ニューヨークを拠点に活動する室内管弦楽団、ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル(NYSE)と本学園とのジョイントコンサートが7月20日(金)に多賀城市民会館で開催されました。
今年で15回目となるこのコンサートには、秀光中等教育学校のオーケストラ部や、秀光、仙台育英の特別進学コース・外国語コース、保護者有志を中心とした混声合唱団が参加しました。会場は保護者や一般の方々で埋め尽くされました。
▼NYSEの華やかな演奏でスタート、
観客を一気に魅了しました
コンサートはNYSEのステージからスタート。トランペットの華やかなソロが印象的な『トランペット協奏曲 二長調(トレッリ作曲)』や、誰もが耳にしたことのある『サマータイム”ポギーとベス”より(ガーシュイン作曲)』などが演奏され、一気に観客を惹きつけました。

▼来年のコンサートは
ぜひ新宮城野校舎講堂で…
後半のステージの前に、校長先生による挨拶がありました。校長先生は昨年のコンサートは震災の影響で多賀城校舎グローリーホールでの開催となったことに触れられ、「昨年のコンサートは、多くの方々からのご協力とご援助をいただき、14年間続けてきた中で一番忘れられないコンサートとなりました」と振り返られました。そして、来年のコンサートについて「来年の3月に完成予定の新宮城野校舎には、フルオーケストラが入れるような施設を備えた講堂も出来上がります。来年のNYSEとのジョイントコンサートはできれば新宮城野校舎で、というお話が現在進行中であることをご報告いたします」と話されました。
▼今年は特別進学・外国語コースの
合唱団も加わって
そして後半はいよいよ本学園との共演。今年は秀光と保護者有志に仙台育英の特別進学コースと外国語コースも加わった大合唱団となり、オーケストラの響きに乗って声高らかに歌い上げました。秀光オーケストラ部は、『組曲「カレリア」(シベリウス作曲)』を堂々と演奏しました。アンコールはゴスペルソング『Lean On Me 〜 We shall overcome』。NYSEと秀光オーケストラ部に合唱団も加わって、ダイナミックな歌声と演奏が会場に響き渡り、感動的なステージとなりました。今年のコンサートも、温かく盛大な拍手で幕を閉じました。
コンサート終了後の交流会も、楽しく盛り上がりました!
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