育英通信92号 平成17年度 大学入試 詳報 | |
*特別進学コース | |||
東北大学
経済学部経済学科1年 一般入試で合格 |
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特進の先生方との
出会いがあったから 今の自分があるのだと思います。 ■魅力ある先生方との出会いに励まされて 小学生の時から社会的な出来事に関心がありました。政治や経済関連のニュースを、興味を持って見ていたのを覚えています。だから、最終的に経済学部を志望したのは自然の流れだったかもしれません。でも、そこに行き着くまではいろいろ迷いがあったし、やる気をなくしかけたこともありました。 そんなとき、何よりも大きかったのは、特進の先生方の存在でした。楽しかった現代社会や国語の授業、いろいろな話をしてくださった数学の先生…。そうした先生方との出会いがあったからこそ、大学に合格できたと思います。 ■大学で始まる新しい「学問の日々」 2年生までの自分は、ちょっと焦りもあったと思います。いろいろな参考書に手をつけては、どれも中途半端。成績も伸び悩みました。でも3年になって先生のアドバイスもあり、復習に徹しようと決心してからは変わりました。学校で渡されたプリントと、今まで使ってきた問題集を繰り返し復習。1週おいてもう1回、といった具合に、最低3回はやるようにしました。切羽詰まった12月ごろからは、過去のテストを引っ張り出し、間違ったところをもう一度やってみました。これが、センター試験では役立ちました。 いよいよ大学生。「これからは本当の学問ができる」と、楽しみな毎日です。大学院にも進みたいと、いまは考えています。 |
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東北大学
法学部法学科1年 一般入試で合格 |
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さぁ、仙台育英 特進の厳しい授業で 思いっきり鍛えられましょう! ■毎日のコツコツの 積み重ねが実力に… 中学の時に仙台育英のパンフレットを読み、国公立大や有名私大に多数の合格者を出していることを知って、「仙台育英で勉強したら、私もいい大学に入れるかもしれない」と進学を決めました。特別 進学コースのレベルの高さは覚悟していましたが、予想以上に授業内容が難しく、進度も早くて、予習をしないとついていけません。課題やプリントも山のように出るので、のろのろしていると宿題をこなすだけで一日が終わってしまう忙しさでした。 3年からは数学の朝講習と漢文の課外授業を選択したため、自宅に帰ったら宿題と復習を済ませて早めに就寝。午前4時に起きて6時半まで予習、登校して8時から朝講習を受ける…と朝型の学習ペースを続けました。結局、こうして毎日コツコツ積み重ねた宿題と予習・復習が、実力になったのだと確信しています 。 ■授業で鍛えられれば、 それが自信に… 私は文系なのに国語と小論文が苦手で、模試も3年までは目標点数の遥か下。でも、「今回悪くても、次に頑張れば大丈夫」と割り切る楽観的な性格で、無理したり勉強法を変えたりしなかったことが良かったのかもしれません。秋の模試で初めて評価Aを取った時は、続けてきた学習の成果 がやっと出たんだ、とうれしくなりました。後輩の皆さん、成績が伸びなくてもあきらめないで、仙台育英の厳しい授業で鍛えられた自分の力を信じてください。 |
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*外国語コース | |||
宇都宮大学
国際学部国際社会学科1年 公募制推薦で合格 |
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仙台育英独自の授業が 面接で大きな強みに ■「カンボジアに 学校をつくろう!」 外国語コースで英語を学ぶうちに国際社会や政治ニュースに興味を持つようになりました。北朝鮮の拉致問題、9.11テロ、イラク戦争……世界では悲惨な事件が次々と起きているのに、平和な日本にいながら何もしないことに後ろめたさを感じるようになったのです。 まずは「カンボジアに学校をつくろう」とクラスの友達5人で話し合って、仙台市の関連NGOを訪ねたところ、紙は送れなくて未使用の鉛筆なら送れるとか、支援活動にも細かい取り決めがあると知りました。国際社会学科を志望した理由は、NGOの専門知識を身につけて人の役に立ちたいと思ったからです 。 ■弓道部で磨いた 精神力が役立って… 私は弓道部で部長を務め、昇段審査では2段を取りました。弓道は精神力と集中力が鍛えられ、礼儀作法も習得できます。ふだんはリラックスしていても、いざとなればぴたりと決める。そのメリハリの付け方が、大学受験を前にしての生活に役立ったのかもしれません。 面接では国際社会学の知識を突っ込まれると思っていましたが、むしろ部活や学校行事などに質問が集中しました。それから、外国語コースの必修である中国語、華道、茶道は面 接官にインパクトを与えるようです。他校では学べない仙台育英独自のカリキュラムが大きな強みになる、と実感しました。 |
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宮城大学
看護学部看護学科1年 公募制推薦で合格 |
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「これをやった」と実感 できる高校生活を! ■吹奏楽部での 活動をアピール 小学生のとき、「トロンボーンを吹いている先輩のようになりたい」と思ってブラスバンド部に入ったのがきっかけで、仙台育英では吹奏楽部に入部しました。同時に、仙台ジュニアオーケストラや仙台ジュニアジャズオーケストラにも所属し、練習に明け暮れました。 大学進学を考えたときに浮かんできたのは「人と接する仕事がしたい」ということ。それで選んだのが看護学部。看護師をしている母の影響もあると思います。 宮城大学は新しい大学なので可能性をいっぱい秘めているし、看護学部では音楽療法を取り入れているのが魅力でした。宮城大学は、勉強以外のプラスアルファとして「自分には何があるか」ということを求めている大学なので、3年間続けてきた音楽活動は、いいアピールの材料になったと思います。 ■看護師として 途上国に役立ちたい 高校3年間でもう一つ忘れられないことがあります。ニュージーランドでの語学研修は、自分の将来を考える大きなきっかけになりました。 初めての海外を経験したことで世界に向けて視野が広がり、海外でも仕事をしてみたいと思うようになりました。 大学でしっかり勉強して資格を身につけたら、看護師として青年海外協力隊に参加して、開発途上国の役に立ちたいと思っています。 |
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