SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!
 

会津大学
コンピュータ理工学部 コンピュータ理工学科

平成28年3月情報科学コース卒
みどり台中出身

意志をしっかりと持ち周囲に流されずに
自分で決めたゴールを目指しましょう


成績が伸びず焦りましたが
 強い意志を持ち続けました


 会津大学を志望した理由は、元からコンピュータに関する大学に進学したいと考えており、会津への研修の際に会津大学を知り、大学の環境が理想的なものだったからです。
 大学には公募制推薦で合格しました、推薦試験は試験の本番も確かに大切ですが、まず学校での評定値を大学の設けた基準をギリギリではなく余裕を持って満たすことが大切です。私は進路を決定する前からどのような入試方法でも大丈夫なよう定期考査や普段の授業を大事にしてきました。自分の選択肢を狭くすることのないよう注意しながら志望大学を決定し、その後は、どのような大学かをより深く調べ、オープンキャンパスに行くことで、自分の気持ちが途切れることのないように過ごしました。私の周囲に国公立大学を受験する人がいなかったため、心が折れそうになることも多々ありました。三者面談のたびに落ちた場合はどうするのか、しっかり勉強しているかと聞かれその都度私は決意を新たに勉強を重ねてきました。しかし、自分の想定よりも学力が伸びず、試験当日まで焦りの日々でした。それでも私が合格することができたのは大学に合格したいという強い意志があったからだと思います。

周囲と進路が異なったことで
 強いプレッシャーがありました


 自分だけが周囲と違うというのはかなりのプレッシャーとストレスがあります。そのような状況においても、自分の意志をしっかりと持ち、誰かに流されていくことなく自分の決めたゴールに向かうことが大切なのだとこの高校3年間で嫌という程確認しました。ですから次の代の人たちには初めからそれをしっかりと認識したうえで高校生活を送ってほしいと思います。



 

二松學舍大学
文学部 中国文学科

平成28年3月英進進学コース卒
中新田中出身

合格するにはどんな自分になるべきか
常に自問自答を繰り返していました


授業に留まらずラジオ講座など
 自主的に中国語学習を続けました


 中学校の時から、この大学を最高峰の目標として高校生活を送りたいという強い意気込みを抱き、仙台育英に入学をしました。中学時代、遠方からの高校通学や、どのコースを選択するかなど、見当がつかない3年後の自分がとても不安だったことをついこの前のように鮮明に覚えています。この大学を受験するには、どのような自分にならなければならないか、いつも自問自答の高校生活でした。
 私はこの大学の他に、推薦入試での大学受験を視野に入れ、自分に必要とする学力向上の為に、毎日長時間ではありませんでしたが、部活と両立しながら自主勉強を続けてきました。2年生でのクラス選択が、私にとっての大きな決断でした。中国語クラスに進み、必死に中国語の発音や表現方法を勉強しました。そして毎日、朝と深夜、学校の休み時間に中国語のラジオ講座を聴き、授業のレベル以上の自主勉強を行いました。実力を試す為に、中国語検定試験で4級を取得しました。現在も3級合格を目指し、日々努力しています。
 私が、この大学を志願した最も重要な決め手は、大学の学生方と先生方のオープンキャンパスでの姿が、他の大学と比較して一番に自分に合っていたからです。後輩の皆さんも大学にいる学生が自分だと仮定して、オープンキャンパスを参考にする事をお勧めします。
 受験に向けて私に勉強を教えて下さった先生方、本校の中国人留学生の皆さん、「諦めるな!」と背中を押し続けた両親、友達、先生に感謝しています。ありがとうございました。大学でも懸命に頑張ります。



 

国士舘大学
体育学部 スポーツ医科学科

平成28年3月特別進学コース卒
西多賀中出身

スタートが周りの人より遅れても
努力の積み重ねで取り戻せます!


誇れる経験をしていることが
 志望大学合格の鍵になります


 私は、高校3年の夏頃まで進路が確定していませんでした。やりたいことはあったのですが、大学に行く理由が見つからなかったからです。皆がいくからという考えだったのです。ですが、あることがきっかけになり夢が決まり、大学での目的が定まりました。きっかけについては中略しますが、これによって本気で行きたい大学が見つかりました。
 大学受験へのスタートダッシュが、他の人よりも遅い私ではありましたが、諦めませんでした。学力的には、自信を持てるほど良いものではありませんでした。部活動をやっていたこともあり、今思うともっとしっかり両立していたなら、進路も早く確定していたかもしれません。ですが、幸い評定は周りの人に比べて少しは良かったと思います。両立したいと思っていたので、テスト期間中はものすごく集中してやっていました。この時に、辛抱強く取り組めたのはやはり部活の存在が大きいと言えます。部活での上下関係や規律を守るということは、必ず役に立ちます。もし、放課後の時間を持て余しているのなら、何かの部活に入ってみることをおすすめします。もちろん、両立を前提に取り組んでください。部活ではないにしても、資格の取得(英検や漢検)をしたほうが良いと思います。推薦入試やAO入試、指定校推薦などを目指しているならばなおさら、他の人よりも誇ることの出来る経験をしていることが志望大学合格のための鍵になると思います。

