外国語コース 長期留学【10カ月プログラム】
 

Case 1
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ニュージ−ランドの姉妹校に留学
立命館アジア太平洋大学に指定校推薦
外国語コース3年
齋 亜希子 Akiko Sai
玉川中出身
■海外留学
 September 2001 - June 2002  
 ニュージーランド オークランド  
  マフランギ高校に留学
■大学進学
 立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部  
  アジア太平洋学科に指定校推薦で合格
ニュージーランド留学でアジアの
仲間たちと出会い、そして…。


 南半球の小さな国、ニュージーランドの姉妹校で過ごした10カ月間。そして、そこで出会った同じアジアの仲間たち。彼らとの友情を通 じて、「アジアについて深く学ぶ」ことをこころざすように…。
1 海外留学前
英語を通 してたくさんの人と出会い、話したい
▼英語を話せれば世界と通じ合える…
 私が海外留学を望んだ理由は、国際語として世界でいちばん多く話されている英語を自分のものにしたかったから。まず、英語を話せれば、世界中のたくさんの人々と通 じ合い、自分の視野を広げることができると思ったからです。
▼自然豊かなニュージーランドへ
 私は南半球にある小さな日本ほどの面積のNew Zealand(ニュージ−ランド)という国にある仙台育英学園の姉妹校を留学先として選びました。ニュージーランド(NZ)は、オーストラリアのさらに南東に位 置し、山や海などの大自然がたくさんあるところです。
 留学前には、準備としてオーラル・コミュニケーションの外国人の先生と積極的に話すよう心がけるのはもちろん、留学先の人々に自国のことを紹介するために、日本の伝統について調べたり、留学先の国のことを本やインターネットで調べるようにしました。

2 海外留学中に
留学先で出会った アジアの仲間たち
▼忘れられない真夏のクリスマス  
 わくわくする気持ちでNZへ。でも最初はわからない英語づけの日々で、泣きたくなったり、帰りたくなったりもしました。けれども、そんな私をなぐさめ、はげましてくれたのは私のホストマザーと家族たちでした。私を本当の娘のようにあつかってくれ、私は自分の家にいるようにうちとけることができました。
 日本にいるときから楽しみにしていた夏のクリスマス(南半球のクリスマス)のときには、家族でクリスマスチャペルを見にいきました。小さな教会で賛美歌を聴いたり、お祈りの言葉を聴いたりしたのですが、とても荘厳で美しくて、一生忘れられない思い出となりました。
▼姉妹校での“アジアの仲間”との出会い
 ホストファミリーとともに私を助けてくれたのは、留学先の学校で出会った友人たちです。友人の多くは私と同じように留学してきた人たちで、その中には意外とアジア人が多くいました。アジアの友人たちは日本のことに興味をもっていて、日本のドラマや音楽のことも知っていました。そんな話題からはじまって、しだいにお互いの国のことについて、深いことも語り合うようになりました。お互い、国境を越えて友情を育むことができたと思います。

3 帰国、そして大学進学をめざして
大学でアジアをもっと 深く学びたい…
▼アジアについて深く学びたい!
 そして日本に帰って、「留学先では英語で理解し合ったのだけれど、今度はもっと違う言葉で、その人たちとコミュニケートしていけたらいいな」と思うようになりました。それはアジアの言葉になることでしょう。私が出会ったアジアの友達の言葉で話して、もっともっとアジアのことを理解したいと思うようになったのです。これが、私が九州にキャンパスがある立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部への進学を志したきっかけです。幸運にも指定校推薦で受験することができ、合格できました。
▼世界とアジアの架け橋としての役割を
 日本はアジアの一つであり、これからはますます世界がアジアに注目してくることでしょう。その中で私自身が日本とアジア、世界とアジアとの“架け橋”としての役割を、何らかのかたちでになえるようになれればと思っています。 
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