キューバ共和国 エリザベス・バルデスミランダ臨時代理大使からのご挨拶

 
エリザベス・バルデスミランダ臨時代理大使からのご挨拶 エリザベス・バルデスミランダ臨時代理大使からのご挨拶
 

 キューバ共和国大使館からお越しいただいた、エリザベス・バルデスミランダ臨時代理大使のご挨拶では、日本で支倉常長がキューバに立ち寄ったことを知らない人も多いことを述べられ「キューバにとって400年前に行われた支倉常長の旅は、大変大きな意味のあるものでした。なぜかというと、キューバにとって日本との最初の出会いとなったからです」、「実際、彼が今日の日本とキューバの間にある友好関係の基盤を築いたと言えると思います」と話されました。そしてキューバと仙台の友好のシンボルである支倉常長のブロンズ像について話され、「私たちの国、キューバは日本の文化・日本の人々を心から歓迎しています。そして、逆に日本でもキューバの文化や歴史が受け入れられることを期待しています。そういった意味でも、日本の中でもとくに仙台というのは、私たちにとって大変大きな意味があります」、「来年慶長遣欧使節出帆400年の節目に、ぜひキューバを訪問していただきたいと思います」と締めくくられました。大使には花束が贈られ、大きな拍手が会場から響きました。

 記念講演会終了後、 大使は慶長遣欧使節出帆400年にs向けて「400年は、キューバにとって挑戦の年の始まりだと思います。アントニオ古賀先生をはじめある程度の年代の方は、キューバに親しみを持っている方が多いと思います。これからの私たちの挑戦というのは、新しい世代の子にもキューバのことを好きになってもらえるようにしていきたいということ。キューバも昔のままではなく変わっていってますので、好きになってもらえるようにしたいです」とお話してくださいました。

   
 
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