恥ずかしがらず先生に相談し
 苦手や不安をつぶしましょう


 もう一つ、志望大学合格のための鍵となることは、先生方にたくさん聞くことです。先生方は、分からない所を聞けば必ず丁寧に教えてくださいます。相談をすれば親身になって聞いてくださいます。だから、恥ずかしがらずにどんどん聞いてみてください。私は1年生の時にそれが出来ずに苦手や不安を溜め込んでしまっていました。苦手や不安は絶対つぶすことが大切です。自分で経験して改めてそう感じました。
 私にとって、大学は夢を叶えるための足掛かりで、高校は夢を叶えるための土台です。あとは目的に向かって、ひたすら努力しました。今、行きたい大学について悩んでいる人もいるかもしれません。経済的に諦めかけている人もいるかもしれません。悩んでいるなら、挑戦してみてください。私自身、スタートダッシュはつまずいてしまいましたが、努力で取り戻すことが可能だと実感しました。「努力は報われる」とよく言いますが、報われます! 周りの人よりも遅れていると感じても、焦らず地道にコツコツ努力したら、絶対に報われます!!
 最後に、高校生活を楽しんでください。一度しかない仙台育英での高校生活は楽しまなきゃ損です! そして、それが受験への活力にもなります。DO YOUR BEST!!



 

創価大学
法学部 法律学科

平成28年3月英進進学コース卒
宮城野中出身

1年次から普段の授業態度や生活態度を
大切に考え高校生活を過ごしました


成績はもちろん、普段の生活態度も
 1年生の頃から大切です


 仙台育英に入学してからは年に4回ある定期テストをがんばりました。先生が出すと言った所や対策プリントをとにかく勉強し、点数を落とさないようにすることで少しずつ力を付けていきました。しかし、私の成績では一般試験では不安だったので公募制推薦1本にかけました。そのためには大学が提示している成績の平均を満たしていなければなりませんでしたが、そこは努力していたので難なくクリア。そこが大丈夫だったら出願できますが、書類審査も点数になるので普段の授業態度や生活態度も1年生の頃から大切になってきます。私は授業ではノートをしっかりとり、先生の話をちゃんと聞くよう努めました。生活面では1年生の頃は遅刻しないことを心がけ、2年からは誰よりも早く来て教室を開けるようにし、3年生からは南門が開く前から門の前にいるようにしました。

面接練習は様々な先生に
 お願いし複数回行いました


 受験勉強は試験を受ける英語のみをやっていましたが、本格的に始めたのは夏休みに入ってからです。Next Stageという問題集をひたすら繰り返しました。目安として1日50ページとしていましたがもちろんそこまでできない時もありましたが、それは次の日などにがんばり、帳尻を合わせました。私の場合家よりも学校の方が集中できるので朝のHRの前に約1時間、図書室で勉強し、受験が近づいてくると放課後も家ではなく図書室でやるようになりました。試験1週間前からは面接の練習を先生方に頼んで行いました。1人の先生に続けてやってもらうのではなく様々な先生に頼み、計4,5回練習をしてもらいました。面接の内容としては、志望理由と将来何をしたいか、今までがんばってきたことの答えをしっかりと用意し、あとは先生方から質問されることが多かった事に対する答えも用意したらあとは度胸です。これが私の受験勉強法です。少しでも皆さんの参考になると嬉しいですが、大学で仙台育英の後輩と会うことができるのなら何よりも嬉しいです。



 

日本女子体育大学
体育学部 スポーツ健康学科

平成28年3月情報科学コース卒
坂元中出身

テストで良い点数を取ることと
クラスの仕事に努力しました


希望の職業に就くために
 進学を志しました


 大学進学を目指した理由は、自分のなりたい職業は大学に入らないとなれないから自然に進路は大学に行こうと思いました。推薦入試を受けたきっかけは、チャンスがあるならできるだけ活用しようと思ったからです。推薦入試合格のために努力したことは、学校のテストで良い点数を取ること、クラスの係を自分からすることです。



