持することができました。
 受験勉強において致命的なのは戦意喪失と考えます。特に一般入試は期間が長いです。本当に長いです。秋頃から指定校推薦で合格する人たちが出始め、11月の中旬に一つ目の入試があり、1月にセンター試験があり、2月下旬に前期試験があり、3月に後期試験があります。これに加えて私立の一般入試もあります。入試の回を重ねるごとに少しずつ自習スペースでの人数が減ってきます。私も関西の指定校推薦の話に悩み、また後期試験まで受験したので何回も投げ出したくなりました。その度に高校入試のことを思い出して逆転してやるぞ、と決意を改めたり、大学のパンフレットを見て第一志望を再確認したり、同じように大学進学を目指している人と話すなどしてモチベーションを維持し、後期試験までやり通すことができました。

他人と比べず自分の目標を
 見つめて頑張りましょう


 さて、これから大学入試をされる方に留意して欲しいことがあります。それは他人の受験状況をみて自分を見つめ直すことをしないということです。他人は他人、自分は自分です。そもそも自分と成績も将来の目標も異なる他人を比べること自体無意味なことです。また、他の受験方法で合格した人たちも自分とは違う努力をしたはずです。妬んだりせず自分の目標だけを見つめて、第一志望突破を目指し、頑張ってください。