2016/17 Topics

 本校書道部 第65回宮城県高等学校書道展覧会で入賞

 
書道部5名が推薦賞を受賞!来年度のみやぎ総文2017へ向けての気合いも入りました
 
▲授賞式の様子【12月11日、宮城県美術館県民ギャラリー】
 

  2017年7月から開催される『みやぎ総文2017』のプレ大会としても開催された『第65回宮城県高等学校書道展覧会』において、書道部5名が推薦賞を獲得しました! 開催期間の平成28年12月6日(火)〜11日(日)は会場である宮城県美術館県民ギャラリーに、審査会で金賞以上に入賞した作品約300点が展示されており、大勢の人で賑わっていました。授賞式は11日に同会場で行われ、生徒たちは賞状を授与され会場いっぱいの拍手を受けていました。

 
 
 【推薦賞】

古典の作者について調べたことが
大きなヒントになりました


渡辺 帆南さん 特別進学 2年(利府中出身)

 今回の大会で「書譜」という古典の細字の臨書に取り組みました。細字の臨書の練習をしている中で、書譜の内容やこの古典を書いた孫過庭について調べることで作風などを知ることができ、作品を作る上で大きなヒントになりました。今回、去年は手も届かないと感じていた推薦賞をいただき、自分の技術の成長を少しずつ感じるとともに、さらに上を目指したいと強く感じるようになりました。書道の魅力を自分自身で日々感じられるような作品作りを目指し、各大会の経験を今後の練習に取り入れていきたいと思います。

 
 【推薦賞】

普段より小さい字に苦戦しましたが
周りの支えで楽しく取り組めました


阿部 若菜さん 特別進学 3年(郡山中出身)

 今回の出品が2回目であり、昨年よりも良い作品を、良い賞をとれればと書き上げた作品を出品することができたと思います。普段の練習していた時のサイズよりも少し小さくなり、書けなくて苦しんだ部分もありましたが、楽しく作品に取り組むことができました。推薦賞を受賞することができて驚きましたが、とても嬉しかったです。受賞するにあたり、先生や部員など周りの人たちの支えやアドバイスの基で作品を仕上げることができたことに感謝しています。最後に蜀素帖という行書の課題を楽しく書けたことが良かったです。

 
 【推薦賞】

“良い作品を仕上げたい”と
辛いときも投げ出さず頑張りました


加藤 美月さん 特別進学 2年 (青葉中出身)


 私は今年度になってから「石門頌」という課題に取り組みました。書き始めた頃はなかなか上達できず、周りの仲間の作品は形になっていっても私は思うように作品を仕上げられませんでした。書いても書いても上達できない日々はとても辛く本当に投げ出したくなりました。それでも仲間の頑張りを裏切るわけにはいかず、何がなんでも良い作品を仕上げたい一心で、先生から沢山の助言をいただき、自分でよく考えて書いた作品がこのように推薦賞をいただくことができ、とても嬉しいです。これからも仲間を大切にし、精進していきたいです。

 
 【推薦賞】

作品の見せ場であるポイントを
しっかり再現できたと思います


阿部 莉奈さん 外国語 2年 (日吉台中出身)

 昨年に引き続き、第四部 篆刻・刻字部門で推薦賞を受賞させていただくことができました。今回の大会では半切サイズに30個の印を押印しました。今年度作成した印の数は合計50個ですが、その中でも特徴のある印を厳選しました。作品を作る前は印の数が通常より少ないので迫力が欠けるのを心配しましたが、特徴のある印を作品にすることで「徐三庚」の見せ場である朱文の細さや白文の面積の広さを十分に再現できたと思います。来年の第66回宮城県高等学校書道展大会でも3年連続で推薦賞を受賞できるように日々精進していきたいです。

 
 【推薦賞】

初めて挑戦した隷書(れいしょ)!
自分なりの工夫が賞につながりました


中島 結衣さん 特別進学 1年 (仙台第二中出身)

 今回のこの書道展に「史晨碑」という隷書の作品を出品しました。私はこれまで、楷書か行書でしか作品を書いたことがなかったので、高校の書道部に入って初めての隷書を書きました。隷書は独特の筆使いがとても難しく、最初は慣れなかったのですが、徐々に史晨碑の特徴がつかめるようになりました。そしてこの書道展に出した作品も、より原本に近い字が書けるように工夫することができました。自分なりに工夫した結果がこのような賞につながったので本当に良かったと思います。

 
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