 

神田外語大学
外国語学部 英米語学科

平成28年3月外国語コース卒
大衡中出身

提出物など「約束を守る」ことは
信頼を築くために大切なことです


大学の体験授業への参加が
 志望大学決定のきっかけでした


 大学進学を目指したのは、大学でさらに英語を学びたいと思ったからです。神田外語大学を選んだきっかけは、1年生の夏、仙台で行われた大学の体験授業に参加した事でした。すぐ後にオープンキャンパスにも行き、実際に学校を見て、大学の雰囲気を直に感じたり、英語を学べる施設が充実している事などを知り、この大学を目指そうと決めました。
 受験は公募制推薦で受けました。推薦の条件は英語検定2級以上を取得することと評定を満たすことでした。検定の勉強では、苦手なヒアリングを先生方に熱心に教えていただき、とても心強かったです。
 また、英語以外では、第二外国語として韓国語を選択していました。授業では、韓国人の先生に韓国の文化や日常生活のこと等もいろいろ教えていただきました。さらに外国語コースの必修科目である茶道と華道の資格も取得する事ができました。部活動はライフル射撃部に所属し、良い先輩方にも恵まれ、楽しく活動することができました。
 そのような学校生活の中で、小さなこともきちんと一つひとつ取り組む努力もしました。例えば、提出物の期限を守る事や学校を休まない事。この二つは特に気をつけました。当たり前のことですが、提出物などのように「約束を守る」ということは相手との信頼を築くのにとても大切なことなので、極力守るよう心がけました。

前日に風邪を引いてしまい
 今も悔しく思っています


 これまで述べてきたような「積み重ね」も大切ですが、事前の準備ももちろん大切です。
 私は、受験の前日に風邪を引いてしまい、体調が万全でない状態で受験しました。そのことは今も悔しく思います。結果にはひびきませんでしたが、体調管理の大切さを痛感しました。
 大学生になったら、1人暮らしをする事になるので、尚、気を引きしめて体調管理をしていきたいと思っています。
 最後になりましたが、面接の練習をしていただいた先生方、応援してくれた皆さんに心からお礼を言いたいです。ありがとうございました。



 

和洋女子大学
家政学群 健康栄養専攻

平成28年3月英進進学コース卒
高崎中出身

受験を通して最後まで諦めないことや
毎日の過ごし方の大切さを感じました


第一志望を受けるチャンスが
 ある限り頑張ろうと思いました


 はじめは指定校推薦を考えていたのですが、志望者が複数名いたこともあり、推薦を受けることが出来ませんでした。志望大学を変えず公募制推薦まで進むか、第2希望大学に変更し指定校推薦を狙うかとても迷いましたが、自分が一番行きたい大学を受験出来るチャンスがある限りは頑張ろうと考え、公募制推薦を受験することに決めました。
 公募制推薦の試験内容は、書類審査・面接・小論文でした。面接と小論文は、とにかく練習を重ねました。特に、小論文はとても苦手で、制限時間内に書き終えることさえままならない程だったので、焦りはありましたが、先生方に何度も添削していただき、社会問題やニュースにも目を向け、どのような試験問題のテーマにも対応出来るようにしました。もし不合格だったら…と考えると、その先が見えず、不安や焦りに押しつぶされそうでしたが、多くの先生方や友達に支えてもらいました。そして、合格が分かった時は、諦めず頑張ってよかったと強く思いました。

1年からの積み重ねが合格に
 つながったと感じています


 受験を通して、最後まで諦めないことや日頃の学校生活の過ごし方の大切さを感じました。推薦入試では、評定や生活態度など内申が特に重要となります。私は、1年生の頃から、定期考査や授業にしっかりと取り組んできたので、そのような面が受験の際に大きく評価されたのではないかと感じています。学業以外にも、部活動、室長や実行委員の活動、出席日数なども受験の際には重要となり、面接での自己PRにもなります。これから受験を迎える皆さんには、このようなことを意識して生活し、早いうちから自分の夢や目標を見つけて準備をしてほしいと思います。



 

東北医科薬科大学
薬学部 薬学科

平成28年3月特別進学コース卒
富沢中出身

先生方にたくさん質問することが
合格への一番の近道です!


