最初の一週間は長く感じましたが
今思えばあっという間の1ヵ月でした
特別進学コース1年 成澤さん 五橋中出身
9月12日月曜日から10月10日月曜日までの1ヵ月間、私は水野さんと佐々木さんと3人でアイルランドでホームステイをしました。3人とも家は別々でした。
アイルランドでの生活で一番大変だったことは、コミュニケーションと食事です。ホストファミリーや学校の友達などいろんな人が話しかけてくれましたが、最初の方は、簡単な会話ですらままなりませんでした。それでも、すこしずつ耳が慣れてきて、簡単な文章なら理解できるようになりました。食事は、日本料理は手の込んでいる料理が多いのに対して、じゃがいもをつぶしたものや、にんじんを切っただけのもの、バターたっぷりのサンドウィッチなどいかにも海外らしい食事でした。しかし、ピザはとてもおいしかったです。
驚いたことは、一つは、紅茶を沢山飲むことです。事前に調べた時、アイルランドは紅茶の消費量が世界一だと知りました。それでもまさか一日5、6杯も飲むとは思っていませんでした。もう一つは、同い年なのにみんな当たり前のように化粧をしていて、大人っぽくて美人だったことです。みんな小さい頃から毎日のように化粧をしていたそうです。
この1ヵ月間は毎日が初めて尽くしでした。最初の1週間はとても長く感じましたが、今思うと本当にあっという間でした。最後の1週間は、あと1ヵ月いたかったとずっと思っていました。別れの時はとても寂しく思いました。唯一心残りなのは、ホストシスターのお父さん、おばあさん、おじいさん、いとこ、そして、いろいろお世話をしてくれたサラ先生などにちゃんとお礼の言葉とお別れを言わなかったことです。今回、沢山のことを学び、つらいこともありました。しかし、楽しかったことの方が一番多かったと思います。今回、機会を与えてくれた方と両親には感謝しています。そして、またアイルランドに行きたいと思っています。
温かい人たちと過ごした一ヵ月間、
「楽しかった」だけでは終わらせない!
特別進学コース1年 佐々木さん 五橋中出身
アイルランドはイギリスの隣りにある小さい島で大きさは北海道くらいしかなく、雪は降っていませんでしたが、とても寒い場所でした。でも、住んでいる人たちはとても温かくて、楽しい人たちでした。そんな国に私は留学したのです。
今思えば、1ヵ月はすごい短くて、もっといても良かったなと思います。でも最初の一週間は本当に長くて1ヵ月くらいに感じました。やっぱり英語は速くて上手く聞き取れなくて、「YES」「NO」だけで受け答えするしかできませんでした。それに、学校生活や家での生活も日本と違いすぎて慣れるのが大変でした。学校のクラスメイトたちはみんなとても優しくしてくれてすぐに学校へ行くのが楽しくなりました。でも、授業はついていけないし、先生は何言っているか分からないしでつらいこともありました。
たくさんある留学の思い出の中でも一番心に残っているのは、グレンダロックに行ったことと、お別れパーティーを開いてくれたことです。グレンダロックではアイルランドに自然を見て、堪能することができ、そして友達もたくさん作ることができました。お別れパーティーでは、みんな私の作ったプレゼントを喜んでくれて嬉しかったし、一緒にお菓子を食べたりして、とても楽しく過ごしました。
私は留学することが決まってから、とても不安で不安で仕方ありませんでした。でも留学先のみんなはとても良い人たちで、つらいことや日本のみんなが恋しくなったこともありましたが、乗り越えることが出来ました。少しくらいは成長できたかなと思います。
私はこの機会をいただいたことに感謝して、楽しかったなで終わらせないように、将来に生かしていけたらいいと思います。
アイルランド最高!
本場の英語はとても速くて
聞き取るのが大変でした
特別進学コース1年 水野さん
寺岡中出身
私はアイルランドのニューブリッジというところに一ヵ月の間だけ行ってきました。
まず驚いたのはその英語です。教科書で流れているものよりも速く、とても流暢に話していました。速すぎて聞き取るのもままならなかったのを思えています。もっとゆっくり話してもいいのになと思うくらいでした。だから言葉で話すだけでなく、筆談したりしたこともありました。
私のホームステイ先は5人家族でした。大学生の姉ワィーバと、同じ年のエイディーン、それに中学生の弟カレンに猫のキティもいました。猫の「キティ」という名前は、サンリオの有名なキャラクターキティちゃんからとったようです。やっぱりキティちゃんは人気でいした。お母さんは学校の先生です。そしてお父さんはなんとミュージシャンです。彼にギターを弾いてもらったことがありますが、とても上手でした。自慢のお父さん、お母さんだと思います。
そんな家族に囲まれて暮らした1ヵ月はとても楽しいものでした。最初の1週間は日本が恋しいというか、日本語が通じるところに行きたい、日本語が見たいという気持ちでいっぱいでした。しかしその1週間が過ぎると、気持ちにもだいぶ余裕がでてきて、そこからはもう寂しくありませんでした。
私はエイディーンが大好きです。一緒にフットボールというバスケとサッカーが混ざったようなスポーツの練習を毎週欠かさず行っていました。毎週月曜日には演劇クラブにも行ったし、一緒にケーキも作ったり友達と放課後遊んだりもしました。帰るとき、何回も何回もハグしました。最後の日になってまで私は帰りたくないと思いました。
私はこの体験で「もっと英語が話せるようになりたい」と思いました。文法も大事ではあるけれど、発音である読みも同じくらい大切だと思います。
もう一度アイルランドを訪れたいと思います。 |