FROM THE STUDENTS  …教養コース
 
 STUDENT-1  大学進学をめざして
生徒会活動の合間をぬって
受験対策も進行中です。
教養コース3年
橋本 一樹
相馬向陽中(福島)出身
 大学進学を考えるようになったのは、2年生の後期。生徒会活動をしている先輩が、部活を終えて勉強に打ち込む姿を見ていたのが、いい手本になりました。目標が見つかったので、あとはやるだけ。受験するならいくつもチャンスがあった方がいいと考え、第一段階として推薦を意識し、無遅刻、無欠席を続けています。生徒会の会長をしているので、育英祭の準備などで、相馬市の自宅に帰るのは10時を過ぎることもたびたび。勉強する時間がなくなりがちなのですが、資格に挑戦したり、小論文の授業を選択したり、限られた環境の中で精一杯取り組んでいます。
 
 STUDENT-2  日本語ワープロ/情報系主講座
実力がどれだけついたか、
検定で試してみます!
教養コース2年
河邉 明人
塩釜二中(宮城)出身
 1年生の冬にキーボードをすごいスピードで打っている人をテレビで見て“かっこいい”と思い、それ以来、ワープロの練習に夢中です。まずワープロ練習ソフトを買ってきて早打ちの練習を始めました。初めは軽い気分でしたがだんだんのめり込んできて、始めると2時間も3時間も練習に没頭するようになって…。2年生になった春からは情報系主講座を選択。今は授業でパソコンを使って通 信文の作成などに励んでいます。今年はワープロ検定に挑戦してみるつもり。まずは3級か準2級からチャレンジしようと思っています。検定合格に向けて、練習にも力が入ってきました。
 
 STUDENT-3  中国研修旅行
長春の生徒たちの語学力に
大きな刺激を受けました。
教養コース3年
草刈 隆行
三条中(宮城)出身
 中国研修旅行の5日間は驚きの連続でした。万里の長城や故宮博物館、天安門広場など数々の名所を巡りましたが、最も心に焼きついたのは北京の街並み。高層ビルが建ち並ぶ都会的な街なのですが、裏通 りに入ると一変して小屋のような家が。ホームレスの人も大勢いて、この国の貧富の差の激しさを実感しました。もうひとつ、衝撃だったのは4日目に訪ねた長春外国語学校の学生たちの語学力。彼らの日本語は完璧で、自分よりも上手なのでは、と思うほど(笑)。積極的に日本語で僕らに話しかけようとする姿勢にも刺激されました。この経験で自分の学習への取り組みかたも変わってきましたね。
 
 STUDENT-4  公文学習
1週間に1度の公文学習で
英語の苦手意識が消えました。
教養コース1年
相原 健介
八木山中(宮城)出身
 入学して数カ月で大きく変わったのが、英語に対する気持ちです。中学校のころは見向きもしたくない苦手な科目で、英語の時間が憂鬱(ゆううつ)でしたが、今は違います。週1回の英語の公文学習が待ち遠しいくらいです。最初にレベルわけのテストがあり、自分はもう一度中学レベルに戻って基礎からヒアリングや構文練習を繰り返し、少しずつステップアップしてきました。手ごたえを感じたのは、ふだんの英語の授業が分かるようになったときです。将来は就職を考えていますが、「3年間しっかり勉強すれば、外国の人に声をかける勇気が出るかな」なんて期待しています。
 
 STUDENT-5  部活動/軟式野球部
“一球研心”の言葉を胸に
頑張れるだけ頑張ります。
教養コース3年
野田 茂樹
亘理中(宮城)出身
 入学と同時に軟式野球部に入り、1年秋の新人戦で20番、東北大会で8番の背番号をもらい、以来、毎日の練習や試合に“パワー全開”の日々です。昨年夏には念願の全国優勝!“決勝勝利!”の瞬間はただ呆然(ぼうぜん)。翌日、新聞記事を見て、じわじわ喜びがこみ上げてきたのを覚えています。今年もまた監督の佐藤達雄先生の言葉“一球研心”を胸に、頑張れるところまで頑張ってみるつもりです。それと、大学進学のことも考え始めています。推薦での進学をと思っているので、毎日の授業は大切にしています。大会などで授業に出られないときがあるのが悩みなのですが、クラスメイトのノートを借りて乗り切っています。