5月9日水曜日、「STAND〜Sendai Takes Action No Drinking & Driving」が行われました。これは、仙台育英生徒会が中心となり2009年からスタートした飲酒運転根絶のためのプロジェクト。仙台育英学園高等学校生徒のみ参加の限定ライブです。昨年は震災の影響で開催できなかったものの、今年は無事実施することができました。会場の仙台サンプラザには仙台育英の生徒1600人が集合しました。
Date fmのパーソナリティ野口あきこさんの司会で、イベントは進行されました。最初に、松崎くん(特別進学コース3年)によるメモリアルポエム「夢の途中」の朗読。続いて、生徒会からの挨拶。生徒会長の小野寺さん(特別進学コース3年)は「仙台育英学園の生徒としてこのSTANDプロジェクトをとおして、飲酒運転が社会からなくなる日に向けて私たち高校生が呼びかけ、行動をおこしていきます」と力強く宣言しました。
そして、いよいよアーティストによるステージがスタート。『STAND』の趣旨に賛同した3組のアーティスト、熊谷郁美さん、LGMonkeesさん、Noaさんが素敵なライブを披露してくださいました。その様子を紹介しましょう。
最初に登場したのは出身地の気仙沼を拠点に活動するシンガーソングライター・熊谷郁美さん。熊谷さんが『雲の遥か』を歌いだすと、それまでざわついていた会場が一瞬にして静まりかえり、歌声とピアノだけが会場中に響き渡りました。最後に「この曲は、これから未来を担っていく皆さんと一緒に歌えたらいいなと思います」と言って、『ぼくらの声』を披露してくれました。
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続いて登場したのは、福島県出身のヒップホップ系シンガーLGMonkeesさん。ヒット曲『3090』のイントロが流れると会場から歓声があがり、一気にヒートアップ。LGMonkeesさんは飲酒運転根絶という今回の趣旨について「みんなが大人になってお酒が飲めるようになったとき、今日のことをぜひ思い出してください」と言って、生徒たちに「約束してくれますか?」と問いかけると、会場からは「いいとも!!」と元気な返事が返ってきました。
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柔らかなシフォンの衣装に身を包んだNoaさんがステージに現れると会場の女子たちから「カワイイ!!」の声が。『Pain』などの曲を歌ってくれました。Noaさんは「自分ひとりの気持ちで、奪ってしまう命もあるかもしれないということ、そのことだけはを忘れないでください」と飲酒運転根絶のメッセージをくれました。
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Special LIve |
Noa+LGMonkees+I-Lions |
最後は、NoaさんとLGMonkeesさんによるコラボレーションライブ。人気曲『life』が歌われました。そして、Noaさんの紹介で特別ゲストが登場。ステージに現れたのは、本校チアリーダー部、その名も“I-Lions”。二人が歌うヒットナンバー『Grateful Days』に乗せて、元気いっぱいの演技を披露しました。今回限りの“夢のコラボレーション”に、会場の盛り上がりは最高潮。会場全体が一体となって盛り上がる中、ライブは幕を閉じました。
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今年も『STAND』では、仙台育英生みんなで楽しさを共有し、飲酒運転根絶への決意を新たにしました。仙台育英は、今後も学校全体で飲酒運転根絶に向けた活動を続けていきます。
なお、当日の様子は、5月22日(火)夜7時からDate fmの特別番組放送されました。
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*ライブ終了後… |
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ライブ終了後、熊谷郁美さん、LGMonkeesさん、Noaさんが、チアリーダー部と生徒会執行部を訪ねてくださいました。
みなさん、本当にありがとうございました!! |
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