『宮城野萩だより』Vol.10
支部だより
 
新支部長
日下 裕信
各支部の活動状況
白石・刈田支部からの報告
 
熱意は力なり

 平成十八年度より微力ではありますが、支部長を仰せつかりました。
 年間行事の一つに、仙南三地区教育懇談会がございます。お忙しい中、加藤雄彦校長先生を始め多くの先生方にご出席いただいております。加藤校長先生から学園の教育面・生活面のお話を伺い、また、保護者からの質問にも丁寧にお答えいただきました。話の中で子ども達の必ず目標にたどり着こうとする熱意、やり遂げようとする意気込みの凄さに感心させられました。それには、生徒自らの熱意・やる気はもちろんのこと、加藤校長先生を始めとする教職員の皆様と保護者の皆様の力が最大の要因になっていると感じております。
 最近の教育は暗いニュースばかりが取り上げられ、学校教育・社会教育・家庭教育の在り方という根本的な問題にまで至っております。このような複雑かつ多用なニーズが氾濫する難しい社会の中にあって、仙台育英学園における教師、保護者、生徒の深い絆は大きな財産であり、誇りであると感じております。
 懇談会の前日に甲子園出場が決まったこともあり、仙南三地区合同の懇談会は活発で中身の濃い有意義なものとなりました。また、この場をお借りし、三地区の事務局をしていただいた大河原・柴田支部長の水戸久美子さんに心より感謝申し上げます。
 私が当支部の運営にかかわっていく中で、多くの保護者・教職員の皆様方との出会い、ふれあいは一番の勉強となり、大きな財産となりました。生徒の皆様におかれましても、今まで出会ってきた友達、そしてこれから出会うであろう多くの友達、人との出会いを大切に仙台育英学園での生活を楽しんでいただければと期待しております。
   
前支部長
山家 一彦
魅力ある学園

 平成十六年度及び十七年度の二ヶ年間、白石・刈田支部長を務めさせていただきました。この間、学園の先生方、顧問の先生、そして役員、保護者の皆様には、ご指導、ご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
 当支部では、毎年「仙南三地区教育懇談会」を大河原・柴田、角田・丸森、白石・刈田地区合同で開催しております。学園からは加藤雄彦校長先生をはじめ各コースの先生方、PTA会長様、教育振興会・同窓会会長様にもご参加いただき、保護者も会食を共にしながら、自由で率直な話し合いができる大変意義のある会となっております。
 教育懇談会をはじめ、支部事業、学園事業の折々に加藤校長先生、諸先生方のお話を伺いますが、教育理念や子ども達のこと、学園のこと、その内容のすばらしさ、真剣で情熱的な想いが心底伝わります。とても力強く、頼もしく、魅力的な先生方の温かく熱い心に感銘しました。このようなすばらしい学校と先生方に恵まれ、学ばせていただく子ども達は、大変幸せ者です。
 一世紀にわたり建学の精神を継承し、常に先進的で創造的で、多彩な教育を実践されている仙台育英学園は、指導力と慈愛の溢れる先生方、設備の整った教育環境と、すべてにおいてすばらしい学園です。
 子どもの意欲を喚起し、最大限の能力が発揮される教育、夢と希望をもって努力すれば夢に近づき、夢が叶う、叶えてもらえる仙台育英。
 我が息子が、三年間素晴らしい環境の中で学ばせていただいたこと、親として共に三年間学園と関わらせていただいたことに深く感謝致します。この感謝の気持ちと、学園の素晴らしさを多くの地域の方々に伝えたいと思っております。
 今後も魅力ある学園であるよう期待し、仙台育英学園の益々のご発展と、ご活躍をお祈り致します。
   
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