〜飲酒運転根絶へ向けて〜

「飲酒運転根絶への願い」

日時:平成17年11月15日(火)
   午後1時00分〜3時00分
会場:多賀城市民会館
主催:宮城県・宮城県警察本部

 

 「第37回宮城県交通 安全県民大会」に 、本学園が「飲酒運転根絶への願い」 で参加しました。
 当日は、交通指導員功労者や優秀運転者、交通安全ポスター・作文コンクール優勝者などが表彰され、そのあと交通 安全作文コンクール優秀作文が壇上で朗読されました。
 続く「飲酒運転根絶への願い」では本学園の生徒会代表2名が壇上で飲酒運転撲滅を訴え、約16万人以上の方々から寄せられた飲酒運転撲滅の署名が宮城県警察本部長に手渡されました。

 
飲酒運転撲滅についての要請

 去る5月22日、本校第11回さつき祭ウォークラリー中に起きた交通 事故は私たちに、はかりしれない深い悲しみと衝撃をもたらしました。尊い命を奪われ、輝かしい未来を閉ざされた3人の仲間の無念、懸命に怪我と闘い治療に励んだ仲間の苦しみ、事故の惨劇を目にした仲間の衝撃などを思うとき、改めて悲しみと悔しさがこみ上げてまいります。そして飲酒・居眠り運転・信号無視などの法律違反を重ね、反社会的、非人道的行為を犯した暴走RV車運転手の危険運転には強い憤りを覚えます。
  私たち仙台育英学園高等学校生徒会では、このような悲惨な交通 事故は二度とあってはならないという切なる願いのもと、10万人を目指して飲酒運転撲滅の署名運動を展開してまいりました。その結果 、仙台はもちろん、県内外の多くのみなさまからのご理解とご協力、ご支援により目標をはるかに超える16万人以上のみなさまから署名をいただくことができました。私たちはこの運動を通 して多くのみなさまが交通安全・飲酒運転撲滅に対して非常に高い関心を持っておられることを実感いたしました。
  交通事故の無い社会は誰しもの願いです。しかし交通事故は大小を問わず至るところで起きています。しかも許されるはずのない飲酒運転による交通 事故が依然として後を絶っていないという悲しむべき現実があります。とても残念でなりません。
  どうか県内外の多くのみなさまから寄せられた交通安全・飲酒運転撲滅の願い・熱い思いを、真摯に受け止めていただき、今後とも交通 安全・飲酒運転撲滅のための徹底した取り締まり・啓蒙・啓発をさらに強化し、ご指導・ご尽力くださいますよう、ここに要請いたします。

平成17年11月15日

仙台育英学園高等学校生徒会
特別進学コース1年 岩本、 外国語コース1年
大平

宮城県警察本部長 様
 
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