■薬剤師の方々の働く姿を
 幼少期に見て憧れました


 私は小さい頃によく病気にかかり、その時に薬剤師という職業を知りました。そして、実際に薬局で働いている薬剤師さんの姿を見て、“患者さんの笑顔を間近で見ることのできるこの仕事に就きたい”と思い、薬剤師を志しました。
 公募制推薦を受けた理由は、絶対に合格したかったので、1回でもチャンスを増やしたいと考えたからです。もし、皆さんの中で東北医科薬科大学に入りたいと考えている人がいたら、化学をしっかりやると良いと思います。この大学の化学は、応用や細かな知識を必要とする問題がたくさんあります。私は、入試前の勉強時間のほとんどを化学に費やしました。あくまでも私が取り組んで成果が出た勉強法なのですが、化学の対策としてセミナーを何回も周回し、センターの過去問を行いました。

先生方は勉強面だけでなく
 精神面も支えて下さいました


 合格することができたのは、仙台育英の整った勉強環境と先生方の献身的なサポートのおかげだと感じています。仙台育英にはオークルームという自習室やGPホールなど、さまざまな勉強できる空間があり、夜の8時半まで残って勉強をしていたので、受験のときに大きな自信になりました。また、模試の判定が悪く落ち込んでいる時に励ましてくださったり、大学ごとに対策を練ってプリントを作っていただいたりと、先生方には勉強のことだけでなく精神面でも支えていただきました。
 後輩の皆さんに伝えたいことは、仙台育英で出来ることを最大限に活用して欲しいということです。勉強環境はもちろん、仙台育英には生徒思いで面倒見の良い先生や各教科のプロフェッショナルがたくさんいらっしゃいます。そんな先生たちを捕まえて、たくさん質問をしてください。とても分かりやすく、身になるので、その方法が合格への一番の近道だと思います。自分の今までやってきたことを信じて頑張ってください。



 

宮城学院女子大学
生活科学部 食品栄養学科

平成28年3月特別進学コース卒
東仙台中出身

目標や意志をより具体的にして
自分に一番合った大学を見つけましょう


卒業生による実践的な指導や
 実習の多さに魅力を感じました


 自宅から通える場所にあり、管理栄養士の資格を得ることができる大学に進学したいと考えていました。宮城学院女子大学・食品栄養学科の、医療現場で活躍されている管理栄養士の方々から直接本場の意識や技能を学ぶことができ、学外の実習を希望にあわせて多く経験できる点に魅力を感じました。
 第一志望の大学だったので、1つでも合格する機会を増やすために公募制推薦を受験することにしました。入試内容は、書類選考、小論文、面接でした。小論文は化学的、生物的事象について解説と実験データに基づいた小論文というよりも長文問題に近いものです。7年分ぐらいの過去問を時間をはかって解き、練習してきました。初めは、文字数が足りなかったり、1文が長かったりと小論文の基本的なところさえあやふやでした。一番痛感したのは、基礎生物の知識がしっかり頭に入っていないと、問題の論点を押さえることができないということです。
 小論文自体化学的、生物的なことが問われるので、ある程度の基本的な知識が必要です。過去問を解くことも傾向を知るために大切ですが、化学基礎、生物基礎のセミナーや教科書を理解できるようにすることを大切にしてほしいなと思います。

推薦入試は大変でしたが
 目標や意志が明確になりました


 面接は、試験の1ヶ月前くらいから、同じように試験に面接がある友達と毎日1回ずつ受け答えの練習をしました。お互いに良かった点、改善点などをアドバイスし合い、少しずつうまくできるようになっていき、本番当日には自信をもって挑むことができました。先生方には、事前の練習で面接のマナーや色々な質問をして頂いたので、本番の面接で予想外の質問を聞かれても落ちついて答えることができました。面接は、自分がどれだけ大学のことについて知っているかをアピールする場です。オープンキャンパスに行ったり、大学のパンフレットをすみずみまで読んでたくさんの情報を集めると、引き出しが多くなるので、臨機応変に答えられます。
 入試当日は、緊張状態のまま小論文を書き始めてしまいましたが、何とか最後の行まで埋めようと時間ギリギリまで粘りました。面接官の方々はアットホームな感じで接してくれましたが、服装や行動は最後までしっかり見られていたので、ほどよい緊張感をもってできたと思います。
 推薦入試を受験するにあたり、なぜその大学を受けたいのか、将来どんなことをしたいのか、自分自身をみつめ直す機会がたくさんありました。大変なこともありましたが、大学での目標や自分の意志を明確にすることができました。
 みなさんもこれから大学を選択するにあたり、悩むことがあると思います。その時は、自分の意志をより具体的にして、一番合った大学を見つけてほしいと思います。応援しています!