海外からの留学生へのインタビュー
■仙台育英で留学生活を体験して…
 

将来は日本の学校でTed先生のような教師になる…、これが私の目標です

Megan Kochanuk
さん
カナダ、ブリティッシュコロンビア州出身
留学期間:2014年2月〜6月


留学先に日本を選んだ理由を聞かせてください。
 海外への留学を考えたとき、思ったのは「知らない世界」に行ってみたい、英語の使えない国で新しい何かに出会って体験してみたいということ。それで日本を選びました。


本に来て興味を持ったものはありますか。
 
興味を惹かれたのは神社です。それと、日本の着物や浴衣も。今はまだ寒い時期ですが、暖かくなって神社に浴衣姿で行ければ最高ですね。


神社のどのようなところに惹かれたのでしょう?
 いろんな人たちが集まって来て、コミュニケーションしている。楽しく、素敵な場所だと思いました。神社は西洋のキリスト教の教会とは違います。キリスト教の教会は、同じ宗派の人たちが集まります。それに対して、日本の神社はもっと自由な感じ。魅力的なスペースです。


本の食べ物で好きなものは?
 食べ物は焼きそばが大好き。お寿司も。回転寿司にホストファミリーに連れて行ってもらいました。とても素敵。マグロ大好きです。お刺身も大好物です。


日本でのホストファミリーはどんな方たちでしたか?
 ホストファミリーの家には3人姉妹がいて、真ん中の子が私と同じ年。仙台育英の英進進学コースにいます。とても仲良しです。彼女が英語をある程度話せるので、私が日本語で伝えられないところは彼女に助けてもらっています。ホストファザーが、私がステイに来たことをきっかけにいま、一生懸命、私と英語で会話をするために勉強してくれています。とてもいい人たちです。


仙台育英で何か部活動をしていますか?
 カナダでアーチェリーを少しやっていたので弓道部に入りました。同じ弓を射るスポーツだけど、ずいぶん違います。なによりも、精神性というのか、弓道のならではの「作法」がありますね。気持ちを落ち着けて静かに弓を引く。心が落ち着いていると弓を引くときの力も自然に入ります。今は弓道に夢中です。



本語は上達しましたか?
 日本語は思っていたより難しい。私自身、日本語のボキャブラリーがまだまだです。ですから、私の思いを伝えようとしてもなかなか日本語では伝えられない。だから今はフラストレーションでいっぱいです。いまの私の日本での勉強は「日本語のボキャブラリーを増やすこと」 、これに尽きます。


本に来て驚いたことは?
 制服を来て学校に行くこと。カナダでは一部の特別な私立校を除いて学校の制服が指定されているところはあまりないので、はじめは驚きました。ですが、毎日、身につけているととても便利なであることがわかってきました。毎朝、「今日は何を着ていこうか」と考える必要がない。これはとても便利です。


最後に、今後の目標を教えてください。
 今は日本語を覚えることで精一杯。留学期間が終わる6月まで頑張ります。カナダに帰ったら大学に進み、心理学を専攻しようと思っています。大学を卒業したら英語の先生として日本に戻ってきたい。仙台育英でお世話になったTed先生のような教師になる、これが私の将来の夢です。