Vol. 105

 
 
 
いよいよ一般入試がスタートする2009年度大学入試。本校には、一足先に推薦・AO入試で合格通知を手にした3年生から、たくさんの喜びの声が寄せられています。 ここでは、推薦・AO入試で国公立大学への現役合格を果たした2人の先輩(3年生)に、合格までの道のりを振り返ってもらいました。
 
山戸 くん
英進進学コース3年
宮城教育大学附属中出身

授業を完璧にマスターすれば
自宅学習が少なくても大丈夫


秋田大学 工学資源学部
にAO入試で合格

山戸 くん 



理解度を深めてくれた
先生方の個性豊かな授業


 英進進学コースはどの先生も個性豊かで話が楽しく、教え方がユニーク。すぐに授業の面白さに引き込まれました。その結果、定期考査の成績も向上、もっと上を狙おうという学習意欲が高まりました。
 私は自宅学習をほとんどしていません。毎日遅くまで学校に残り、その日に習ったことを何度も復習。疑問点はすぐ先生に質問し基礎固めに努めました。また、土曜ゼミと補講で、学校での学習密度をさらに濃くしました。3年間順調に成績を伸ばせたのは、入学時から授業や補講の内容を復習で完璧にマスターし、分からない箇所を翌日に持ち越さなかったからです。大切なのは時間ではなく理解度だと考えていたので、自宅学習が少なくても全く不安はありませんでした。

その日のうちに復習し
知識の穴を補いました


 毎日帰り道にカーディーラーの前を通り、整備士の方々の働く姿を見るうち、自動車の構造に興味が湧き、「環境に配慮した排気ガス削減エンジンを設計したい」と思うようになりました。そして、秋田大学のオープンキャンパスで、学生が楽しそうに実験をしている様子を見て、「この大学なら良い環境で研究できる」と直感し、受験を決意したのです。
 後輩の皆さんにアドバイスをするならば、「授業を真面目に受けなければ、いくら長時間勉強しても無駄」。授業の復習をしながら冷静な視点で自分の知識の穴を見つけ、できるだけ早く補う…英進進学コースでその一点を心がけ、私は国立大に合格できました。

 

 
青木 さん
外国語コース3年

桜丘中出身
外国語コースでの3年間で
世界への視野が広がりました


国際教養大学 国際教養学部
に公募制推薦で合格

青木 さん


英語と経済学を同時に
学べる大学に出会って


 高3の夏、大学説明会で立ち寄ったのが国際教養大学のブースでした。全授業が英語で行われるなどの特色をお伺いするうち、やりたいことを実現できる大学だと確信しました。
 英語に囲まれた環境で育ち、話すことは身についていますが、読み書きに関してはもっと本格的に学びたかったのです。
 もう一つ深く学びたかったのが、経済学です。夢に挑戦する前に、すべての仕事に関わる経済のことをまず先に理解しておきたい、常々そう考えていました。英語と経済学を同時に深く学べる大学、それが経済学の授業を英語で受けられる、国際教養大学だったのです。

留学生や海外姉妹校の
高校生と交流するなかで


 国際教養大学の試験は、英語小論文と面接。面接で活用したのが『ミクシィ』です。国際教養大学の先輩たちにメッセージを送り、推薦入試の面接に関する情報を集めました。それを書き出してまとめた紙を先生に目を通していただき、面接の練習をお願いしました。試験本番では、予想していた質問だったので、うまく乗り切ることができました。
 合格を手にした今改めて考えてみると、国際教養大学を選んだのも、夢を見つけられたのも、外国語コースで国際交流を体験できたのが大きく影響したと思います。海外からの留学生や姉妹校のアイルランドの高校生とも仲良くなり、外国人の友達がたくさんできました。
 視野をぐっと大きく広げることができた充実感でいっぱいの3年間でした。