秀光中等教育学校と高校特別進学コースのコラボレーション(共同)事業として、理系志望の1・2年生(秀光4・5年生)を対象とした特別実験講座が7月から始まりました。
そのねらいは、東北大学理系学部の教授・准教授を中心とした外部専門家の指導を受けながら、高校の学習指導要領を超えたレベルの理科実験・実習等の活動を行うことで、理科系の専門職(研究者・技術者・教育者等)を志している生徒諸君の科学への視野を広げ、探究心を深めることを目的としています。
実験テーマは、今最も身近な問題である放射線を取り上げたものから、ノーベル賞受賞分野と関連のある研究まで幅広いジャンルとなっており、指導にあたられる大学の先生方も、高校生が興味を持って取り組めるような実験方法を工夫し準備されています。
今年度は実験室規模の関係から、各回参加者を36名程度に限定した募集(テーマによって対象学年が違います)による実施となりますが、来年度からは新しい宮城野校舎に整備される超高校級の理科実験施設での、規模・内容共に一段とスケールアップした講座となる予定です。
特別進学コース教頭
千田芳文 |